キャンプで使うなら持ち運びやすい軽量テーブルが◎
テーブルがあるとキャンプは快適に
キャンプの楽しみの一つは食事の時間ですね。しかしふと困るのが、食器やカップ、カトラリ―類の置き場所です。地面に置くのは不安定で衛生的にも不安が残りますが、そんなときにテーブルがあると、料理や食事の時間がぐっと快適になります。
軽量テーブルは収納・携帯も便利
テーブルをアウトドアで使うなら軽量で収納もコンパクトなものがベター。そのカテゴリーなら持ち運びしやすい商品も多く、今までのキャンプ装備に少しプラスアルファするだけでOKです。ただし素材や特徴が違うさまざまな商品があるので、よくチェックして選ぶのが大切です。
軽量さ以外もチェック！テーブル選びのポイント
①高さを確認する
テーブルはキャンプのスタイルによって適した高さがあります。ソロキャンプなどで、座面が低いローチェアを使うロースタイルなら、高さ30～40㎝がひとつの目安になります。
大きめのタープの下で、大人数で楽しむハイスタイルのキャンプは、立ったままでの作業がしやすい高さ70㎝前後のテーブルが適しています。手持ちの椅子があるなら、実際に腰かけてみてどのくらいの高さが使いやすいか測っておくとよいでしょう。
②天板のサイズを確認する
キャンプにおけるテーブルの役割は「足場が不安定な野外で天板に安定してモノを載せる、並べる」こと。人数が多ければ、それだけモノが増えるので広い面積の天板が必要になります。
ソロで使うのか、複数人のキャンプなのか、上に置くものはカップ、お皿、それともコンパクトバーナーなど、使用するイメージをしっかり描いてサイズをチェックしましょう。
③収納・携行性を確認する
キャンプ用のテーブルは「天板や足を折りたたむ」「天板を巻いてたたむ」「細かいパーツに分解してたたむ」など折りたたみタイプがほとんどです。
なかにはポケットサイズまでコンパクトになるソロ向け商品もありますが、たいていは収納袋に入れて持ち運べるサイズに収まります。
キャンプの移動手段が徒歩なのか、バイクや車なのかで、必要な収納サイズも異なるので、携行時に重要な収納サイズもチェックしておきましょう。
④素材を確認する
キャンプで使われるテーブルのメイン素材は丈夫で軽量なアルミがメインで、そのほかには木などの自然素材や、アルミよりも丈夫なチタンなどもあります。
軽量以外の観点では、火や腐食に強いか（チタン製など）、自然によくなじむか（木製など）といったポイントがあるので、軽量のほかに何を重視するかを考えたうえで素材もチェックしておきましょう。
⑤耐荷重を確認する
耐荷重とは、そのテーブルがどれだけの重さまで安定して載せられるか、耐えられるかの数値です。耐荷重を超えた重さを載せると、テーブルが倒れたり壊れることがあります。
コンパクトストーブなどの火器や、熱々の料理などを載せていた場合、思わぬ事故やケガ、火傷につながることがあり大変危険です。
野外の足場が不安定な場所で用いるテーブル選びでは、商品スペックに耐荷重表示があったら必ず確認しましょう。
折りたたみ式ファミリーキャンプ向け軽量テーブル2選
①おしゃれな木目調天板：BUNDOK アルミロールテーブル 70
収納や携帯性に優れた商品展開が魅力のバンドック製テーブルです。天板は約70×70㎝サイズでパパ、ママ、お子さんの3～4人家族に対応可能。天板は木目転写のアルミ製で、重量が約3㎏と軽量な点も大きな魅力です。
ロール式天板で簡単組み立て＆コンパクト収納
設置は折りたたみ式の脚を開き、ロール状に巻かれていた天板を広げて固定するだけ。収納時は付属の袋に入れ、肩掛けバッグにして運べます。車からテントサイトまでの移動が楽にできるので、取り回しのよさも良好です。
ハイとローのどちらでも使用OK
高さを調整して約70㎝のハイと約35㎝のローの両方で使えます。70㎝はタープ下や２ルームテントのリビング部で、また35㎝はテント内のお座敷スタイルで活用するなど、汎用性が高い点もおすすめポイントです。
②横幅長めが使いやすい：クイックキャンプ フルメッシュテーブル
コスパのよさで定評があるクイックキャンプの製品です。横幅90㎝と長めなので、4人程度のキャンプにはちょうどのお手頃サイズ。テーブルの高さを70㎝と40㎝に調節できるので、いろいろなキャンプシーンに対応できます。
熱々のお鍋も置けるスチール天板
メッシュの天板はスチール製で調理台や食事テーブルとして大きさは十分。スチールはアルミよりも熱に強く、火から降ろしてすぐの熱いスキレットやお鍋（耐荷重に注意）も載せられるので、調理作業がしやすい点もおすすめです。
天板二つ折りでコンパクト収納
収納は脚を内側に折りたたみ、天板を二つ折りして完了。厚さ約7㎝の板状になるので、縦でも横でもデッドスペースを作らず収納できます。重さも3.5㎏と軽量なので付属の肩ベルト付き収納袋に入れると持ち運びも楽ちんです。
ソロキャンプ向け軽量テーブル2選
①ソロに適したサイズと性能：スノーピーク オゼン ライト
品質は折り紙つきのスノーピークの軽量テーブル。天板は丈夫で軽いアルミ合金、そして地面に触れて水分や汚れが付きやすい脚部はサビに強いステンレスと、素材の特徴をしっかり生かしたつくりが魅力の商品です。
収納性抜群でソロキャンプにフィット
商品カテゴリーは山岳用ですが、270gと軽く、携帯にも便利なのでソロキャンプにも適しています。大きさもソロで使うには十分なA4サイズ。名前のとおり一人分の食器を並べ、お膳として使うのにぴったりのサイズです。
組み立て簡単でいろいろな環境で使える
組み立ては、２枚の天板を並べ、ワイヤースタンドを固定用の溝にはめるだけ。脚部は地面に点で接するワイヤースタンドなので、岩場など不整地でもガタつくことなく使えます。登山やキャンプのほかソロトレッキングでも活躍するテーブルです。
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②ツーリングにおすすめ：DOD ライダーズテーブル
DODのツーリング向けの商品ですが、ソロトレッキングでザックの横にストラップ固定して携帯できるサイズに収納できます。天板はソロ使用に十分な46×36.5㎝サイズ。高さが33㎝なのでロースタイルのキャンプにおすすめです。
丸洗いOKの布面天板
見た目は柔らかそうな布面の天板は、アルミ板内蔵で、仕様上の耐荷重は20kg（静止状態）を確保しています。アルミ板は取り外しできるので、汚れたら洗濯もOK 。ただし耐熱性はないので熱いものは置かないように注意しましょう。
テーブルなのに収納スペース満載
天板下に小物を放り込める大きなメッシュの網棚を装備しています。またサイドにもシェラカップやカトラリ―類を引っかけられるフックと小物入れ用のポケットがあるので、これ一つでテント回りの小物整理もできる便利なテーブルです。
木製のキャンプ向け軽量テーブル2選
①組み立ても楽しい：FIELDOOR パネル式木製アウトドアテーブルM
木の風合いが自然によくマッチするアウトドアテーブルです。天板は60×40㎝サイズと広めで、ソロから2～3人で囲む団らんテーブルにも使えます。重さ約3㎏と木製テーブル商品の中では軽量な点もおすすめポイントです。
金属部品を使わず組み立て簡単
組み立てはネジや釘、金具類を一切使わず、パネル状の木材パーツを組み合わせてベルトで固定するだけの簡単構造。収納時はパーツを重ねてベルトでまとめると、厚さ約3.6㎝の薄さになるので持ち運びや、収納も便利です。
未塗装なのでDYIでカスタムOK
未塗装商品なので木の風合いをそのまま楽しめますが、オイルステインや木材用ワックスを塗って色合いや手触りをカスタムするのもおすすめ。テーブル表面の保護にもなるので、DYIでオリジナルテーブルに仕上げる楽しみ方もできます。
②風合いがおしゃれ：コールマン ナチュラルウッドロールテーブル クラシック
コールマン ナチュラルウッドロールテーブル クラシック
出典:楽天| サイズ | 使用時：65×70㎝、H70㎝（40㎝）／収納時：12×18×7㎝ |
|---|---|
| 重量 | 約3.2㎏ |
| 素材 | 天板：スギ天然木／フレーム:アルミ |
| 耐荷重 | 約30㎏ |
飴色のヴィンテージな風合いがおしゃれなコールマンのキャンプ用テーブルです。杉の天然木を利用した天板は65×70㎝サイズ。ソロなら広々と使用でき、また3～4人分の食器を並べたり食事の準備をしたりするのにも対応できます。
高さ調整可能でハイ・ローどちらにも対応
テーブルの高さは70㎝と40㎝の２段階に調整可能。普段のキャンプではロースタイルで、また日帰りキャンプでのバーベキューパーティなどでは調理作業がしやすいハイスタイルでと、場面に合わせて使えるので便利です。
天板を巻いてコンパクト収納
my new gear...
— ボンゴ@初心者キャンパー🏕 (@bongo_outdoor) March 10, 2021
コールマン/ナチュラルウッドロールテーブル
コンパクト&軽さとしっかり耐荷重あるつくりを両立してて、お店で色んなテーブル触ってコレだっ！！ってなりました！
あと絶対ウッドロール天板にしたかった😆✨#キャンプギア #コールマン #キャンプ好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/ZTJUON9lcH
収納は天板をロール状に巻いて袋に収めます。かさばる天板の面積が小さくなり、脚部と一緒に横長の棒状にまとまるので収納性も抜群。重さも約3.5㎏と軽いので、収納袋に入れると女性でも楽々と持ち運びできるのも便利です。
とことん軽量！200g以下のキャンプ向けテーブル2選
①直火のゴトクにも使える：VARGO チタニウムバイフォールドグリル
重さ200gを大きく切る125gの軽量テーブルです。素材に丈夫なチタンを使用し、軽くても野外でガシガシ使える耐久性があります。収納は脚と天板部分をそれぞれ折りたたむだけの簡単構造。コンパクトで携帯にも便利です。
天板がグリルになる多用途テーブル
軽量化を図った特徴的なハニカム状の天板は、耐熱性に優れたチタンの性質を生かし、下に直火やバーナーを置けばゴトクとしても使用可能。さらに、網目状の天板をそのまま焼き網にして、直接お肉を焼いて調理したりもできます。
腐食に強くお手入れも簡単
チタンは腐食に極めて強いので、汚れてもサッと洗って一拭きでサビることなく長く使えます。注意点は耐荷重が1.5㎏（推奨値）と少し低めなこと。それさえ気を付ければテーブル、ゴトク、グリルと多用途に使える便利アイテムです。
②重さ驚異の76g：ANOBA ULソロテーブル （パンチングタイプ ）
天板をメタルパンチング加工して、重量はカップヌードルの内容量（78g）とほぼ同じ76gの超軽量が魅力の商品です。収納時は厚さが1.5㎝とまさに一枚の板になり、ポケットに入れて持ち運べるサイズになります。
小さいボディに使いやすさの工夫
天板のフチを厚くすることで天板のゆがみを防止し、上に置いたものの滑り落ちのリスクも減らしています。組み立てはネジ式の4本の脚を天板に差し込む方式で、もし紛失してもメーカーから脚のみを購入できるので安心です。
ミニマムキャンパーのベストバイ商品
小型軽量なのでたくさんのモノは置けませんが、シェラカップとコンパクトストーブ程度なら十分対応できます。テント周りの使い勝手や快適さを落とさず荷物を軽量化できるので、ミニマムキャンパーにおすすめのアイテムです。
アウトドアでは使いやすさ・持ち運びやすさが重要
アウトドアではテントやシュラフなどメジャーな道具に目が行きがちですが、折りたたみができて携帯も便利な軽量テーブルを活用すると、キャンプの快適さはぐっとアップします。
キャンプ用の軽量テーブルはファミリー向けからソロ用まで使いやすくて魅力的な商品がたくさんあります。普段のキャンプスタイルにマッチしたテーブルを活用して、アウトドアを満喫してください。
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出典：https://www.photo-ac.com/main/detail/5140678