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エンデュランスロードってなに?初心者におすすめのモデル6選含めてご紹介!

ロードバイク雑誌などで最近良く目にする「エンデュランスロード」とは、いったいどんなロードバイクなのでしょうか。ここではエンデュランスロードの説明と、ロードバイクとの比較、そして初心者におすすめのエンデュランスロードバイクをご紹介します。
更新: 2021年2月2日
山口 徳成
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エンデュランスロードとは

エンデュランスロードとは、簡単に説明するとロードバイクのジャンルの一つで、ロングライド走行向けの自転車のことになります。または別名でコンフォートロードともいいます。

少し前まではこのようなジャンル分けされていなかったのですが、技術力の向上や様々なニーズに応えることにより、ロードバイクの種類も細分化されました。

ロードバイク製造の技術が上がると、軽量でハイスピードを目的としたロードバイクが数多くで回りましたが、ほとんどがプロ仕様、もしくはプロを目指すライダーのための自転車になってしまいました。

そのため初心者や走る目的など、様々な現代人のニーズに応えるためロードバイクは様々な種類に細分化されていたのです。エンデュランスは英語表記で””enduranc””、意味は、忍耐や我慢、辛抱になりますが、別に我慢を強いる自転車ではなく、むしろ自転車初心者にも乗りやすい自転車のことになります。

エンデュランスロードとロードバイクの違い

ではエンデュランスロードバイクは、通常のロードバイクとどこが異なるのでしょうか。

エンデュランスロードはロングライドを快適にすることを目的としているため、シートの下のシートポストが振動を吸収しやすい素材で出来ていたり、フロントフォークの上端とハンドルバーの真ん中を繋いでいるパイプ上の部品であるステムにも、振動を軽減させるショックアブソーバーが入っていたり、ブレーキレバーを引く負担を軽減させるためディスクブレーキになっていたり、他のロードバイクと比較して、やや太めのタイヤを装着していることが多いです。

また乗車姿勢もロードバイクと比較してアップライトポジションになっています。

エンデュランスロードとグラベルロードの違い

同じく太めのタイヤを履き、見た目もよく似ているグラベルロードというジャンルもありエンデュランスロードとよく比較されます。グラベルロードは未舗装の道を長距離走ることを想定したロードバイクになります。

そのためエンデュランスロードと大変よく似ており、メーカーによっては同じ扱いをしている場合があります。エンデュランスロードと同じくやや状態に余裕が生まれるアップライトポジションで、こちらも長距離ライドに特化したジャンルになります。

エンデュランスロードの魅力

エンデュランス系コンフォートモデルの魅力は、長い距離を走っても疲れにくい点になります。おそらく趣味でロードバイクに乗っている方は、休日を使ってサイクリングを楽しんでいることと思います。もちろん中にはタイムを計測してより速いスピードで目的地に着きたいと思う方もいるでしょう。

しかしほとんどの方がサイクリング中の景色を楽しんだり、寄り道をしたり、ランチタイムを楽しんだり。自分なりのスタイルとペースでサイクリングを楽しんでいるのではありませんか。

通常のロードバイクと比較してエンデュランス系コンフォートモデルは、上体を起こした姿勢になるため同じドロップハンドルでも体の負担、特に背中や腰への負担が軽減されています。

スピードこそ劣るものの乗り心地が良く、長い時間も自転車ライトが楽しめることこそ、エンデュランス系コンフォートモデルの魅力と言えるでしょう。

エンデュランスロードおすすめコンフォートモデル:1

Trek Domane AL2

出典: https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF/%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89/domane/domane-al/domane-al-2/p/23522/?colorCode=black

トレックドマーネAL2は、入門者にもぴったりなエンデュランス系コンフォートモデルです。

サイクリングを快適に楽しみたい方におすすめの走行性能を持っており、カーボンフォークは安定性や軽量性、100シリーズアルミフレームは、将来のカスタマイズベースとしてもおすすめの一台。

休日をゆっくりとしたロングライドを楽しみたい方に、おすすめのエンデュランス系コンフォートモデルです。

走行性能比較ポイント!

トレックドマーネAL2の走行性能を、他のエンデュランス系コンフォートモデルと比較したいなら、ここだけは最低限チェックしておきましょう。

シフター Shimano Claris, 8 speed
フロントディレーラー Shimano Claris
リアディレイラー Shimano Claris
タイヤ Bontrager R1 Hard-Case Lite, 700x25c
重量 56cm - 9.72 kg / 21.43 lbs
価格(2019年2月25日現在) ¥79,000(税抜)


ジオメトリ比較ポイント!

トレックドマーネAL2のジオメトリは最低限ここだけはチェックしておきましょう。(サイズ47)

ヘッドアングル 71.0
シートチューブアングル 74.6
ヘッドチューブ長さ 11.0㎝

エンデュランスロードおすすめコンフォートモデル:2

FELT VR60

出典: https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/bikes/vr60_8081/

フェルトのVRシリーズはグラベルロードシリーズとなっており、エンデュランス系コンフォートモデル表記になっていませんが、スペックはしっかりとエンデュランス系ロードバイクです。

初心者にも扱いやすいVR60は、軽量なアルミフレームとカーボンブレードフォークで安定した走行性能を発揮し、ロングライドも快適に。またもしあなたがレースに出たいとなれば、タイヤを23cに、ハンドルを下げればレースにも対応できますよ。

走行性能比較ポイント!

FELTVR60のスペックを他のエンデュランス系コンフォートモデルと比較したいなら、ここだけは最低限チェックしておきましょう。

シフター Shimano Claris ST-R2000
フロントディレーラー Shimano Claris R2000 バンド式 Ø31.8mm
リアディレイラー Shimano Claris R2000 8-speedロングケージ
タイヤ -
価格(2019年2月25日現在) 108,000円(税抜)

ジオメトリ比較ポイント!

FELTVR60のジオメトリは最低限ここだけはチェックしておきましょう。(サイズ430)

ヘッドアングル 70.3
シートチューブアングル 75.3
ヘッドチューブ長さ 115mm

エンデュランスロードおすすめコンフォートモデル:3

Giant DEFY ADVANCED 2

出典: https://www.giant.co.jp/giant19/bike_datail.php?p_id=00000029

ジャイアントのエンデュランス系コンフォートモデル「DEFYADVANCED2」は、幅広いシーンに対応する、エンデュランスカーボンロードの決定版。カーボンロードと言いながらも、初心者の方でも手が届く価格帯になっています。

上位グレードと同じカーボンフレームを使い、安定した走行性能を誇るフルカーボンフォークで乗りやすさ抜群。ロングライドはもちろん、デイリーユースにも使えるエンデュランス系コンフォートモデルです。

走行性能比較ポイント!

GAINTDEFYADVANCED2のスペックを他のエンデュランス系コンフォートモデルと比較したいなら、ここだけは最低限チェックしておきましょう。

シフター SHIMANO 105 直付用
フロントディレーラー SHIMANO 105
リアディレイラー SHIMANO 105 11S
タイヤ GIANT GAVIA AC 1 700x28C Tubeless Ready
重量 8.9kg(480mm)
価格(2019年2月25日現在) ¥240,000(税抜)

ジオメトリ比較ポイント!

GAINTDEFYADVANCED2のジオメトリは最低限ここだけはチェックしておきましょう。[サイズ410(XS)]


ヘッドアングル 70.5
シートチューブアングル 74.5
ヘッドチューブ長さ 120mm

エンデュランスロードおすすめコンフォートモデル:4

Specialized ROUBAIX SPORT DISC

出典: https://www.specialized.com/jp/ja/roubaix-sport-disc/p/128889?color=240081-128889

スペシャライズドの「ROUBAIXSPORTDISC」は、高品質カーボンを使ったハイスペックなエンデュランス系コンフォートモデルでありながら、初心者の方でも手が届く価格帯です。

またカーボンファイバー製のフォークは高い剛性と強度そして反応性を乗り手に伝え、軽快なハンドリングが可能です。舗装された道路でのロングライドはもちろん、荒れた土地のロングライドもこなせるグラベルロードの要素を持ったエンデュランス系コンフォートモデルです。

走行性能比較ポイント!

シフター Shimano 105
フロントディレーラー Shimano 105 Ez, braze-on
リアディレイラー Shimano 105, 11-speed
タイヤ Turbo Pro, 60 TPI, folding bead, BlackBelt protection, 700x28mm
重量 -
価格(2019年2月25日現在) ¥ 270,000

ROUBAIXSPORTDISCのスペックを他のエンデュランス系コンフォートモデルと比較したいなら、ここだけは最低限チェックしておきましょう。

ジオメトリ比較ポイント!

ROUBAIXSPORTDISCのジオメトリは最低限ここだけはチェックしておきましょう。(サイズ49)

ヘッドアングル 72
シートチューブアングル 74
ヘッドチューブ長さ 90mm

エンデュランスロードおすすめコンフォートモデル:5

SCOTT ADDICT 30

出典: http://www.scott-japan.com/products/node/3666

スコットのADDICT30は、スコット独自のエンデュランスジオメトリー仕様でポジショニングが上半身がやや起きた状態でロングライドが得意なモデルになっています。

MFカーボンを使用したフレームはロングライドでの走行の安定性と快適性を確保してくれます。初心者にもおすすめのエンデュランス系コンフォートモデルです。

走行性能比較ポイント!

ADDICT30のスペックを他のエンデュランス系コンフォートモデルと比較したいなら、ここだけは最低限チェックしておきましょう。

シフター Shimano Tiagra ST-4700 Dual control 20 Speed
フロントディレーラー Shimano Tiagra FD-4700
リアディレイラー Shimano Tiagra RD-4700 20 Speed
タイヤ Schwalbe Durano 700x28C
重量 8.5kg
価格(2019年2月25日現在) ¥199,000(本体価格)+消費税

ジオメトリ比較ポイント!

ADDICT30のジオメトリは最低限ここだけはチェックしておきましょう。(サイズXXS/47)

ヘッドアングル 70.5
シートチューブアングル 75.0
ヘッドチューブ長さ 115.0mm

エンデュランスロードおすすめコンフォートモデル:6


CANONDALE SYNAPSE DISC 105 SE

出典: https://www.cannondale.com/ja-JP/Japan/Bike/ProductDetail?Id=b9d46bd5-5d3e-4e04-91cc-7978618b659f&parentid=undefined

キャノンデールのエンデュランス系コンフォートモデル「SYNAPSEDISC105SE」は、ロードバイク初心者や入門者にもおすすめのモデルです。快適でスポーティーなロングライドを楽しめ、通勤や通学などのデイリーユースにもピッタリな楽なポジション。しかも求めやすい価格で手に入ります。

走行性能比較ポイント!

SYNAPSEDISC105SEのスペックを他のエンデュランス系コンフォートモデルと比較したいなら、ここだけは最低限チェックしておきましょう。

シフター Shimano 105, 2x11
フロントディレーラー Shimano 105, braze-on
リアディレイラー Shimano 105 GS
タイヤ WTB Exposure TCS, 700 x 30c, tubeless ready
重量 -
価格(2019年2月25日現在) ¥170,000

ジオメトリ比較ポイント!

SYNAPSEDISC105SEのジオメトリは最低限ここだけはチェックしておきましょう(サイズ44)。

ヘッドアングル 70.2
シートチューブアングル 74.7
ヘッドチューブ長さ 10.4㎝

最後に

いかがでしたでしょうか。エンデュランスロードは長い時間、もしくはロングライドを快適に楽しみたい方にぴったりなモデルです。ロードバイクといえばやはり長距離のサイクリングを楽しみたいですよね。

是非あなたも、ここで紹介したエンデュランス系コンフォートモデルでロングライドを楽しんでください。

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