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福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」の楽しみ方ガイド!観光に必須!

お魚だけの魅力に留まらぬアクアマリン福島は、いま福島のいわきで大注目な水族館です。館内には見たこともない生き物から、この場所ならではの楽しい体験、レストランなどサブ的魅力も色々。休日にどっぷりはまりたい、いわきの名物水族館の楽しみ方をご紹介します。
2020年8月28日
はぐれ猫
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アクアマリン福島とは

福島県のいわき市にある水族館

関東からも遠くない福島沿岸のいわき市に、目的とするアクアマリン福島があります。幾多の船が停泊する小名浜港に、2000年になって完成した水族館です。海辺の青いガラスの建物は、まるで魚と潜水艦が一体となったような魅力的な装い。年間に50万人を超える観光客を集めるほどの人気っぷりです。

東北最大級の規模

今では東北最大級を誇る展示規模になった、いわき市のアクアマリン福島。館内には謎のクラゲから上質なシーラカンスまで、実に800種類8万点にのぼる海の生き物を集めています。とんでもない巨大な水槽やタッチプール、多様な体験など、この水族館は幾多の見どころだらけです。

基本情報

【所在地】福島県いわき市小名浜字辰巳町50
【電話】0246-73-2525
【営業時間】通常期:9:00~17:30、冬季(12~3月下旬):9:00~17:00

アクアマリンふくしま

アクアマリン福島のアクセス

電車とバスでお出かけ

電車とバスを利用してアクアマリン福島に行くなら、ひとまずはいわきに通っているJR常磐線の泉駅を目指します。路線バスに乗り換えれば、水族館までは時間をかけません。また、東京駅や仙台駅から高速バスに乗り込み、いわき駅を経由し、泉駅を目指すというアクセス方法もあります。

車でお出かけ

もし遠方から車でいわきにお出かけする場合、常磐自動車道の最寄りインターを目指します。勿来(なこそ)ICからの場合、国道を経由して小名浜港の水族館までは30分ほどです。アクアマリン福島では1,500台収容の駐車場を完備していて、無料で駐車ができるのでとてもお得です。

アクセスルート

【電車とバス】JR常磐線→泉駅→路線バス→イオンモールいわき小名浜バス停(15分)→徒歩5分
【車】常磐自動車道→いわき勿来IC→国道289号→国道6号→アクアマリン福島駐車場

いわきの水族館の見どころ①古代魚

海・生命の進化ゾーン

注目度が一際高い見どころになっているのが、海・生命の進化ゾーン。ここはいわきの水族館でも、生きた化石と呼ばれる太古の特徴を持つ生物を展示する場所。スポテッドラットフィッシュ、オオサンショウウオなどに並び、展示の目玉になっているシーラカンスにも出会えます。

シーラカンス

この海・生命の進化ゾーンが凄い理由は、世界の水族館でも唯一となる、2種類のシーラカンスを展示していることにあります。その2種とはアフリカシーラカンス、インドネシアシーラカンス。いわきのシーラカンスの標本は、生きていた時そのままの姿で、観光客を惹きつけて止みません。

いわきの水族館の見どころ②海獣・水鳥

北の海の海獣・水鳥

北方のオホーツク海など寒い環境に生きている大型の海獣や水鳥の展示は、優先的に訪れてみたいエリア。ここにはアザラシ、トド、ウミガラスなどの人気者がいて、いわきに来た人々に愛嬌をふりまいています。フィーディングタイムと呼ばれるごはんの時間は、普段は決して見ることができない瞬間です。

アザラシ

好物がイカやタコなどの頭足類だというゴマフアザラシは、北の海に生息している中型の海獣です。いわきの水族館には大人から子どもまで3頭がいて、可愛い姿を見せてくれます。まるでパンダみたいな模様のクラカケアザラシのくらまるは、冬季のみ出会えるレアな存在です。

エトピリカ


今では絶滅が心配される希少なエトピリカは、いわきの水族館で見られる水鳥の代表格。アイヌ語で美しいくちばしの意味を持つように、鮮やかなオレンジのくちばしが目を引く鳥です。北海道の海では、水深40mまで潜って漁をするという特徴があります。貴重なエトピリカが水中を華麗に泳ぐ姿は必見です。

いわきの水族館の見どころ③大水槽

潮目の海

2,050トンもの海水を蓄えている潮目の海の大水槽は、いわきの水族館で最大級の見どころです。左右の2つの水槽が重なる通路は三角形をしたガラス張りの空間で、まるで水中に入り込んだかのような臨場感が魅力。ここでは黒潮と親潮がぶつかる日本の近海を再現、数え切れないほどの魚が泳いでいます。

潮目の海の注目

素早いマイワシの群れは、全体が一丸となって大水槽の中を泳いでいます。それを横目に大きなカツオやカラスエイが、悠々と通り過ぎる姿も見もの。いわきの水族館で午後に1度だけ見られるフィーディングタイムでは、魚たちが豪快にごはんを食べる姿を目撃できます。

いわきの水族館の見どころ④アイスボックス

親潮アイスボックス

もう観光に来れば何時間でもいれると評される、親潮アイスボックスもおすすめです。暗い空間のアイスボックスは、光を帯びた水槽が幾つも並ぶいわきの水族館の名物展示。アイスボックスの名前は、クラゲなど寒いオホーツク海の生き物を集めていることが由来となりました。

人気の生物

密集して小さな体を岩にくっつけているナメダンゴは、アイスボックスの人気者です。世界的にも非常に珍しくて貴重だというアバチャンの生体展示、海の妖精として有名なクリオネなど、水族館のアイスボックスにはいわきの人々が夢中になる生き物がいっぱいです。

世界初・日本初の展示

見た目は玉こんにゃくみたいだからそう呼ばれるタマコンニャクウオは、親潮アイスボックスが世界初の展示となりました。世界初といえば、希少種であるダイオウキジンエビもいます。近ごろアイスボックスに新たに入居した日本初展示が、天女みたいな羽衣を身にまとった、ハゴロモコンニャクウオです。

いわきの水族館の見どころ⑤多彩な展示

サンゴ礁の海

色鮮やかな南国の海をいわきに再現した水槽が、サンゴ礁の海。ここには本物のサンゴが移植されていて、その周囲にはキイロサンゴハゼの群れや、巨大なメガネモチノウオなどの多くの魚が泳いでいます。砂から顔を出してゆらめいている、チンアナゴも人気があります。

金魚館

自宅で金魚を飼育している人にとって、クラゲやシーラカンスより先に見たいのがここ金魚館です。水族館の金魚館には、世界からいわきに集められた珍しい金魚が勢揃い。頬が膨らんだ水泡眼、60cmに達するジャンボ獅子頭、紅白の庄内金魚など、ずっと見ていたい魅力が尽きません。

ふくしまの海~大陸棚への道~

いわきの近海にも広がる、大陸棚を再現したエリアがあります。ここには日本でもおなじみなサンマの群れ、クラゲの群れ、まん丸で珍しいギンカガミ、巨大な姿のタカアシガニなどがいます。特に膨大な数のクラゲは、水族館を訪れた観光客を幻想の世界へといざなってくれる存在です。

いわきの水族館の見どころ⑥子どもの体験

子ども体験館 アクアマリンえっぐ

屋外の水辺エリアには、子ども向けの体験施設アクアマリンえっぐがありあます。いわきの水族館に子連れで訪れたときには、シーラカンス展示と共に必ず立ち寄りたいスポットです。ここでは釣りをメインとしていますが、レッサーローリスなど動物の展示や、各種のイベントを楽しむこともできます。

釣り体験

水族館のアクアマリンえっぐの釣り堀では、アジに狙いを定めるアジングの釣りができます。釣った魚は子どもが自ら捌いて調理する体験ができるので、いわきで魅力的な食育観光が実現します。レストランとしての役割もあって、自分で作ったアジフライを食べられるのが楽しみです。


うおのぞき

昔ながらの漁業に親しむ体験をするなら、アクアマリン福島のうおのぞき(観魚室)です。ここでは缶詰を作ったりかつお節を削ったりという、食べ物に関係する体験が色々。中でもレストラン代わりにできる炭火焼き体験が人気で、レストランより美味しいホタテやサザエ焼きを親子で味わえます。

いわきの水族館の見どころ⑦里山

わくわく里山・縄文の里

シーラカンスも泳いでいた1万年前から続いてきた、日本の縄文時代。その環境をいわきに再現した場所がここです。水族館の施設には縄文時代の水辺の環境や植物があり、観光すれば多数の動物の見どころもあります。屋根から流れ落ちる滝を裏側から見られたりと、夏には涼しく感じられる空間です。

わくわく里山・縄文の里の生き物

いわきの水辺には可愛い動物が集合し、水族館がまるで動物園のような魅力に包まれています。以前から絶えず人気のユーラシアカワウソもいるし、体をすぼめるオオコノハズク、ねずみ年にあやかったアカネズミもいます。観光ではカワウソのフィーディングタイムが楽しい見どころです。

いわきの水族館の見どころ⑦屋外

BIOBIOかっぱの里

むかしのいわきの原風景を再現したような場所、BIOBIOかっぱの里。ここは自然の中に多様な生き物がひそむ、水族館のビオトープです。都会ではもう見られなくなった、ミナミメダカ、ドジョウ、トウキョウダルマガエルといった水辺の生物を捕まえて鑑賞する楽しみがあります。

蛇の目ビーチ

春から賑わい出す蛇の目ビーチは、いわきの水族館へ子連れ家族で観光したら見逃せない遊び場です。磯や干潟やビーチを再現した4,500㎡に渡るエリアは、世界最大級のタッチプールになっています。ここではクラゲやシーラカンスはいませんが、ヒトデやナマコに触って観察するなど楽しみ方も色々です。

クウェート・ふくしま友好記念日本庭園

はるか遠くのクウェートと福島の友好の象徴が、水族館にある日本庭園です。ここは東日本大震災で、福島がクウェートから義援金をいただいたことを記念する場所。トンネルを抜けた先には円形の池があり、普通の日本庭園とは違ったいわきの庭園は、かわいいフェネックにも出会える場所です。

いわきの水族館の見どころ⑧イベント

多彩なイベント

月ごとにチェックして、何らかのイベントを訪れてみるのも、いわきの水族館の楽しみ方です。アクアマリン福島には、イルミネーションが綺麗なクリスマスイベント、本格的なコンサートのイベント、クラゲ飾りが漂う七夕まつり、おいしいグルメのイベントなどがあります。

過去のマニアックなイベント

以前にいわきの水族館に登場したイベントには、水生昆虫に関するマニアックなものがありました。「The対決・タガメVSゲンゴロウ」と題したイベントでは、昆虫を対決させて勝敗を決する種類や、絵合わせ、食べ物対決などが登場しました。かなりヘンテコなイベントが時々出てくる水族館なようです。

いわきの水族館の見どころ⑨体験

バックヤードツアー

普段の風景とはまるで異なる水族館を体験できる、バックヤードツアーも注目が集まる見どころ。バックヤードツアーは、いわきの水族館の一般立入禁止なエリアを楽しめる人気のツアー。水族館の2/3までを占めるバックヤードは、大水槽やアイスボックスとは違う面白さが凝縮されています。

バックヤードの風景

いざバックヤードに潜入すると、そこは完全に実験室や工場のような空間です。バックヤードには魚やクラゲや哺乳類が入った水槽、ぎっしり並ぶ謎の機械、スタッフが世話をしている様子も確認できます。巨大な水族館のバックヤードツアーに参加すれば、水族館萌えが加速してしまいそうです。

バックヤードツアーで見られる生き物


怪しいバックヤードには、普段は非公開な色んな生物がいます。実験室を感じさせる空間には、ラブカの胎児のホルマリン漬けや、見たこともない生物の標本、クラゲの赤ちゃんなど様々。いわきの水族館の華やかな生物展示とは違う魅力が詰まった、バックヤードツアーは一度試してみたいものです。

いわきの水族館のレストラン

潮目の海

巨大な潮目の海の正面には、水族館の名物となっているレストランがあります。純和風なたたずまいの寿司処は、魚とクラゲを鑑賞しつつ、いわきの漁港から仕入れたマグロやイカなどの寿司が堪能できる場所。大水槽やクラゲ水槽に接するカウンターで、生き物を鑑賞しながら食べる寿司は格別です。

アクアクロス

正面に小名浜の海を眺められるアクアクロスは、いわきの水族館で気軽に使えるレストラン。人気のメニューにはさんまポーポー焼きなど定食や、レストラン名物の縄文カレー、ベニズワイガニドリアといった海の幸を使った種類があります。アクアマリンシェイクは、レストランの食後に人気な飲み物です。

いわきの水族館のお土産

3つのミュージアムショップ

美味しいレストランと共に観光で見逃せないのは、いわきの水族館でお土産を蓄えているショップです。アクアマリン福島には3つの趣向が違うお土産ショップがあります。アクアマリンショップJOHMON、 ミュージアムショップウミノスが代表格で、様々な趣向を凝らしたオリジナルのお土産が揃います。

食べ物のお土産

特に子供や女性にとって、レストランの美食と共に見逃せないのがお菓子系のお土産です。扱っている食べ物系お土産の全て、水族館にいる生き物を題材としています。ごんべあいす、あざらしクリームサンドせんべい、AMFプリントラングドシャなど、人気のお土産には目移りしてしまいます。

雑貨やぬいぐるみのお土産

常に女性が手に取ってしまうお土産が、アクアマリン福島のオリジナルぬいぐるみ。いわきの水族館にいる生き物をテーマにし、クラカケアザラシ、ユーラシアかわうそ、アイスボックスにいたナメダンゴなど色んな種類があります。シーラカンスグッズなど、ここだけの珍しい雑貨のお土産も注目です。

アクアマリン福島に行こう

多様な生き物と面白体験を求めて

アイスボックスやシーラカンスやクラゲの群れなど、いわきの海辺のアクアマリン福島には生き物の魅力がたっぷりとありました。珍しいイベント、バックヤードの見学など、いわきの水族館にしかない観光の見どころもわくわくの理由で。平和な休日には、いわきの海辺で羽根を伸ばしてみたいですね。

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