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床をDIYでセルフリフォーム!自分で床を簡単に張り替える方法やコツを紹介!

床をおしゃれなものに張り替えしたいという方や、床が古くなって一からリフォームしたいという方もいるのではないでしょうか。今回はそんな方のために床をDIYでセルフリフォームする方法をまとめます。元々の床に床材を貼るDIYや、一からリノベーションする方法もあります。
更新: 2021年2月18日
大石ゆう
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床をDIYでセルフリフォームしたい!

Photo byDarkWorkX

床のリノベーションにはDIYで簡単にできるシートを使ってのセルフリフォームの方法もありますが、中には既存の床を剥がして全部張り替えをするという方法もあります。

後者は特に、DIYではなく業者に頼むしかないと考える人もいるかもしれませんが、実はそれも自分で行うことができます。今回は簡単なセルフリフォームから大々的なリノベーションまで幅広くお伝えします。

床を自作でリノベーションできる?

床DIYには方法がある

Photo byPexels

床のDIYと聞くと、真っ先に思い浮かぶのが業者に頼むことである人もいるのではないでしょうか。業者に頼まないと床のリフォームは難しいと思われがちですが、実はそんなことはありません。簡単に床の上にシートを貼ったり、床材を乗せて床のデザインを変えられる方法なんかもありますし、全部を剥がして張り替えるという方法もあるんです。

DIYでセルフリフォームも十分可能!

Photo byAlexas_Fotos

今は昔よりもDIYの方法がいろんなところでシェアされていたり、DIY用の床材が販売されていたりするので十分セルフリフォームができる環境が整っているんです。

また、簡単にシートを貼るだけ、床材を乗せるだけの方法だけでなく、全部剥がして張り替える方法も、実際に作業している動画を上げている人もいるのでそれを見れば自分でリノベーションも可能です。

床をセルフリフォームする場合の方法とは

簡単にシートでリノベーションする方法

床を自分でリノベーションする方法には種類があります。まず一つ目がシートを使った方法です。シート状になった床材を既存の床に張るだけで自作できる床材です。

シートの裏側は粘着物質が付いてるものやボンドを付けてから貼り付けていくものもあります。賃貸だとリフォームできないかと思われがちですが、中には剥がせるタイプもあるのでそれを使えば賃貸でも十分リフォームできますよ。

置くだけのリノベーション

床材には、他にも置くだけでできるタイプもあります。これはシートと違ってはめ込んで置いていくタイプなので、賃貸の方でシートで自作するのは心配だという方は、こちらのはめ込みタイプの床材を使うのがいいでしょう。はめ込みフローリングはまた、外して再利用もできるので、その点もおすすめです。

床を剥がした大々的なリノベーション

床がたわんでしまったり、傷んでしまった場合は床を剥がして一から作りなおしていくという方法もあります。もちろんこうなると、作業も大変ですし、慣れていない方は特に業者に頼んだ方が安心ですが、もちろん自分でできないこともありません。

自分でやる分費用は抑えられますし、一からリノベ―ションをしたいという方に向けた動画もありますので、そちらを参考にしてください。

床をDIYでセルフリフォームする方法をご紹介!

Photo bycoyot

ではさっそく、床を自分でリフォームする方法をまとめていきます。先ほどあったように、床材の違いでDIYの方法をさまざまあげていきますので、使おうと思っている床材に合わせた自作方法を見てみてください。古い賃貸のフローリングをおしゃれにしたいという方や、お家の模様替えに床のデザインを変えたいという方はぜひ参考にしてくださいね。

床をDIYでセルフリフォームする方法①

シート状の床材でセルフリフォームに挑戦!

Photo bySkitterphoto

始めはシートを使った自作方法です。この動画では、粘着にボンドを利用しているのでボンドタイプのシートを使う方は参考にしてみてください。使うものにはヘラやローラー、クシ、カッターや定規が必要です。

またその他に、コーナーカッターがあると楽に作業できるようです。大変な作業に思われがちですが、一つ一つ確認しながら作っていけば問題なく仕上がります。

シートの床材の自作方法


埃やゴミがフローリングに残っていると、シートを貼ったときに凹凸ができてしまったりするのでしっかり掃除をしてから行うのが大切なコツです。仮置きして10cmのりしろを残してカット。

壁の凹凸部分も残して床に広げていきましょう。ボンドを塗っていきます。ボンドをクシで伸ばし、シートをゆっくり乗せていきます。空気を抜きながら貼り、のりしろや継ぎ目部分をカットしたら継ぎ目材を塗って完成です。

床をDIYでセルフリフォームする方法②

置くだけフローリングで賃貸も安心

Photo by casek

次は置くだけでリフォームができる方法です。これは床に貼り付けるのではなく、床材を置いていくだけなので賃貸でも床を傷つけずにリフォームできますし、シートではヨレやすい部分もありましたが、こちらはその心配も少なくて済みます。いろんなタイプの床材があるので、やりやすさやデザインを考慮して選んでください。

置くだけフローリングを使った自作方法

次は置くだけタイプを使った方法ですが、まず材料には定規、差し金、鉛筆、カッターやのこぎり、カンナやサンドペーパーがあります。掃除を行い、端から順に置いていきます。

温度変化で伸縮するため、5mmの幅を開けておくと良いようです。端部分はカッターでカットし、サンドペーパーで処理。一列ずつきれいに乗せていきましょう。コツはやはり、しっかりと繋ぎ合わせて置いていくことです。

床をDIYでセルフリフォームする方法③

はめ込みタイプの床材でリフォームする

Photo bystevepb

次も置いて使うものではあるのですが、しっかりした木材でできたタイプで、床にボンドで固定して付けていくものです。

シートなんかはクッション材だったりして本物ではない感じがしますが、このタイプは木材を使っているのでリフォームしたのか分からないほどきれいな床にすることができます。木材をカットしたりするので、丸ノコなどがあると便利です。

はめ込みタイプの床材の自作方法

掃除を終えたらガイドラインを引き、端から二列目に一列置き仮置きしてみます。余分な部分はカットしてサイドもきれいにはめ込んでいきます。一列目部分にはめる床材を必要分カットして仮置き。きれいにはまることが確認できたらボンドをつけ、はめ込み、さらに釘を打って固定。二列目以降もこの手順でボンドと釘で固定していきます。

床をDIYでセルフリフォームする方法④

畳の上から簡単リフォーム

Photo by ototadana

次は、畳をフローリングにしたいという方向けの動画です。畳の上にシートを置くだけでできる簡単セルフリフォーム。特に貼り付けなどはしておらず、部屋の大きさにカットして乗せ、画びょうで止めているだけの簡単リフォームなので簡単に変えたいという方向けです。

この場合、畳を外しているわけではないので畳のカビや虫が心配だという方は5番目の動画を参考にしてください。

畳を簡単にセルフリフォームする方法

まずは部屋に置いてある荷物をどかし、掃除を済ませましょう。シートを部屋にまずは敷くとこから始めます。必要分をカットし、柱がある部分など丁寧にカットしながら作業していきます。

この方は墨を画鋲で止めるだけで仕上げています。また、この動画のコメントにありましたが、敷いただけでは下に虫がわくことがあるようなので、下に防虫シートなどを張っておくとよいようです。

床をDIYでセルフリフォームする方法⑤

畳を自作でフローリングに張り替える

Photo by yto

次は畳をフローリングに張り替える方法です。先ほどの動画は畳の上からシートを置いていましたが、こちらは畳を外してフローリングにしています。ちなみに、動画の方は六畳の畳をフローリングに張り替えていますが、全部で9万円程度でリフォームできたそうです。業者に頼むより安くなりますし、綺麗に仕上がるのでぜひ参考にしてください。

畳を自作でフローリングへ張り替える方法

畳をフローリングにする方法ですが、まずは畳を外し、厚みを測っておきます。畳を外し、床をきれいに掃除しましょう。フローリング用の床材と合わせて畳と同じ厚みになるような厚みの断熱材を置いていきます。

断熱材を置いたら床材を置いていきます。デザインを交互に置いていくことで歪みにくくなるようです。全部置き終えたら巾木を貼り付けて完成です。


床をDIYでセルフリフォームする方法⑥

バスルームの床だって簡単にリノベーションできる!

Photo byjeanvdmeulen

次はお風呂の床を自作でリフォームする方法です。お風呂の床は張り替えるのが難しいかと思うかもしれませんが、意外と簡単にできるようです。また、この動画の方はお風呂の浴槽の色も変えて全体を模様替えしています。床が冷たいとか、あまり気に入らないという方はお風呂の床も変えてお風呂の時間も楽しくなりそうですね。

バスルームの床を自作でリフォームする方法

まずは床をきれいに掃除しておきましょう。これはどこの床でも基本の作業。床を乾かし、床の大きさにシートをカットしましょう。下地補修材を作り、床にまんべんなく塗っていきます。

凹凸がある部分には埋めるように塗っていきましょう。下地が乾いたら接着剤を作ってさらに床に塗っていきます。端からシートを乗せ、貼り付けます。ヘラやローラーでしっかり貼ったら養生してコーキング材を塗って完成です。

ユニットバスのリフォームが気になる方はこちらもチェック!

こちらの動画では、床のリフォームのみを扱いましたが、浴槽の色の変え方や賃貸の方のリフォーム方法が気になる方はこちらの記事を読んでみてください。

床を剥がして大々的にリフォームする方法①基本

まずは基本的な床の剥がし方を知ろう

Photo byFree-Photos

床がたわんでいたり、傷んでいるので一から大々的に張り替えたいというお家もあるでしょう。そんな方に向けた動画も探してみました。まずは基本の床の剥がし方から。床を剥がすといっても、何も知らずに行うと怪我をしてしまったり、効率よくできずに無駄に疲れてしまったりします。動画を参考に床を剥がしていきましょう!

床の剥がし方

フローリングの剥がし方に使うのは、かなづち、大・中バール、インテリアバール、ペンチ、滑り止めの付いた手袋です。まずはめくり始めを作るために、かなづちでバールを押し込んでいきます。

丸ノコがあるかたは丸ノコを利用してめくり始めを作っていきましょう。少し捲れたらインテリアバールをかませながらバールで剥がしていきます。一枚捲れたらあとは大バールで全体を剥がしていきます。

床を剥がして大々的にリフォームする方法②実例

床を剥がしてセルフリフォームする方法:前編

まずは基本にあったように、床を剥がしていきます。バールやかなづちなどを丁寧にはがしていきます。床の作りによって、剥がす作業も異なってくるようですが、基本的にバール丁寧に剥がしていくようです。

剥がしたら根太の釘を処理していきましょう。ボンドで残った木材も丁寧に外し、凹凸がないようきれいに表面を処理していきます。きれいに仕上げるためのコツはやはり、この剥がしの作業。凹凸がないように仕上げてくださいね。

床を剥がして大々的にリフォームする方法:後編

床の表面がきれいになったら、次は床を作っていく作業に入ります。根太の間にサイズの合った補強材をはめ込んでビスで固定。次は床の下地を乗せていきます。下地を乗せたらビスで根太に下地をしっかりと固定。

下地の上に下地の継ぎ目とずらしてコンパネを敷き詰め、釘で固定します。段差があるところにはベニヤ板などを敷いてフラットにしています。この方はさらに、ボンドで貼り付けるタイプのシートを付けて仕上げています。

床DIYでリノベーション実例をご紹介!

穴の開いたトイレの床をおしゃれな床にチェンジ

毎日生活していると、床に穴が開いてしまった!という事態も起きることでしょう。また、ペットを飼っているお家だと床に傷がついてしまっているという人も。そんなときは簡単にシートを貼り付けるだけでできるリフォームがおすすめ。自分でシートをカットしてきれいにつなぎ合わせれば自分で作ったとは思えないほどきれいに仕上がります。

三角の形の床材がおしゃれ


こちらは三角の床材を組み合わせ、さらに隙間をコーキングしてリフォームしている様子です。デザインも独特で、おしゃれな感じがしますね。

もちろんこういった変わったデザインのリフォームを業者に頼むとなるとお金がかかりますが、自分で張り替えればそれより安く仕上がります。大変ではありますが、達成感も愛着も感じられるのではないでしょうか。

原状復帰をしたい方はマスキングテープや養生テープを使おう

床材の貼り付けにはボンドを使っているものがありましたが、原状復帰をしたいと考えた場合それだと剥がせなくなってしまいます。

この方は床の上にマスキングテープや養生テープを貼り、その上に強力両面テープを貼り付けて作業しています。賃貸の方で床をリフォームしたい場合、置くタイプの物だと高くつくものもありますが、養生テープとシート利用ならさらに安くリフォームできそうです。

自分好みの部屋を手軽に実現

好みが変わったり、賃貸のお部屋を自分好みのお部屋にしたいと思った場合、大々的なリフォームを業者にお願いすることもできますが、お金がかかるもの。できるだけ安く行うならやはりDIYがいいでしょう。今はDIYグッズも多くそろっているので、床だけでなく壁も張り替えて全体を自分好みの部屋にリフォームすることができますよ。

床をDIYでリノベーションして素敵なお部屋に

セルフリフォームでおしゃれな床にチェンジ!

Photo bymessomx

毎日生活するお部屋の床が気に入らないと、見るたびにげんなりするものです。始めは気に入っていた床も、使っているうちに飽きてしまったり、傷ついてしまうこともあります。

そんな床でも、自分でリフォームしてしまえばおしゃれな床に変えることができます。柄もさまざまあるので、おしゃれなカフェ風のものシンプルなものなど、いいなと思った床材を選んでください。

セルフリフォームすれば毎日が楽しくなる

Photo byFree-Photos

床を自分好みのイメージに変えることができたら、気分も新たになりますし、毎日の生活が楽しくなるものではないでしょうか。

セルフリフォームやってみたいけどちょっと怖いな、と思う方はまずは小さな範囲でできるトイレや玄関から挑戦してみてもいいですね。DIYは大変な作業ではありますが、仕上がった時の喜びは格別です。ぜひ床のリフォーム、自分で行ってみてください。

まとめ

Photo by Fushichiyo

今回は床のDIYについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。シートや置くタイプの床材を使えば簡単に床を変えることができるというのが分かっていただけたのではないでしょうか。

床の張り替えであっても、一つ一つの工程を丁寧に行っていけばできない作業ではありません。どんな床にしたいですか?まずは素敵な床材を見つけるところから始めてみてくださいね。

場所ごとのリフォームが気になる方はこちらもチェック!

床のリフォームについて、畳からフローリングに替える方法や賃貸の床をリフォームする方法など自分に合ったリフォームをより詳しく解説したものもありますので、こちらも合わせて読んでみてください。