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じゃがいもの育て方講座!家庭菜園で大事な収穫までの成長過程別のコツを解説!

じゃがいもはいろいろな料理に使える万能食材です。そんなじゃがいもはコツさえ押さえれば家庭菜園などでも簡単に栽培出来ます。今回は基本的なじゃがいもの育て方を紹介するので、自分で育てたじゃがいもをぜひ収穫してみて下さい。じゃがいもは育て方初心者でも簡単に出来ます。
2020年8月27日
bambi
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じゃがいもの育て方を見てみよう

じゃがいもはさまざまな料理にも使えて、あるととても便利な野菜です。実際にじゃがいもを育ててみたいと思った人もいるのではないでしょうか?じゃがいもは畑や家庭菜園での育て方を知れば、初心者でも手軽に育てることが出来る野菜です。今回はそんなじゃがいもを初心者でも栽培できる方法を紹介します。ぜひじゃがいもの植え方や成長過程を知って、獲れたてのじゃがいもを味わってみてはいかがでしょうか?

じゃがいもの植え付け時期

じゃがいもの植え付けの時期は年に2回あります。まずは3月から4月に行う春の時期と、8月下旬から9月に行う秋の時期になります。特に初心者におすすめの植え付けの時期は春になります。なぜ初心者には春の植え付けがおすすすめなのでしょうか?まず、春に植え付けを行うと、種いもの植え付け期間が短くて済みます。さらに夏から秋は暑さで植え付けに使う種いもが腐ってしまうことがあるので、どうしても秋の植え付けは注意が必要になって来るのです。他にも秋の植え付けは冬の寒さが早く来るので、じゃがいもの成長過程で大きく育ちにくいということがあげられます。

まずは春の植え付けにチャレンジ

家庭菜園や畑で初めてじゃがいもの栽培をする場合は、春の植え付けにしてみるのがおすすめです。植え方に失敗も少なく、植え付けから収穫までの成長過程の流れもつかみやすいと思います。初心者の方は特に春の植え付けから初めて成長過程のコツを抑えてから秋の植え付けにチャレンジしてみるのが良いでしょう。ぜひ植え方の時期を上手に選んで、じゃがいも栽培にチャレンジしてみて下さい。

じゃがいもを育てる前の準備

まず、じゃがいもの栽培を始める前にどのような植え方をするか決めましょう。畑や家庭菜園がある場合は、じゃがいもを植え付けする場所を考えましょう。さらに畑や家庭菜園がなくてもじゃがいもはプランターでも栽培も可能です。その際のプランターは深さが30㎝以上あるものを選びましょう。幅が30cm程あれば2株のじゃがいもを植え付けることが出来ます。じゃがいもは深さが必要な植え方をするので、深さが確保できる場所や環境を選ぶ必要があります。さらに面白い栽培方法が、培養土の袋で直接栽培する植え方です。少量しか育てられませんが、腐葉土の袋の底に水を逃がす穴を開けたら、畑やプランターの代わりとして使えます。袋の深さもあるので、じゃがいもの植え方に適しているからです。

じゃがいもの土作り

じゃがいもを畑や家庭菜園で栽培する際にも土作りが大切です。じゃがいもを植える場所を決めたら、しっかり、じゃがいもが養分を吸収できるように耕しておきます。そこに肥料を入れます。じゃがいもは少ない肥料でも育つので、他の野菜よりも育て方も簡単です。最初の土作りの際に入れる肥料はボカシ肥や野菜作り用の肥料です。ホームセンターや園芸店に行くと、野菜作りに適した肥料として配合されている肥料が販売しているので、それを使うのもおすすめです。

じゃがいもの水やり

じゃがいもの土作りをした後に気になるのが水やりです。水はけのよい土を使っての栽培がおすすめで、土の深さの中で育つじゃがいもはあまり高温多湿になると腐ってしまうので、注意しましょう。家庭菜園や畑での植え方をした場合は、長期間雨が降らなかった場合のみ水やりをするようにしましょう。さらにマルチなどを使って栽培をする場合は、乾燥もしにくいので、より水やりの必要はありません。プランターでの植え方をした場合は、土の乾きを感じたら水やりをするのがおすすめです。プランターの場合は成長過程の確認と共に土の乾燥のチェックも欠かせません。

じゃがいもの育て方①

種いもを選ぼう


まずは、ホームセンターや園芸店で種いもを準備しましょう。種いもの販売はだいたい12月の下旬ぐらいから始まりますが、寒さで種いもが腐らないように春の植え付けを行う場合は、3月ぐらいに購入するので十分です。種いもとは、スーパーなどで購入するじゃがいもとは違ってくるので、ちゃんと種いもとして販売しているものを購入するのが良いでしょう。また、初心者におすすめなのが小さめの種いもです。さらにじゃがいもには男爵やメークイン、きたあかりなどさまざまな品種が販売されていますが、どの品種もさほど育て方に違いはないので、自分の好きな品種を選ぶのがおすすめです。

じゃがいもの育て方②

種いもの芽を出そう

じゃがいもの植え付けを畑で行う前に、種いもの芽出しをする必要があります。芽出しをする為にも、植え付けを行う時期よりも2~3週間早めに購入しておくのが良いでしょう。芽出しのやり方は、雨のかからない場所で、10度以上の温度のある場所に並べておきます。その際に強い光が当たってしまうと、温度が上がり過ぎてしまうので、少量の光が差す場所が適しています。芽出しをしっかり行ってから植え付けをすることで、じゃがいもの成長が順調に進みます。

芽出しが出来た合図は

じゃがいもの芽出しは出来た合図は、種いもの表面が青くなり黒っぽい芽が出てきたらです。種いもとして使用するじゃがいものすべてがこの状態になってから、植え付けを行うのが良いでしょう。よくじゃがいもを食べる際に緑のものは毒があるといいますが、種いもに使う場合は、緑になっていても問題ありません。

じゃがいもの育て方③

種いもを切る

種いもの芽が出たら大きさに応じてカットして行きます。小さい種いもの場合は、そのまま植えても問題ありませんが、大きい場合はだいたい40g以下になるように包丁で切って下さい。じゃがいもを切ると表面が濡れていますが、そのままにすると腐りやすいので、しっかり乾燥させます。乾燥するとコルクのようになります。さらに切り口に草木灰をまぶして植え付ける方法もありますが、しっかり乾燥させれば、そのまま植えても問題ありません。

じゃがいもの育て方④

植え付けに適した場所

畑や家庭菜園にじゃがいもを植え付ける際に、水はけがよい場所を選ぶようにしましょう。さらに植え付ける前に幅60㎝程で10㎝の深さの植え溝を作っておくと良いでしょう。あまり深さがありすぎるとじゃがいもの芽が出にくくなってしまうので注意しましょう。種いもを植え付けたらだいたい5㎝の深さに土をかけるのが理想です。さらに植え付ける間隔は30㎝程なので、間隔を守って植えて行きましょう。深さと間隔を守ることで、バランスよくじゃがいもが出来ます。自分が栽培する場所などに合わせて使用する種いもの数を調整してみて下さい。

じゃがいもの育て方⑤

芽かきをしてみよう


じゃがいもの成長過程を順調にするために、芽かきと言う作業を行います。芽かきとは、じゃがいもの芽が5㎝程になったら良い芽だけを残して他を引き抜く作業です。良い芽とは、硬い芽のことで、2~3本残すのが良いでしょう。芽かきのやり方のポイントは、種いもが土から動かないように、しっかり押さえて芽だけを切る方法です。強く引っ張ってしまうと、せっかく根付いてきた種いもが抜けてしまうことがあるので、注意して下さい。さらにすべての種いもの芽かきが終わったら、軽く土寄せをしてあげて、しっかり種いもを定植させてあげましょう。

じゃがいもの育て方⑥

追肥を行う

じゃがいもの栽培は、芽かきを行ったタイミングで、1回目の追肥を行うのが良いでしょう。追肥とは肥料を足す作業のことで、追肥には草木灰などを入れるのが良いでしょう。草木灰の肥料での追肥は主体はカリでリン酸や石灰を含んでいます。即効性があるので、追肥の肥料に適していると言われています。さらにこの肥料での追肥を行うことで、味も良くなると言われているので、ぜひ追肥として使ってみてはいかがでしょうか?この草木灰を追肥として使う際は、肥料が軽いので風に飛ばされないように注意しましょう。この肥料を撒いた後は、土寄せをするのが大切です。さらにじゃがいもの葉が30㎝程になったら、再度追肥と土寄せをするのがおすすめです。追肥のやり方は1回目と同じです。

じゃがいもの育て方⑦

じゃがいもの育て方で注意したい病気

じゃがいもを栽培していく上で注意したいのが、病害虫です。特に気温が暖かくなってくると、多くの害虫などが出て来ます。害虫は直接捕まえて処分するのが1番良いですが、苦手な人は殺虫剤を使って害虫を駆除するのも良いでしょう。その際は、できるだけ天然素材を使った殺虫剤を使うようにしてみて下さい。いくらじゃがいもは深さのある場所にあるからと言って、葉に殺虫剤を使うのはあまりおすすめ出来ません。また、じゃがいもの成長過程の確認をする際は、葉の状態などもしっかり確認するようにしてみて下さい。

病気の種類

じゃがいもの成長過程で気をつけたい病気がそうか病と疫病です。そうか病とはじゃがいもの表面にかさぶたのような斑点が出来る病気です。この病気になるとなかなか治らないですが、じゃがいもを収穫して食べる際に皮を厚に向いて食べれば、問題のない病気です。この病気にならにようにする方法は、連作をさけて、丈夫な種いもを選ぶことです。疫病は葉が黒くなってしまうので、見ればすぐにわかると思います。この病気は雨などで病原菌が土に入るとじゃがいもが腐ってしまう原因にもなるので、注意しましょう。

じゃがいもの育て方⑧

花が咲いたら

じゃがいもは花が咲くと種が出来て、実がなるのを知っていますか?そのままでも良いですが、そのままにしておくと、じゃがいもに必要な養分が花にとられてしまうので、花を摘み取るのがおすすめです。成長過程においてじゃがいもの花を見つけたら手で摘んでみて下さい。この作業をすることで、より大きいじゃがいもの収穫に繋がります。花をそのままにしてもじゃがいもは収穫出来ますが、大きさに違いが出てくる場合もあるので、花は摘むのがおすすめです。

じゃがいもの育て方⑨

収穫時期


春に植えたじゃがいもは6月の中旬に収穫時期を迎えます。収穫時期は品種や地域や気候によって多少違って来ます。収穫時期の目安は、じゃがいもの葉の8割程が黄色く枯れてきたころです。じゃがいもは土の中に出来るので、成長過程の途中でなかなか成長具合をチェックできないので、収穫する際に成長過程をチェックするのも楽しい作業です。さらにじゃがいもの収穫を行う日は晴れた日にしましょう。雨の日や雨あがりだとじゃがいもが腐りやすくなってしまいます。じゃがいもは深さもあるので、しっかりじゃがいものある深さまで掘り収穫を楽しみましょう。

じゃがいもの育て方⑩

収穫後のじゃがいも

掘ったじゃがいもは、日陰で乾かすのが良いでしょう。風通しのよい日陰に並べて、じゃがいもについた土がサラッと落ちるぐらいまで乾かします。この際、あまり長時間日光にあたるとシワシワになって、せっかく収穫したじゃがいもが美味しくなくなってしまうので、注意して下さい。たくさん収穫したじゃがいもは貯蔵しておくことも可能です。その際は、風通しのよい冷暗室が良いでしょう。じゃがいもは保存をすることも出来る野菜なので、この機会に畑や家庭菜園でたくさん栽培してみてはいかがでしょうか?

じゃがいもの味わい

収穫してすぐのじゃがいもは水分が多く、蒸かしたり茹でたりして食べるのがおすすめです。そうすると収穫したてのしっとりとした食感を楽しむことが出来ます。さらに、じゃがいもの本来の味わいが楽しめます。さらに収穫してすぐのじゃがいもは新じゃがいもと呼ばれ、皮も薄いので皮ごとでも美味しく味わえます。また、時間を置いたじゃがいもは熟度が上がり、甘みが増すのが特徴です。寝かすことで甘くなるのも、じゃがいもやさつまいもの特徴です。上手に保存させて美味しくじゃがいもを楽しんでみましょう。

まとめ

じゃがいもの育て方はいかがでしたか?畑や家庭菜園でも簡単に育てられるのもじゃがいもの魅力です。植え方もコツを掴めば、挑戦しやすいと思います。成長過程でもお手入れも追肥などを行うぐらいで、初心者でも比較的チャレンジしやすい植え方なのもじゃがいもの良さです。じゃがいもはいろいろな料理にも使えて、家庭菜園や畑で収穫すれば新じゃがと言われる出来立てのじゃがいもの味も楽しめるのでおすすめです。ぜひ植え方のコツをマスターしてじゃがいもを育ててみてはいかがでしょうか?じゃがいもは収穫後に保存をすることも出来るので、たくさん収穫していろいろな料理に自分で使ったじゃがいもを使ってみましょう。

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じゃがいもの家庭菜園や畑での植え方をマスターしたら、よりじゃがいもについて詳しくなってみてはいかがでしょうか?いろいろなポイントを抑えることで、じゃがいもの植え方で迷うことも少なくなると思います。