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アロマティカスの育て方や増やし方を詳しくご紹介!おすすめ料理レシピも!

アロマティカスをご存知でしょうか?アロマティカスとは、ハーブティーや料理にも使えるとして多くの方に育てられている植物です。今回はそんなアロマティカスの特徴や花、育て方や増やし方、料理レシピなどを詳しくご紹介していきます!
2020年8月27日
T・S
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アロマティカスの育て方!

アロマティカスとは、シソ科プレクトランサス属に分類される、非耐寒性多年草です。別名はキューバンオレガノですが、大体はプレクトランサスかアロマティカスと呼ばれていますね。ハーブでありながらも多肉植物の外見を持っており、可愛らしい見た目で人気を集めています。今回はそんなアロマティカスの特徴や花、育て方や増やし方、料理レシピなどをご紹介していきます!育てて料理に使って楽しみましょう!

アロマティカスの特徴

アロマティカスとは?

アロマティカスは香りを楽しめるハーブであり、触ってみると手にとても良い香りがつきます。ちょっとした時に癒してくれる存在ですね。葉は丸くて厚みがあり、多肉植物のような見た目をしています。また、表面にはうぶ毛が生えており、触ると耳たぶのような感じがするのも癒しのポイントですね。大きさは20~60㎝程度となり、中々大きくなりますので、少しお手入れをしながら育てていきましょう。

アロマティカスの花と開花時期

あまり知られていないのですが、実は花も咲きます。開花時期は4~8月の暖かな時期で、画像のように、直径1㎝程の小さな花をつけます。花の色は紫・白・青となっており、控え目な見た目をしていますね。何年も育てているのに花がつかないということも多く、見たことが無い方も多い様子です。どうすれば花がつくのかはまだ知られていないので、花が咲いた際はどのような育て方をしたのかメモしておきましょう!

アロマティカスは食べられる?

一番の特徴は、ハーブとして料理や飲み物などに使える、食べられる点です。多肉植物のような見た目をしていますが、普通のハーブと同様に使用することが出来ますので、ハーブの香りが好きな方は是非育ててみましょう!ミントの仲間なのですが、ミントよりも柔らかな香りをしています。ただ水に入れるだけでも、ハーブティーにしても、お酒に入れても合いますよ!

アロマティカスの効能

食べられるだけでなく、効果・効能があることもポイントです。治癒の効能があり、東南アジアやアフリカでは傷口に塗ることがあります。治癒の効能があるということで、メディカルプランツなどと呼ばれることもありますね。また、癒しの効果・効能も期待出来ます。香りの効能は高く、疲労感のある時に嗅いでみると良いでしょう。香水のように、香りを手首や足首につけて使う方もいますので、非常に有用な植物です。

アロマティカスの花言葉

アロマティカスの花言葉は?

花言葉は「友情」と「沈静」の二つとなっています。友情の由来はハッキリ分かっていないようですが、沈静は治癒の効果・効能があることから付けられたと言われています。火傷した時にも利用でき、患部を沈静出来るということですね。

アロマティカスの名前の由来は?

現在の学名は「Plectranthus amboinicus」なのですが、元々の学名には「aromaticus」と入っており、この名残でアロマティカスという名前になっています。アロマらしい香りがするため、この名前がついたそうですね。

アロマティカスの育て方①環境

アロマティカスの生育環境


日光を好む植物ですので、日当たりの良い場所で育てましょう。ただし、夏の直射日光は苦手としますので、鉢植えであれば移動させ、半日陰の場所で育てるのがおすすめです。室内で育てる方が多いので、室内であれば窓際で、レース越しに日をあてると丁度良いですね。光が当たらないと徒長してしまいますので、様子を見ながら調節してあげます。

地植えでも育てられる?

アロマティカスは丈夫な植物ですので、地植えでも育てることが出来ます。ただし、地植えですと夏の直射日光をそのまま浴び続けてしまう可能性がありますので、植え付け場所には注意しなければいけません。また、10度以下になると枯れる可能性がありますので、地植えをすると、冬はかなりの防寒対策が必要になります。1年で枯れても良い場合は地植えでも問題ないのですが、長く育てたい方は地植えよりも鉢植えがおすすめです。

アロマティカスの夏冬の管理

夏の暑い時期に湿気で蒸れてしまうと腐る原因になりますので、後述する剪定を行って風通しを良くしてあげましょう。冬の寒さには注意が必要で、10度以下になると枯れる危険性が出てきます。ですので、外で育てる方も冬には室内に取り込んであげましょう。室内に移動させ、窓際に置いておくと上手く冬越しが出来ます。エアコンをつけて温度管理をするのが一般的ですが、エアコンの風が直接当たらないところに置いて下さい。

アロマティカスの育て方②用土・植え付け

アロマティカスの用土

使用する用土は、市販のものでも、ご自分で作ったものでも大丈夫です。ご自分で作る場合は、赤玉土を8割、バーク堆肥を2割の割合で混ぜるのがおすすめです。市販のものを使う場合は、多肉植物用の土を使うのですが、そのまま使うと水はけが足りない可能性がありますので、川砂を2割程度混ぜてあげると良いでしょう。観葉植物用の土も使えますので、多肉植物用のものと同様に、水はけを調整してあげて下さい。

アロマティカスの植え付け

春頃になると苗が流通し始めますので、なるべく元気そうな苗を選びましょう。植え付けの適期は春から秋と広めになっています。出来れば春に植え付けをしたいですね。購入した容器よりも一回り大きな鉢を用意し、用土を入れ、鉢から株を取り出して植え付けます。グラグラしないように、植え付けたあとは少し手でおさえつけ、水やりをして根を活着させます。複数の株を植える場合は20㎝程度離して植え付けて下さい。

アロマティカスの育て方③水やり・肥料

アロマティカスへの水やり

育てる上で一番気をつけなければいけないのが水やりの具合です。水をやりすぎてしまうと蒸れて腐りますのでご注意下さい。土の表面が乾いた頃が水やりの目安です。タイミングがきたら水を与え、またしばらく、土が乾くまで放っておきます。乾燥に強い種類の植物ですので、ある程度乾燥しても問題ありません。葉の中に水分がありますので、水不足では中々枯れないのです。

アロマティカスへの肥料

アロマティカスは肥料をあまり必要としない植物です。手間に感じる方は与えずに育ててみましょう。普通に育てているつもりなのに状態が悪くなってきた場合は、少しだけ液体肥料を与えて様子を見ましょう。少し肥料を与えると元気に育ってくれます。

アロマティカスの育て方④植え替え・増やし方

アロマティカスの植え替え


生命力の強い、よく伸びる植物ですので、鉢の中が根で一杯になりがちです。根詰まりになると生育が悪くなりますので、鉢から根が出てしまっているようであれば植え替えをしましょう。1~2年に1回の植え替え頻度が目安です。寒い冬に植え替えをすると弱ってしまいますので、出来れば4~6月の元気な時に植え替えてあげたいですね。植え替えはちょっと手間を感じるものですが、定期的に行えば元気な状態を保てます。

アロマティカスの増やし方①挿し木

増やし方は「挿し木(挿し芽)」と「水挿し」が一般的です。挿し木は観葉植物でよく行われている増やし方であり、定番ですよね。枝の先から3節ほどのところでカットし、下葉をとって、切り口を水に30分ほどつけ吸水させましょう。その後、多肉植物用の土に挿し木して管理をします。水気がなくならないように管理をしていれば、挿し木してから大体2週間ほどで根が生え、新しい株として育っていきます。

アロマティカスの増やし方②水挿し

挿し木よりも更に手軽な増やし方が「水挿し」です。上の画像のように、挿し木用に採った枝を水につけるだけで根が生えていきます。1週間ほどで根が出はじめ、2週間も経つと根が沢山生えた状態になります。脇芽も徐々に出てきますので、その後土に挿して育てていくのも良いですし、そのまま伸ばしてみるのもアリです。

アロマティカスの木化について

アロマティカスは数年育てていると、茎の部分が木のような色になってくることがあります。これを木化と言いますが、木化してしまうと香りも弱くなり、また挿し木しても根が出にくくなります。ですので、木化する前に挿し木や水挿しなどで株を増やしておきましょう。

アロマティカスの育て方⑤お手入れ

剪定

元気に育つ植物ですので、放っておくとどんどん大きくなり、伸びすぎて見た目が乱れることがよくあります。あまりにも茂ると、見た目が悪くなるだけでなく、蒸れの原因となりますので剪定してあげましょう。剪定する時は、ある程度バッサリと剪定しても構いません。生命力が強いので、根がしっかりしていればまた新芽をつけてくれます。剪定してもまだ混み合っているようであれば、いくつか根本から剪定してあげると良いでしょう。

収穫はいつ行う?

気になる収穫ですが、収穫時期は特になく、お料理やハーブティーに使いたくなった時に収穫して構いません。適時収穫をすることで、剪定の手間を省くことも出来ます。どんどん上に伸びていきますので、こまめに収穫して使用することで、良い見た目を保てます。

アロマティカスの育て方⑥病害虫

アロマティカスの病気

多くの観葉植物は病気になりますが、アロマティカスは病気になりにくい植物です。ハーブ系のものは生命力が強く、放っておいてもすくすくと、元気に育ってくれるのが良いですよね。

アロマティカスにつく害虫と対策

病気にはなりにくいのですが、害虫被害を受けることがありますので気をつけましょう。気をつけたいのはカイガラムシ・アブラムシ・ナメクジの三つです。普通は薬剤を使って駆除をするのですが、お料理やハーブティーに使う目的がある場合、薬剤は使用しない方が良いでしょう。逐一チェックをして、ついていれば補殺をし、手作業で管理します。


アロマティカスの食べ方・料理レシピ

料理レシピ①ハーブティー

おすすめの料理レシピ1つ目は「ハーブティー」です。定番の楽しみ方ですよね。冬場にいただく時はホットで、夏場はアイスのハーブティーでいただきましょう。細かくちぎってしまうと香りが強くなりすぎることがありますので、ある程度粗く使うのがおすすめです。

料理レシピ②モヒート

おすすめの料理レシピ2つ目は「モヒート」です。モヒートと言えば、ミントを入れたお酒ですよね。そのミントの代わりにアロマティカスを使ってみましょう。ミントよりも柔らかい香りをしていますが、同様に使うことが出来ます。また、お酒以外にも飲み物に使うことができ、ソーダやレモネード、水に入れるだけでも楽しめます。

料理レシピ③料理

使い方は広く、料理全般に入れることが出来ますので、色々な料理に使ってみましょう。オムレツの上に刻んで乗せてみたり、ローストした野菜の上に、ペースト状にして乗せてみたりするのが一般的です。味の濃い料理に使うとバランスがとれますので、お肉やお魚料理に使われることが多いですね。メキシコなどでは肉料理に、ペースト状にしたアロマティカスがよく使われています。色どりも鮮やかになりますので、試してみて下さいね。

まとめ:アロマティカスの育て方

今回の「アロマティカスの育て方や増やし方を詳しくご紹介!おすすめ料理レシピも!」はいかがでしたでしょうか?特徴や花言葉、育て方、増やし方、ハーブティーなどでの楽しみ方などをご紹介させて頂きましたが、今すぐ育ててみたくなりますよね!地植えで育てるのはちょっと難しいので、鉢植えで育てるのがおすすめです。植え替えを定期的に行えば、問題なく何年も育てられますので、初心者の方も是非育ててみて下さい!

アロマティカスが気になる方はこちらもチェック!

今回はアロマティカスについて解説させて頂きましたが、他にも植物・ガーデニングに関する記事が沢山あります。気になる方は是非チェックしてみて下さい。