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【初心者必見】玉編みの簡単なやり方を解説!コツを抑えて簡単に編もう!

かぎ針編みの編み方の中でも、玉編みはかわいらしい編み目で人気があります。でも見た目で難しいと思ってスルーしてしまう人も多いとか。玉編みにも種類があって違った作り方をすると見た目や雰囲気が変わります。今回は簡単な玉編みのやり方からバリエーションまで紹介します。
更新: 2022年2月27日
佐藤3
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はじめに

かぎ針編みで玉編を編む!作り方レシピも紹介

Photo byFeeLoona

かぎ針編みで作る玉編みは決して難しいものではありません。見た目から難しいだろうと判断してしまう人も多いですが、やり方のコツを一度覚えてしまえば、意外と初心者の方でも簡単にできるかわいらしい編み方の種類のひとつです。

今回はかぎ針編みの編み方としてよく使われる玉編みの編み方と、少し変化を効かせた応用の編み方の2種類と、それらを使った編み物例をご紹介しましょう。

初心者向け玉編みのやり方のコツ1.材料

玉編みに合う毛糸

原ウール knitworm 毛糸 メランジ 並太

出典:Amazon
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かぎ針編みをはじめるにはまず用意しなければいけない材料として毛糸があります。毛糸にもウール・アクリル・コットンなど材質の違うものや、引き揃えや一本取りなど本数やよりの違いなどいくつか種類があります。

基本的にどの毛糸でも玉編みができないわけではありませんが、初心者の方が編みやすい毛糸としておすすめなのがウールとアクリルの混じったもので一本取りの糸が扱いやすいでしょう。

毛糸の選び方

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/514cHsxzPfL.jpg

手芸屋や糸専門店・100均でも、最近はかわいらしい変わり毛糸や段染め糸まで豊富な種類が揃っています。どこで買っても良いのですが、自分の作りたい作品のレシピがある場合は、そこに表記されている糸とできるだけ同じ太さのものを選ぶと良いでしょう。

重要なのは重さと長さ

太さの種類は細・並太・極太など表記がありますが特に注意して欲しいのがひと玉あたりの長さです。これが近ければ太さはほぼ一緒で、レシピと同じ編み図で同じくらいの大きさで編むことが可能です。毛糸玉に巻かれている紙のタグに、gと糸の長さが書かれているのでそこも忘れずにチェックしましょう。

なぜ重さと長さをチェックするのか

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毛糸には並太や極太など糸のだいたいの太さが表記されていますが、それはあくまでも太さの目安でしかなくメーカーや毛糸の種類により実際に編んだゲージは変わってきます。

ウールやアクリルの重さの違いもありますが、レシピと違う種類の毛糸で編むとき極太などの表記よりも、毛糸玉1個の長さが同じ方が、よりレシピの糸と近い出来上がりになるということは経験を通してわかってくるでしょう。

初心者向け玉編みのやり方のコツ2.道具

かぎ針

クロバー かぎ針「アミュレ」 

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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編み針には棒針・アフガン編み針などもあり、どちらにも玉編み(またはポップコーン編み)という編み方がありますが、今回はかぎ針編みの玉編みについての解説なのでかぎ針を用意してください。13cm(クローバーの金属針)ほどの長さの、金属棒の先が丸みをもった鈎の形になっている編み棒です。

かぎ針の選び方

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61wvxq9cMpL._SL1200_.jpg

かぎ針の選び方も編み方レシピがある場合は使用針として表記されているでしょう。一般的には毛糸を買ったときにタグにも編む場合におすすめのかぎ針の号数が書かれていますので、糸を変える場合はそれを参考に太さを選んでください。

金属だけのものや持ち手が木製やプラスチック製になっているものなどありますが、これは使ってみて手が疲れないものを選ぶと良いでしょう。個人差が大きいので一概にはいいきれないところもあります。

その他の道具

棒針編みだと目数や段数リングなどがあると良いのですが、かぎ針編みの場合はそれらはあまり使いません。おすすめの用意して欲しい道具は紙とペン。メジャーやものさしなど長さが測れるものがあると良いですね。

もし、セーターやベストなど作る場合は、新聞紙やもぞう紙などで型紙を作っておくと、それに合わせて丈や幅調節ができるので便利です。

初心者向け玉編みのやり方のコツ3.基本の編み方

さて、毛糸や道具が用意できたら早速玉編みを編んでいきましょう。まずは玉編み作品で多く使われる中長編み(ちゅうながあみ・なかながあみ)で作る玉編みの編み方から。

玉編みの基本中長編み

何本かの毛糸でかわいらしい玉の形ができ、それが連続してできる編み目になるのが玉編みです。玉の部分の編み方種類で見た目も多少変わってきます。

多くのレシピ作者さんに好まれており、よく作品として使われているのが中長編みの玉編み。偶数の鎖編みからひと目おきに不完全な中長編みを複数回作り、最後にすべて一緒に完成させることで、厚みがある玉のような仕上がりになります。

中長編み玉編みの概要

玉編みの編み方も作品によって1模様にいくつ不完全な中長編みを作るのか、1段あたり何個の玉編みを編むのかが変わってきます。それはレシピを参考にしていただくとして、ここでは玉編み1模様の概要を。

①鎖編みを必要目数編んだら2目立ち上がり目として鎖編みを。②一度針に糸をかけ4目目に針を入れてそのまま引き抜かずに、数回同様に糸をかけ同じ場所に不完全な中長編みを作りましょう。③最後にまとめて全部の目を引き抜き完成させます。

中長編みの編み方

中長編みの編み方がわからないという方は、こちらの動画を参考にしてください。平らに編んでいるので1目ごと編みきってしまっていますが、針にどのように糸をかけてどう引き抜いているのかを知ることができるでしょう。

かぎ針編みの編み方種類の基本は、糸をかけて何回引き抜くかだけなので編み方が変わっても難しいところはあまり無いです。

初心者向け玉編みのやり方のコツ4.応用の編み方

長編みのバリエーション

玉編みも長編みで作ると見た目が変わります。またひとつの模様に入れる不完全な編み目の数によっても、ボリュームが違って変化ができてきます。

編み方は中長編みと同様ですが、不完全な編み目を作るとき長編みの場合は2回引き抜いてひとつの編み目になるので、1度だけ引き抜いて不完全とするのが違う点です。

長編みの編み方

順番が少し前後しますが、長編みの編み方がよくわからないという方はこちらの動画が参考になるでしょう。

長編みは一度針に糸をかけてから、編みたい目の鎖に針を入れて奥から手前へ糸を引き出し、もう一度糸をかけて2目だけ引き抜き、残った2目をもう一度糸をかけて編むという1目で2回(2段)編むやり方となっています。細編みや中長編みと比べて1回で2段分編めるのでサクサクと編めます。

かぎ針で編む玉編み作品レシピ1.


玉編みの基本、中長編みで作る方法と長編みでの玉編みの応用をご紹介しました。ここからはそれら玉編みを使った編み方を紹介しつつ、玉編みにも編み方でいろいろな模様ができ、作品に変化がでるのを見ていきましょう。

すべての作品が中長編みの玉編みで作られていますが、これを長編みに変更しても作ることができますよ。

中長編み玉編みのコースターの作り方

花びらの模様のようになってかわいい、玉編みのコースター・アクリルたわしの作り方から見ていきましょう。これを応用すると玉編みで丸く何段も編むだけで、椅子に敷く円座が作れたりしますので、丸く編む編み方は覚えておくと重宝します。

ぜひマスターしたいところですね。段ごとに糸や色を変えて楽しい作品を考えてみてはいかがですか。

ちょっと難しいかぎ針編みで丸く編む基本【細編み】

かぎ針編みに慣れたきた方でも、難しいと感じるのがきれいな丸い形に編む方法です。これは増やし目の規則性のあるやり方にコツが。ここでは細編みで丸く編む方法を説明しています。

簡単な編み図(段ごとの編み方)が動画内で出てきますので、編み図が読める方はそちらをスクリーンショットするなり、メモに写しておくなりすると便利でしょう。

かぎ針で編む玉編み作品レシピ2.

ハートに見える玉編みポーチの作り方

玉編みの編み方のひとつに、同じ場所に2つの玉編みを編むことでハートの模様になる作り方があります。一見かぎ針編みの編地にも似ていて、見た目は難しい感じがするかも知れませんが実はとても簡単です。

細編みと玉編みを組み合わせて作るかわいらしいポーチの作り方を参考に、玉編みバリエーションを楽しみながら作ってみませんか。

ハート模様に編むポイント

編み方としては、①中長編み4回で1つの玉編みを同じ場所に2つ編みます。②2目飛ばして同様にを繰り返す。これだけです。次の段を編む時に1模様のハートの中心に針を入れることで全体のハート模様が揃います。

細編みで丸を作ってポーチの底と入れ口部分に

先程編み方を動画でも見た細編みで作った丸をポーチの底に使っています。また玉編みだけでなくポーチの入れ口近くも、細編みで切り替えているのが良いデザインとなっている作品です。ファスナーなども使わず、付属品としてボタン1個を使って作れるので、家にある材料だけで作れてしまいます。

かぎ針で編む玉編み作品レシピ3.

玉編みだけで編むスヌードの作り方

糸が1本で薄い色から濃い色へとグラデーションしているものを使っています。編み方は通常の玉編みではなく、斜めに組木細工のようにも見える編み目になるのが特徴の玉編みの編み方。

まっすぐ編んでから最初と最後を引き抜きはぎでつなげて、輪っか型のスヌードに仕上げています。見た目よりもずっと簡単に編めるので初心者の方にもおすすめです。

斜めの玉編みの編み方概要


ここでも中長編みの玉編みを編んでいます。1段目の編み方は基本どおり。2段目から玉編みと玉編みの間ではなく、玉編み一つの最後の1目に針を入れることで斜めに組み合わされる編み目になります。考えるよりもやってみた方が簡単だというのが実感できるでしょう。

かぎ針で編む玉編み作品レシピ4.

コロンとかわいい玉編みがま口の作り方

最後は編み物でも人気のがま口の作り方レシピです。丸い形は好まれる方も多いですが、丸いがま口を玉編みで編むことでかわいさアップ。ショートピッチの段染め糸2本を色を合わせて2本取りで編んでいます。

編み慣れていない方は、2本で編むと片方の糸が針からはずれて編み直しということも多いので、ゆっくり編んでいくと良いでしょう。

編み方は丸い玉編みコースターの応用

玉編みをがま口に仕立てるには編み方は丸く編むこと。最初に紹介した作品レシピのコースターと同様に丸く編むところからはじめます。

動画では等倍速ですべて編んでいるところを収められているので、動画を流しながら一緒に編んでいくことができるでしょう。がま口金具に取り付ける部分は数段細編みで編んでいます。

まとめ

初心者でも簡単!種類も豊富な玉編みで作品づくり

玉編みは難しいと見た目で感じてしまう方もいるかも知れませんが、編み方のコツを覚えると同じことの繰り返しで初心者の方でも簡単に編めるかぎ針編みの手法です。

中長編みの他長編みなど編み方の種類や、同じ目に編む回数によって見た目も変わってきて楽しい玉編み。バリエーションを覚えながら作品づくりができる編み方レシピも参考に、気になるものがあったらお好きな毛糸で作ってみてはいかがでしょうか。

編み方種類が気になる方はこちらもチェック

細編みや長編みの他、棒針編みの編み方も覚えたいという方は暮らし~ののこちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。この他にもたくさんの編み方の種類をご紹介しています。