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夏の京都の楽しみ方!暑い時期でも楽しめる過ごし方や人気スポットをご紹介!

京都は歴史を感じさせる寺社仏閣も多く日本を代表する観光の町ですが、夏は地理的に盆地のため暑いと言われています。そんな京都には夏ならではの見所や風物詩があります。今回は京都の夏に涼を求めて行くべき観光スポットを厳選してご紹介していきます。
2020年8月27日
fumiyama
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はじめに

日本の古都・京都は平安京の昔から歴史を感じさせる寺社仏閣も多くあり、また独特の文化を持つ日本を代表する観光の町ですが、京都の夏は地理的に盆地になっているため、他に比べて暑いと言われています。そんな京都には夏ならではの見どころや名所、また風物詩がたくさんあります。今回は京都の夏に涼を求めて行くべき観光スポットを厳選してご紹介していきます。

暑い夏の京都の楽しみ方や涼しい過ごし方①

人気の名所:貴船の川床(かわどこ)

暑い京都の夏に涼を求める方法のひとつとして人気となっているのが「貴船の川床」で、これは京都の鴨川の源流となっている貴船川が流れる「京都の奥座敷」とも呼ばれている貴船において、夏の季節だけ楽しめる京の風物詩となっています。

川のせせらぎの音が涼を呼ぶ!

川床とは、貴船川の手を伸ばせば届きそうなくらいの水面の近くの川をまたぐように桟敷席を作り、ここで京料理や流しそうめんを楽しむことができるのです。場所によっては足を川に浸す事ができる川床もあり、青々とした木々に囲まれてそよぐ風に吹かれながら、目にも鮮やかな京懐石の料理の味は素晴らしく、しばし暑さを忘れる京都ならではの夏の体験となります。

京都観光の基本情報

【住所】京都府京都市左京区鞍馬貴船町5656
【連絡先】075-741-2401

京都観光旅行の地図:貴船の川床

暑い夏の京都の楽しみ方や涼しい過ごし方②

人気の名所:祇園祭

祇園祭は、八坂神社の千年以上も続く祭礼で、7月1日から1か月間にわたって行われる長い祭で京都の夏の風物詩になっており、大阪の「天神祭」や東京の「神田祭」と共に日本三大祭りに数えられています。一ヶ月にもわたる祭りの中でも、特に注目を集めるのが「山鉾巡行」で、前祭(さきのまつり)として7月17日に、後祭(あとのまつり)として7月24日の2日わたって行われます。

暑い京都の人気の夏の風物詩!

宵山(よいやま)とも呼ばれる前祭(さきまつり)では20mを超す高さの長刀鉾を先頭に23基の山鉾が繰り出し、後祭(あとまつり)では「大船鉾」をはじめ10基の山鉾が、都大路を練り歩き、これは国の重要無形民俗文化財に指定されていて、暑い京都の夏を飾る代表的な祭りで、毎年22万人以上の観光客が訪れる人気となっています。

京都観光の基本情報

【住所】京都府京都市東山区祇園町北側625
【連絡先】075-561-6155

夏に行くべき名所や穴場の情報HP:祇園祭
京都観光旅行の地図:祇園祭

暑い夏の京都の楽しみ方や涼しい過ごし方③

人気の名所:保津川下り

京都の亀岡市から嵐山の渡月橋まで流れる保津川には川の両脇が切り立った保津渓谷が続きますが、ここを昔ながらの和船に乗ってく下るのが「保津川下り」です。もともとはこの保津川の水流を利用して丹波から京へ物資を輸送するのに、この保津川の舟を用いたのがはじまりとされ、後には大阪まで船による物資運搬が延長されて「高瀬舟」という名前で大いに利用され、森鴎外の「高瀬舟」など多くの文学作品にも取り上げられました。

船上からいろいろな景色が楽しめる!

この保津川下りは、保津峡谷を縫うように約16kmの距離を約2時間かけて下り、途中には帽子岩や鎧岩、ライオン岩など名が付いた岩場が続き、また浅瀬や急流もあり水しぶきも上がってしばし夏の暑さを忘れます。また鏡のような神秘的な深い青緑色の水を讃えた深い渕や、渓谷沿いを走るトロッコ列車なども見られ、変化のある景色が船の上から楽しめて終点の嵐山・渡月橋まで下って行きます。

京都観光の基本情報

【住所】京都府亀岡市保津町下中島2
【連絡先】0771-22-5846

夏に行くべき名所や穴場の情報HP:保津川下り
京都観光旅行の地図:保津川下り

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暑い夏の京都の楽しみ方や涼しい過ごし方④

人気の名所:竹林の小径(ちくりんのこみち)

渡月橋の北側・嵯峨野にある天龍寺から大河内山荘までの間にはうっそうとした竹林が広がっており、この竹林の中を通るほぼ400メートルの道が「竹林の小径」と呼ばれています。この小径の両側には天を突くような孟宗竹がびっしり並んで生えておりその景観が美しく現在では京都を代表する名所になっていて、映画やドラマ、CMなどの撮影にもよく使われる人気のスポットになっています。


暑い京都を忘れさせる竹林!

この小径を歩いていると、都会の喧騒を離れた静寂に包まれ、風が吹くと竹林がさわさわと揺れて、暑い京都の夏でもヒンヤリと冷たい雰囲気が感じられます。また、ここを和服や浴衣などを着て涼みがてら散策する人も多いようで、人力車に乗って写真を撮っている人もよく見かけます。

京都観光の基本情報

【住所】京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
【連絡先】075-746-2255

夏に行くべき名所や穴場の情報HP:竹林の小径
京都観光旅行の地図:竹林の小径

暑い夏の京都の楽しみ方や涼しい過ごし方⑤

人気の名所:御手洗(みたらし)祭

みたらし祭は毎年七月の丑の日を中心に行われる下鴨神社の祭礼で、別名「足つけ神事」とも呼ばれており、この祭りではまず履物を脱いで境内の神聖な御手洗(みたらし)池に足をひたしますが、この池の水は湧水のため想像以上に冷たく、あちこちで「冷たい!」という声も聞こえてきます。さらに進んでロウソクに灯をともし祭壇に供え、無病息災、延命長寿を祈願します。

足元から涼しさが伝わる!

ロウソクを供えた後に池から上がり、次はご神水をいただきますが、この水も気持がシャンとするほど冷たく、これを飲み干して身も心も清められ、ここでは願い事への霊験もあらたかだとされています。この「足つけ神事」が済んだ後に是非食べたいのが甘辛いタレの付いた「みたらし団子」ですが、これはこの「みたらし祭」が発祥だとか。みたらし団子は串に5個連なり、人間の五体を表しているとされ、そのため頭を表す一番上の団子が少し離れて刺されているのが分かります。こうして「みたらし祭」への参拝も無事終了し、京都の夏の暑さもしばし忘れることができました。

京都観光の基本情報

【住所】京都府京都市左京区下鴨泉川町59
【連絡先】075-781-0010

夏に行くべき名所や穴場の情報HP:下鴨神社
京都観光旅行の地図:下鴨神社

暑い夏の京都の楽しみ方や涼しい過ごし方⑥

人気の名所:貴船神社の御神水

貴船神社は鴨川の源流にもなっている貴船川に沿って建つ神社で全国に約四百五十ある貴船神社の総本社となっており、水を司る神様を祀る歴史の古い神社で、昔から祈雨や雨乞いの神として信仰されてきました。また神社を取り巻く緑豊かな山々が蓄えた水は豊富で清らかな地下水となっており、今も境内に神水として湧き出ていて、さらに京都の町を豊穣に潤しています。

夏の日に涼を呼ぶ神水!

境内に湧き出ている御神水を飲んでみると、冷たくて驚くほど口当たりの柔らかな水で持ち帰る人も多いようで、もし持ち帰る場合は社務所で便利な容器も売られています。またここで試してみたいのが貴船神社名物の「水占(みずうら)みくじ」で、何も書かれていないおみくじを御神水に浮かべると、占いの文字が浮かび上がってきます。また最近は外国人観光客も多いので、このおみくじに翻訳用のQRTコードも印刷されているとかで、新旧が同居する神社にもなっています。

京都観光の基本情報

【住所】京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
【連絡先】075-741-2016

夏に行くべき名所や穴場の情報HP:貴船神社
京都観光旅行の地図:貴船神社

暑い夏の京都の楽しみ方や涼しい過ごし方⑦

人気の名所:北野天満宮の七夕

北野天満宮は「北野の天神さん」として地元で親しまれており、947年に創建され、平安時代に活躍した菅原道真公をお祀りしていて、神社の本殿は1607年に豊臣秀頼により造営され豪華絢爛の見事な桃山建築となっており国宝に指定されています。また七月ではなく八月初めに行われる七夕祭は、京都の町の夏の風物詩となっています。

天満宮の夏の人気の行事!

天満宮の七夕祭は昔からの重要な祭事として八月の第一土曜から約2週間にわたって行われ、中ノ森広場の特設祭場に境内に飾られていた七夕竹が集めて並べられ、七夕の短冊に書かれた願い事などの祈願が行われます。また境内の夜間拝観やライトアップも行われ、国宝の御本殿も特別公開され、大勢の人が訪れる夏の夜に涼を呼ぶ人気の七夕祭りとなっています。

京都観光の基本情報

【住所】京都府京都市上京区馬喰町
【連絡先】075-461-0005

夏に行くべき名所や穴場の情報HP:北野天満宮
京都観光旅行の地図:北野天満宮

暑い夏の京都の楽しみ方や涼しい過ごし方⑧

人気の名所:鴨川の納涼床(のうりょうゆか)


夏が訪れる季節になると、鴨川に沿って二条大橋から五条大橋にかけて川にせり出す形でやぐらが組まれその上に床が敷かれます。これが鴨川の納涼床と呼ばれるもので、この上で夕涼みがてら食事を楽しむことができる、夏の京都の風物詩になっています。

夕涼みがてら京料理を楽しむ!

現在は鴨川に沿って九十軒余りの店が並び、夕方になると川から涼しい風が吹きその中で夕涼みがてら食事をします。ここでのお品書きは懐石や京料理などの和食に加えて、中華料理や西洋料理、BBQ風の焼肉などがメニューとして並び、食後は和風ゼリーや和菓子、また洋風スイーツも選ばるようになっており、冷たいドリンクやアイスコーヒーも楽しめるようになっていて地元の人や観光客に人気となっています。

京都観光の基本情報

【住所】京都市下京区木屋町通仏光寺上ル
【連絡先】075-351-7871

夏に行くべき名所や穴場の情報HP:鴨川の納涼床
京都観光旅行の地図:鴨川の納涼床

暑い夏の京都の楽しみ方や涼しい過ごし方⑨

人気の名所:五山送り火

五山送り火とは、毎年夏のお盆に迎えた祖先の霊を再び浄土に送るために京都にある五つの山の斜面に大きな文字や絵の形にかがり火が焚かれ、その代表的な文字の「大」の字から大文字焼きとしてしても有名で、京都市の「無形民俗文化財」にも登録されています。実際にかがり火が焚かれる文字と五山は次のようになっています。

五山送り火の文字

1.「大文字」-東山、如意ヶ岳。
2.「妙法」-「妙」松ヶ崎西山、「法」松ヶ崎東山。
3.「舟形」-船山
4.「左大文字」-大北山
5.「鳥居形」-曼荼羅山

心に残る京都の夜のかがり火!

毎年八月十六日の夜八時になると、京都の街の電灯やネオンが一斉に消され、まず大文字山の「大」の字に迫力のある炸裂音と共に火が焚かれ文字が浮かび上がります。その後順次他の山でも火が点けられ五山送り火の開始となります。五山の全て送り火りを見るには高い場所ないと見れませんが、鴨川に架かる「北大路橋」の上からは「大文字」や「妙法」、「船形」のかがり火を見ることができ大勢の人が集まります。かがり火は京の闇夜を焦がすように約一時間燃え続け、精霊を送るかがり火の光景はいつまでも京の夏の思い出として心に残るでしょう。

京都観光の基本情報

【住所】京都市下京区烏丸通塩小路下る
【連絡先】075-343-0548

夏に行くべき名所や穴場の情報HP:五山送り火
京都観光旅行の地図:五山送り火

暑い夏の京都の楽しみ方や涼しい過ごし方⑩

人気の名所:嵯峨野トロッコ列車

嵯峨野トロッコ列車は、京都嵯峨野にある「トロッコ嵯峨駅」から亀岡市の「トロッコ亀岡駅」までの約8kmを結ぶ、日本初の観光専用トロッコ鉄道ですが、この路線はもともと1989年にJR山陰本線の複線化に伴い廃線の予定でしたが、保津川沿いの豊かな自然や渓谷美の中を走る観光トロッコとして生まれ変わりました。

自然の風が人気のトロッコ列車!

ディーゼル機関車にひかれた5両編成の箱型トロッコ列車は、始発から終点までゴトゴトと約25分でゆっくり走り、途中保津川の急流や深い淵、保津渓谷の美しい景観が楽しめます。特に景色が美しい名所では、さらにスピードを落として走るので、景色をゆっくり眺めながらインスタ映えのする写真も撮れるでしょう。また5号車の「ザ・リッチ」は窓の無い車両で、自然の風を受けながら心地良い涼しさが感じられ、特に夏は人気となっています。

京都観光の基本情報

【住所】京都府京都市右京区嵯峨天竜寺車道町
【連絡先】075-861-7444

夏に行くべき名所や穴場の情報HP:嵯峨野トロッコ列車
京都観光旅行の地図:嵯峨野トロッコ列車

暑い夏の京都の楽しみ方や涼しい過ごし方⑪

人気の名所:京都水族館

京都水族館は、京都駅の近くの梅小路公園内にある水族館で、日本でも初めて完全な人工海水を利用した規模も最大級の水族館で、三階建ての広い館内は「水と共につながる、いのち」がコンセプトとなっていて、大きく九つのゾーンに分かれており、夏には水槽の中を泳ぐ生物を見ながら涼を求める人々で賑わっています。

館内に入ると、京都の川の流れを再現した淡水系の水槽のゾーンや、アザラシやオットセイがいる「かいじゅうゾーン」、ペンギンゾーン、海洋ゾーンの大水槽など遊びながら学べる興味深い展示となっていて、水槽の中にヌボーッと直立不動で起つアザラシなどを見ると癒されます。また屋外のダイナミックなイルカショーでは水しぶきを浴びて大歓声が上がり子供も大人も大喜びです。

京都観光の基本情報

【住所】京都府京都市下京区観喜寺町35-1
【連絡先】075-354-3130

夏に行くべき名所や穴場の情報HP:京都水族館
京都観光旅行の地図:京都水族館

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暑い夏の京都の楽しみ方や涼しい過ごし方⑫

人気の名所:琴引浜(ことひきはま)

琴引浜は「若狭湾国定公園」に含まる丹後市の摂津にある日本海に面した全長が約1.8 km続く弓型の美しい砂浜です。また国指定の天然記念物や名勝に指定され、他にも「日本の白砂青松100選」や「日本の渚百選」、「日本の音風景100選」などにも選ばれている有名な白砂青松の景勝地となっています。

「鳴き砂」で有名な美しい砂浜!

ここの砂浜を歩くとキュッキュッと琴を引くような音がすることからその名前の由来となっており、世界初の禁煙ビーチにもなっていて、綺麗な砂浜がどこまでも続いていて夏の海水浴にピッタリの砂浜です。また日本海に沈む夕陽が美しい砂浜としてもよく知られ、西の海に真っ赤な夕陽が沈んでいき、今日もまた夏の一日が静かに暮れてゆきます。
 

京都観光の基本情報

【住所】京都府京丹後市網野町掛津
【連絡先】0772-62-6300

夏に行くべき名所や穴場の情報HP:琴引浜
京都観光旅行の地図:琴引浜

暑い夏の京都の楽しみ方や涼しい過ごし方⑬

人気の名所:観修寺(かじゅうじ)の睡蓮

勧修寺は、京都の山科区にある門跡寺院で、900年に醍醐天皇が若くして亡くなった生母藤原 胤子(ふじわらのいんし)の追善のために創建した古刹でしたが、1470年の応仁の乱で兵火に遭い焼失してしまいました。その後江戸時代に入って徳川氏と皇室の双方の援助により復興され、真言宗の大本山となりました。また境内の氷室池(ひむろのいけ)に咲く睡蓮が美しく「睡蓮の寺」としても知られています。

境内の氷室池には美しい睡蓮!

勧修寺の境内に広がる氷室の池を中心とする池泉回遊式の美しい庭園には、水戸光圀公の寄進と伝えるられる石灯籠があり、池には五月の季節になると杜若(かきつばた)が美しく咲きほこり、初夏には池の水面が睡蓮で覆われ凛とした白やピンクの睡蓮の花が咲き始めます。ちなみに蓮の花は早朝にもっとも美しく咲くと言われていますので、ちょっと早起きして散歩がてら池を周りを散策して美しく咲く蓮の花を観賞してみて下さい。

京都観光の基本情報

【住所】京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6
【連絡先】075-571-0048

夏に行くべき名所や穴場の情報HP:勧修寺
京都観光旅行の地図:勧修寺

まとめ

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夏の京都の楽しみ方!暑い時期でも楽しめる過ごし方や人気スポットをご紹介、いかがでしたか?日本を代表する観光の町・京都には寺社仏閣が多く、見るべき名所や穴場がたくさんありますね。特に夏の季節は京都独特の暑さがありますが、またそれに伴い涼を求めていくべき名所や風物詩があります。今年の夏は京都の涼しさがある観光スポットに是非お出かけください。

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