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【2020】岩手のいちご狩り人気スポット9選!おすすめの時期や口コミ情報も!

東北地方の岩手県では、その寒冷な風土から12月上旬から7月上旬までいちご狩りが楽しめるのです。品種は有名な「とちおとめ」や「紅ほっぺ」などの他いろいろ栽培されています。岩手でのいちご狩りの人気おすすめスポットを地域別にご紹介してみましょう。
2020年8月27日
Meigen Oka
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岩手県の農業生産

岩手県は北海道についで2番目に広い面積があります。風光明媚なリアス式海岸の三陸海岸を要す太平洋にも面していますが、広大な面積のうちの多くは山岳部に囲まれている地形となっていることなど、季節や地形による気候なども多様となっています。三陸海岸周辺では黒潮がもたらす豊かな漁場を有し、海藻類の養殖でも有名で、ワカメや鮑(あわび)の養殖生産高は全国一位を誇っています。農業でも穀物などの生産高も顕著であって、食料自給率は何と100%を越えています。

岩手県でのいちご栽培

いちごの生産は全国の他県に比べるとまだまだ収穫率は下位に位置していて生産農家も少ないのですが、近年では果物栽培として「いちご」を生産する農家も増えつつある様です。岩手県を代表する観光スポットである「八幡平」周辺や、特に北三陸地方では、夏の季節は平均気温が低く冷涼であることと、冬の季節には多い日照量を確保できるという条件が良いことから生産農家の数が多い地域です。他県に比べて7月上旬頃までいちご狩りができるのも観光スポットとしての一翼を担っています。

いちごの種類

家族や友人たちとワイワイ甘酸っぱいいちごが食べ放題のいちご狩りは楽しいですよね。GW中は多くの家族連れで賑わいます。今はいちご狩り観光農園では、それぞれが色々味にも特色のある種類やオリジナル品種の開発などを競う様にしていちごを栽培しています。いちご狩りに行く前に各種類のいちごの味の特徴などを知っておくのも良いですよ。

いちごの品種別特徴

良く知られている”とちおとめ”や”さちのか”など代表的なものを始め、新しい品種が毎年の様に生まれていて、日本ではその数50種以上数えられ、果物市場では色々な品種が流通しています。ビタミンCが豊富に含まれている「おいCべりー」や果皮に艶があり糖度の高い「あまおう」、果実が大きく甘味と酸味のバランスがほど良く、薄紅色の上品な果皮の色をした「やよいひめ」などが生まれています。

岩手のいちご狩りの時期と人気スポット・その①

GWにもおすすめ観光農園・早池峰いちご園【花巻市】

童話作家や詩人でもある「宮沢賢治」の生誕地の花巻市(はなまきし)にある観光農園です。いちご狩りの時期は3月上旬から5月下旬頃までと期間は短いのですが、シーズン中は4棟のハウスに「とちおとめ」「さがほのか」「紅ホッペ」「章姫」を湧き水を利用して栽培しています。いちご狩りの値段もうれしいことと、高設栽培ですので立ったままいちご狩りが楽しめます。食べ放題ですが、赤い実が無くなり次第閉園とのことです。園内のミルク工房ではいちごのソフトクリームが美味しいと人気です。

早池峰いちご園の基本情報

【住所】岩手県花巻市大迫町内川目第47地割21-1
【連絡先】0198-36-1972 
【営業シーズン】3月上旬~5月下旬、土・日・祝日のみ開園
【営業時間】10:00~15:00、1時間食べ放題
【料金】大人1,300円、小学生500円、幼児(3才以上)300円
【アクセス】(車)東北自動車道花巻ICより約30分

岩手のいちご狩りの時期と人気スポット・その②

GWにもおすすめ観光農園・いちごハウスたかはし【花巻市】

花巻市石鳥谷町は、果物のリンゴ、花卉の竜胆(りんどう)の生産も盛んであり、日本酒を醸造するのに欠かせない職人集団である日本三大杜氏(とうじ)のひとつとされる「南部杜氏」の里としても有名です。石鳥谷町は豊かな自然に囲まれた土地柄に恵まれていて、いちご栽培の時期「いちごハウスたかはし」では電解水農法という育て方でいちご栽培を行っています。ハウス内はバリアフリー化されており、車椅子でも摘み取りが出来ます。シーズン中にはいちごジャムやいちごワインなどのお土産も販売されています。

いちごハウスたかはしの基本所情報

【住所】岩手県花巻市石鳥谷町五大堂9-84
【連絡先】0198-47-2819
【営業シーズン】12月上旬~7月上旬、不定休
【営業時間】10:00~16:00、時間無制限食べ放題
【料金】中学生以上1,800円、小学生1,200円、幼児700円
【アクセス】JR新花巻駅より車利用約8分
(車)東北自動車道花巻ICより約15分


口コミ情報

バリアフリーにもなっていて車椅子でもOKですし、高設栽培ですので楽に摘み取りができます。

水耕栽培なので足元も汚れず棚も高い位置にあるので収穫しやすかったです。 甘くてとてもおいしかったです。

岩手のいちご狩りの時期と人気スポット・その③

GWにもおすすめ観光農園・産直来夢くんいちご農園【奥州市】

奥州市は北上山地と奥羽山脈に挟まれた感じの北上盆地の一郭にあり、岩手県内では三番目に人口が多い市ということです。そんな奥州市の「産直来夢くん」は2012年にオープンしたという東北地方では最も大きいとされ、地場の農作物などを販売する岩手県JAが運営する産直施設です。いちごの時期になると、施設内のいちご狩り農園では”とちおとめ”や”紅ほっぺ”、”章姫(あきひめ)”などが栽培されています。いちご狩りには練乳も付けられている嬉しいサービスは好評価です。予約制ですので注意が必要です。

産直来夢くんいちご農園基本情報

【住所】岩手県奥州市水沢区真城字杉の下51
【連絡先】0197-26-4141
【営業シーズン】1月下旬~5月下旬の水・土・日曜、祝日
【営業時間】10:00~15:00、40分食べ放題
【休業日】営業期間中第2水曜日
【料金】中学生以上1,800円、小学生1,500円、幼児(3才以上)900円
【アクセス】JR水沢駅より車利用約25分
(車)東北自動車道水沢ICより約20分

口コミ情報

掲載写真にもある様に、すごい”いちごパフェ”を食べられるのも魅力です。

伝説のイチゴパフェを食べに行きました。イチゴ1パック使用とのことでしたので、家族四人で食べました。四人では、足りなかったので、二人で一つがいいかと。 ちなみに、焼き肉のタレ、キムチは絶対買いです。間違いないです。

岩手のいちご狩りの時期と人気スポット・その④

GWにもおすすめ観光農園・彩花園【八幡平市】

八幡平は、十和田八幡平国立公園に属し、緑濃い原始林や高原地帯、湿原が点在し、火山活動によって生まれた温泉群などが点在する全国的にも人気の高い観光地です。「彩花園」は岩手県八幡平市に有り、いちご狩り農園としては岩手最北端です。地場野菜や1,000種類もの花苗や400種類ほどの多肉植物などを販売する施設です。いちご農園では、”とちおとめ、さがほのか、紅ほっぺ、やよい姫”などが栽培されています。5月のGW時期はいちご狩りは最盛期を迎え賑わいます。

彩花園の基本情報

【住所】岩手県八幡平市大更31-111-3
【連絡先】0195-76-4458
【営業シーズン】1月上旬~6月下旬、期間中は無休
【営業時間】10:00~16:00、1時間食べ放題
【料金】大人1,700円、小学生1,500円、幼児1,000円
【アクセス】十和田八幡平四季彩ライン大更駅より徒歩約35分
(車)東北自動車道西根ICより約12分

口コミ情報

小さな子供たちが遊べる遊具なども備えられていますので、家族でゆっくりいちご狩りが楽しめます。

家族でいちご狩りをした。いろんないちごの品種があり楽しめた。子供も自分で大きいいちごを探して取ることを楽しんでいました。

岩手のいちご狩りの時期と人気スポット・その⑤

GWにもおすすめ観光農園・サラダファーム「いちごの森」【八幡平市】

八幡平の四季折々の季節による美しい大自然に囲まれ、岩手のシンボルでもある岩手山の勇姿も見られる高原のなか「食と癒しの空間」をコンセプトとしたという複合施設が「サラダファームヴィレッジ」です。施設内の「いちごの森」では季節になると、女峰、章姫、紅ほっぺ、ほか7種類ほどのいちごを栽培していて1月から6月までの時期いちご狩りが楽しめます。特徴的なのが東北では始めてという話題の「立体多段栽培」を導入し、バリアフリーでもあるので、幼児や年配の方でも容易にいちごが摘み取れます。

サラダファーム「いちごの森」の基本情報

【住所】岩手県八幡平市平笠2-6-333
【連絡先】0195-75-2500
【営業シーズン】1月下旬~6月中旬(金・土・日・月・祝日)
【営業時間】10:00~15:00、40分食べ放題
【料金】中学生以上2200円、小学生及び65才以上1700円、3才から小学生未満1000円、3才未満無料
【アクセス】十和田八幡平四季彩ライン大更駅より車利用約10分
(車)東北自動車道西根ICより約10分


口コミ情報

産直市場であることと、小さな動物園といった雰囲気のなか、小さいお子さん連れでも1日中遊べる施設です。

東北自動車道 安代インター降りて5分ほど走ったところにあります。イチゴ狩りができて アルパカに触れます。うさぎやヤギもいます。イチゴをつかったスイーツの販売、飲食もできます。イチゴ狩りは2000円とちょっとお高めですが、他と違って色んな種類のが食べられるのと、根元までまっかっかなので 大満足します。アルパカはもふもふでメチャかわです。

岩手のいちご狩りの時期と人気スポット・その⑥

GWにもおすすめ観光農園・千葉農園【一関市】

一関市は岩手県の南に位置し、平泉中尊寺にも近く、名勝天然記念物に指定されている「厳美渓」や「猊鼻渓」など季節の風景も美しい自然の景勝地があるので多くの観光客が訪れます。千葉農園は2018年で営業を終了した「観光いちご園もぐもぐの里」に変りいちご狩り観光農園を引き継いでいます。栽培時期には大粒でまろやかな味わいの”やよいひめ”や甘味と酸味の程よいバランスを持つ”さちのか”や”とちおとめ”を栽培しています。

千葉農園の基本情報

【住所】岩手県一関市川崎町薄衣字下巻93 
【連絡先】090-6854-4569 
【営業シーズン】2月下旬~5月下旬、土・日・祝日
【営業時間】10:00~15:00、時間無制限食べ放題
【料金】大人1,500円、小学生1,300円、3才以上800円
【アクセス】JR大船渡線陸中門崎駅より徒歩約20分
(車)東北自動車道一関ICより約30分

岩手のいちご狩りの時期と人気スポット・その⑦

GWにもおすすめ観光農園・北上いちご園【北上市】

北上盆地のほぼ中央に位置する北上市は、民族芸能が盛んで民族芸能団体の数は日本でも有数といわれます。「北上・みちのく芸能まつり」では「鬼剣舞」や「鹿踊」などを始め数々の民族伝統芸能が毎年8月の時期に催されています。ヤギがお迎えするのが人気の「北上いちご園」では”紅ほっぺ、章姫、おいCベリー、恋みのり”の4種類のいちごを栽培しています。高設栽培ですので楽に摘み取りが出来、練乳やチョコソースは無料で提供され、しかもお代わり自由はうれしいサービスです。GWの季節にはぜひおすすめです。

北上いちご園の基本情報

【住所】岩手県北上市町分2-70
【連絡先】070-5479-1583
【営業シーズン】12月中旬~6月下旬
【休業日】月曜日
【営業時間】10:00~15:00、40分食べ放題
【料金】中学生以上2,100円、小学生1,700円、3才以上1,000円、3才未満無料
【アクセス】JR北上駅より車利用約10分
(車)東北自動車道北上江釣子ICより約5分

岩手のいちご狩りの時期と人気スポット・その⑧

GWにもおすすめ観光農園・ベリーの森いわて【胆沢郡金ケ崎町】

胆沢郡金ケ崎町は北上市、奥州市に隣接した位置にあり季節の自然も豊かな街です。「ベリーの森いわて」はホテル&リゾート「みどりの郷」の内にあり、いちご狩りの後は温泉に入って宿泊もできるという季節を問わず楽しめる観光スポットです。栽培時期には奥羽山脈から湧き出る伏流水を利用して栽培されていて、豊かなミネラルを含んだ水と季節の寒暖差による最適な環境によっていちごが栽培されています。珍しい白いいちごの”エンジェル”のほか5種類が栽培されていて食べ比べができるのがうれしいとの口コミがあります。

ベリーの森いわての基本情報

【住所】岩手県胆沢郡金ケ崎町永栄上宿26-3
【連絡先】0197-44-2131
【営業シーズン】2月中旬~5月下旬
【休業日】月曜日
【営業時間】10:00~14:00、40分食べ放題
【料金】中学生以上1,200円(2,100円)、小学生800円(1,600円)、3才以上から未就学児500円(1,200円)、3才未満無料 ※()内土・日・祝日料金
【アクセス】JR金ケ崎駅より車利用約10分
(車)東北自動車道水沢ICより約10分

口コミ情報

5品種のいちご狩りが楽しめ、なかでも珍しい白いいちごも食べられます。

本日いちご狩りしました。たくさんの種類があるので、食べ比べができました。いちごなのに甘さや食感が、こんなに違うのかと驚きです。そして白いちご。他では、ないから珍しい。どのいちごも甘いので、練乳が減らない。練乳いらないくらい。それから、ハウス内が混雑してなくて、いちご狩りしやすい。農園の方達も親切で親しみやすくてよかったです。大満足!また行きたいと思います。お世話になりました。

岩手のいちご狩りの時期と人気スポット・その⑨

GWにもおすすめ観光農園・みかみ農園彩り苺館【盛岡市】


盛岡市は岩手県の県庁所在地。市内からは岩手のシンボルでもありランドマークでもある岩手山や早池峰山などの山容が望め、季節ごとの美しい自然の風景に囲まれた街です。盛岡市にありながら穴場といえる観光いちご狩り農園が「みかみ農園彩り苺館」です。ミツバチが飛び回る温かいハウスの内で栽培されている品種は”とちおとめ、紅ほっぺ、さがほのか”で甘い香りに包まれています。栽培方は高設栽培で、時間無制限で摘み取りが出来ます。

みかみ農園彩り苺館の基本情報

【住所】盛岡市羽場
【連絡先】090-2848-9458(要予約)
【営業シーズン】12月~6月
【営業時間】10:00~17:00、時間無制限食べ放題
【料金】15才以上1,500円、小学生以上1,000円、4才以上300円
【アクセス】JR岩手飯岡駅より車利用約25分
(車)東北自動車道盛岡南ICより約15分

いちご狩りの楽しみ方と注意点!

いちご狩りは平日に営業している農園が混みあわずにベストですが、土日祝日のみの農園では、午前中の早い時間に訪れるのが良いでしょう。美味しいいちごが食べたければ実が締まって水分も豊富な寒い時期の12月がベストです。

情報の確認をしておきましょう。

農園では当日いきなり行っても予約のみ受け付けという所がありますし、いちごの出来具合など、出掛ける前に農園の情報を電話などで良く確認しておく事が必要です。口コミの紹介記事があれば評判など見ておくのも方法です。食べ放題などの時間制限を設けている事が多いので、途中でトイレなどに行く時間はもったいないですから事前に済ませておく方が良いですよ。

いちごの見分け方と食べ方!

いちごは良く熟している事が美味しい条件です。表皮の赤色が濃いめのもの、ヘタの部分まで良く色が付いているもの、ヘタの部分が茎の方への反り返りが良いものが甘いいちごの見分け方です。摘み取って食べる時は、ヘタが付いている方から食べて頭の部分は後にすると、最初酸味があっても先の方は甘味が強いので甘く感じるのです。いちごだけを味わったら、次に練乳やミルクを付けて食べてみると別の味の違いが楽しめますよ。

【岩手のいちご狩り】まとめ

採り立て新鮮ないちごをお腹いっぱい頬ばれるなんていちご狩りでしか味わえませんね。岩手県では、いちご狩り観光農園を栽培営業している農家はあまり多くありませんが、それぞれが特色のある営業を行っていて、シーズン中はたくさんのいちごファンが訪れています。季節的にも割合長い期間いちご狩りができるのも特徴です。そんな数少ない岩手県でのいちご狩りができる口コミ評判も良い観光農園をご紹介してみました。

いちご狩り情報についてはこちらもどうぞ!

いちご狩りについては「暮らし~の」のWEBマガジンでも各地の情報を記載しています。岩手県近隣のいちご狩り観光農園をご紹介します。