検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

トレランシューズは登山靴代わりになる?初心者も快適なおすすめモデルも紹介!

「トレランシューズも登山靴代わりになるのは本当なのだろうか」と気になっている方も多いでしょう。そこで、本記事ではトレランシューズを登山靴代わりで使えるか否かを解説。登山靴代わりとして使えるトレランシューズもご紹介するので、参考にしてください。
更新: 2023年7月25日
kon_w
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

トレランシューズが登山に使える?

「登山を楽しみたいけれど、わざわざ新しく登山用の靴を買うのは面倒だから、トレランシューズで代用できれば便利」と考える方は少なくありません。しかし、トレランシューズが本当に登山靴の代わりになるのかわからない方も多いのではないでしょうか。

トレランシューズとは?

そもそもトレランシューズとは、舗装されていない道を走るトレイルランニング用に開発されたシューズのこと。自然環境を走るための靴なので「登山靴と同じように使える」と考えて、トレランシューズを山登り用として使う方もたくさんいると言われています。

トレランシューズと登山の関係をチェックしよう

イエローカラーのトレイルランニングシューズクリックするとAmazon商品ページへ飛びます

トレランシューズでも快適に登山を楽しむためには、登山靴との違いをしっかりと把握しておくことが重要です。本記事では、それぞれに備わっている機能やトレランシューズが山登りに使えるパターンなど、詳しい情報をご紹介します。トレランシューズを使う際の参考にしてください。

登山靴との違い

安全にトレランシューズを使うためには、登山靴との違いを把握しておくことが大切です。同じように見えるトレランシューズと登山靴ですが、細かい違いがたくさんあるのか、きちんと学んだ上で使用を検討してください。

軽量さ

ナイキのトレイルランニングシューズクリックすると楽天商品ページへ飛びます

重さに関しては、トレランシューズの方が軽量と言われています。もともとは走るために開発されたシューズなので、軽量を重視しているのが特徴です。一方で登山靴には足を守るための機能が備わっているので、その分だけ全体重量が重たくなります。

登山靴に慣れていない初心者だと「重たくて履きづらい」と感じることはあるでしょう。そのため、登山靴の重量感を苦手とする方達の間で、トレランシューズが人気を集めるようになりました。

耐久性

耐久性に関しては、登山靴がトレランシューズを上回ります。過酷な状況下でも問題なく使えるように耐久性の高い素材を使用しているため、どのタイプの山でも安心して登れるのが登山靴の魅力です。

一方でトレランシューズは、履き続けるごとに劣化が気になる場合があります。消耗が激しいため、登山靴のように長く履き続けるのは難しいでしょう。耐久性の高さを優先するなら、登山靴がベストだと考えられます。

防水性


波紋を浮かべる水面
Photo byronymichaud

登山では、突然雨が降ってくることがよくあります。雨は降っていなくても、水分が多い場所はぬかるんで歩きにくい場合もあるでしょう。そんな時に大切なのが防水性です。

一般的な登山靴には、防水性能が備わっていることがほとんど。雨が降ってきても、安心して登山を続けられます。トレランシューズにも防水機能を備えた商品がありますが、中には防水に対応していない商品もあるので気をつけてください

足を守る機能

登山靴には、爪先やかかとなどを守る機能が備わっています。強い衝撃が加わっても、怪我のリスクを抑えてくれるのが魅力。トレランシューズの保護機能は登山靴には劣るので、足をきちんと守りたい時には注意が必要です。

トレランシューズが使えるパターン

同じように見えるトレランシューズと登山でも、軽量さや耐久性、防水性などの細かな部分では違いがあることを説明いたしました。続いては、どのような登山ならトレランシューズを使っても安全なのかチェックしましょう。トレランシューズを使う際の参考にしてください。

初心者向きの低山に登る場合

登山をする人たち
Photo byzapCulture

基本的に、初心者向きの低山であればトレランシューズでも問題はないと考えられています。初心者向きなら大きな高低差はないため、高機能な登山靴を履かなくても安全に歩き続けられるでしょう。

初心者向きの低山であれば、大きな岩を登ったり、川を渡ったりといった難関コースである可能性も低いので「トレランシューズを使って気軽に山登りを楽しみたい」という場合に選ぶようにしてください。

日本には魅力的な低山がたくさん

「低山だと物足りない」と感じる方もいると思いますが、日本には魅力的な低山がたくさんあります。自然豊かな場所を選べば、低山でも登山ならではの達成感を感じられるでしょう。山選びにこだわってみてください。

登山道が整備されている

道を歩く人たち
Photo by megu0919

登山道やハイキングコースが整備されていることも、重要なポイントです。全く整備が行き届いていない場所だと、トレランシューズでは足を守れない可能性があります。うっかり転んだ時に怪我をして、登山を続けられないリスクもあるので注意が必要。

しっかりとコースが整備されていれば、トレランシューズを履いていても問題なく山登りを楽しめます。登山道・ハイキングコースの整備具合を確認した上で、靴を選びましょう。

湿地帯がない場所

雨が降っていなかったとしても、湿地帯が多い山は足元が不安定になります。トレランシューズだと足が滑って怪我をしてしまう可能性があるので、湿地帯の有無についても確認するようにしてください。

湿地帯の少ない場所であれば、専用の靴でなくても問題なく山登りを楽しめます。登る予定の山の路面状況をきちんと確認しておくことが大切です。危険を回避するために、チェックを怠らないようにしましょう。


登山靴を使った方がよいパターン

トレランシューズで対応できるパターンがある一方で、専用の靴を使った方がよい場合もあります。ここからは、登山靴を使うべきパターンについてご紹介。基本知識を身につけた上で、使用数靴を選ぶようにしてください。

テント泊をする時

明かりがついたテント
Photo byKanenori

テント泊をするような本格的な山登りには、専用の靴が必要です。リュックと共にテントも背負うことになるので、安定感のある靴を使用することが大切。ハイカットタイプの靴で、足首をしっかり保護するようにしましょう。

トレランシューズだと足首の保護力が低く、耐久性も劣ります。テントを背負って山登りをした場合に怪我をするリスクが高まるので、避けた方が無難です。山で一泊することを考えている方は、専用の靴を必ず準備してください。

雪山に登る時

雪が降った山
Photo byNatalia_Kollegova

冬の雪山に登る際にも、専用の靴を取り入れましょう。雪の上は、想像以上に滑ります。トレランシューズだと足元が滑り、怪我をしてしまう危険性が高まります。ただ転ぶだけでなく、滑った影響で崖から落ちるリスクもあるので要注意です。

滑り止めが付いた靴を選ぼう

雪山には、きちんとした滑り止めが付いた靴を準備して備えるようにしてください。滑り止めが全く付いていないと、滑りそうになった時に足の踏ん張りが効かなくなります。専用の靴を履いていれば足元が安定し、最後まで問題なく山登りを楽しめるようになるので、危険を回避するために意識しましょう。

ゴツゴツとした岩がたくさんある時

専用の靴と比べて足の保護機能が劣るのも、トレランシューズのデメリットです。ゴツゴツとした岩がたくさんある上級者向きの山だと、山登り中に怪我をする危険性が高まります。岩を登る際に足を滑らせたり、岩から落ちたりといったことも考えられるでしょう。

山の難易度が上がれば上がるほど、専用の装備が必要になります。「岩がたくさんある場所にもチャレンジしたい」と考えているなら、登山靴を選択するようにしてください。

初心者も快適なおすすめモデル3選

トレランシューズにはデメリット・メリットの両方があり、初心者向きの山なら使えることがわかりました。そこで、ここからは初心者も快適に歩けるおすすめモデルをご紹介します。簡単な山登りに役立ててみてください。

①:Ahico

Ahico トレイルランニングシューズ

出典:Amazon

高品質なPU素材を使用することで、防水性と透湿性の両方を備えたモデルです。水の侵入を防ぎつつ、気になる足のムレを抑えられるのが嬉しいポイント。足汗をかきやすい人も快適に履き続けられます。

足底の部分には特殊深溝構造と滑り止めゴムを施しているので、滑りやすい場所で安定感をキープできるのも特徴です。「トレランシューズだと、足が滑るのが心配」と感じている方でも気軽に取り入れられます。


衝撃を吸収するクッション性

足底の部分には、衝撃を吸収するクッション素材を使用しています。長時間着用しても足が疲れにくく、快適な山登りを叶えてくれるでしょう。アウトドアで使用するのに最適な機能がしっかり備わったモデルとして、人気を集めています。

②:ブルックス

高密度の液化窒素ガスを混ぜて成型したソール部分には細かな気泡がたくさん含まれており、適度なクッション性と軽さを備えています。山登りはもちろんのこと、トレイルランニングをする際に必要となる反発力もあるのが魅力です。

足底にはゴム製のグリップを採用しており、あらゆる地形に対応しています。滑りやすい道でも安全に歩き続けたい時にぴったりです。また、ブルーやピンクなど豊富なカラーが揃い、コーデに合わせて選べます。

③:サロモン

通気性と防水性を備えたゴアテックスを使用し、水濡れが気になるシーンでも気軽に取り入れられます。足のムレやニオイを抑えつつ、靴の内部に水が侵入するのを防げるのが魅力です。

爪先部分にはガード補強が施されており、強い衝撃が加わったとしても怪我のリスクを抑えられます。不安定な場所でもバランスを取れる安定感があり、あらゆるアウトドアシーンで活躍してくれるでしょう。

トレランシューズを登山にうまく活用しよう

黒と青のトレイルランニングシューズクリックすると楽天商品ページへ飛びます

トレランシューズは、山登りで使える場合と使えない場合があります。初心者向けの低山や、登山道・ハイキングコースが整備された場所であれば、トレランシューズでも問題なく山登りを楽しめるでしょう。

一方で、テント泊や雪山などを想定している場合には、山登り専用の靴を使用するのがおすすめです。登る山によって最適な靴は変わるので、きちんと山の情報を仕入れた上で装備を決めることが大切。必要な靴を揃えて、安全に山登りを楽しんでいきましょう。

登山用のトレランシューズが気になる方はこちらもチェック!

トレランシューズを登山で使う際には、基本的な知識を身につけておくことが大切です。関連記事ではトレランシューズの選び方やおすすめ商品をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。