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簡単にできる木の枝工作ガイド!下処理からおしゃれなインテリアの作り方まで解説!

庭に落っこちている木の枝で、とても魅力的な工作ができてしまいます。その工作の方法は意外と簡単なので、初心者の子供や女子が気軽に始めるにも負担なし。おしゃれなインテリアが手作りで完成する、木の枝の工作の下処理方法から作り方までじっくり解説します。
更新: 2023年11月27日
はぐれ猫
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木の枝の工作って?

木の枝を使った簡単アート

木の枝工作は、その名の如くに植物の枝を使う種類のアート活動です。木の枝を使うということで、まるでお金をかけず完成する意味でも人気がありもう愛好者が増えてきています。部屋をぐっとオシャレにできるアイテムはアイデア次第で、一度完成したものをリメイクするのも簡単です。

簡単なDIYの道具と技術でok

使用する木の枝は細いもので構わないので、使う道具は大掛かりなものを必要としません。例えば自宅で使い慣れた道具だけでも、簡単に工作は完成しています。技術的には小学校の図工程度のレベルがあれば良いので、初心者が始めるとしてもまったく無理がありません。

子供の夏休みの工作にもぴったり

毎年のように夏休みがやって来ますが、小学生にとっての難関が自由研究の課題。工作の場合は、夏休みに家族で考えても思い浮かばないこともありがちですが、その時にも木の枝工作が役立ちます。木の枝を使った自由な発想の手作り作品は、どうせなら先生も納得するものを目指してみてください。

木の枝工作の材料入手

剪定した枝を使う

もし自宅に庭があるなら、手っ取り早く木の枝を入手できます。落ちている枝を手に入れて工作に使っても良いですが、樹木を剪定してゲットするのも簡単。剪定したあとの枝ならば、傷んでいないし理想的なのです。剪定のたびに木の枝の下処理を施し、リメイクや新作用に保管することもできます。

庭や近所で拾う

仮に家に立派な樹木がなくても、工作用の木の枝を入手できる場所はどこにでも存在します。例えば近所の街路、公園、森林、いつも通っている学校などで、落ちている枝を拾うだけでokです。近所で剪定作業をしていたら、貰いに行くという手段も使えます。

集める枝のこだわり

工作のために集める木の枝は、まず傷んでいないことが前提条件です。そして単純に枝であれば良いわけではなく、テーマに応じた木の枝にこだわりを持って集めることも大切。例えば枝の先端のほうまで、繊細な小枝が付いたもの、どこまでも真っ直ぐなもの、細い木の切り株なども利用価値があります。

木の枝工作の道具

最低限あったほうが良い道具

まずこれは確実に手元にあったほうが良いのは、カット系のアイテムです。木の枝を切断する小型のノコギリ、あるいは加工するカッターナイフだけでも事足りる場合もあります。工作では形を整える紙やすりや鉄ヤスリ、印を付けるペン、穴を空けるキリ、枝同士を結合させる接着剤やヒモなども必要です。

あったら便利な道具

何かと塗る作業が出てくるのが木の枝工作です。必要となるのはニス、そしてペンキなどなので、それを塗るためのハケが必要になります。また少し大掛かりな作業をする場合には、ドライバーやドリルが使える電動工具。これなら作業は疲れず、素早く進めることも可能になります。


木の枝工作の下処理①基本

消毒の下処理

拾い集めてきた木の枝はすぐ工作に使わず、基本の下処理から始めたほうが良いです。最初に行うのは消毒の作業。樹木にはカビやダニなどが付着しているので、それらを除去します。アルコールや無水エタノール、電解次亜水などの消毒液をスプレーして乾かすだけで、カビの除去と予防になります。

不要部の下処理

次に行っておきたいのが、不要部の除去作業。木の枝に腐食している部分があると、そこは虫やカビの温床と化してしまいます。耐久性を考慮するなら弱い部分は除去し、パテなどでの穴埋め補強をします。あとはDIYをする上で、まったく必要ない部位の切除などもしておくと良いです。

研磨の下処理

もし樹木の皮の質感を活かすならそのまんまで構わないですが、木の枝を研磨して中のツルツル感を活かす工作もできます。その場合はカッターやカンナなどを使って、表面の皮をけずり落とします。あとは紙やすり、鉄やすりなどを使ってひたすら磨き上げ。理想的な木の枝を目指すというわけです。

木の枝工作の下処理②塗装

ニスの下処理

選んだ木の枝の質感を存分に生かして工作するなら、ニスを塗る下処理も効果的です。ニスを塗装するとカビや虫から保護できるし、DIYで作り上げるアート作品の綺麗さを持続できます。ニスにはツヤ消し、ツヤありのタイプがあり、色合いも様々。最も作品に合う光沢や色を考えてみてください。

塗装の下処理

仕上げはニスではなく。全体に塗装の下処理をして組み立てることも可能です。木の枝工作ではコテコテに原色の油性で塗ってみても構わないし、木の質感を生かした水性ペイントも選びたい種類。ホワイトなど明るい色合いで、おしゃれインテリアを目指すこともできます。

木の枝工作の設計図

設計図を描こう

手作りの木の枝アートは新規からでもリメイクでも、あったほうが助かるのが設計図です。木の枝工作の設計図は、作ってみたい題材を思い浮かべてみれば、自然と筆は進みます。設計図が無い状態でのDIYは組み立てに迷うものですが、簡単な設計図があればイメージしやすくなる効果が出てきます。

設計図を描くコツ

例えば木の枝の家を工作する場合、正面、裏側、横、上からの設計図があると良いです。全体の縦横のサイズ、用いる材料1つ1つの一辺の長さ、材料の種類、色などを書き加えるのが、正確性を増すコツ。子供が夏休みの課題とする時、本体と一緒に提出できるような質感に仕上げたら評価も上がりそうです。

木の枝工作の結合作業

接着剤止め

子供でも誰にでも簡単な木の枝DIYの結合法は、接着剤を使う方法です。接着剤は木工用のものを用いるのが基本となります。結合したい部位に接着剤を塗布して乾くのを待つだけです。ポイントは接着中、ズレないようにすること。ドライヤーや布団乾燥機を使って、素早く乾燥させる裏技もあります。


ヒモ止め

接合部にヒモを巻きつけるのは手作り感も一層高まってオシャレなので、結合法としておすすめできます。工作に使うヒモの種類はできるだけ軽量で強度のある種類が良く、タコ糸、毛糸、釣り糸などが使えます。一般的な細い縫い糸は強度が無いので、何回も縛るか使わないのが無難です。

ビス止め(ネジ止め)

少し大きめの木の枝を使う手作りインテリアには、ネジ(ビス)を使って強度を高めます。キリや電動ドリルなどで穴を開けて、ドライバーでネジを取り付けるDIYはさほど難しくはありません。工作に使いやすいネジの大きさ、色、種類などをきちんと選び出すことが大切です。

木の枝工作のおすすめ①家

木の枝の家

こだわりの家は、木の枝で工作してみたいアートの1つです。自分の理想とする家を、1から手作りする楽しさがあります。まず紙の上に、簡単な設計図を描いてみるところから始めると良いです。家に相応しい材料を集めたら、作業のスタート。これは子供の夏休みの工作としても推薦なDIYになります。

家の簡単な作り方

たとえ簡単な家だとしてでも、しっかりとした木の枝の骨組みを工作することから始めます。同じサイズの枝を幾つも用意し骨組みを作ったら、さらに枝をぎっしり取り付けるなどで壁にします。屋根材にはニスを塗った葉っぱ、草葺き、あるいは松ぼっくりを利用するという変わった方法もあります。

木の枝工作のおすすめ②動物

木の枝の動物

意外と難しく感じるのは木の枝を主体とする人形ですが、簡単にするならどんぐりなど木の実を使った動物の工作法があります。木の実は丸々とした形状なので、フクロウなどの体を再現するにもぴったり。さらに大きめな松ぼっくりなどの木の実を使って、複雑な動物アートを目指すこともできます。

動物の簡単な作り方

まず拾ってきた木の実の、どの部分を頭として目を付け、足を付けるかなど設計図を描きます。木の実や木の枝を組み合わせてのDIYでは、動く目のパーツを取り入れると可愛さが倍増。胴体は木を削って作る他、全部木の実にするのも可能。複数を工作すると、夏休みの子供も納得のアートになります。

木の枝工作のおすすめ③ツリー

木の枝のクリスマスツリー

寒さが増す12月から自宅のインテリアをおしゃれに変貌させるのが、木の枝のクリスマスツリー。この工作アイテムは良くある針葉樹のツリーとはまるで違って、自由なデザインのツリーがクリスマスを彩ります。お金をかけずに豪華に飾れるし、毎年リメイクして飾る楽しみも出てきそうです。

クリスマスツリーの簡単な作り方

ある程度の高さがあったほうが、木の枝のクリスマスツリーは迫力が出ます。工作では土台部分が重要で、口の狭い花瓶などに枝を差し込み、固定する形にすると安定します。枝の先にはいつもの飾りや電飾を取り付けても良いですが、松ぼっくりなどの動物を付けたり賑やかにリメイクも出来ます。

木の枝工作のおすすめ④リース


木の枝のリース

古来より欧州ではクリスマスの飾りとして、また幸福を呼ぶ意味や魔除けとして好まれたのがリースという円環のアイテムです。木の枝工作をするなら、人気のリースを手作りしてみるのはとてもおすすめ。木の枝を主体としてみれば、落ち着き払った印象を持ったおしゃれリースが完成します。

リースの簡単な作り方

小さな木の枝を繋げたようなリース、または細い木の枝を曲げたようなリースの2種類が考えられます。いずれでも基礎となる輪っかを完成させて、多くの枝を結合させていくだけなので、難しくはありません。工作では木の実やススキやコバンソウなど、色んな野の植物を組み合わせてみると華やかです。

木の枝工作のおすすめ⑤スワッグ

木の枝のスワッグ

先程のリースと同じように、スワッグも欧州でクリスマス飾りや魔除けに使われてきた伝統アイテムです。スワッグと言えば緑の枝を使ったものが一般的ですが、木の枝だけを使用して工作しても凄くおしゃれ。クリスマスだけでなく、1年中インテリアとして飾ってみたくなります。

スワッグの簡単な作り方

基本的にスワッグは木の枝を束ねて、ヒモで縛って完成するので工作はとても簡単です。丁度よい木の枝を組み合わせて束ねたら、あとはお好みで拾ってきた木の実や葉っぱなどを付けて自由にアレンジします。毎年リメイクをするのもおすすめで、子供の夏休みに作ってみても、注目を集めそうです。

木の枝工作を始めてみよう

自由な発想で色々手作り

何の変哲もない木の枝が、一躍価値あるものに変化してしまうアート工作は、確かに子供が接しても魅力的なものでした。木の枝工作で自宅のインテリアが綺麗にできたり、従来のものがリメイクできたら趣味の世界も広がります。自宅の木の枝1本から、手作りを初めてみませんか。

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当サイトでは木の枝工作の他にも、簡単にできるDIYの情報をまとめています。自宅のインテリアをもっと自己流のおしゃれにリメイクしたい方もチェックしてみてください。