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バンパー塗装のDIY方法!必要な道具や手順は?愛車の傷補修も自分で簡単にできる!

diyにてバンパー塗装をしたいと考えたことはありませんか。diyでのバンパー塗装は、とてもたくさんのメリットを得ることができます。ただしそのメリットを得るには、正しい道具の確保や手順を守る必要があります。細かく解説しますので、ぜひチェックしてください。
2021年2月25日
ユウキ
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diyでバンパー塗装に挑戦してみよう

バンパー塗装は意外に簡単

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E8%BB%8A-%E8%BB%8A%E4%B8%A1-%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E8%BB%8A-%E8%87%AA%E5%8B%95-63930/

diyでのバンパー塗装をしたいと思った人はいますか。そう思ってもなかなか実行できない人が大半のはずです。その理由の多くは、手順や方法が難しい、道具を揃えるのはハードルが高いといった内容ではないでしょうか。

しかし、実は車のバンパー塗装は、意外に簡単に施工できるのです。もちろん、手順や方法はしっかりと理解しておく必要があり、さらには最低限の道具も必要になります。自分で車のバンパー塗装を行うことは、イメージしているよりもはるかに簡単なのです。

diyでバンパー塗装するメリット

安く施工できる

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diyで自分でバンパー塗装を行う最大のメリットは、安く施工できることではないでしょうか。スプレー塗装であればホームセンターでも手軽に購入することができるため、気になる傷の補修を安く施工できます。

もし、専門業者へ依頼をした場合、傷などのダメージの状態にもよりますが、5万円から8万円かかることもあるのです。自分で傷の修理、そして塗装をする場合は、1万円もあれば十分でしょう。

気軽に施工できる

そして、自分で気軽に塗装できるのもメリットの一つです。専門業者へ依頼した場合、施工までに長く待たさせる場合があります。さらには車を一週間以上、預けなければならない場合もあるのです。

しかし、自分で傷の補修や塗装を行う場合、相手のスケジュールを気にすることなく塗装できます。自分で施工する場合は、天候などを気にする必要はありますが、自分のペースで作業ができるのは、かなり大きなメリットになるでしょう。

diyでバンパー塗装するデメリット

失敗をする可能性が高い

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E6%82%B2%E3%81%97%E3%81%84-%E7%94%B7-%E8%90%BD%E3%81%A1%E8%BE%BC%E3%82%93-%E6%82%B2%E3%81%97%E3%81%BF-2635043/

自分で傷の補修や塗装を行うことはメリットばかりではありません。例えば塗装作業は失敗する可能性がかなり高いです。実際に自分でスプレー塗装などを行えばわかりますが、プロとの施工能力の差を感じることになります。

車の塗装を自分で行うことは、確かにハードルがかなり高いですが、極めればメリットだらけです。道具は簡単に手に入れることができますので、ぜひ、塗装技術を身につけてデメリットをメリットに変えてみてください。

プロとの差を感じる

塗装の能力を身につけても、プロと同じレベルの完成度を手に入れることはできません。これは、プロが使っている道具や塗料などがそもそも違うからです。綺麗に自分で塗装ができたと思っても、車を明るい場所で確認すると粗が目立つということはよくあります。

ただ、プロと同じレベルにさせることはかなり難しいですが、近い状態にさせることはできるでしょう。これはホームセンターで買えるスプレー塗料でも可能です。ある程度の妥協をすれば、こうしたデメリットは問題になりません。

diyでバンパー塗装する場合の必要な道具


耐水ペーパー

耐水ペーパーは、塗装したい面に下地処理が行える道具です。綺麗に自分で塗装を仕上げたいなら、塗装をする表面はフラットに整えておく必要があります。また、耐水ペーパーは、小さな傷の補修にも使えるのです。車をよく見ると、引っかき傷などがたくさんあるでしょう。

こうした傷なら耐水ペーパーで綺麗に除去できます。耐水ペーパーは比較的安く手に入れることができますので、ホームセンターなどで購入してみてください。

マスキングテープ

バンパーを外すことなく、車についている状態で塗装を行う場合は、マスキングテープが必要です。マスキングテープは、塗料をつけたくない部分に対して養生が行える道具と言えます。そのため、マスキングテープはできるだけ多く持っておく方が安心といえるでしょう。

とくに自分でバンパー塗装を行う場合は、屋外で施工することになるはずです。その場合、風で塗料が飛んでいき、他のボディについてしまうことも考えられるため、マスキングテープは必ず購入しておきましょう。

プラサフ

プラサフとは、カラー塗料が貼り付きやすくなるための材料です。一般的にはスプレータイプになっており、ビギナーでも比較的簡単に扱えると言えるでしょう。また、プラサフはバンパー塗装面の小さな傷を補修してくれる能力もあります。

プラサフもホームセンターなどで簡単に手に入れることができるアイテムです。バンパー塗装をdiyで行う人の中には、プラサフを使わず塗装する人もいますが、プラサフを使わなければ仕上がりや耐久性に大きな差ができますので、必ず使うようにしましょう。

カラーがマッチした塗料

そして忘れてはいけないのが、バンパーのカラーにマッチしたスプレー塗料の準備です。diyでの塗装のやり方で、一番です重要な材料になります。スプレー塗料は、必ず、車専用のものを購入しましょう。

スプレー塗料は、自分の車のカラーナンバーと照らし合わせて購入するのが基本です。同じようなカラーに見えても、メーカーや車種によって、若干の色合いが違いますので、必ず自分の車に合うスプレー塗料を選びましょう。

クリア塗料

クリア塗料もdiyで自分でバンパー塗装を行うのに必要なアイテムです。クリア塗料は、どの車も基本的には共通して使えるため、選ぶのに悩む必要はありません。ただし、クリア塗料は材質にこだわって選ぶことがおすすめです。

一般的に購入できるクリア塗料には、アクリル樹脂系やウレタン樹脂系があります。アクリル樹脂系の塗料は安価ですが、耐久性が低く、ウレタン樹脂系と塗料は効果ですが耐久性が高く、さらには光沢が強くなるという性質があるのです。

ぼかし剤

バンパー塗装を部分的に行う場合は、ぼかし剤も必要になります。ぼかし剤はその名の通り、カラーをぼかすことができ、スプレータイプになっているのです。もともとのカラーと新しく塗料をスプレーした箇所とでは、どうしても完璧にはカラーがマッチしません。

そうした状態を防ぐために、カラーの境界などにぼかし剤をスプレーし、違和感を防ぐのです。バンパー全体を塗装する場合には必要はありませんが、部分塗装の場合はかならず購入しておきましょう。


diyでバンパー塗装する手順

下地処理

手順としてまずは下地処理です。バンパーの表面が整っていない状態で塗装すると、必ず失敗をしてしまいます。耐水ペーパーを使い、表面の汚れや傷、さらには塗装が貼り付きやすいように油分を落としていきましょう。

方法は簡単で、水をペーパーに馴染ませながら優しく研磨します。下地処理はもとの塗装面を補修ためにも行いますので、都度、もとの塗装の状態をチェックしながら行いましょう。

マスキングテープで養生

次に塗料がかかってはいけない箇所を、マスキングします。マスキングの方法は、必ず塗装するべき箇所に誤って貼り付けないことです。バンパーの部分塗装を行う場合、どこまで塗装をするべきかしっかりと見極める必要があります。

また、マスキングは必ず風などで動かないように全体を固定しましょう。風で飛ばされ、塗装した箇所にマスキングが当たらないように全体を貼り付けておく必要があります。

プラサフ吹き付け

次にプラサフを吹き付けます。プラサフはスプレータイプになっていますので、施工は比較的簡単です。施工方法のポイントは、一度に厚く塗るのではなく、2回ほどにわけて厚みを与えるイメージで行います。

プラサフは、薄い傷を補修させる役割もありますので、上手に扱って表面を整えましょう。プラサフ施工後は、しっかりと乾燥させることも忘れないことが大切です。

カラー塗料吹き付け

いよいよ、メインのカラー塗装の吹き付けです。スプレー缶は事前にしっかりと振って、中の塗料を混ぜておきます。施工箇所とスプレーとの間は20cmから30cmほどあけて移動させながら塗布するのが基本です。

重要なことは、無理に一度で仕上げようとしないこと言えます。最初は足付けとして薄めに塗布し、表面が乾いたら2回目を少し厚めに塗っていきましょう。3回ほどにわけて塗れば、ムラになることなく均一に塗料がバンパーに馴染みます。

ぼかし剤吹き付け

ぼかし剤は、通常はメインのカラー塗装が乾く前に塗布する方法を取ります。メインのカラー塗装前に塗布する方法もありますが、後からの施工の方がぼかしやすいです。塗装剤の表面に均一に塗布すれば、境目が気にならず綺麗にぼかすことができます。

ぼかし剤も、必ず使用する前にしっかりと降って中の溶剤を混ぜておきましょう。また、ぼかし剤は必ず施工しないといけないわけではありません。もとのカラーとのバランスを見極めて使用するようにしましょう。

クリア塗装と塗装面の磨き

仕上げとしてクリア塗装を施工します。クリア塗装の方法は、メインの塗装とは違い、スプレー缶を塗装面の近くに当てて厚みを出すイメージで行いましょう。厚みをもたせることで、補修面の保護や鏡面仕上げに繋がります。

そして、全ての塗装が終わり、完全に乾燥させた後に磨き作業に移りましょう。番手をあげていきながら、最終的には鏡面用のコンパウンドで磨いていきます。磨きの方法は、一度に終わらせるのではなく徐々に塗装面を整えることを意識しましょう。


diyでバンパー塗装する場合の注意点

気温と湿度を重視する

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diyによりバンパーなどの塗装を行う場合は、手順や道具も大切ですが、気温と湿度のチェックも重要だと言えます。気温が低かったり湿度が高い場合は、塗料面が白ボケしてしまうことがあるのです。

こうした白ボケを防ぐ簡単な方法は、必ず晴れた日で、さらには気温がある程度高い日を選ぶことだと言えます。気温は5度以上、湿度は85%以下と言われていますが、より完成度を上げるのは、気温は15度、湿度は60%以下がベストだと言えるでしょう。

時間をかけることも重要

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通勤などに車を使っている場合は、できるだけ早くスプレー塗装をして完成させたいと思うはずです。未完成のまま車を使いたくないという思いから焦ってしまい、重要な手順を飛ばしてしまうと間違いなく失敗していしまいます。

一見すると成功したように見えても、耐久性が極端に低い状態になっていることも珍しくありません。無理に1日で終わらせることを考えるのではなく、時間をかけて少しずつ進めることで完成度は必ず上がり、終わった後に意外に簡単だったと思えます。

diyでバンパー塗装を実際にしてみよう

極めれば誰でも綺麗に修復できる

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diyでバンパー塗装を行う方法は、手順を理解すれば意外に簡単に補修できます。ただし、手順を間違ったり、手順を飛ばしたりすると、いくら道具を揃えていても補修は失敗してしまうでしょう。

もう一度必要な道具や補修の手順などをチェックして、ぜひバンパー塗装にトライしてください。きっとイメージ通りの塗装が完成するはずです。

アルミ塗装の方法が気になる方はこちらをチェック!

自動車のアルミ塗装は難しいと思っていませんか。下地処理から仕上げ方法と補修のコツなどをまとめていますので、ぜひチェックしてください。