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革靴の汚れや臭い落とす洗い方!型崩れしない乾かし方や手入れ方法もご紹介!

革靴の汚れや臭いを落とす洗い方はご存知でしょうか?革靴をよく履いている方は臭いに困っている方も多いですよね。また、中々とれない汚れがついてしまうこともあります。今回は革靴の汚れや臭いを落とす正しい洗い方をまとめましたので、是非洗ってみましょう!
2020年8月27日
T・S
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革靴の汚れや臭い落とす洗い方は?

気になる汚れや臭いを落としたい!

出典: https://pixabay.com/ja/%E9%9D%B4-%E7%B5%90%E5%A9%9A%E5%BC%8F-%E9%A2%A8%E6%99%AF-%E8%87%AA%E7%84%B6-%E9%9D%A9%E9%9D%B4-573974/

洗い方を知らないと汚れが溜まる一方ですよね。

毎日毎日革靴を履いていると、どうしても汚れが溜まりがちになりますよね。また、少しずつ革靴の臭いも気になりだすものです。そんな時、革靴をケアしようと思ってもやり方が分からない方が多いのではないでしょうか。革靴は革を使っているため、とてもデリケートで失敗出来ません。とはいえ、手入れせずにそのまま放っておく訳にもいきません。

洗い方を覚えて清潔に

デリケートな革靴ですが、実は洗い方は難しくないんです。多少のアイテムを揃えれば誰でもすぐに出来ますので、臭いや汚れが気になっている方はすぐにチャレンジしてみましょう!揃えるアイテムも金額は大したことはありません。しかし、洗い方はちゃんと覚えておかないと、革にダメージを与える可能性もありますので、正しい洗い方を覚えましょう。

革靴を洗う為の道具

歯ブラシ

洗い方を覚える前に揃えたいものは歯ブラシです。もちろん使い古した、いらない歯ブラシで構いません。革靴は細かな汚れが所々に溜まりますので、歯ブラシで小さな汚れをとるのがおすすめ。この汚れをしっかりとらないとちゃんと洗えません。普段のケアは馬毛ブラシでするのがおすすめですので、歯ブラシではなく馬毛ブラシを買うのも良いですね。無印良品などで安く売っていますので検討してみて下さい。

サドルソープを洗剤に

革靴を洗う時は、基本的にサドルソープと呼ばれる洗剤がおすすめです。革靴は動物の革で作られているため、あまり刺激の強い洗剤を使うと痛む可能性があります。ですので専用洗剤であるサドルソープを使うのですが、後述するようにボディソープなどの洗剤を使う方法もあります。まずはサドルソープを使うやり方を書いていきますね。

スポンジ

革靴に塗布した洗剤を使って、やさしく擦り洗いするためのスポンジも用意しましょう。スポンジは普段のお手入れでは使いませんが、水洗いをする際は必須のアイテムです。スポンジにも色々と種類がありますが、とにかく革靴にダメージを与えない、優しい触り心地のものを使いましょう。汚れや臭いをとると言っても、ゴシゴシと擦り洗いをする必要はありません。

新聞紙

革靴を水洗いしたあとは水分をとって乾かす必要があります。その際に使う新聞紙も用意しましょう。新聞紙は適度な吸水性があるので、革靴を乾燥させるのにピッタリなアイテムです。プロでも新聞紙を使ったりしますので安心ですね。また、新聞紙は丸めて一枚程度しか革靴に入りませんので、1セットなら2枚で十分足りるはずです。

いらない布

革靴を拭くためのいらない布も用意しましょう。出来れば、ゴワゴワとした感触のものじゃなく、優しい手触りのものが良いですね。いらなくなったTシャツがあれば、それをちょっと長めに切り取り、指に巻き付けて使いましょう。普段のケアでもいらない布はあった方がいいので、この際に数枚用意しておきたいところです。

栄養補給クリーム

最後に、栄養補給をするためのクリーム、または栄養補給出来るスプレーを用意しましょう。革靴は革で出来ていますので、洗剤などを使って丸洗いをしたあとは、言うならば洗顔のあとのお肌のような状態になります。洗顔をしたあとは乾燥して化粧水を使うのと同様、革靴も栄養補給クリームなどでしっかりと保湿をしてあげなければいけません。

革靴の洗い方①靴紐を外して汚れをとる

靴紐の洗い方は何でもOK

靴紐をつけたまま革靴を丸洗いしようとする方もいますが、靴紐は外してしまいましょう。靴紐でしばってあるところに汚れが溜まっていることがよくありますので、靴紐をほどいて、歯ブラシ、または馬毛ブラシで綺麗に汚れを取り除く必要があります。靴紐も汚れているはずですので、靴紐も洗ってしまいましょう。靴紐を洗うやり方は特にありませんので、普通に洗ってしまいましょう。

表面ワックスの洗い方

次にワックスを落とすやり方です。革靴の表面にはワックスがつけられているはずですので、いらない布を使って拭き取りましょう。その際、ワックスをとろうとしてとても強い力で拭かずに、それなりの力で拭いていきます。ワックスがついていると水洗いをする時に邪魔になりますので、この作業は省けません。

歯ブラシで細かい汚れも

靴紐を外した部分も合わせて、歯ブラシ、または馬毛ブラシで丁寧に埃をとっていきます。革靴にとって埃は大敵ですので、普段から埃が溜まらないようにしたいですね。画像のような革靴であれば、穴の部分的なにも埃がたまりやすいので注意です。また、縫い目部分も汚れが溜まりやすいので、丁寧にとってあげましょう。やり方にあまり悩む必要はなく、丁寧にブラッシングするだけで大丈夫です。

革靴の洗い方②濡らして洗っていく


ぬるま湯バケツで丸洗い

粗方の汚れを拭き取り、ブラッシングをしたらバケツにぬるま湯をためましょう。大体40度くらいのお湯がベストです。熱すぎると革靴が傷んでしまいますし、冷たいと汚れがとれにくくなりますので注意しましょう。バケツにぬるま湯をためたら革靴を丸洗いします。長時間つけずに、ささっと丸洗いしましょう。

洗剤とスポンジで洗う

次に、サドルソープを使って洗うやり方です。水で丸洗いをしたあとは、サドルソープをかけたスポンジで丁寧に洗いましょう。革靴は滅多に丸洗いをしないので、汚れがたまっています。革靴の中にも汚れが溜まっているはずですので、革靴の中も丸洗いしていきましょう。スポンジはザラついた面ではなく、優しい手触りの面を使って下さい。

革靴の洗い方③拭き取って乾燥

布で拭き取る

次に、乾かし方についてです。水洗い&サドルソープを使って汚れを落とし、綺麗になったらいらない布やキッチンペーパーで泡を拭き取りましょう。泡を拭き取ったら、また別の布、キッチンペーパーを用意して仕上げに拭きます。水分が残らないよう、革靴の中まで綺麗に拭き取りましょう。泡が残ると革靴が痛む原因に成り得ますので綺麗に拭き取ります。

新聞紙を入れて乾燥

丸洗いをし、泡を綺麗に拭き取ったら乾燥をさせます。乾かし方はシンプルで、新聞紙を使って行いましょう。新聞紙を軽くくしゃくしゃにし、革靴の中に入れていきます。革靴の先端まで新聞紙が届くように、押込みながら形を作っていきます。新聞紙を入れないと乾燥に時間もかかり、乾燥が甘くなる可能性がありますので必ずいれましょう。しっかり入れることで革靴の形も整います。

革靴の洗い方④栄養補給

乾燥させたら栄養補給

正しい乾かし方で乾燥をさせたら、革靴に栄養、保湿クリームを塗っていきます。ここでちゃんとクリームを塗らないと乾ききってカサカサになってしまいますので、とても大切な作業です。乾燥は大体2~3日ほどかかりますので、気長に乾燥するのを待ってから塗っていきます。

クリームやスプレーなど様々

栄養、保湿クリームと一口に言っても、商品は様々あります。有名ブランドからあまり知られていないブランドまでピンキリありますが、「コロニル」というブランドの「シュプリームデラックス」はよく使われているため、誰でも安心して使うことが出来ます。また、スプレータイプの栄養補給剤もありますので、色々と見てみましょう。

革靴を乾燥させる時の注意点

日陰で乾燥させること

革靴を乾燥させる時の注意点として、日光があります。早く乾かしたいがために荒々しいやり方を(直射日光を当てたり)する方がいますが、それはNG。直射日光をあてると革靴が傷んでしまう可能性がありますので、日陰で乾燥させるようにしましょう。日陰で、風通しの良い場所に立てかけて乾燥させるのが良いですね。

新聞紙は毎日変えること

乾燥させるために革靴の中に新聞紙をいれますが、新聞紙は毎日変えるようにしましょう。新聞紙は吸水性が高いのですが、毎日変えないとそれ以上水分を吸わなくなってしまいます。少し手間ではありますが、大切な作業ですのでしっかり行って下さい。

革靴を洗う頻度は?

半年から一年が目安

革靴の洗い方が分かったところで、どれくらいの頻度で洗うべきかも気になりますよね。丸洗いでの手入れは半年に一度、または一年に一度程度で十分です。丸洗いの頻度を増やすよりも、日頃の手入れの方が大切ですので、汚れがつかないように日頃のお手入れも覚えましょう。

洗いすぎると革靴が痛む

丸洗いを半年に一回、または一年に一回しかしないのは、革靴を傷ませないためです。何回も短い期間に水洗いをしてしまうと革が傷んでしまうのですが、これもお肌に例えるとイメージしやすいのではないでしょうか。一日に何回も洗剤で顔を水洗いしてしまうのは良くないことと同じように、革靴も適切な頻度で洗うべきなのです。

革靴の日頃のお手入れ

日頃からケアすれば汚れを防止出来る


今回は水洗いをする方法などについて書いていますが、革靴は日頃のお手入れが一番大切。日頃からしっかりとお手入れをすることで、汚れがこびりつくのを防止出来ますし、臭いも防げます。また、日頃のお手入れをすることで革靴の寿命を伸ばすことが出来ますので、是非お手入れ方法も覚えて下さい。

ブラシをする効果

革靴のお手入れの基本は、ブラッシングです。画像のような馬毛ブラシを使い、サッサッとブラシを滑らせていきましょう。これで細かな汚れや埃をとることが出来ます。あまり綺麗になっているような気がしないかもしれませんが、実はこれがとても大切。埃がついていると乾燥しやすくなり、寿命が縮んでしまうのです。また、雨に濡れたあとは絶対に拭くようにしましょう。雨染みという染みが出来てしまいます。

革靴の臭いをとる日常的なやり方

毎日同じ革靴を履かない

革靴のお手入れと同様に大切なのが、毎日同じ革靴を履かないことです。こうすることで、革に休憩をさせてあげられます。毎日履いているとしっかり乾燥しないため、靴の中が湿気でこもりっぱなしになってしまい、臭いの原因にもなります。革靴の臭いが気になる方は、まずは何足か革靴を用意するところから始めましょう。

靴箱の湿気をとる

革靴を何足か用意するのと同時に、靴箱の湿気も対策する必要があります。あまりにも乾燥した環境はもちろん良くないのですが、雑菌が繫殖しにくい、ある程度の湿度にしましょう。湿気を調整する商品は色々販売されていますので、是非色々と見てみて下さい。

シュートゥリーを使う

革靴のお手入れでブラッシングと同じく大切なのが、シュートゥリーを使うことです。シュートゥリーはシュ―キーパーとも呼ばれていますね。シュートゥリーは木で出来ており、この木が適度な湿度を保ってくれます。また、シュートゥリーは革靴の形を整えてくれますので絶対に使って頂きたいアイテムです。足のサイズに合わせたシュートゥリーが販売されていますので、是非使いましょう。

素足で履かない

革靴を素足で履く方も意外と多いのですが、これは革靴にとってはあまり良いことではないので止めた方がいいでしょう。素足で履くということは、皮膚の汚れが革靴につきやすくなるということ。そうなると、水洗いをしなければならない頻度が上がってしまいますので、手間も増えてしまいます。ファッションとして履いていない方は、見えにくい靴下なども販売されていますので、そういったものを使うのがおすすめです。

起毛系の革靴の洗い方

スエードシャンプーを染み込ませて洗う

起毛系の革靴(スエード素材など)を洗う場合は、画像のようなスエード用の洗剤を使いましょう。普通の洗剤を使ってしまうとスエード地を傷める可能性があります。高くはありませんので、スエード靴、スエードブーツを持っている方は早めに持っておきたいですね。

水で汚れとシャンプーをとる

流れは同じで、スエード靴の汚れを粗方落とし、水洗いしたあとにスエードシャンプーで綺麗にしていきましょう。大体綺麗になったら、スエードシャンプーを水洗いで落としていきます。この際も、シャンプーが残ってしまうと傷める可能性がありますので、綺麗に拭き取ります。

乾燥後にはカラーリキッドを

スエード地も同じように乾燥させていきます。スエード時は水洗いをすると色が白っぽくなることが多いので、カラーリキッドと呼ばれる色がつくリキッドを用意しておきます。このカラーリキッドを使うことで、色落ちを防ぎます。

革靴の臭い対策に重曹を利用

革靴の臭いは重曹でとれる

家庭の掃除で頻繫に使われる便利な重曹。実は重曹は革靴の臭い対策にも使えます。重曹の主成分は炭酸水素ナトリウムなのですが、この物質が靴の中の水分を吸収し、雑菌の繫殖を防いでくれるのです。重曹は洗うのに使うだけじゃなく、湿度調整も行えるのですね。

重曹を入れておくだけ

重曹の使い方はとても簡単。重曹を通気性のよい小さな袋に入れて、靴の中に入れておくだけです。これだけで水分を吸収し、臭いがひどくなるのを防いでくれるのですから、重曹って凄いですよね。。これは日頃から使える手段ですので、是非重曹を活用しましょう!


革靴をボディソープで洗う方法も

ボディソープなど用意するもの

革靴を洗う際に、サドルソープではなく、代用としてボディソープを使うことも出来ます。もちろんサドルソープの方がいいのですが、面倒な方はボディソープでやってみましょう。ボディソープを5%くらいまで薄めた希釈液を作り、ボディソープ希釈液を霧吹きに入れて使います。

歯ブラシなどで綺麗に

ボディソープ希釈液を霧吹きで、革靴がしっとりするまで吹き付けていきます。そして、汚れを落とすようにスポンジでこすっていきましょう。細かな汚れは歯ブラシで落としていきます。ボディソープは洗浄力がしっかりありますので、汚れが溜まっていればみるみる落ちていきます。

薄めたボディソープを使う

気をつけて頂きたいのが、革靴に直接ボディソープをかけたり、また代用としてハンドソープを使うことがないよう注意しましょう。ハンドソープは洗浄力が実は強いんです。ですので、ボディソープを必ず使うこと。また、希釈せずに使うと革靴が傷む可能性がありますので避けましょう。乾かし方などは同じようにして大丈夫です。

革靴の洗い方に関するTwitter

革靴の乾燥

革靴の洗い方は分かっても、乾かし方が分かっていない方もよく見受けられます。乾かし方で大切なのは新聞紙を使うこと。そして、2~3日はかかりますので、気長に待ちましょう。乾かし方を間違えると革靴が傷んでしまいますので、今回まとめた乾かし方の内容を参考にして下さい。

革靴は意外と楽?

実は革靴はお手入れが楽ということが書かれたツイートです。革靴のお手入れのやり方はとても簡単ですし、日頃の手入れのやり方もシンプルです。ブラシと布があれば誰でも出来ますので、革靴を持っていない方は是非チャレンジしてみて下さい。

まとめ~革靴の洗い方~

今回の「革靴の汚れや臭い落とす洗い方!型崩れしない乾かし方や手入れ方法もご紹介!」はいかがでしたでしょうか? 革靴の水洗い方法から、選ぶ洗剤について、またボディソープで洗う方法や重曹で臭いを防ぐ方法など、様々な点でまとめさせて頂きました。やり方は覚えてしまえば凄く簡単ですので、是非やってみて下さい。乾かし方もシンプルに日陰で新聞紙を入れて干すだけですので簡単です。また、日頃のケアが一番大切ですので、ブラッシングもマメにするようにしましょう。

革靴が気になる方はこちらもチェック!

今回は革靴を洗うやり方や乾かし方などについて書かせて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」では他にも、靴に関する記事が沢山あります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。