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【2022最新】チニング用ラインおすすめ4選。選び方の4つのポイントも!

チヌ(クロダイ)をルアーで狙う釣り方はチニングと呼ばれています。港湾や河川といった身近なスポットで釣れる上、ラインや仕掛けもシンプルなので初心者からも人気です。今回はチニングに適したラインの選び方を解説し、おすすめの商品をご紹介していきます。
更新: 2022年10月4日
haekon
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目次

この記事で紹介しているアイテム

チニングの魅力とは

チニングとはチヌ(別名クロダイ)を、ルアーで狙う釣り方のことです。チヌは河川や港湾といった身近なフィールドに生息しているので、気軽に挑戦することでも人気があります。

チヌならではの強い引きが特徴で、本格的なファイトを楽しめるのが魅力です。以下ではチニングに適したラインの選び方を解説し、おすすめの製品をピックアップしていきます(本記事は2022年9月26日の情報をもとにしました)。

ラインの種類&定番のラインシステム

1.ラインの種類は3種類

チニングに使用するラインは、PEラインとナイロン、フロロカーボンの3種類があります。PEラインはポリエチレン(PE)素材の糸を複数編みこんで作ったもので、引張強度が高いのが特徴です。

ナイロンはライントラブルが少ないため扱いやすく、初心者におすすめ。フロロカーボンは3種類の中で最も比重が高く、「根ズレ」と呼ばれる障害物や岩礁との摩擦にも耐えることができます。

2.PEライン+リーダーが基本

細くて軽いPEラインは飛距離を出しやすいというメリットもあるため、チニングを含めたルアーフィッシングのメインラインとして定着しています。ただし、側面からの傷に弱いため、先端に「ショックリーダー」と呼ばれるナイロンやフロロカーボン製のラインを取り付けるのが一般的です。

選び方の4つのポイントを解説

1.リーダーの種類を決めよう

ショックリーダーと、ターゲットの水深には密接な関係があります。ポッパールアーなどで表層から中層までのレンジを狙う場合は、比重が軽いナイロンラインを活用しましょう。

一方、ボトム付近でのチニングではテキサスリグやフリーリグといったオモリ付きの仕掛けが多用されます。リーダーとしては、沈みやすく摩擦に強いフロロカーボン製が最適です。

2. PEやリーダーの太さは何号?


PEラインの最適な太さは、ターゲットの大きさやリールの種類によっても異なります。30cm程度の平均サイズのチヌをターゲットにする場合、スピニングリールの場合は0.6~0.8号、ベイトリールの場合は1.5~2号を目安にしましょう。

リーダーの強度はPEより低めに設定

根掛かりなどのトラブルによるPEラインの高切れを防ぐため、リーダーはPEより少し強度の低いものを選びましょう。ナイロンやフロロカーボンのラインの強度は、同じ太さの場合PEラインの約1/4とされています。リーダーのおすすめは何号かというと、スピニングリールなら2号前後、ベイトリールの場合は4号程度が目安です。

3.ラインの役割に合った色を選択しよう

メインのPEラインについては、目視しやすいカラフルな色を選ぶのがおすすめです。イエローやピンク、ライトグリーンといった多彩な色があるので、お好みで選んでみてください。一方、リーダー用のラインのカラーは獲物に見切られないように透明のものが多く、ほぼ一択となります。

4.余裕を持った長さを確保しよう

チニングでは50m程度のキャストをするのが一般的です。PEラインの長さは余裕をもって150m前後の商品をおすすめします。リーダーの長さは余裕をもって1m~1.5mに設定しましょう。30m巻き程度のショックリーダー専用の商品が多数販売されています。

メイン用におすすめのライン2選

1.シマノ・ピットブル8+

シマノ ピットブル8+

出典:楽天
出典:楽天
出典:楽天
全長150g/200g
号数0.4号~2号

有名釣り具ブランドのシマノが2020年にリリースしたPEラインです。東洋紡の「イザナス」という高強度ポリエチレンを8本網みにしてさらに強化しています。0.4号から2号までとラインナップも多彩。スピニングリールなら0.6号、ベイトリールなら1.5号程度の太さを選びましょう。

価格は2830円ほど(長さ150m)で販売されています。色はトレーサブルピンクで、水面での視認性が高いのも利点です。

摩擦強度や感度が抜群の定番商品


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ピットブル8+は「ヒートシンクコーティング」というシリコンコーティングを採用することにより、従来比で20%の摩擦強度を実現。チニングでの激しいファイトでの摩擦熱にも耐えることが可能です。

また、「タフクロス2」なる伸縮しにくい編み方の採用により、感度が向上し、着底やルアーの挙動もより分かりやすくなりました。キャスティングでのトラブルも少なく、扱いやすいことも人気のポイントです。

2.ダイワ・UVF・PEデュラセンサー×4+Si²

ダイワ UVF PEデュラセンサー×4+Si²

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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全長100m/200m/300m
号数0.6号~4号

人気釣り具ブランドのダイワが2020年に発売したチニングにも適した商品です。耐摩耗性の高いロングセラー「デュラセンサー」を進化させ、さらに耐久性を上げています。

長さや号数の異なる多彩なラインナップがあるので、各自の釣りスタイルにぴったりの商品が見つかるでしょう。色はライン放出量が一目でわかる5色タイプと、視認性の高いコーラルレッドがあり、200mで1550円ほどと比較的リーズナブルです。

ブランド独自の技術を駆使した高コスパ品

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従来のデュラセンサーに比べ内部の繊維を太くし、断面を真円状にすることで耐摩耗性を向上させています。また、高密度な繊維加工により引張強度が増し、感度が高くなったのも魅力です。

特殊なシリコン加工により滑らかなキャスティングが可能になり、4つのデュラセンサーを密度の高いねじり編みにすることで、耐久性も確保しています。やや硬めのラインなので、ベイトリールで大物を狙うこともできるでしょう。

リーダー用におすすめのライン2選

1.シーガー・プレミアムマックス・ショックリーダー

シーガー プレミアムマックス ショックリーダー

出典:楽天
長さ25m~50m
号数0.4号~22号

ボトム付近でのチニングをするのに適したフロロカーボン製のリーダーです。シーガーは高機能材などの大手・クレハグループに属していて、独自のフロロカーボン原料を扱える国内でも数少ないメーカーです。

30mタイプを中心に22号までの幅広いラインナップがあります。号数に対する強度が、他製品と比べ1割程度高くなっているので、注意して選びましょう。カラーは透明で、価格は1000円ほどに設定されています。

耐摩耗性が高い&しなやかで扱いやすい

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プレミアムマックスは「FNT製法」という独自技術を採用することにより、巻きグセが付きにくく、よりしなやかになっています。PEラインとの結束もしやすいので、リーダーに慣れていない方でも安心して活用できるでしょう。

また、性質の違うフロロカーボンによる二重構造なので、摩耗に強いのも魅力です。フリーリグやテキサスリグなどを用いた、ボトム周辺でのチニングの際も効果を発揮します。


2・DUEL・パワーリーダーCN

DUEL パワーリーダーCN

出典:楽天
出典:楽天
出典:楽天
長さ30m/50m
号数0.8号~ 2.5号/3号~40号

ルアーやラインなどの釣り具メーカー・デュエルが取り扱うリーダー用のラインです。フロロカーボンとナイロンの両方の利点を備えた「カーボナイロン」という素材の採用により、カーボンの耐久性と、ナイロンの柔らかさを実現しています。

透明カラーで価格は1000円前後、0.8号から40号までの種類があります。スピニングやベイトタックルでのチニングに対応し、多彩な魚種を相手にできるでしょう。

フロロとナイロンのいいとこ取り

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パワーリーダーCNはナイロンらしい扱いやすさが魅力で、ラインシステムの結線などもスムーズに行うことが可能です。一方で、ナイロンに比べて吸水性が低いため、劣化がしにくくなっています。

また、フロロカーボン並みに伸縮しにくいため、感度が高くチニングでのやり取りを楽しめるのも魅力です。耐摩耗性も高いので、浅瀬からボトムまで幅広いレンジのサーチをすることができるでしょう。

自分に合った仕掛けでチニングを満喫

チニングはシンプルな仕掛けを使ったルアー釣りです。フリーリグなどでボトムをズル引きしたり、トップウォーターでただ巻きをしたりと、初心者から上級者まで多彩なスタイルを楽しめます。

レンジに応じて用いるメインラインやリードが異なるので、ご自分の釣りのスタイルに応じてタックルをそろえましょう。ご紹介したなかで気になる商品がありましたら、商品サイトで詳細なスペックをチェックしてみてください。

チニング用のラインが気になる方はこちらもチェック!

チニングにはライン以外にも準備すべきタックルがいくつかあります。下にはタックル全般やロッド、仕掛けなどについて、どのようなスペックが必要かを述べた記事をリンクしました。こちらも併せてお楽しみください。