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キャニオニング中の事故に要注意!大自然の中のアクティビティを楽しむためには?

渓流や沢を生身で下っていく独特のアクティビティ・キャニオニング。事故のリスクなどが気にある方もいらっしゃるかもしれません。本記事では、キャニオニングの事故リスクを減らすために必要なことを紹介しています。安全に楽しむ方法をぜひご確認ください。
2022年5月25日
奏咲
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目次

キャニオニングの際は事故に注意しよう

その身1つで沢を下るキャニオニング

特別な器具や乗り物などは使わず、自分の身体そのもので沢を下っていくキャニオニング。天然のウォータースライダーとも呼ばれ、まさに「身体全身で楽しむ」アウトドアアクティビティの1つです。

滝つぼへのダイブなど爽快感あふれる自然が生み出したギミックも満載で、スポットによって全く異なる表情を楽しめるという魅力もあります。冷たい川の水を身体で感じながら滑り落ちていく独特の感覚に病みつきになってしまう方も多いでしょう。

事故の危険性などもあるので注意が必要

そんな魅力的なアクティビティであるキャニオニングですが、危険性がないわけではありません。身体そのもので沢を下っていくという特性上、事故の可能性なども考えられることは頭に留めておきましょう。

そこで本記事では、キャニオニング中の事故に関してさまざまな角度から注目いたします。どういった事故が起こる可能性があるのか、どういった対策でその可能性を減らせるのか、場合によっては参加を取りやめるべき時もあることなどをチェックしていきましょう。

アクティビティの危険性

移動時に転倒・転落する可能性がある

キャニオニングは、実際に沢に入るスポットまで自力で移動をする必要があります。基本的に山・渓流を歩くことになるので、足場が岩などでゴツゴツとしていて不安定なことも全く珍しくありません。

そのため、実際にキャニオニングをスタートしていない状況でも注意をする必要があります。不安定な足場で転倒・転落をしないよう細心の注意を払いながら移動しましょう。


滝つぼなどは要注意!死亡事故が起きたことも

実際に起きてしまったキャニオニング時の事故事例として、滝つぼに転落して浮上できずに死亡してしまったという悲しいことが起きてしまったことがあります。キャニオニングでの死亡事故は頻繁ではないものの、稀に起きているのが現実です。

そのため、仮に何度も通っていて慣れていたとしても常に「リスク」を意識しながら、無茶な行動はしないようにしましょう。死にこそせずとも深刻な怪我などを負ってしまう可能性もあります。

飛び込みは無理をしない

Photo byshogun

滝つぼへの飛び込みで死亡した事故が起きたこともあります。滝つぼダイブとも呼ばれる飛び込みはキャニオニングの大きな魅力の1つですが、危険性もあることを理解しておきましょう。飛び込むのが怖い場合は無理をせず、「飛び込まない」選択をしてください。

飛び込みをする直前で躊躇し、バランスを崩して落下・事故になるという最悪のケースも考えられます。自分の気持ちに素直になるのも大切なのです。

事故を起こさない・巻き込まれないために

参加当日のコンディションに注意

Photo bymohamed_hassan

事故を起こさない・巻き込まれないために注意するべき1つ目の重要な点が「キャニオニング当日の体調」に注意するという点です。当たり前のことですが、体調が優れない中でキャニオニングをすれば、事故が起きてしまう可能性は高まります。

そもそも体調が悪いとアクティビティ自体を思う存分楽しめず、せっかくのキャニオニングがしんどい記憶だけになってしまうかもしれません。そういった場合は無理せずにまた別の日に改めるようにしましょう。

体調管理を万全にしよう

キャニオニングに行く予定が決まっているのであれば、体調管理を怠らずに予定日に合わせてコンディションを整えるようにしましょう。十分な睡眠を取って寝不足などを避け、身体にいいものをよく食べるなどができます。

特にキャニオニング前日は早めに寝るようにしてください。寝不足の中キャニオニングをすると注意力や判断力が鈍り、やはり事故の危険性が高まります。万全の体調で臨めるよう、日頃から意識しておくことが大切なのです。


天候も考慮に入れよう

キャニオニングは、自然の中で遊ぶアウトドアアクティビティです。沢の中に実際に自分が入り生身で下っていくという特性上、天候の影響をもろに受けます。そのため、キャニオニング当日は天候の状況をよく確認しましょう。

もし雲行きが怪しいなど天候が悪くなる可能性がある場合は取りやめるようにしてください。台風の接近時などは言わずもがなです。また、天候によるキャンセルはツアーなどに参加する場合は主催者側で判断が行われるケースもあります。

ある程度の恐怖心はむしろ安全に繋がる可能性がある

キャニオニングで事故が起こるリスクや、実際に死亡事故などが起きてしまったということを知ると、挑戦するのが怖くなってしまうという方もいらっしゃるかもしれません。その感情は、自然なものだと言えます。

むしろ、ある程度の恐怖心を持っていた方がキャニオニングの最中に油断をせずに取り組めるので、リスクを減らせる可能性すらあるでしょう。とはいえ、そこまで恐怖する必要はありません。キャニオニングは体験ツアーなどに参加すれば安心して楽しめます

ツアーなら安心して参加できる理由を解説

①専門インストラクターがいる

キャニオニングは、複数の業者がさまざまなスポットでツアーを組んでくれています。友人や知人だけで行うキャニオニングは確かに危険です。しかし、ツアーなどに参加すればキャニオニングの専門家やインストラクターがいるので、安心して挑戦できます。

状況やコースに応じた的確な指示やアドバイスをしてくれるので、初心者の方でも安心して参加できます。レスキュー関係の専門知識などを持っており、何かが起きてしまっても迅速・適切に対処を行ってくれるので安心です。

②装備類のレンタル

ツアーに参加すれば、キャニオニングに際して必要となってくる装備類をレンタル可能です。生身で沢を下っていくので、身体を保護する装備類は必要不可欠と言えます。怪我などを防ぐためにも大切ですが、一から自分で揃えるのは手間・費用がかかります。その点、ツアーに参加すれば装備類を自分で調達する必要がないので楽、かつ安全です。


③中止判断をしてくれる

Photo by Giuseppe Milo (www.pixael.com)

山の天気のことや沢の増水などの危険性を日常で感じることが少ない生活を送っている場合、自分で中止の判断を下すのは難しいかもしれません。しかし、本記事でも少しだけ触れましたが、ツアー業者は当日に天候の状況により中止などを決定する場合があります。

いきなり中止になるのは残念にも感じるかもしれませんが、仕方のない事です。大抵の場合業者側からのキャンセルの場合キャンセル料などは発生しないのでご安心ください。

事故を避けながらキャニオニングを楽しもう

Photo by ghewgill

今回の記事では、キャニオニングにおける「事故」について注目してきました。せっかくの楽しいアウトドアアクティビティが嫌な思い出・トラウマにならないように、本記事で解説してきた事故の危険を回避するポイントを忘れないようにしましょう。

また、安全にキャニオニングを楽しむのにはツアーなどへの参加がおすすめです。頼りになる専門インストラクターと共に、身体全身で大自然・沢や渓流を下っていく格別の体験をぜひお楽しみください!

キャニオニングの事故について気になる方はこちらもチェック

今回の記事では、キャニオニングの事故という、少々暗いトピックについて注目してきました。しかし、安全に注意を払いさえすればキャニオニングはとても楽しいアクティビティです。再三触れている通り、ツアーでの体験なら安心して挑戦できます。

本サイトでは、キャニオニングのツアー・体験スポット情報について紹介している記事をエリア別に紹介しています。下記にその中から一部記事をピックアップして掲載しましたのでぜひご覧ください!