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土鍋でご飯を炊く方法は?土鍋を使った美味しいお米の炊き方を大公開!

突然炊飯器壊れた時に助かる土鍋でご飯の炊き方をご紹介していきます。土鍋でのご飯の炊き方は、時間にして最短30分。炊飯器の早炊き機能と同じ時間で旨みいっぱいの土鍋ご飯をどうやったら炊くことができるのかぜひチェックしてみてください。
2020年8月27日
kawakawaken5
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困ったときに土鍋ご飯

炊飯器はもういらない土鍋ご飯

炊飯器の種類が増え、様々な性能を取り揃えた文明の機器がある中で、美味しいご飯を炊く道具と考えるとやはり土鍋が思いつきます。土鍋を使えば釜で炊飯したときのようにお焦げを作ることができるうえに、実は炊飯器よりも時間がかからないというメリットもあります。美味しい白米を土鍋で炊飯してみましょう。

美味しい土鍋ご飯は見栄えもいい

土鍋ご飯の良さは、美味しいという主観的なものだけではなく写真映えするというのもあります。炊飯器で炊き上げた白米は、その工程がどうしても簡単になってしまいます。しかし、土鍋での炊飯は白米と水の分量、火加減、時間の調整など簡単ではあるが自分なりのこだわりが感じさせることができます。簡単なレシピのなかでもこだわりを感じられる白米の写真を撮ってみましょう。

土鍋はどんなものを使うのか?

土鍋には二種類ある

土鍋ご飯の炊き方でまず注意しなければならないのが、土鍋の種類になります。家庭で土鍋ご飯を炊飯するときは、炊飯専用の土鍋と普段鍋料理に使っている土鍋かによって微妙にご飯の炊き方が変わってきます。どちらも問題なく炊くことができるので、まずは自分の使う土鍋の種類を確認しましょう。

炊飯専用の土鍋の炊き方:注意点

炊飯専用の土鍋を使う場合の炊き方の注意点としては、その土鍋についた説明の通りに白米を炊くことです。専用の土鍋には、米の合数や火加減、浸水なしなのかどうかなど細かく設定されている場合があるのでそれをしっかりとチェックしましょう。

鍋料理の土鍋の炊き方:注意点

鍋料理の土鍋を使う場合の注意点は、米の量の加減を考えることです。土鍋での炊き方で注意しなければならないのが吹きこぼれです。これによって、米が増えすぎてしまい途中で蓋が空いてしまうと蒸らしができないので注意です。そこで、鍋料理の土鍋を使うならば炊き上がり白米が6~7分目になるように調整する必要があります。そのため、炊く前に土鍋に炊き上がったご飯を敷いてみて何合まで白米が炊けるかをチェックしておきましょう。この工程を踏んでいないと量が多すぎて失敗とご飯を勿体ないことになってしまうので初挑戦の場合は、必ずチェックしておきましょう。

土鍋ご飯の洗い方の基本

白米を美味しく炊飯するための基本

白米を美味しく炊飯するための簡単な工夫としては、最初のとぎ汁はすぐに捨てることです。白米を研ぎ初めて最初の水には、ヌカや汚れが多くついています。また、白米は水を注いだ瞬間から水分を吸収していくのでこの汚れたとぎ汁から、汚れを吸水する前に捨ててしまうの白米を美味しく炊き上げる簡単レシピの基本となります。


流水で常に米に動きを

また、ご飯を炊く際の洗い方の基本としては流水で洗うことがおすすめです。水は少量で、汚れを吸水させないようにというやり方もありますが、流水を使うことでつねに米を動かすことができます。米に動きができると米を欠けることもなくしっかりと汚れを落とすことができ、ムラなく米を研ぐことができます。そのため、米を研ぐ際には流水で常に水を補給するようにしましょう。

米の洗い方に違いはあるのか?

米の洗い方は変化なし

土鍋でご飯を炊く際の米の研ぎ方に違いはありません。いつものご飯を炊くような研ぎ方をして問題ありません。洗剤なんかを入れる人はいませんよね。ここでは普段ご飯を炊飯するときでも使うことのできる米の研ぎ方を何種類かご紹介していきます。白米をより美味しく食すためにぜひチェックしておきましょう。

米の研ぎ方①「拝み洗い」

白米の研ぎ方として簡単な工夫が拝み洗いになります。拝み洗いは、米を手のひらで掴んで拝むようにして米同士をこすり合わせて洗う方法です。この方法ですと、絶妙な力加減で米の汚れが綺麗に取れ甘味をました白米を炊き上げることができます。よくある間違えとしてギュッギュッと力加減を考えずに米を研ぐ方がいますが、米が割れてしまう必要があるので気をつけましょう。

米の研ぎ方②「すすぎ洗い」

もう一つよくある洗い方としては、「すすぎ洗い」が簡単です。すすぎ洗いは、始めに水を米に注いで素早く捨てます。その後、再び水を注いで素早く全体を優しくすすいでいきます。この工程を水のにごりが少なくなるまで行います。ここで、よく行ってしまう間違いとしては、ザルをつかうことがあります。ザルの網目で汚れが綺麗に落ちる気がしますが、実は網目に米が引っかかってしまい米が壊れる原因の1つですので、米をザルで洗うのは控えましょう。

炊飯前に浸水なし?あり?

炊飯の際の「浸水」とは

土鍋ご飯と炊飯器で炊くご飯のレシピで最も大きく異なるのが浸水なしありという言葉です。ご飯の炊飯においての浸水とは米を水に付けて水分を含ませるかどうかということです。浸水なしとありで炊飯時間が大きく異なるのでそれぞれの場合をチェックしておきましょう。

浸水なしの場合

浸水なしの場合は、米を研ぎ終わったらすぐに火にかけるのですが正直簡単ではありません。浸水なしの場合はどうしても火加減や時間に気を使わなければ米の芯が残ってしまいます。その代わり、炊飯器の早炊きのように時間を短縮することができます。失敗の少ない簡単レシピとしては、強火で一気に沸騰させ、その後最も弱い火加減で15分以上時間をかけて炊き上げます。慣れが必要ですので土鍋ご飯初挑戦の場合は避けたほうがいいかもしれません。

浸水ありの場合

浸水なしに比べれば時間がかかってしまいますが、浸水ありの場合は米の芯が残りにくく簡単に土鍋ご飯を炊くことができます。浸水時間は季節や乾燥加減によって異なります。簡単な目安として、乾燥しにくい夏の時間は30分、乾燥しやすい冬の場合は1時間と覚えておくといいでしょう。そして、浸水ありの場合は土鍋に米を入れた状態で放置することは避け、からなずボールや炊飯器の釜で浸水時間を経過させましょう。土鍋に入れたままだと、土鍋の劣化につながるので注意です。


最適な水の量とは?

2合・3合と水の量は等倍

土鍋ご飯で大切なのが水の量ですが、なにも1滴のミスも許されないというわけではありません。2合・3合とその水の量はきれいに等倍させればOKです。目安としては、1合に対して200mlの水を加えるようにしましょう。また、この水の量もある程度の基準ですので少し柔らかめにしたい場合や、古米などの古い米で炊き上げる場合には、+50mlの水を加えると調整ができますので試してみましょう。特に古米を使って炊き上げる場合には浸水なしは控え、水の量は多めを心がけると美味しくご飯を炊き上げることができます。

使うと便利炊飯器の釜

水の量の調整が大変という方におすすめしたいのが、炊飯器の釜を使って水の量を図る方法です。時間のない一般家庭ですと炊飯器の釜に米を入れて研ぎ、炊飯まで行いますが、この方法は釜を炒めるので実はおすすめできません。しかし、水の量を図ることにおいては、普段どうりのやわらかさを出すのに普段使っている炊飯器の釜のメモリを使っての水の軽量は馬鹿にできません。土鍋ご飯初挑戦の場合には普段使っている炊飯器の釜で浸水を行い、そのまま土鍋に入れて炊き上げるのが簡単レシピの1つになります。

炊飯中の火加減は?

懐かしの呪文を思い出そう

炊飯中の火加減として思い出して欲しいのが子供時代の飯盒炊爨などで繰り返されてきた呪文「はじめチョロチョロ中パッパ、赤子が泣いても蓋取るな」という言葉です。時間までは明文化されていませんがこれが、火でご飯を炊く際の基本となります。しかし、土鍋ご飯は飯盒炊飯のように熱が伝わりにくいものではないので、強火にする必要がなくイメージとしては子供寝つかせるようにじっくりと火を通していくのが基本レシピとなります。

土鍋ご飯は強火なし

土鍋ご飯を炊き上げる際の火加減に強火はありません。まずは、土鍋を中火にかけて沸騰するまで待ちます。ここでは、沸騰しているかどうかを確認するために土鍋の蓋をとって確認していただいて大丈夫です。沸騰してきたら弱火にして、15分炊き上げます。この時には絶対に蓋を取らないようにしてください。15分経ってから蓋をとって残った水分量を確認します。米の表面に大きなブクブクや水分が残っている場合には再度蓋をして弱火で2分間隔で火にかけて水分を飛ばしましょう。この時に焦って中火や強火で加熱しないように注意しましょう。

火加減以上に大切なもの?

ご飯の美味しさはこれで決まる

土鍋ご飯のレシピの最後の工程にして最も大切な工程が「蒸らし」になります。土鍋ご飯での蒸らしは、特に特別な作業は必要ありません。ステンレス性の鍋と違い土鍋の保温率はとても高くそのまま放置するだけで、ちょうどいい熱を保ってくれます。そのため、行う注意としては冷たい場所に置くことを避けることです。一番いいのは、鍋敷きなどを敷いたところに置くのが一番無難なので鍋敷きがある場合には使ってみましょう。

おこげを作るには?

これまでの工程で十分美味しい土鍋ご飯を楽しむことができますが、火を使って炊き上げたご飯の醍醐味と言えばパリパリのおこげです。しかし、このおこげがなかなかに難しいのです。強火でガッと加熱すればいいように感じる方もいるかもしれませんが、それだとおこげというよりも炭化した焦げになってしまいます。そのため、おこげを作る際は蒸らしを行う前に中火で10秒から30秒ほど短時間加熱しましょう。土鍋によっても異なるので、基本パターンと何パターンか加熱する時間を増やしたり減らしたりして調整しましょう。


土鍋ご飯に合う簡単おかずレシピ

土鍋ご飯に合うおかず①「生姜焼き」

土鍋ご飯に合うおかずはたっぷりと生姜を使った「生姜焼き」がおすすめです。濃い味のおかずはご飯が進むとともに、土鍋ご飯の甘味をしっかりと感じさせてくれます。タレの染み込んだご飯はいくらでも食べることができると錯覚してしまうほど美味しいものです。ご飯に合うおかずに悩んだらぜひ試して見てください。

土鍋ご飯に合うおかず②「最強卵」

土鍋ご飯の最も簡単で最強のおかずの1つである「卵かけご飯」も土鍋ご飯でぜひ試して見て欲しいものです。土鍋ご飯だからこそ感じれる豊かな香りと卵の風味を感じることができるので、ご飯を食べるというと「卵かけご飯」という方も多いのではないでしょうか。また、ほかのおかずとは異なり深くこだわろうと思っても、1000円はかからないという安価で作ることのできる点もプチ贅沢としておすすめです。

土鍋ご飯の炊き方:まとめ

いかがでしょうか?今回は炊飯器のない時に簡単にご飯を炊くことができる土鍋ご飯の炊き方に付いてご紹介してきました。土鍋ご飯は電気炊飯器と比べて時間短くしたり、長くしたりと自分で調整できるのが面白いところです。ご紹介した炊き方でぜひ挑戦してみてください。

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