ユキノシタってどんな植物?花の時期、鉢植えでの育て方や剪定方法までご紹介!のイメージ

ユキノシタってどんな植物?花の時期、鉢植えでの育て方や剪定方法までご紹介!

ユキノシタとはどのような植物なのかご存知でしょうか?ユキノシタは全国的に見られる野草であり、よく見るととても美しい花を付ける馴染み深い植物です。今回はそんなユキノシタの特徴、開花時期、鉢植えでの育て方や剪定方法などを解説していきます!

2019年05月22日更新

T・S
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元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!
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目次

  1. ユキノシタってどんな植物?
  2. ユキノシタの特徴
  3. ユキノシタの花言葉と風水
  4. ユキノシタの種類
  5. ユキノシタの販売価格は?
  6. ユキノシタの育て方・栽培方法①環境
  7. ユキノシタの育て方・栽培方法②用土・植え方
  8. ユキノシタの育て方・栽培方法③水やり・肥料
  9. ユキノシタの育て方・栽培方法④植え替え・増やし方
  10. ユキノシタの育て方・栽培方法⑤手入れ・剪定
  11. ユキノシタの育て方・栽培方法⑥病害虫・その他
  12. まとめ:ユキノシタってどんな植物?

ユキノシタってどんな植物?

日本には沢山の野草が生えていますが、その中でもよく知られている種類の一つが「ユキノシタ」です。ユキノシタはとても可愛らしい花を付ける植物であり、実は食用ににすることも可能な、有益な野草です。今回はそんなユキノシタの特徴、開花時期、鉢植えでの育て方や剪定方法などを解説していきます!

ユキノシタの特徴

ユキノシタとは?

ユキノシタは、ユキノシタ科ユキノシタ属に分類される植物で、日本であれば本州~九州に分布しており、中国や朝鮮半島でも見られます。ジメっとした日陰を好む、常緑の多年草です。画像のように丸い葉を持っており、お庭のグランドカバーにも使われています。

ユキノシタは育てやすい?

育てようと考えている方にとって大切なのが栽培難易度ですよね。ユキノシタは自然に自生している野草ですので、育て方は非常に簡単です。一度適切な場所に植えられたら、お手入れしなくても育ってくれるような植物ですので、初心者の方も安心して育てられます。

ユキノシタの開花時期

ユキノシタは画像のような、上3枚が小さく、下2枚が大きい花を付けるのが特徴です。開花時期は5~7月頃で、春~夏にかけての花ですね。花茎の高さは20~50㎝ほどあります。この花はあまり大きくはないのですが、近くでみるととても美しいのがポイントですね。

ユキノシタは食べられる植物

実はユキノシタは食べられる野草でもあります。葉は山菜として扱われており、天ぷらにしたり、ゴマ和えにしたりするのが一般的ですね。花は基本的に食べません。また、生薬としてもかつては扱われており、「虎耳草(こじそう)」という名で知られています。

ユキノシタの花言葉と風水

ユキノシタの花言葉は?

贈り物に使う際に知っておくべきなのが花言葉ですよね。ユキノシタの花言葉は「好感・恋心・博愛・切実な愛情・深い愛情」といった言葉があります。どれも恋や愛にちなむ言葉となっていますので、好感のある相手に贈ると良いかもしれません。

ユキノシタの風水は?

自宅のお庭で育てる際は風水も知っておくと良いでしょう。ユキノシタは湿度のあるジメっとした場所を好む植物ですので、トイレの外などのジメっとした湿気を吸収させるのに良いとされています。しかし、実はユキノシタを植えすぎるのには注意が必要。あまり沢山植えると陰気が多くなりすぎてしまい良くないとされています。適度な量だけ育てるのがおすすめです。

ユキノシタの名前の由来は?

ユキノシタという名前の由来も気になりますよね。こちらはいくつかの説があり、「葉が常緑で、白い班が雪が積もっているように見立てられた」という説が知られています。他にも、雪が積もっている時も緑の葉があるからといった説もあります。また、学名が「サキシフラガ・ストロニフェラ」ですので、サキシフラガという名前で流通することもあります。

ユキノシタの種類

ユキノシタの種類①ユキノシタ(本種)

画像の花が本種になります。本種は本州~九州に分布しており、よく見かけますね。自生するだけではなく、育てる方も沢山います。開花の季節は梅雨頃。花弁の上3枚が赤・ピンク色になることと、葉に白斑が入るのが特徴です。

ユキノシタの種類②ハルユキノシタ

こちらは本種よりも早い時期に花を付ける種類で、4~5月の早い季節に楽しめます。関東~近畿地方に分布しており、山間部に行くと見つけられるでしょう。こちらは花弁の上3枚に黄色の点が付いているので、すぐに本種と見分けられます。また、葉には白斑がありません。

ユキノシタの種類③ダイモンジソウ

こちらは名前の通り、「大の字」に見えるのが特徴の種類です。本種よりも下の2枚が大きいですよね。こちらは開花の季節が違い、秋時期に見られます。また、分布も北海道~九州と広いのが特徴で、海岸付近でも見ることが出来ます。寒い季節にユキノシタのような植物を見たら、ダイモンジソウの可能性があるでしょう。

ユキノシタの種類④ジンジソウ

こちらは「人」の字に見えることから「人字草(ジンジソウ)」と名づけられています。下2枚がとても長く、人の字のようですよね。上の花弁には黄色い点があるのが特徴。こちらは関西より西の地方で見られます。9~11月の肌寒い季節に見られたら、ジンジソウの可能性があるでしょう。

ユキノシタの販売価格は?

ユキノシタの販売価格

気になる販売価格ですが、栽培が非常に簡単な植物ですので値段も安く、1ポット200~500円程度で販売されています。店頭であればもっと安く販売されることもあるでしょう。斑が綺麗に入る種類は値段が少し高くなり、500~1000円ほどになります。種は流通していませんので、種まきをしたい方は自分で育てて採集しましょう。

ユキノシタの選び方

ネットショップで購入する場合は選べませんが、店頭で購入する場合はより良い苗を選びましょう。株元がしっかりしている、葉が美しく、大きく成長しているものが望ましいですね。丁寧に管理されているものほど安心です。

ユキノシタの育て方・栽培方法①環境

ユキノシタは鉢植え?地植え?

ユキノシタをお庭で自生させている方が多いのですが、しっかり管理して育てたい方は鉢植えをおすすめします。最近では鉢植えで育てている方が多いですよね。鉢植えでも簡単に育てられますので、是非栽培してみて下さい。

ユキノシタに適した生育環境

栽培の基本となる生育環境ですが、湿度の高いジメっとした環境を好む植物ですので、半日陰の場所で育てると良いでしょう。直射日光が当たると葉焼けしますので、なるべく日陰の場所を選んで下さい。耐陰性がありますので、日の光が無くても問題ありません。

ユキノシタの夏冬の管理

植物を育てる際に心配なのが厳しい季節の管理ですよね。夏の暑さには弱いので、遮光してあげたり、室内に移動するなどしてあげると良いでしょう。逆に、寒さにはとても強い植物ですので、冬は心配いりません。自生するくらい丈夫な植物ですので、日陰に植えてあげられれば夏でも安心です。

ユキノシタの育て方・栽培方法②用土・植え方

ユキノシタに使う用土

使用する用土はあまりこだわらなくても大丈夫です。市販の培養土で問題ありません。ご自分で混ぜる場合は、赤玉土と鹿沼土、軽石を混ぜると良いでしょう。水はけが悪すぎる場合は川砂などを混ぜながら調整します。地植えであれば、2週間ほど前に腐葉土を混ぜておくと良いでしょう。

ユキノシタ植え方

植え方も簡単です。植え付けの適期は春・秋といった暖かい季節が良いのですが、基本的に丈夫ですので、真夏と真冬で無ければいつでも植えられます。植え方ノポイントは、浅めに植えること。茎を横にして、深さ2㎝くらいで植え付けましょう。植え方よりも、植え付けの場所選びの方が重要となりますね。

ユキノシタの育て方・栽培方法③水やり・肥料

ユキノシタへの水やり

植え付けが終わったら、あとは管理していくだけです。地植えであれば、一旦根付けば水やりは必要ありません。最初だけは乾かないように水やりしてあげましょう。鉢植えの場合は、土の表面が乾きそうになってきたら水やりをしましょう。多湿を好みますので、完全に乾かないように注意してあげて下さい。

ユキノシタへの肥料

自生する植物ですので、肥料を与え無くても育ってくれます。より良く育てたい方は与えましょう。肥料が多すぎると間延びしますので、少しだけ与えるのがポイントです。春・秋の暖かい季節に1回ずつ、緩効性化成肥料を与えるのがおすすめです。

ユキノシタの育て方・栽培方法④植え替え・増やし方

ユキノシタの植え替え

地植えの場合、植え替えは必要ありません。そのまま放っておいてもちゃんと育ってくれる場合がほとんどです。鉢植えの場合は2~3年もすると根が詰まりますので、植え替えしてあげましょう。春か秋時期に、一回り大きな鉢と新しい用土を用意して移してあげて下さい。

ユキノシタの増やし方①ランナー

ユキノシタは画像のような赤いランナー(走出枝)を出すのが特徴の植物です。ランナーを伸ばして自然に繫殖していきますので、地植えであれば放っておくと勝手に増えてくれるのが良いですね。鉢植えであれば、ランナーから出た子株を切り離して新しい鉢に植えれば増やしていけます。

ユキノシタの増やし方②種子繁殖

花がらを摘まずに放っておけば、実をつけて種が出来ます。種を採集したら、一旦冷蔵庫で冷やしておいて、秋時期になったら種まきをしましょう。水気を切らさないように管理して、本葉が4枚ほどになったら鉢上げし、あとは普通に育てていきます。春に種まきをした場合は、秋に花が見られます。

ユキノシタの増やし方③根伏せ

根伏せとは、4㎝ほどに剪定した茎を、土の上に伏せておく増やし方です。1センチほど土をかぶせて水気を保ってあげると、新しい芽が出てきます。ランナーの方が簡単ですが、興味がある方は根伏せも試してみて下さい。

ユキノシタの増やし方④株分け

植え替えの際に株分けする方法もあります。株をナイフ等で、半分に分けましょう。細かく分けると体力を消耗しすぎるので、半分か3分の1がおすすめです。

ユキノシタの育て方・栽培方法⑤手入れ・剪定

ユキノシタの剪定

丁寧に管理をしたい方は、剪定をしてあげましょう。花が咲き終わった花茎を剪定します。葉の部分については剪定は必須ではありません。黄色く変色したような葉だけ摘んであげて下さい。

増えすぎたら手で手入れする

ユキノシタは生命力が強いので、地植えで育てているとどんどん増えていきます。あまりにも増えてしまった場合は整理しましょう。根深い植物ではありませんので、手で簡単に整理出来ます。

ユキノシタの育て方・栽培方法⑥病害虫・その他

ユキノシタの病気

丈夫な植物ですので、病気になることはあまりありません。灰色かび病になることがありますが、あまり気にせず、適切な環境を保ってあげるように意識しましょう。

ユキノシタに付く害虫①ハダニ

ハダニはガーデニングで出会う定番の害虫です。とても小さなクモ系の虫で、放っておくとどんどん繁殖してしまいます。予防策を打ちつつ、見つけたらすぐに駆除するようにしましょう。対策方法は下記記事で解説しています。

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ユキノシタに付く害虫②アブラムシ

アブラムシも定番の害虫です。アブラムシは植物の汁をどんどん吸いますので、弱ってしまう前に駆除しなければいけません。定期的にチェックして、着いているようであれば薬剤などを使用して対処すると良いでしょう。こちらの駆除方法も下記記事で解説しています。

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ユキノシタに付く害虫③ヨトウムシ

ヨトウムシはヨウトウガの幼虫です。地中で過ごし、夜になると葉を食べる虫ですので、昼間に見つけられないのが困る害虫ですね。もし葉の食害が酷い様子であれば、ヨトウムシの可能性を考慮して薬剤の使用を検討しましょう。

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ユキノシタに付く害虫④ナメクジ

ジメっとした環境を好むユキノシタは、同じく湿度の高い環境を好むナメクジの発生場所になりやすいです。ナメクジは新芽を食べてしまいますので、見つけ次第補殺した方が良いでしょう。ナメクジは寄生虫を持っていることが多いので、素手で触らないようにして下さい。

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まとめ:ユキノシタってどんな植物?

今回の「ユキノシタってどんな植物?花の時期、鉢植えでの育て方や剪定方法までご紹介!」はいかがでしたでしょうか?特徴や種類、植え方などの栽培方法を解説させて頂きましたが、食用にもなることに驚いた方が多いかもしれません。現代でも天ぷら等にして食べている方が沢山いますので、興味がある方は是非試してみて下さい。一度苗を買ってしまえば、後は簡単に増やしていけるのも大きな魅力ですよね。

ユキノシタが気になる方はこちらもチェック!

今回はユキノシタについて解説させて頂きましたが、他にも観葉植物・ガーデニングに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。

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