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巾着田のキャンプ場の楽しみ方!おすすめの時期や魅力を一挙大公開!

埼玉県日高市にあるヒガンバナ(マンジュシャゲ)で有名なスポット巾着田には無料でキャンプができるスペースがあり賑わっています。コテージなどの施設はありませんが、巾着田の無料のキャンプスポットではどんなキャンプができるのか紹介します。
2020年8月27日
揚げ餅
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巾着田とは

埼玉県にある景勝地の1つ

巾着田(きんちゃくだ)とは埼玉県日高市にある景勝地の1つで周囲を川に囲まれ巾着のような形状をした地形から名付けられている場所です。近くには高麗(こま)駅があり、アクセスもしやすいです。名前の通りもともとは稲を作っている田んぼが広がっている場所で、棚田のような地形ではありませんが、特定の時期になると観光客が大勢くる人気スポットに変化しますよ。キャンプができるのは田んぼ周辺ではなく取り囲んでいる川辺です。

秋が人気の時期

Photo bymiiya

観光スポットとしての巾着田は秋が一番魅力のあふれる時期となります。目当ては黄金色に輝く田んぼの稲穂ではなくヒガンバナ(マンジュシャゲ)です。現在の巾着田周囲には田んぼではなく大量のヒガンバナが自生していて約17ヘクタールもの面積がヒガンバナによって赤く埋め尽くされてしまいますよ。この時期になると大変混雑することから巾着田キャンプ上は利用できません。コテージなどの設備もないので宿泊は諦めましょう。

巾着田のキャンプ場とは

ただの河原

巾着田のキャンプ場は無料のキャンプ場です。キャンプサイトがしっかり整っているかというと小石がたくさんあるキャンプができるただの河原となるので、ある程度経験を積んだ方のほうが、過ごしやすいでしょう。車で乗り上げられるオートサイトではなくフリーサイトとなり、キャンプサイト(河原)の中なら好きな場所でテントが張れますよ。

キャンプサイトがあるだけ

河原なので特に整理などはされておらず、大小の石がゴロゴロしています。利用する際は必ず石に負けないペ鍛造や金属のグを用意しましょう。グランドシートも用意しておかないとテントが傷だらけになる可能性が土土や芝生よりも高いです。しかし河原で日帰りのキャンプ、バーベキューなども楽しめるスポットです。

巾着田のキャンプ場の基本情報

【住所】埼玉県日高市高麗本郷125-2
【連絡先】042-982-0268(管理などをしている巾着田管理事務所の電話)
【アクセス】央道狭山日高ICから8Km
【備考】予約不要で好きなタイミングでキャンプ、日帰りバーベキューなどが楽しめる
ヒガンバナの時期はキャンプ、バーベキューでの利用はできません。詳しくはHPを確認してください。

ひだか巾着田
ひだか巾着田

巾着田キャンプ場の設備について

駐車場

Photo byfill

2020年2月10日の時点でキャンプサイトの利用料は無料ですが駐車場の料金として車が1日500円、キャンプで1泊すると1000円です。また出入りのたび料金が必要になり途中風呂や買い物、遠くのコテージや宿にいって戻ってくるという場合は高くなります。なお徒歩でのキャンプは完全に無料です。

綺麗なトイレ

Photo byOpenIcons

観光スポットになっている周辺にある無料のキャンプ場ということでトイレは非常に綺麗と言われていますよ。観光スポットということでバリアフリーになっています。冬でも水が出る手洗場もきちんと完備されています。

炊事場

Photo by ume-y

無料ですが炊事場もあります。ただし数がキャンプサイトの広さに対して少ないという口コミがあり混雑しやすいです。登山キャンプのようにワンポットですむ料理や汚れはウェットティッシュなどで拭いて家で洗うようにするなどして対策をしておくといいでしょう。

風呂やコテージはなし

Photo by alberth2

注意点としては風呂やコテージがないことです。風呂は周辺にありますが、コテージに関しては周辺にもないのでコテージでの宿泊は諦めましょう。どうしてもコテージがいいという方はコテージの代わりに旅館やホテルなら周辺の市にあります。長期の休みなど過渡期限定で売店もあります。いつ開いているかというのは確認できないので、開いていると運がいいでしょう。

巾着田キャンプ場の状況について

日帰りを含めキャンプ、バーベキュー禁止

予約不要ということで行きたくなったらすぐに利用できキャンプやバーベキューが無料で楽しめる巾着田ですが、日帰りの利用を含め2020年2月10日の時点では当面キャンプ場、バーベキューができなくなっています。本来の休みはヒガンバナの開花時期と年末年始の数日だけですが、台風の影響で崩れた護岸の復旧工事や増水などの懸念から2019年11月6日から禁止になっていて解除になるまでは当面かかると言われています。


公式HPで必ずチェック

無料で日帰りのバーベキューからキャンプまでできる人気の場所ですが、観光スポットでもありきちんと管理されています。上記のような補修や修復工事なども行われていて、本来は休みの期間が少なくいつでも遊びにいけますが、やむを得ない事情によりテントで泊まれない、バーベキューができないこともあるので必ずお出かけ前にHPを確認してくださいね。キャンプできないと周辺にコテージはなくアウトドアを気分は味わえませんよ。

巾着田キャンプ場おすすめの楽しみ方1

日帰りバーベキュー

道具を全て自分で用意しないといけませんが、キャンプサイトでは日帰りのバーベキューができますよ。野外炉はないのでしっかり準備しておきましょう。キャンプサイトは川辺ということで木陰は少なく太陽の日差しが強い時期はタープがないとかなり暑くなりますよ。近くの秩父と比べ標高も高くないので避暑地としての利用はできません。日帰りバーベキューを楽しむときはバーベキュー一式とタープを忘れないようにしてくださいね。

食材の買い出し

Photo bystevepb

日帰りバーベキューでの準備として大切なのはどんな食材を持っていくかです。お肉や野菜、加工食品などいろいろな食材がありますが、周辺に買い物ができる場所がないと大変です。都市部に近い巾着田のキャンプ場周辺にはスーパーがあり買い物してからキャンプ場に着やすくふらっと立ち寄ってからの日帰りバーベキューできますよ。巾着田のキャンプ場から最寄りのスーパーは車で1分と日帰りでも忘れ物があっても大丈夫です。

巾着田キャンプ場おすすめの楽しみ方2

花見キャンプ

ヒガンバナで有名な巾着田ですが、周辺には桜がたくさんあるため、無料で花見キャンプができるスポットの1つです。標高が低いので春でも寒いということはなく過ごしやすくおすすめですよ。巾着田周辺には100本ものソメイヨシノが植えられていて、東側の駐車にはソメイヨシノだけではなく他の種類の桜が40種ほど植えられていて桜が楽しめます。例年通りに開花していくと、見頃となる時期は4月上旬から中旬頃になります。

菜の花も楽しめる

桜の開花と同時期に黄色い菜の花も桜が植えられている土手沿いから少し下の畑に植えられています。この位置関係が青空の水色、桜の紅色、菜の黄という綺麗なコントラストを生み出してくれて秋だけではなく春も人気スポットとなります。コテージがあれば一泊したいところですが、テントを使ってのキャンプしかできないので初心者の方は注意しましょう。また。3月下旬にはイチリンソウやニリンソウがひっそりと咲いています。

巾着田キャンプ場おすすめの楽しみ方3

夏キャンプが楽しめる

高麗川(こまがわ)に囲まれて巾着のような形をしている巾着田は、夏になると子連れで賑わう場所と言われています。河原でキャンプやバーベキューも楽しめるだけではなく夏は、高麗川で水遊びができる絶好のスポットとなり、日帰りバーベキューの方やキャンプの方も子連れで楽しく過ごしていますよ。見通しがよく、あまり深くはないので水遊びがしやすいです。川なので深い場所もあるので子どもから目を離さないようにしましょう。

釣りも楽しめる

公園事務所で遊漁券を購入すると釣りも楽しめるスポットになります。駐車を含めキャンプ以外での利用は有料になるので注意しましょう。またキャンプサイト周辺では水遊びをしている方が多いので、上流で釣りを楽しむのは少し難しく、キャンプやバーベキューでの利用者が少ない下流で釣りをしたほうがいいという口コミが多いです。風呂などの設備はないので汚れたらすぐに洗えないという点は水遊びも釣りも注意しおきましょう。

巾着田最寄りの風呂

巾着田から最寄りの風呂は「宮沢湖温泉 喜楽里別邸」です。立派な温泉施設で展望露天風呂、源泉風呂、水風呂やサウナなどいろいろな風呂が楽しめますよ。巾着田から車で15分ほどでいけます。水遊びや釣りで汚れたら風呂に入れるまで15分かかることだけ覚えておくといいでしょう。

埼玉県飯能市の天然温泉施設「宮沢湖温泉 喜楽里 別邸」
埼玉県飯能市の天然温泉施設「宮沢湖温泉 喜楽里 別邸」。大人だけの空間で寛げる最高のリラクゼーション。絶景を臨む露天風呂を初め、屋内風呂、お食事処、お休み処、美容施設など一日を通して楽しめる施設となっております。

巾着田キャンプ場おすすめの楽しみ方4

秋キャンプが楽しめる

秋になるとヒガンバナの群生地として有名な巾着田では観光客が多くなりキャンプ、バーベキューでの利用はできないので注意しましょう。詳しい時期はHPを確認してください。ヒガンバナの開花具合で前後しますが例年だと9月下旬頃からになります。それ以外の時期なら秋キャンプも楽しますよ。キャンプサイトの川辺から紅葉を眺めてみたり、田園では稲穂の香りが辺りに漂っていたりと他の季節のキャンプにはない魅力があります。

コスモスが楽しめる

秋はヒガンバナで有名ですが、コスモスもキャンプサイトの近くに植えられています。散策用の道もありヒガンバナだけではなく秋の花を楽しめるようになっていますよ。桜のように広範囲というわけではありませんが春の菜の花同様に季節の花を楽しめる場所です。

巾着田キャンプ場おすすめの楽しみ方5

冬キャンプが楽しめる

Photo by Robert Thomson

冬も開いているキャンプ場ということで、冬キャンプも楽しめる場所です。ただし年末年始の数日は休業しています。巾着田の冬キャンプの魅力としては人がすくなく場所を確保しやすくなる事が挙げられます。また秋にはヒガンバナによって真紅の絨毯になっていた巾着田は、ヒガンバナのロゼット状の葉によって緑の絨毯となります。また標高が低いので12月になっても紅葉が楽しめやすい、冬でものんびりキャンプができる場所です。


山ほど寒くない

Photo bypasja1000

河原ということで冬になると風が吹きやすいですが、近くの秩父と比べると都市部に近く標高が低いため冬キャンプ初心者でも比較的過ごしやすい無料のキャンプができる場所です。直火は禁止ですが、それ以外に制限はなく普通のキャンプ場と同じように焚き火も楽しめますよ。周辺にコテージやバンガローなどの小屋はなく、山の方のキャンプ場より過ごしやすいとはいえ、しっかり準備して冬キャンプをしてくださいね。

巾着田キャンプ場おすすめの楽しみ方6

身近な自然を楽しむ

巾着田のキャンプ場として紹介していますが、キャンプもできる巾着田周辺の河原という認識のほうが正しいです。公園の管理事務所はありますが、キャンプ場のように河原を管理しているというわけではないため身近な自然を楽しむ絶好のポイントです。前述したように春夏秋冬それぞれの時期を楽しむだけではなく6月にはあじさい、 スイフヨウ、そばの花、ヒガンバナの仲間のキツネノカミソリなどいろいろな花がありますよ。

いろいろな鳥や虫

Photo by skasamatsu

カワセミ、カルガモ、キセキレイ、ウグイス、オシドリなどのさまざまな鳥やイトトンボ、ニシカワトンボなどの昆虫、滑空して飛行できるムササビなども見つけられほどの自然があります。実際に利用した方の口コミの中には虹色に光るタマムシを発見したという話もあり身近な自然を満喫できる場所です。川には小さな川魚がいますよ。田園地帯は里山のどこか懐かしい風景があり、まったりと過ごしたいときにおすすめスポットです。

巾着田キャンプ場おすすめの楽しみ方7

ホタルが見えるキャンプ場

Photo by T.Kiya

全国的に珍しいのはホタルが見えるということです。探すとキャンプ場でもホタルが見える場所は巾着田以外にもありますが、無料の場所では数が限られていて珍しいでしょう。特に管理されているというわけではないので利用者のモラルに委ねられている環境保全がうまく行かないとホタルは見えませんよ。ホタル身近な自然ですが珍しいということで紹介してみました。巾着田のホタルの見頃は6月上旬頃からとなります。

巾着田のホタル鑑賞会

ホタルの数にもよりますが、恒例のイベントとしてホタルの鑑賞会も開かれています。2019年はホタルの数が少なかったため開催されていませんが、例年通りとだと6月上旬頃に開催されています。主にキャンプサイトとして利用される河原から少し歩くだけでホタルの鑑賞ポイントにいけますよ。無料でキャンプとホタルが楽しめる非常に珍しいスポットです。

巾着田キャンプ場おすすめの楽しみ方8

周辺を楽しむ・散策を楽しむ

特に目的もなくぶらぶらと楽しむスタイルの方には巾着田は楽しめる場所と言われています。遊びだけでいうと水遊び以外遊ぶところは少ないですが、散策でもしっかり楽しめますよ。水車小屋、ホタルなどのさまざまな生物が生きているビオトープがあります。私有地を含めのどかな里山の風景が広がり散策用の道もしっかり整備されているので巾着田を一周するということもできますよ。前述した季節の花を見ながらの散策がおすすめです。

登山(ハイキング)が楽しめる

巾着田周辺にはハイキングコースも充実していて初心者向けのコースから6時間ほどのコースがあります。さらに日和田山への登山、ハイキングも可能です。日和田山は標高305mで、山頂を目指すならある程度装備は必要ですが、歩きやすい格好であれば体力がない初心者でも登りやすくキャンプの過ごし方の1つとなります。登山開始から40分程度で山頂まで行け子どもでも登れます。

巾着田キャンプ場おすすめの楽しみ方9

周辺を楽しむ

自然だけではなく見学できる場所としては国の登録有形文化財になっている「高麗郷古民家」が近くにあります。古民家特有の雰囲気が楽しめますよ。7kmほど離れていますが、「埼玉種畜牧場サイボクガーデン緑のひろば」には美味しい牧場のミートショップがありキャンプやバーベキュー食べたくなる美味しい加工肉などが手に入ります。醤油工房の見学ができる「弓削多醤油 醤遊王国本店 日高工場」も近くにあります。

体験もできる

展望台などや神社など見る場所が多いですが、見学だけではなく体験型の施設もありますよ。例えば巾着田から徒歩で行ける場所に木工ができる「クラフト高麗」があります。夏期には「ダイビングスクールSEA-PLANET」も近くにあります。

巾着田キャンプ場の口コミ

ヒガンバナに対する口コミ

キャンプができる河原が駐車場の近くにあるということで人気ですが、巾着田といえばヒガンバナで有名な場所のため秋の巾着田の口コミが多いです。キャンプができる場所よりもヒガンバナのほうが非常に有名です。

キャンプ場に対する口コミ

キャンプ場自体の利用料は無料かつアクセスがよくトイレも清掃できているということで高く評価されている場所です。他のキャンプ場と同様に直火は禁止ですが焚き火台を用意すると有料のキャンプ場と同じように焚き火も楽しめますよ。


アクセスのしやすさに対する口コミ

Photo bypixel2013

駐車場を使わなければ、完全無料のキャンプ場ということで公共交通機関でも行きやすいところが口コミで高く評価されています。ウルトラライトでコンパクトなギアを揃えると徒歩でもキャンプができますよ。

駅から徒歩でもサイトまで15分程度。 駅からのバスがすぐ近くのバス停に止まるため、車やバイク無しでも容易に行けます。 また、キャンプ場最寄りのコンビニがバス停の目の前なのもポイント高いです。

キャンプサイトに関する口コミ

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

石がある整地されていない川辺ということで、ある程度キャンプの知識が必要な場所という口コミが多いです。どの口コミでも共通しているのは、タープの準備と頑丈なペグを用意しておくということになります。

大きな石が転がっていて地面環境を整えてテントを張ることをお勧めします。 ペグはスチール製かアルミ製を選ばないと、ペグが入り込んでいかず苦戦します。木陰が少ないのでタープは必須ですよ。

巾着田キャンプ場の利用ポイント

決まり事を守る

キャンプ場ではなくキャンプ可能な河原という認識のほうが正しい場所です。管理者いるわけではないですが、決まり事を必ず守りましょう。音出る花火は禁止で、ゴミは持ち帰り直火での焚き火はしないようにしないと自分たちの居場所をなくしますよ。近年マナーの悪い人が多発していると言われていています。

増水を考える

川辺のサイトなので天気には常に気をつけないと上流の方で大雨が降ると、巾着田周辺は晴れていても一気に増水する場合があり危ないです。川の近くにテントを張らないようにして天気には気をつけてくださいね。台風が通過した翌日などは水かさがありキャンプができないという場合もあります。

おすすめの時期

特に決まりはありませんが、春は桜が咲き花見ができ、夏は水遊びが楽しめるおすすめの時期です。秋と冬は休みの時期もありますが紅葉などの季節が楽しめ冬は寒ささえも楽しむ冬キャンプができますよ。

巾着田キャンプ場のまとめ

無料で十分すぎる場所

Photo by ColdSleeper

コテージやバンガローなどの建物の設備はありませんが、無料で綺麗なトイレ、水道が整っていて自然もきちんとあることから人気です。通常の土や芝生のサイトではない自然の中でキャンプできる場所としても人気ですよ。夏になると川で遊べて春や秋には花が楽しめます。ただししっかりルールを守らないとキャンプやバーベキューでの利用ができなくなる可能性が高いので注意してくださいね。

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