はじめに
福岡は門司港レトロなどの昔ながらの建物が残るとともに、糸島などのおしゃれなスポットがあることでも人気の観光スポット。博多ラーメンなどのグルメや博多祇園山笠などの夏祭りも見逃せません。そんな福岡の夏におすすめスポットをご紹介していきます。お楽しみくださいね（本記事は2019年4月14日現在の情報をもとにしています）。
夏の福岡でおすすめの遊び方1［観光地編］
門司港レトロ
門司港は明治22年に開港された貿易港で、周辺には商社などの西洋建築物がたくさん建築されました。それらの建物を修復・復元したのが門司港レトロといわれるエリアです。代表的な建物としては、重要文化財の「旧門司三井倶楽部」などがあり、アインシュタインも宿泊した場所として有名。写真の「アインシュタイン・メモリアルルーム」は当時の宿泊室を再現して公開している人気の見どころです。
お出かけスポットの見どころ
今年の夏に観光するなら目玉の一つは門司港駅です。2012年にから保存修理工事を続けてきましたが、今年3月に完了したばかり。写真のような大正時代から変わらない姿を見せてくれます。内装もレトロでおしゃれ。インスタ映えでも人気です。周辺にはおしゃれなカフェやお土産屋さんが目白押し。門司港名物の「焼きカレー」なる食べ物もご賞味くださいね。
基本情報
【住所】福岡県北九州市門司区港町
【連絡先】093-321-4151（門司港レトロ総合インフォメーション）
【アクセス】JR門司港駅からすぐ
【駐車場】あり（有料）
夏の福岡でおすすめの遊び方2［観光地編］
シーサイドももち海浜公園
福岡市にあるリゾートスポットで、真っ白な人工海浜が特徴です。夏には海水浴やマリンスポーツを楽しめる他、ビーチバレーなども頻繁に行われる賑やかなお出かけスポットです。シャワーやトイレもあるので、のんびりと海岸で過ごすことができます。
お出かけスポットの見どころ
他にも、写真のような海に突き出た宮殿のような建物がインスタグラムでも人気。ここは「マリゾン」なる建物で、カフェやレストラン、結婚式場などが入っています。夏はビーチサイドにある「マンマ・ミーア」での食事がおすすめ。海を眺めながら、釜焼きピザなどの本格的なイタリアの食べ物をいただけます。
基本情報
【住所】福岡県福岡市早良区百道浜2-902-1
【連絡先】092-822-8141（福岡市海浜公園管理事務所）
【アクセス】福岡市営地下鉄・西新駅からバスに乗り換え、福岡タワー南口前で下車
【駐車場】あり（有料）
夏の福岡でおすすめの遊び方3［観光地編］
坂本八幡宮
太宰府市にある、新元号「令和」で話題の神社です。元号の出典となった万葉集の「梅花の宴」が行われたのが、こちらとされています。現在は連日混雑していますが、夏には混雑もおさまるのでは？梅花の宴を開いた大宰府長官・大伴旅人（おおとものたびと）の邸宅跡ともいわれ、毎日忙しく大宰府政庁に通う姿が想像されます。
お出かけスポットの見どころ
坂本八幡宮から、大伴旅人の足取りを追って大宰府政庁跡を観光するのもおすすめ。現在は石柱跡などが当時の面影を残すのみですが、広大なエリアはパワースポットとしても人気。夏でも木陰では清々しい気分になれます。また併設の大宰府展示館も人気の見どころ。先ほどご紹介した「梅花の宴」を再現した博多人形のジオラマが展示されています。写真のように梅の花を祝う万葉人たちを見ることができます。
基本情報
【住所】福岡県太宰府市坂本サカモト3-14-23
【アクセス】大宰府政庁跡バス停から徒歩で約6分
【駐車場】なし
夏の福岡でおすすめの遊び方4［観光地編］
千仏鍾乳洞（せんぶつしょうにゅうどう）
北九州市の平尾台というカルスト台地の中にある鍾乳洞です。洞内の気温は一年中約16度と夏でも涼しい観光地です。全長数Kmといわれますが、観光できるのは900mまで。500mを過ぎるあたりからは、靴を脱いでの探検となるワイルドなスポットです。
お出かけスポットの見どころ
入口付近の写真のように、大きな鍾乳石が垂れ下がっているのがこの洞窟の特徴です。天井は高いですが、幅が1m以下の部分もある細い道を入っていきます。途中からは［奥の細道」という地下水で水浸しになったエリア。靴を脱いで歩いていきます。水温は常時約14度なので、足からも夏を忘れさせる冷たさが感じられます。原始的なな環境ををそのまま残した、アトラクション的な観光地です。
基本情報
【住所】福岡県北九州市小倉南区平尾台
【連絡先】093-451-0368
【アクセス】石原町駅から車で約20分の観察センターから、徒歩で約30分
【駐車場】あり
夏の福岡でおすすめの遊び方5［観光地編］
マリンワールド海の中道（うみのなかみち）
福岡市にある九州の海をテーマにした水族館です。入口近くでは「玄界灘水槽」がお出迎え。写真のように陽光が差し込む美しい風景と、自然に近づけるための人工波が立つのが特徴。ダイナミックな展示に見飽きることがありません。また、佐賀県・呼子のアオリイカが泳いでいたり、阿蘇の森が際限されていたりと九州旅行をしているような気分になれます。室内ですので夏でも涼しいのがうれしいですね。
お出かけスポットの見どころ
人気のイベントの一つが「イルカ＆アシカショー」です。こちらは屋外で実施されますが、博多湾に面した海風が気持ちのよい場所。イルカたちの水しぶきも夏には気持ちがいいですね。お腹が空いたら「レストラン・レイリー」へどうぞ。このレストランはイルカの大水槽が併設されているのがユニーク。食事の待ち時間が長くても退屈することがありません。子供には写真の「ドルフィンハヤシライスプレート」などが人気の食べ物となっています。
基本情報
【住所】福岡県福岡市東区大字西戸崎18-28
【連絡先】092-603-0400
【アクセス】JR海ノ中道駅から徒歩で約5分
【駐車場】あり（有料）
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夏の福岡でおすすめの遊び方6［観光地編］
糸島インスタ映えスポット巡り
糸島とは玄界灘に面した半島の名前。美しい海岸線はドライブロードとしても人気です。最近は女子を中心にインスタグラムの写真投稿が多い場所としても有名。上の写真はその一つ「ヤシの木ブランコ」です。「ざうお本店」という海鮮の食べ物が美味しいお店に隣接。食事の前後に遊ぶのもおすすめです。
お出かけスポットの見どころ
ロンドンバスカフェ
ロンドンバスカフェは、ジェラートが美味しいカフェとしても人気で、写真のようなロンドンバスがシンボル。車内でも食べられますが入口脇にはベンチも置いてあり、ここも写真の撮影スポットの一つです。背景に海があるのもポイントが高いですね。特に夏の季節は海が綺麗と評判です。
ジハングン
糸島半島北部の海沿い駐車場にあるオブジェです。「ジハングン」は「自動販売機群」の略ですが、本物の自動販売機は2台のみ。それ以外は自動販売機を模したオブジェになっています。オブジェは写真のようにイスとしても使えて、インスタ映えの撮影ポイントとなっています。海を臨む夕景が美しいスポットで、夏のデートスポットとしてもおすすめです。
基本情報
【住所】福岡市西区小田796（ざうお本店）
【連絡先】092-809-2668
【アクセス】福岡都市・高速福重ランプから車で約30分
【駐車場】あり
夏の福岡でおすすめの遊び方7［観光地編］
グランピング福岡ぶどうの樹
糸島とならんで、おしゃれなカフェが多い福津市の海岸沿いにあるグランピング施設です。宿泊施設は3タイプあり、写真はその中でも1日1組限定の「空中テント」です。夜になるとLEDがともされ、まるでUFOのようと口コミでも評判。他にもグランピングテントの「タケノコテント」やインテリアがそれぞれちがう「コテージ」が4棟あります。全てオーシャンビューで、夏の暑いときにはすぐに海で遊べることでも人気です。。
お出かけスポットの見どころ
食事はレストランとバーベキューから選ぶことができます。バーベキューの場合でも、準備はキッチンに食材を取りに行くだけ。国産牛やアワビなどの食べ物が入った贅沢なバーベキューを楽しむことができます。夜は写真のようなロマンチックなムードになります。夏の星空観察もおすすめの過ごし方です。
基本情報
【住所】福岡県福津市西福間4-10西福間4-10-10
【連絡先】0120-4649-56（予約専用）
【アクセス】九州自動車道・古賀ICから約20分
【駐車場】あり
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夏の福岡でおすすめの遊び方8［グルメ編］
福岡のラーメン
福岡といえばラーメンが有名。夏も冬も変わりなく一年中人気のある食べ物です。豚骨のパンチのあるスープと細い麺のイメージですが、実は「博多ラーメン」と「長浜ラーメン」、「久留米ラーメン」に分けられるのだそうです。下ではそのから人気のあるお店を2店ご紹介します。
グルメスポットの食べ物メニュー
博多だるま
芸能人も多く訪れる博多ラーメンの人気店です。写真のような油分の多いスープが特徴の食べ物。細麺のため「バリカタ」や「カタ」などという、茹で時間の少ない麺を頼むのがおすすめです。テーブルに準備されている白生姜やゴマ、コショウでお好きな味付けにしてお召し上がりください。
大砲ラーメン
こちらは久留米ラーメンの元祖的な存在です。羽釜を使って伝統のスープを引き継いできた「呼び戻しスープ」なるオリジナルスープが有名です。トッピングは煮卵や海苔、しなちくが乗った正統派。麺は博多ラーメンよりやや太い中細麺となっています。スープは意外にあっさりとしていて、飲み干してしまう人も多いそうです。
基本情報
博多だるま
【住所】福岡県福岡市中央区渡辺通1-8-25
【連絡先】092-761-1958
【アクセス】地下鉄七隈線・天神南駅から徒歩で約10分
【駐車場】なし
大砲ラーメン
【住所】福岡県久留米市通外町11-8
【連絡先】0942-33-9881
【アクセス】久留米駅からバスに乗り換え、五穀神社で下車
【駐車場】あり
夏の福岡でおすすめの遊び方9［グルメ編］
博多水炊き
博多水炊きとは、鶏肉や野菜などを水で煮込んだ後、薬味の入ったポン酢醤油などに浸けていただく食べ物。通常鍋物は夏には敬遠され勝ちですが、福岡では夏のスタミナ食としても有名です。下では2軒のおすすめ店をご紹介します。
グルメスポットの食べ物メニュー
博多水たき元祖水月
明治38年の創業の老舗で、博多水炊きの元祖ともいわれるお店。写真のように透明なスープは歴史を感じさせる深い味わいです。柔らかい鶏肉とキノコや野菜類はヘルシーな感じ。自家製のポン酢を付けてお召し上がりください。
水たき料亭博多華味鳥
創業者も加わって開発したブランド鳥「華味鳥」の料理が評判のお店。自然の飼料を使うことにより、華味鳥は、臭みを抑えながらも旨味のある味が評判です。こちらのぽん酢はパンチが効いていて、まろやかなスープの味を引き立てます。
基本情報
博多水たき元祖水月
【住所】福岡県福岡市中央区平尾3-16-14
【連絡先】050-5590-6641（予約専用）
【アクセス】西鉄大牟田線・平尾駅から徒歩で約12分
【駐車場】あり
水たき料亭博多華味鳥
【住所】福岡県福岡市博多区中洲5-4-24トリゼンビル1～5F
【連絡先】092-263-0322
【アクセス】地下鉄空港線・中洲川端駅から徒歩で約5分
【駐車場】なし
夏の福岡でおすすめの遊び方10［グルメ編］
博多明太子
明太子はもとは韓国の庶民の食べ物。昭和24年に「味の明太子ふくや」の初代社長が商品化したのが始まりだそうです。現在は福岡エリアだけでも10社以上のメーカーがしのぎをけずり、お土産屋さんでもどれを選ぶか迷ってしまいそうです。下では福岡の地元でも人気な博多明太子をご紹介します。
グルメスポットの食べ物メニュー
かば田
かば田は元々漬け物屋さんだったお店。辛子めんたい作りの行程に、漬物で培った技術が使われているのが特徴です。写真の「昆布漬辛子めんたい雷」なる商品が代表商品で、明太子の辛さと粒感に、昆布漬のまろやかさが加わった絶妙の味が評判です。
椒房庵（しょうぼうあん）
こちらの明太子は幅広いラインナップが特徴。写真の「あごだし」の他、、七味やゆずなどの種類があります。小箱のシリーズは、少しずつ食べ比べたい人におすすめ。福岡らしいお土産としてもおすすめです。
基本情報
かば田
【住所】福岡県福岡市中央区天神2-1-1福岡三越内（福岡三越店）
【連絡先】092-726-7843
【アクセス】地下鉄天神駅から徒歩で約5分
【駐車場】なし
椒房庵
【住所】福岡市博多区大字下臼井767-1福岡空港国内線ターミナルビル2F
【連絡先】092-409-1134
【アクセス】福岡空港からすぐ
【駐車場】なし
夏の福岡でおすすめの遊び方11［夏祭り編］
博多祇園山笠（ぎおんやまかさ）
博多祇園山笠は例年7月1日から15日間かけて開催される、福岡を代表する夏祭りりです。1241年に博多に病気が流行したとき、有名な僧侶が祈祷した水を撒いて、町を清めたのが始まりとの言い伝えがあります。1日には山笠という山車（だし）が並べられ、特に9日以降は連日のように山笠をひいて駆け抜ける勇壮な景色を見ることができます。
お出かけスポットの見どころ
12日の「追い山馴らし」は、本番の「追い山笠」の予行演習。巡行コースは少し短いですが本番に近い迫力を味わえます。また、13日の「集団山見せ」はすべての山笠が集合するイベント。有名人や市長なども登場することで人気です。フィナーレは15日の「追い山笠」です。写真のように、競いながら走る山笠はスリル満点。混雑必至ですが、一度は見たい夏祭りです。
基本情報
【住所】福岡県福岡市博多区上川端町1-41
【連絡先】092-291-2951（櫛田神社/博多祇園山笠振興会）
【アクセス】福岡市営地下鉄・祇園駅から徒歩で約5分
【駐車場】あり（有料）
夏の福岡でおすすめの遊び方12［夏祭り編］
戸畑祇園大山笠
こちらは北九州市戸畑区で開催される夏祭りです。「博多祇園山笠」と小倉市で行われる「小倉祇園太鼓」とともに福岡の3大夏祭りとされています。1803年に疫病が収まったことに感謝した住民たちが、神社に山笠を奉納したのが始まりといわれます。
お出かけスポットの見どころ
例年7月末の金土日に実施されます。特に土曜日に実施される「大山笠競演会」が人気。昼も迫力がありますが、夜になると写真のような光のピラミッドが登場。「ヨイトサ」という掛け声が北九州市内に響き渡ります。夏の暑さを忘れさせてくれる幻想的な夏祭りとして人気です。
基本情報
【住所】福岡県北九州市戸畑区千防1-1-1 戸畑区役所前
【連絡先】093-871-1501（戸畑祇園大山笠振興会事務局）
【アクセス】JR戸畑駅から徒歩で約5分
【駐車場】なし
夏の福岡でおすすめの遊び方13［夏祭り編］
筑後川花火大会
1650年に久留米藩主が、水天宮の奉納花火として行ったのが始まりとされる夏祭り。今では約18000発もの花火があげられる西日本一の花火大会です。今年は8月5日に開催予定。小森野や篠山城下河川敷など6つの会場があります。
お出かけスポットの見どころ
篠山と京町の2か所で同時に打ち上げられるのも特徴で、同じ画面でとらえられる「みやき会場」などが人気の見物ポイント。空中ナイアガラなどの豪快な仕掛け花火もあり、福岡の夏の夜空を彩ります。屋台もたくさん出店されるので、夏祭りらしい雰囲気を味わうことができます。
基本情報
【住所】福岡県久留米市瀬下町、篠山町
【連絡先】0942-32-3207（筑後川花火大会実行委員会）
【アクセス】久留米駅から徒歩で約10分
【駐車場】なし
まとめ
福岡の夏におすすめの観光地をご紹介してきました。糸島だけでなく「グランピング福岡ぶどうの樹」や「シーサイドももち海浜公園」などもインスタ映えのスポット。坂本八幡宮などの今はやりの観光地も福岡にあります。水炊きなどのグルメ料理も夏のパワーを付けてくれそうです。あと数か月で夏がやってきます。夏祭りを日程に入れた福岡の旅行はいかがでしょうか？
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