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窓の外側の日除け対策をご紹介!シェードを使った簡単DIYで夏を快適に過ごそう!

暑い日本の夏を快適に過ごすには部屋の外に日除けを設置するのが効果的です。カーテンでは防ぎきれない直射日光対策方法として簡単な窓ガラスの外側から取り付ける日除けサンシェードのDIY方法を解説します。バルコニーやベランダなら2階の外側窓にも取り付け可能です。
2021年6月30日
佐藤3
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はじめに:外側窓の日差し対策に日除けを

外側窓の日除けにシェードを自作しよう

Photo byMichelleraponi

日本の暑い夏は西日や直射日光が部屋の外側ガラス窓から入ってくると、冷房の効きもわるくなったりと悩みのたねですね。そんな時は外側に向かっている窓にシェードを自分で取り付けてみませんか?

最近はおしゃれな軽く遮光が入った部屋が暗くなりすぎないファブリックタイプのサンシェードも人気ですが、工夫次第で安いコストで快適な夏を過ごせる材料・方法はそのほかにもあります。

室内の遮光にも窓の外側に日除けを

サッシタイプなど壁の下から上までガラス窓の面積が広い建具だと、普段は明るくてよいのですが夏になると、その採光のよさが逆に部屋の気温を上げる原因ともなりかねません。

夏を涼しくエコに乗り切る方法として部屋の外側窓に簡単にシェードをとりつける自作DIYのやり方をおすすめの材料とともに解説していきます。

窓の外側に設置するおしゃれ日除けあれこれ

それではまずはシェードに使えるいろいろなタイプの外側窓用日除け材料の種類から見ていきましょう。ご自宅の建築デザインに合わせたり、コストで選んだりと見方や考え方を変えると意外と安く外側窓の日除けを作ることができます。

窓の外側用日除け1.布製シェード

出典:https://photo-ac.com/

最近よく見かけるおしゃれなファブリックタイプのシェードとなっています。日差しの遮光度合いは反遮光程度。ナチュラル感を残しつつおしゃれに直射日光をやわらげてくれるのが特徴です。

気になるコストや耐久は

コストの目安は大きさや材質にもよりますが安いものなら100x200cmサイズで1000円前後から。

遮光度合いが高かったりUVカット加工がされていたりすると割高になる傾向が高いですが、雨よけには使用できなかったり屋外での使用においては経年劣化が激しく1-2年の使い捨てシェードといった位置にあります。

窓の外側用日除け2.テント

テントとは主にポリエステルやナイロンなど化学繊維で織られた生地で雨よけ・日除け効果の高い屋外用の使用目的に優れた生地です。麻やポリエステル混紡などのオリエンタル風なサンシェードと比較すると織り方も密でより日差しをさえぎり遮光度も高いのが特徴です。

店舗の外側出入り口前などに設置されているのをよく見かける素材ですが、アウトドア好きな方ならもちろんキャンプや登山用テントやタープの原材料としてご存知の方も多いでしょう。


気になるコストや耐久は

価格目安は1920x850mmで17000円程度からと他の材料と比較すると高級品扱いです。規格外のサイズの外側窓などにもオーダーメイドで対応してくれる量り売り販売などにも対応してくれるショップも多く存在します。

耐久はおよそ7-10年と長期にわたっての使用も可能となっているため、長いスパンで見ると気に入ったデザインや大きさのテントであれば、ただの布製とそれほど価格差もありません。

窓の外側用日除け3.よしず

出典:https://photo-ac.com/

日本家屋に特にマッチする古くからあるよしずという外側窓の日除け素材。葦(あし)という植物の茎で編んだ簾(すだれ)のことをよしずと呼びます。こちらは部屋にはいる日差しを遮光してすき間からある程度の風も通してくれるものとして、夏の外側窓には多く利用されてきました。

ホームセンターなどでは季節商品(近年では通年販売のところも増えている)として入手も簡単でその日差しを遮る効果は多くの方がすでに体験済みの場合も多いでしょう。

気になるコストや耐久は

よしずに使用されている葦の茎自体の耐久は高いのですが、直射日光のあたる屋外で使用した場合、それを組み合わせて編んでいる糸のほうが劣化してしまうため1-2年。丁寧に保存しても3年が限度といわれています。

コストは小さな外側窓に取り付けるような70x70cmのもので200円程度から。葦ではなく竹で作られていたり、藁を編んだような薄手の安いよしずもありますので価格もピンきりです。

窓の外側用日除け4.グリーンカーテン

Photo by HIRAOKA,Yasunobu

1階だけでなく2階部分までの高さに成長し、サッシや木枠など窓の種類に関係なく遮光することができるものにグリーンカーテンがあります。

植物の作る日陰で室内の冷房効率を上げたり、エアコン自体を使わないなどエコな暮らしの推進活動として市町村などが先頭を切って導入した夏の外側窓の遮光方法です。主に成長が早いつる植物(ゴーヤやアサガオなど)が使われます。

気になるコストや耐久は

グリーンカーテンにかかるコストは種代金として100-200円程度。プランターや土・支柱やネット代金として規模にもよりますが1鉢であれば1000-1500円程度あれば十分購入できるでしょう。

グリーンカーテンはやり方によって長持ち

耐久は植え付ける植物の種類にもよりますが、主にグリーンカーテンとして活発に植え付けが行われているゴーヤの場合は1年限り。

ただし種を採種すれば翌年はそれを利用してまた栽培をやり直すことができるので、実質プランターの寿命いっぱい何年でもコストをかけず続けることが可能でしょう。

追記:シェードの定義

シェードとはライトの傘などという意味もありますが、日除けとして使用するものという意味です。それも紐やチェーンなどで角度調整したり広げたりできるタイプの日除けであるとされています。

それを定義として使用するとグリーンカーテンについては紐で調整することは不可能に近いので日除けとしてはエコでおすすめですがシェードとしては役不足なこともあるでしょう。日除けという点で加えてありますが、シェードというそれぞのイメージに合わせて材料はお選びください。


窓の外側の日除け対策シェード【準備編】

自分の家の外側窓の日除け素材をチェックしたところで早速準備にとりかかっていきましょう。ここでは必要な材料・道具類・付属する部品などの紹介と取り付ける窓のタイプによるおすすめの日除けタイプを解説していきます。

窓の外側からの日除けにシェードな理由

Photo by kaidouminato

日除けとしてまずどこのご家庭でも多く使われているものにカーテンがあります。また屋外に設置するものとしてはラティスなども目隠しと日除けの両方の使いみちもあるでしょう。

なぜ外側窓の夏場の日除けとしてシェードがよいのかというと、厚手のカーテンでは遮光が高すぎて部屋が暗く陰気な雰囲気になる。またカーテンの内側にラティスや衝立などを設置すると部屋が狭くなったり圧迫感があるというデメリットがあるためです。

紐や金具調整できるシェードは便利

また先程ご紹介したシェードの定義でも紐やチェーンなどで出し入れや長さ調整などができるものであるとお話しました。

このことから防水効果のない布製シェードを雨が降ってきたら折りたたみ軒下に収納する。夏場のみ取り付けてオフシーズンにはすっきりと片付けることができるなどがシェードDIYの利点です。

窓の外側の日除けに必要な材料や道具

出典:https://photo-ac.com/

用意するものは日除けをする窓のサイズに合わせた素材(布・テント・よしずなど)とサッシならばよしずを固定するサッシ用の後付け金具が売られていますので、それを2個以上(幅が広い場合は3点がよいため)。紐が基本です。そのほか高所作業になりますのではしごや踏み台など。

またエアコン室外機取り付け金具にシェードの紐を固定する場合はL時金具・Sカン・固定用ナット・レンチなどの工具。それに紐を結びつける柵がない場合ポールでシェードの先端を持ち上げたりしますので、適度な長さのポールや支柱をご用意ください。

外側日除け取り付け可能な窓の種類

シェードは丸い金属のパーツにSカンや紐を通して固定でるだけの四角い布状というシンプルな作りです。その取り付け方法はポールに通して洗濯物のようにかけるのれんタイプでもよいですし、サッシに金具で片側を固定もう片側を紐で柵に引っ張る方法でも何でもかまいません。

不要や邪魔であれば紐を外して畳んでしまえばいいのもシェードのよいところ。簡単に取り付けて一刻も早く涼しい日除けを設置しましょう。

窓の外側の日除け対策シェード【DIY編】

外側のサッシ窓に取り付ける金具利用の日除け

まずは工具類も必要なく金具付属のネジを指で回すだけで外側のサッシ窓に固定できよしずやシェード・テントでもお好みの日除け材料を取り付けることができるやり方です。

サッシに取り付ける金具はホームセンターなどで購入可能。動画内ではよしずをそのまま垂らしていますが下側に紐を結びつけ柵や支柱などに固定することにより簡易的なテラスの日除け用屋根のような付け方もできるでしょう。


マグネットで着脱可能な外側窓の日除け方法

ネジ式金具よりももっと簡単で手早くシェードを取り付けるには外側の金属部分に強力マグネットフックを利用するという方法もおすすめです。厚手の金属であればより強度が増すということなので、厚い鉄板が窓付近にある方には朗報ですね。

あとはフックになっているためシェードの丸い輪の部分を直接かけたり、よしずやのれん状の布には紐やSカンなどを付けてから掛けるとよいでしょう。

外側窓の日除けを室外機用の取り付け金具で

最後は少し工具を使用しますが元々吊り下げ式のエアコン室外機の金具が取り付けてあるお宅であれば、それを利用して丈夫なサンシェードの取り付け部分とすることができる方法です。

やり方は現在止まっているナットを外しネジの棒を出します。元付いていたナットの他もうひとつナットを用意してそれにL字金具をサンドする形で留め付けL字金具に紐やチェーンでシェードを固定するだけ。あとはベランダやウッドデッキの柵・外側塀のフェンスなど利用できるところに紐などで下側を固定するだけで完成です。

まとめ:外側窓に日除けを付ける

外側窓の日除け増設はとっても簡単

出典:https://photo-ac.com/

いかがでしたでしょうか。日本の暑い夏用に2階のベランダやバルコニーや1階部分のウッドデッキなどの日除け・西日防止のためのシェードの簡単な取り付け方を3種類ご紹介してきました。

取り付ける材質のタイプに合わせて取り付け方法も変更すればおしゃれに直射日光を防げますよ。

窓の外側の日除けが気になる方はこちらもチェック

今回は窓の外側の日除けを取り付けるDIYについて解説してきましたが、このほかにも外側的に取り付けられるサンシェードやスクリーンタイプのおすすめ紹介記事もございます。窓の日除けに効果的な材料をお探しの方は、ニーズに合わせてこちらの記事も是非ご覧くださいね。