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京都の夏祭りおすすめ13選!人気イベントや風情ある有名なお祭りをご紹介!

京都の夏の蒸し暑さは祭りの風情を楽しむのにぴったりです。インスタグラムへの投稿数をもとに有名な京都の夏祭りを厳選しました。カップルにはロマンチックな思い出に、ファミリーには子供の記憶に鮮やかさを添えること間違いなし。思いのほか宗教性が強い夏祭りは少ないですよ
2020年8月27日
hosokawa_taka
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夏の京都で風情のある有名な祭り:はじめに

京都は四季を通じて風情あふれる景色に出会える観光地です。その中でも夏は見逃せない祭りやイベントが多く、大切な人と貴重な時間にぴったり。万願寺とうがらしや加茂なすなどの京都の野菜も楽しみですが、花より団子という人でさえ艶やかさを帯びるのが京都の夏祭りマジック。日本人のDNAを自覚する瞬間を、おしゃれで風情がある祭りやイベントで体感しましょう。(※当記事は2019年3月8日時点の情報をもとに作成されております。)

夏の京都は暑い!

京都の夏は非常に蒸し暑いので熱中症に注意しましょう。日没後は少し暑さが和らぎますが、京都市内の夏の平均気温は27℃を越えることもあります。慣れない土地での祭りめぐりは体力を消耗しますので、計画は余裕をもって立てましょう。直射日光を浴びるのを避け、睡眠と食事を十分にとることを心がけるべきです。なお、お店やお宿ではクーラーが強めに効いています。

【京都の夏祭り】浴衣を着るべきイベント①

おしゃれで風情あり!嵐山灯篭流し

「嵐山灯篭流し」は京都の夏の風物詩として有名な祭りです。先祖の霊を灯篭にのせて供養する行事で、周囲の人と灯りを目で追う一体感に心が穏やかになっていく自分に気付きます。桂川をゆらゆらと流れるほんのりした灯りが蒸し暑い京都の匂いに融合する雰囲気が人気。屋台も賑やかに並びます。2019年の日程は8月16日(金)、会場は嵐山中ノ島公園です。

嵐山灯篭流しのおすすめポイント

「嵐山灯篭流し」のおすすめポイントは嵐山観光の締めくくりにできること。人気の嵐山観光とセットで楽しめる京都の夏祭りです。嵐山は徒歩圏内に観光スポットがありますので、移動距離が少なく、若いカップルだけでなくファミリーにもおすすめ。公共交通機関を利用しても訪れやすいですね。

嵐山灯篭流し
19時~21時(法要) 嵐山渡月橋東詰から灯篭流しを行う。 会場付近から近くに鳥居形、遠くには大文字の送り火を見ることができる。

【京都の夏祭り】浴衣を着るべきイベント②

おしゃれで風情あり!あやべ水無月まつり

「あやべ水無月まつり」は綾部市のローカルイベントと花火大会がセットになった有名なお祭りです。海水浴の帰りに立ち寄るのもありですが、丸一日綾部市内で楽しむことをおすすめします。日中は「屋台村」や「あやべ良さ来い」など、カップルやファミリー向けの催し物が盛りだくさん。2019年の開催日程は7月27日(土)、会場はあやべ市民センター付近、西町アイタウン周辺、綾部大橋付近です。

あやべ水無月まつりのおすすめポイント

あやべ水無月まつりのおすすめポイントは、灯籠流しと花火大会が同時に楽しめるところで、他の花火大会にはない風情があります。明治時代から続く灯籠流しは先祖供養から平和祈願へと転換され、宗教性はあまり感じません。花火大会はストーリー性を感じさせる壮大な演出が人気です。

あやべ水無月まつり
明治末に先祖の供養に川へ灯篭を流したのが始まりとされる「あやべ水無月まつり」。 例年4万人の観光客が訪れる綾部の夏を彩る市内最大のイベントです。

【京都の夏祭り】浴衣を着るべきイベント③

おしゃれで風情あり!愛宕古道街道灯し

「愛宕(あたご)古道街道灯し」は大小さまざまな行灯が並ぶ幻想的なお祭りとして有名です。小さな手作り行灯はかわいさと風情がたっぷりですし、嵯峨美術大学の学生が製作した大きな行灯もダイナミック!沿道のお店が屋台代わりになりますので、のんびり楽しみたい派に人気です。2019年の開催日程は8月23日(金)から25日の3日間、点灯時間は18時から21時、清涼寺から愛宕神社の一の鳥居までの旧愛宕街道で開催されます。

愛宕古道街道灯しのおすすめポイント

愛宕古道街道灯しのおすすめポイントは古い町並みを行灯のあかりで楽しめるところにあります。点灯時間に合わせて訪れるのもありですが、明るい時間帯に嵯峨鳥居本町並み保存館(無料)で知識を仕入れてから楽しむのがベスト!23日と24日には化野(あだしの)念仏寺で千灯供養も行われ、24日には松山駐車場(化野念仏寺前)で盆踊り大会も開催されます。

愛宕古道街道灯し2019
奥嵯峨の古き良き街並みを、 行灯のほのかな明かりで演出するお祭りです。

【京都の夏祭り】浴衣を着るべきイベント④


おしゃれで風情あり!宇治川の鵜飼

「宇治川の鵜飼」は夏の風物詩として有名なイベントです。水面を揺らす優しい風が心地よく、日中の蒸し暑さを忘れさせてくれます。2019年の開催日程は7月1日(月)から9月30日(月)まで、場所は京都府立宇治公園中の島喜撰橋畔(宇治市宇治塔川)、天ヶ瀬ダムの放流による増水で中止されることもありますので、事前に宇治市観光協会(0774-23-3334)へ問い合わせをしましょう。

宇治川の鵜飼のおすすめポイント

宇治川の鵜飼のおすすめポイントは歴史の重みにあります。蜻蛉日記(作者:藤原道綱母)にも登場しており、平安時代には行われていたという歴史から、古典ファンにも人気です。また、乗合船なら手頃な料金(大人2,000円、小学生1,000)で楽しめるのも魅力。グループでの貸しきり船もありますよ。宇治市は比較的に涼しいのもおすすめポイントです。

宇治川の鵜飼 | 宇治市公式ホームページ ~宇治茶と源氏物語のまち~
宇治川の鵜飼の紹介ページです。

【京都の夏祭り】浴衣を着るべきイベント⑤

おしゃれで風情あり!六道まいり

「六道(ろくどう)まいり」は盂蘭盆のまえに先祖の御霊を迎える風習で、「お精霊さん迎え」ともいわれています。先祖の御霊はあの世との境目とされるこのあたりを通ると信じられているためです。沿道の屋台で高野槇(こうやまき)を購入し、本堂で水塔婆(みずとうば)に戒名(俗名)を書いてもらいます。そのあと、迎え鐘をついて、水塔婆を線香で清めます。2019年の日程は8月7日から10日までの四日間、場所は六道珍皇寺(ちんのうじ)です。

六道まいりのおすすめポイント

六道まいりのおすすめポイントはお盆の風習を体感できるところにあります。年々、お盆の風習は簡略化され、先祖の霊が帰ってきても家族は旅行で留守をしていることもしばしば。お精霊さんは高野槇に枝に乗って帰ってきますので、お盆は静かに自宅で過ごすのもいいですね。高野槇の屋台に活気を感じますが、宗教的な意味合いが強いお祭りですので、観光気分ではしゃぐのは控えましょう。

精霊迎え 六道まいり|大椿山 六道珍皇寺 公式サイト
六道珍皇寺の公式サイトです。六道珍皇寺は「六道さん」の名で親しまれ、お盆の精霊迎えに参詣する寺として知られています。山号を大椿山と号し、臨済宗建仁寺派に属します。精霊迎え 六道まいりのご紹介です。

【京都の夏祭り】浴衣を着るべきイベント⑥

おしゃれで風情あり!五条坂陶器祭り

「五条坂陶器祭り」は先に紹介した六道まいりとセットで楽しむ人気のお祭りです。高級な清水焼や作家作品をお手ごろ価格で購入できるチャンス!大切なお客様を自宅でもてなせる器も見つかります。2019年の開催日程は8月7日から10日までの四日間、京阪本線清水五条駅を降りて五条通りを東側へ行くと屋台がずらりと並んでいます。

五条坂陶器祭りのおすすめポイント

五条坂陶器祭りのおすすめポイントは、たくさんの屋台で陶器を品定めできるところ。清水焼は特定の様式がないので陶工の個性が感じられます。あなたの感性に合う陶器と毎日を過ごすと心が休まりますし、おてしょやコーヒーカップはお客様の目に留まりやすい食器ですよ。10日には若宮八幡宮のお祭りがありますので、お神輿の見物もできます。

五条坂陶器まつり
陶器市は陶磁器業が集まり、陶祖大神を祀る祭礼・若宮八幡宮大祭の催事のひとつです。

【京都の夏祭り】浴衣を着るべきイベント⑦

おしゃれで風情あり!本宮祭宵宮

「本宮祭(もとみやさい)」は全国各地に分祀されたお稲荷さんの大祭として有名なお祭りです。本宮祭で人気なのは前日の宵宮。境内や稲荷山に飾られるちょうちんの数は圧倒的です。行灯画にも点灯されますので注目しましょう。2019年の宵宮の開催日程は7月20日(土)の18時から、翌日には本宮祭が開催されます。場所は伏見稲荷大社です。

本宮祭宵宮のおすすめポイント

本宮祭宵宮のおすすめポイントは桜門の大きなちょうちんにあります。多くの観光客で賑わいますが、それも京都の夏祭りの雰囲気を盛り上げてくれます。また、裏参道の屋台も見逃せません。賑やかな雰囲気は稲荷大社ならでは。カップルはしっかり手をつないではぐれないようにしたいですね。小学生連れのファミリーには夏休み初日の楽しい思い出になります。

祭礼と行事|伏見稲荷大社
1300年にわたって、人々の信仰を集め続ける「お稲荷さん」の総本宮 伏見稲荷大社の公式ホームページ

【京都の夏祭り】浴衣を着るべきイベント⑧

おしゃれで風情あり!みたらし祭

みたらし祭(御手洗祭)は禊祓い(みそぎばらい)の神事として有名なお祭りです。水深が膝ほどの御手洗池をすすみ、御手洗社で無病息災を祈願する「足つけ神事」に人気があります。御手洗池の水は湧水で、その冷たさに心が洗われるほど。2019年の開催日程は7月20日から29日の10日間、下鴨神社の御手洗池で行われます。浴衣を着ると裾を上げたときにセクシーすぎる格好になりますので注意が必要です。

みたらし祭のおすすめポイント

みたらし祭のおすすめポイントは開催日程と時間の長さにあります。混雑する曜日や時間帯を避ければ、待ち時間が少ないですよ。日中に足つけ神事で心を洗い、夕刻から屋台を楽しむのがベスト。下鴨神社はみたらし団子の発祥の地ですが、お楽しみはお参りしてからにしましょう。観光客が参加できる貴重な京都の夏祭りです。

祭典行事 | 下鴨神社
賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)は、京都市左京区にあり。通称、下鴨神社(しもがもじんじゃ)ともいいます。式内社(名神大社)、山城国一宮、二十二社(上七社)の一社で、旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社です。

【京都の夏祭り】浴衣を着るべきイベント⑨

おしゃれで風情あり!夏越神事

先述した「足つけ神事」に引き続き、「夏越神事」も下鴨神社で有名な夏のお祭りです。御手洗池で氏子男子が矢を奪い合うダイナミックさに人気があります。厄除けの人型が撒かれ、奪い合いが始まる瞬間が見どころ。「矢取神事」とも呼ばれています。2019年の日程は8月7日(水)、時間は19時から、場所は「足つけ神事」と同じく下鴨神社の御手洗池です。

夏越神事のおすすめポイント

「夏越神事」のおすすめポイントは、有名でありながら観光客が少ないローカルさにあります。観光客が多い浮かれた雰囲気が苦手な人におすすめ。もちろん、屋台もありません。とかく夏の京都は華やかなお祭りに人気が集中しますが、夏越神事では地元の人たちが脈々と受け継いでいる伝統的なお祭りを覗けます。

【京都の夏祭り】浴衣を着るべきイベント⑩

おしゃれで風情あり!五山送り火

「五山送り火」はお盆に迎えた先祖の御霊をあの世に送る伝統的で有名なイベントです。大文字、妙、法、舟形、左大文字、鳥居形の順に火が灯されます。押し寄せる感傷的な感情は、京都の夏を惜しむ気持ちから生まれるもの。2019年の開催日程は8月16日(金)、時間は20時からです。周辺では照明を落とすことになっています。屋台は周辺を明るくしてしまいますので、残念ながらありません。

五山送り火のおすすめポイント

五山の送り火は全てを一度に見られません。ですので、どこから何を見るかを事前に確認しておく必要があります。よく見える場所を紹介している京都観光オフィシャルサイトは要チェック。そのほかにも一度に複数の送り火が見える船岡山公園や北大路橋も人気です。人気のある鑑賞スポットは人が多いので覚悟しておきましょう。

京都五山送り火|京都四大行事|京都観光オフィシャルサイト - 京都観光Navi
京都五山送り火は、京の夏の夜空を彩る風物詩のひとつ。夏の夜空をいろどる五山送り火は、8月16日 午後8時より点火。

【京都の夏祭り】浴衣を着るべきイベント⑪

おしゃれで風情あり!京の七夕

「京の七夕」は京都の夏の夜を彩るイベントとして有名です。2018年は堀河エリア、鴨川エリア、梅小路エリア、北野紙屋川エリア、岡崎エリアの計5箇所で開催されました。幻想的でロマンチックな雰囲気が人気です。2019年5月8日現在では2019年の開催日程は公開されていません。公式ホームページをチェックしてから予定を立てましょう。

京の七夕のおすすめポイント

「京の七夕」は気軽に楽しめるのがおすすめポイントです。事前の学びがなくとも楽しめるイベントですので、カップルやファミリーの観光旅行にぴったり。ライトアップや屋台めぐりなどのイベントは同行者との関係を親密にしてくれます。伝統を重んじながらも現代に合った粋なイベントなのが京都らしいですね。最新情報を得られるよう、公式ホームページをチェックしましょう。

京の七夕|京都の夏の風物詩「京の七夕」
京都の夏の風物詩、「京の七夕」の特別拝観・イベント・ライトアップのご案内

【京都の夏祭り】浴衣を着るべきイベント⑫


おしゃれで風情あり!祇園祭

「祇園祭」は日本三大祭りの一つとして有名なのは皆さんもご存知のとおり。平安時代、疫病を流行らせると考えられていた恨みを残した怨霊を鎮めるため、祇園御霊会(ごりょうえ)が行われたのが起源。2019年の開催日程は、7月1日から31日まで、見どころとなる前祭は7月17日、後祭は7月24日で、山鉾の巡行などが行われます。

祇園祭のおすすめポイント

宵山も祇園祭のおすすめポイントです。祇園囃子をBGMに鑑賞する山や鉾を鑑賞できます。前祭や後祭の絢爛豪華は雰囲気も楽しいのですが、ローカルな雰囲気を求めてこそ旅の達人。たそがれ時から始まる宵山は夏祭りの風情満点です。宵山の日程は前祭が7月14日から16日まで、後祭が7月21日から23日。前祭の7月15日と16日には、烏丸通、室町通、新町通の一部に屋台も立ち並びます。残念ながら、後祭では屋台を楽しめません。

祇園祭|京都四大行事|京都観光オフィシャルサイト - 京都観光Navi
祇園祭は、日本三大祭のひとつ。 祭のハイライトは17日と24日に行われる33基の山鉾巡行。「京都祇園祭の山鉾行事」はユネスコ無形文化遺産にされています。

【京都の夏祭り】音楽イベント!

おしゃれで風情あり!ザ・西院フェス

関西の音楽を牽引しているのは京都だといっても過言ではありません。ポップな大阪や心地よくスイングする神戸とは一線を画し、京都は自由な音楽表現を追及するミュージシャンが多いからです。その裾野の広さを感じさせるのが「ザ・西院フェス」。幅広いジャンルのアマチュアミュージシャンが参加する夏の京都で有名な音楽フェスティバルです。

ザ・西院フェスのおすすめポイント

ザ・西院フェスは浴衣でしっとりと楽しめる気軽さが魅力です。小さな飲食店、銭湯、路面電車の嵐電(らんでん)車内など、多くの会場で音楽ライブを楽しめます。アコースティックライブはミュージシャンの息遣いが感じられる距離ですし、ビッグバンドジャズのクオリティも高いですね。2019年の開催日程は8月3・4日、会場や参加ミュージシャンは公式ホームページで確認しましょう。

ザ・西院フェス2019
西院の街を舞台に、約20の会場で入場無料チップ製の音楽ライブを行う「ザ・西院フェス」。今年は8/3,4(土日)での開催!詳細は、まだ全て未定。少し新しくなる西院フェスにご期待下さい。

夏の京都で風情のある有名な祭り:まとめ

京都の夏は風情あふれる祭りがたくさんあります。観光旅行で楽しめる夏祭りがほとんどですが、中には宗教色が強い夏祭りもありますので、関係者に迷惑をかけないように気をつけましょう。京都の夏の蒸し暑さは夏祭りの雰囲気を盛り上げてくれますが、人の多さに疲れてしまいますので、熱中症対策も万全に!夜の夏祭りではフラッシュ撮影が可能か否かを必ず確認しましょう。

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京都は夏の祭りやイベントだけでなく、観光スポットもたくさんあります。令和元年の京都の夏は一度だけ!見逃さないように十分下調べをしましょう。京都の夏の観光スポットを違った観点からまとめた記事もチェックしてくださいね。