登山とは
初心者でも大丈夫
山登りは初心者でも気軽に楽しめるアクティビティです。登山は必ず山頂に向かいますがトレッキング、ハイキングは単なる山登りとなるため少ない装備、持ち物で楽しめますよ。特にハイキングは軽装で行われています。ただし気軽にできるとはいえ、山歩きは必要最低限の装備、持ち物を用意しておかないと脚が疲れたり、トラブルで動けなくなったときなどに困りますよ。必ず必要なものを揃えて忘れないようにしましょう。
持ち物と食べ物を紹介
装備と食べ物両方大事
トレッキングやハイキングは簡単な山登りですが、歩くだけでエネルギーを使います。エネルギーが無くなると人間は動けなくなりますよ。車だとガス欠状態です。シャリバテと表現されますが、そうならないように簡単な山登りでも食べ物を用意しましょう。必要なものとして装備と一緒にリスト化しておくと忘れなくなりますよ。またハイキングは軽装できますが、トレッキングとなると少し難易度が上がるのできちんと準備しましょう。
登山に必須の装備・持ち物編1
リュック
登山用のリュックは60Lなど非常に大きいですが、日帰りの簡単な山登りなら通学、通勤で使っている小型のものでも大丈夫です。歩く距離や高低差、難易度などを参考にしながらリュックの容量を決めるといいでしょう。日帰りでは25L~30Lほどあれば必要なものが入ると言われていますよ。リュックが小型だと初心者でも買いやすいお手頃なものが多いです。新たに買うときは、背負って選びましょう。
リュックの選び方
初心者向けの簡単な山登りとなるトレッキングやハイキングでも体格に合っていないリュックで長時間歩るくとベルトがズレてきたり、体が痛くなったりして歩きにくくなります。実際に背負ってショルダーベルト、ウェストベルトがフィットしているか確かめましょう。新規で新たに山登り用のリュックを買うときは、リュックと背中の隙間ができないように調整できる機能があるか確認してくださいね。荷物を運ぶアイテムなので大切です。
登山の必須の装備・持ち物編2
トレッキングシューズ
本格的な登山なのか簡単な山登りのトレッキングか、あるいはさらに楽なハイキングなのかどんな登山をするかによって必要性が変わるアイテムが山登り用の靴です。必須のアイテムとして紹介しますが、スニーカーでもハイキングなら大丈夫です。トレッキングのように舗装されていない道を歩くという場合は専用の靴が合ったほうが脚が疲れにくく、ケガの防止にも役立つと言われていますよ。リュックと同じで店舗で試着して選びましょう。
靴の選び方
大切になるのは柔らかさとフィット感です。スニーカーや柔らかいローカットモデルは舗装された道を歩くときに最適なモデルです。ハイキングコースが歩きやすい場所ならスニーカーやローカットモデルでいいでしょう。トレッキングのように山道を歩くという方でも初心者で登りやすい道は、ローカットモデルより少し硬いミッドカットモデルのがおすすめです。試着してつま先に余裕があるサイズを選びましょう。
登山の必須の装備・持ち物編3
レインウェア
天候が変わりやすい山登りではいつ雨になってもいいように雨対策グッズが必要なものになります。リストに加えるときに注意してほしいのが安価な雨合羽、傘と書かないようにしてくださいね。山登りでは服とズボンに分かれているタイプを用意しましょう。また蒸れないということも大切です。汗冷えは体力を奪われますよ。日帰りでもレインウェアは安いものではなく、透湿素材や蒸れにくいものをリストアップしてください。
コンパクトになることも大切
雨対策ということで天候に恵まれていると全く使わずリュックの中にずっと入っている余計な荷物といえるアイテムです。必要なものですが使わないこともあるので、できるだけコンパクトになるものをリストアップしておきましょう。いろいろなメーカーから発売されていて性能も様々です。初心者ならタウンユースモデルでもいいでしょう。ハイキングなどの初心者でもできる山登りではハイエンドモデルを用意しなくても大丈夫です。
リュックの防水
大切な装備を濡らさないためにもリュックの防水カバーが別売という場合は、リストに加えておきましょう。荷物が濡れてしまうと重たくなるだけではなく今後の予定に支障をきたしますよ。また、雨対策という意味ではスニーカーよりトレッキングシューズがおすすめです。山歩きのための靴なので防水加工が施されているものが多いです。
傘でもいい場合もある
使い慣れた傘も役立つますよ。ただし条件付きとなります。街の中のように歩きやすく舗装されていたり登りや下りがない平坦なハイキングコースなら傘でも大丈です。傘は手に持つことからとっさに両手が使えず、舗装されていない山道や登りや下りが多い道だと危険です。
登山の必須の装備・持ち物編4
登山に合った服装
登山に合った服装を整えることも大切です。初心者向けのハイキングならあまり気にしなくてもいいですが、日帰りのトレッキングとなると専用の服装が必要なものになりますよ。例えば肌に触れる下着は速乾性のあるものにして汗冷えをしないものにしましょう。そして重ね着をしていく形が山登りの服装となります。化繊などの長袖シャツ、その上に防寒着などのアウターを着るようにしますよ。アウターがレインウェアでも大丈夫です。
日帰りでも防寒着は必要なもの
日帰りでもリストアップしてほしいものが防寒着です。標高の高い山は夏でも低体温症となることがありますよ。季節によりますが初心者が登りやすく歩きやすい時期でもある春でも長袖シャツは必須です。重ね着で体温を調整するようにしてくださいね。薄手のフリースなどもあると寒いときに便利です。寒さの感じ方は人それぞれですし、標高によって気温は変わるので目的地ごとに最適な服装が必要なものとなります。
靴下・帽子・グローブ
一般的に登山用の靴を履くときは靴下も履きます。登山用の靴下は耐久性が高く吸汗性や速乾性に優れていてクッション性も高い厚手のものが多く、靴下を選ぶときに特に大切になるポイントは吸汗性と速乾性です。前述したトレッキングシューズは雨が降ってもいいように防水加工があるので汗をかくと蒸れやすいです。靴下がうまく汗を吸ってくれないと、歩きにくいですよ。グローブは手の保護、帽子は紫外線対策や頭の保護に役立ちます。
登山の必須の装備・持ち物編5
ヘッドライト
初心者がリストアップし忘れやすいのがヘッドライトです。日帰りでも不測の事態を考えると必要なものとなります。日帰りでもトラブルがあり下山が遅くなったとき、道に迷って野宿しないといけないときに明かりは必要です。天候が悪いときなどいろいろな状況で必要になるアイテムですよ。日帰りでは本来使わないアイテムですが、お守りとしてリストアップしておきましょう。懐中電灯ではなくヘッドライトを用意してくださいね。
両手が自由に使える
懐中電灯が適さない理由は傘のときと同じです。街の中のように歩きやすく、登りや下りが少ない場所なら大丈夫ですが、山道では懐中電灯で片手が塞がるのはあまり好ましくありません。ヘッドライトを選ぶときのポイントとしては赤色、黄色などの白以外の光が使えると霧にのまれたときでも白い光よりも見やすく、緊急時に役立ちます。日帰りで行ける場所は霧が立ち込めることは少ないですが、光色切り替えられると使い勝手がいいです。
登山の必須の装備・持ち物編6
トレッキングポール
必須というわけではありませんが初心者なら必要なものとして考えたほうがいい道具です。トレッキングポールとは杖のような道具で初心者から上級者まで使いますよ。ただし転ばぬ先の杖というわけではなく疲れを軽減する効果もあります。バランスも取りやすくなることから年配の方や体力に自身がない方、膝などの関節が心配という方はリストに加えておいたほうがいいアイテムです。逆に余裕がある方は荷物になるので注意してくださいね。
ポール先端に注意
ウォーキング向けだっり、雪道用のものだったりと先端の形状によって得意な環境が変わってきます。一般的には着脱でき好きな形状にできるようになっていますが、付属していなかったりできないものもあるので通販で買う場合は先端に注意してくださいね。Jの字のようになっているのはウォーキング向けとなりスキーのストックのようになっているのは雪道用です。山用はキャップがかぶっているような形状になっています。
登山の必須の装備・持ち物編7
救急キット
日帰りでもどんなトラブルが起きるかわからないのが山歩きです。擦り傷や切り傷、打撲などの軽度のケガを手当できるよに備えておき、包帯、薬、テーピングテープなど必要なものを用意しておましょう。持病がある方は持病の薬も忘れないよに用意しておくといいでしょう。包帯が切れるように小さなハサミなども忘れないようにしてくださいね。傷口が洗えるように真水があると便利です。
エマージェンシーシート
エマージェンシーシートはアルミの製のコンパクトになる災害時に使われるブランケットです。保温性に優れているので山でも体温を保ちやすく、非常時に必須です。上級者になると簡易テントになるツェルトを用意するかも知れませんが入門向けの低山ならエマージェンシーシートでも大丈夫と言われています。ないよりかは絶対にあったほうがいい装備なので準備しておきましょう。
登山の必須の装備・持ち物編8
お薬手帳・保険証
トラブルが発生し病院で治療するとなると保険証(コピーでも可)が必要です。忘れやすいですがお薬手帳もあると便利ですよ。お薬手帳があると過去にどんな薬を処方してもらっているか、今はどんな薬を使っているのかがすぐに把握できます。アレルギーなども分かるので非常時だからこそ必要なものとなります。余談ですが、お薬手帳を持ってきた場合と持ってこなかった場合では、診療報酬が少し減るので薬手帳があると少し安いです。
登山の必須の装備・持ち物編9
地図
スマホのアプリでも代用できますが、スマホは唯一の通信手段となることが多くむやみに使わないほうがいいでしょう。連絡を取りたいときに電池切れとなっては意味がありません。どこを歩いているのかを把握しておかないと、山頂を目指さないで自由なコースを歩く場合油断するとすぐに迷います。必ず登山用の地図を用意しましょう。通常の地図では詳細な登山道は書かれていないことが多く、あまり役立ちません。
方位磁石(コンパス)
古くから使われている大切な道具です。方角がわかるだけで地図と照らし合わせたときにより確実に進むべき道がわかります。スマホでもGPSやセンサーを使った簡易コンパス機能などがありますが、前述したようにできるだけバッテリーは温存しておきましょう。地図と一緒に照らし合わせやすい方位磁石のほうが便利ですよ。非常時だけではなく普段から使うものなので精度の高いものを用意しましょう。
アプリも便利
考え方の1つとなりますが、スマホのアプリも非常に便利です。地図の役割を十分果たしてくれますが、バッテリーを考えるとあまり頼らないほうがいいでしょう。アプリを活用したいという場合は予備のバッテリーを持ってくことをおすすめします。
登山の必須の装備・食べ物編10
水筒
歩くだけで汗をかくほど体力を使います。汗をかくと水分が失われるのでこまめな水分補給は絶対に必要です。街の中なら自販機がりますが、山中にはありません。低山で簡単に来れる場所なら駐車場などにありますが基本的には水筒を持参して水分補給をしましょう。初心者が登りやすい低山やハイキングなら普通の水筒でもいいですが、飲み終わったらかさばらないレトルトパウチのようなソフトボトルタイプがもありますよ。
登山の必須の装備・食べ物編11
行動食(食べ物)
いわゆるおやつです。カーリング女子の活躍で「もぐもぐタイム」という言葉が流行りましたが山登りでもあります。人間を動かす糖分がないとガス欠と同じで前述したように動けなくなります。日帰りでも用意しておくといいでしょう。意識があっても動けない状態になりますよ。紹介する全ての食べ物を持っていく必要はなく、歩く距離が短いという場合は、行動食ではなくカップラーメンなど昼ごはん兼用でもいいでしょう。
おすすめの食べ物1:チョコレート
TOMIZ cuoca(富澤商店・クオカ)溶けにくいチョコチップ / 20g
チョコレートは甘くて、カロリーもあり、油分もありコンパクトに持ち運べるということでトレッキングやハイキングにぴったりの行動食です。忘れてもコンビニなどどこでも手に入るところもおすすめの理由となります。糖質はエネルギーに変換されるので甘いものは有効的です。汗を描くと塩分が取りたくなりますよね。このようなときは板チョコではなくビスケットやシリアルなど使われている準チョコを用意しておくといいでしょう。
おすすめの食べ物2
【送料無料】井村屋 スポーツようかん あずき 40g×5本
片手で押し出して食べられるスポーツ向けのようかんです。スティック状の細ない形状をしていてどこでも入れておくことができ、一本で113カロリーもありますよ。こちらは行動食としておすすめのタイプとなります。
おすすめの食べ物4:ゼリー飲料
【送料無料】森永 inゼリーエネルギーストロング180g 36個入
いろいろな種類があり、カロリーとその他栄養、汗で失われるミネラル、水分などが補給できる優れた行動食にゼリー飲料があります。パウチになっていて飲み終わると、平らになるのでゴミも持ち帰りやすいですよ。登山で食べるならカロリー0ではなくできるだけ高カロリーのもを買うよにしましょう。スポーツ、アスリート向のものは、1本で180カロリーにもなり、疲労軽減につながると言われているクエン酸なども配合されていますよ。
登山の必須の装備・食べ物編12
非常食
非常食とは行動食とは別に用意しておく必需品の食べ物です。先ほど紹介した行動食はおやつみたいなもので、あるき続けられるように食べるものとなり、非常食はトラブルが置きて山中で過ごさないといけないという場合の食べ物です。日帰りだと本来不要なものですが、最悪の状態を考えるとどうしてもリストから外せない食べ物となります。簡単に調理できる、賞味期限が長いなどいくつかの選び方がありますよ。
非常食におすすめの食べ物1:カロリーメイト
大塚製薬 カロリーメイト ブロック アソート 4本入り×10箱×3種類
お菓子のようなブロックタイプの栄養補助食品は非常食としても便利です。お菓子のような外見でさまざまな味があり好きな味を用意することもできます。有名なカロリーメイトはスーパーでも手に入りやすく価格も高くはないのでおすすめですよ。スリムな箱に入っているので携帯性もよく手軽に栄養とカロリーが補給できます。災害時の保存食としては使われないことから極めて賞味期限がながいわけではないので注意してくださいね
非常食におすすめの食べ物2:パンの缶詰め
パンの缶詰 新食缶ベーカリー 缶入りソフトパン4種類 12缶セット
持ち運びやすさや喉の乾きにくさを考えると食べやすい非常食はようかんなどに軍配が上がりますが、ボリュームがありしっかりした食べ物を食べたいとき災害用の非常食がおすすめです。その中でも水を使わなくても缶から取り出すだけで美味しいパンが食べられる新食缶ベーカリーはおすすめですよ。美味しくボリュームもあります。缶詰めなので円柱になり持ち運びやすいか考慮しないといけませんが評価のいい非常食です。
非常におすすめの食べ物3:えいようかん
井村屋 えいようかん(60g*5本入)【井村屋】
災害時の非常食としても備蓄されているようかんです。賞味期限がなくワンシーズンの登山で使わなくても翌年でも持っていけるますよ。1箱5本入りとなり、1本でお茶碗一杯分のご飯に相当する171カロリーがあります。災害時の備蓄として用意しておき登山のときには非常食として利用するといいでしょう。
登山の持ち物・食べ物リストのまとめ
持ち物の忘れ物に注意
今回紹介してきた以外にもあると便利なアイテムなどもあります。またタオルは歩いている最中使わなくても休憩のときに使うことが多いので持っていたほうがいいでしょう。休憩するときに手が洗えないので除菌ができるウェットティッシュや芯を抜いたトイレットペーパーなども便利なアイテムと言われていますよ。忘れ物があるだけで簡単な登山でも危険になってくるのでしっかり準備してくださいね。登山計画書も用意しましょう。
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