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自家製果実酒を作る際に使いやすい瓶は?選び方とおすすめの容器を紹介!

自家製の果実酒は旬のフルーツを漬けるものから、通年作れるものがあり瓶があるといつでも楽しめます。しかし初めて作るという場合果実酒にはどんな瓶がいいの変わりにくいですよね。そこで果実酒の容器である瓶の選び方やおすすめの瓶を紹介します。
2020年8月27日
揚げ餅
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自家製の果実酒は簡単に作れる

お酒が好きなら自家製もおすすめ

Photo by sayo-ts

春になると梅の時期がきます。家庭では梅干しを作る以外に梅酒や梅シロップとして使われます。自分で梅酒を作るのは難しそうに思う方も多いでしょう。実は漬け込んでおく容器をしっかり選んで置くと意外とほったらかしでも美味しい梅酒ができると言われていますよ。また容器が一つでもあると梅酒以外にもレモンやブルーベリー、イチゴなど好みの果物(果実)を利用して好きなお酒を自分で作れるようになりお酒が好きならおすすめです。

自分で作れるのは果実酒だけ

Photo byPhotoMIX-Company

勝手にお酒を作るのは販売しなくても比較的重たい罪になります。10年以下の懲役あるいは100万円以下の罰金となる重たい刑が科されてますよ。しかし人気の梅酒を始めとする自家製の果実酒は例外となっていて、規定はありますがレシピどおりに作っていると罰せられることはないので安心してくださいね。規定というのは容量や容器の大きさ(大きい、小さい)などは関係なく1種類の20%以上のお酒に浸けるというものになります。

自家製の果実酒に必要なもの

果実・漢方

Photo byCouleur

いろいろなレシピがあるので好きなものを用意するといいでしょう。珍しいものならマタタビ、ゴーヤ(ニガウリ)香りのいい花のキンモクセイなどもお酒にできますよ。有名な梅酒の他にびわ酒やあんずやさくらんぼ、ミントや柑橘類などがあります。果実なら付けてみましょう。意外とおいしいお酒に化けるかもしれませんよ。また梅酒は梅だけで作りますが、一部の果実酒はメインの果実以外にレモンを入れて味を調整することもあります。

砂糖とお酒

Photo by kaibara87

果実とお酒だけで漬けるレシピもあるかもしれませんが、基本的に砂糖も一緒にいれて漬け込みます。氷砂糖が一般的となり、お酒はホワイトリカー(焼酎)が多いですが、果実酒向けのブランデーなどもあります。選び方は特にありませんがホワイトリカー以外で浸けると、お酒自体に風味があるので個性的な味わいになりおいしいですよ。ホワイトリカーとブランデーを混ぜると2種類使用しているので違法行為になるので注意してくださいね。

自家製果実酒に必要な容器・瓶とは

条件に合う瓶が必要

Photo by nakimusi

一般的に家庭で果実酒を作る容器は、ブランデーやワインで使われている大きな樽などではなくガラスの瓶です。瓶といえば100均でもたくさんの種類がありますが、専用の瓶のほうがおすすめになります。ただし必ず専用の瓶を使わないといけないということではなく、しっかり密閉できる、持ちやすいなどの条件が合えば専用の瓶だけではなく他の瓶でも作れるので、果実酒作りは選び方が重要になってきます。

果実酒の容器・瓶として必要な条件

出典: https://shop.r10s.jp/cranes/cabinet/hozon/fidjar_1000.jpg

果実酒の容器として使える瓶の条件は主に5つあります。1つ目は耐熱ガラスであること、2つ目は口が大きく中が洗いやすいこと、3つめが使いやすいか、4つめは密閉できること、5つ目が容量です。この5つのポイントが選び方に直結してきて5つのポイントをクリアしていれば価格は安くても大丈夫です。容量に関しては作る果実酒の種類と量により異なるので小さな瓶でも少量なら作れますよ。

自家製果実酒の容器・瓶の選び方1

耐熱性が必要な理由

果実酒を作るのに耐熱性が必要になる理由は、ブランデーやホワイトリカーを入れて仕込んでいく前に一度消毒をするからです。消毒の方法ですが熱湯を使って熱で消毒するというのが一般的な方法になります。容量が少なく小さい瓶なら鍋に水を入れてそこでそのまま煮沸消毒するという方法もありますよ。大きな瓶でも熱湯を入れたり、拭いたたりして消毒します。通常のガラスだとこの際に割れてしまう可能性があり危険です。


耐熱ではない場合

もし間違えて買ってきてしまったという場合は漬け込むお酒を余分に買っておきます。食器用洗剤で洗った後余分に買ったお酒をキッチンペーパーなどに含ませてまんべんなく拭いていきましょう。きれいに殺菌できないと失敗します。基本的に熱湯で消毒するように言われていますがどちらの方法でも大丈夫です。また容量がある瓶は大きいので家庭で、鍋にいれて瓶ごと煮沸消毒するのは難しいのでお酒で拭く方法も多いです。

自家製果実酒の容器・瓶の選び方2

口の大きさが大切な理由

口が大きいと入れやすい、出しやすいということです。消毒するための熱湯、漬け込むためのお酒や梅やカリンなどの果樹、完成して出すときなど口が狭いと不便なことが多いです。小さい瓶で口が小さいとなおさら洗いにくく取り出しにくい悪循環になり、容量がある大きい瓶は手が入れられないと底が洗えず綺麗にできません。口が小さい場合は梅酒を漬けるよりもブルーベリーやさくらんぼなど小さなものを漬け込みましょう。

中蓋があると便利

口が大きいと不便な点もあります。できた果実酒をコップに移す時にお玉杓子(おたまじゃくし)を使わないと移しにくくなりやすいです。しかし中蓋があり小さな注ぎ口が付いているタイプならいちいちお玉杓子を使わなくても注ぎやすいですよ。ここも選び方のポイントとなります。ちょっとした違いですが、注ぎ口が付いている中蓋があると利便性が違いますよ。中蓋がある場合は中蓋もきっちり消毒しましょう。

自家製果実酒の容器・瓶の選び方3

使いやすいのはハンドル付き

丸い掴みにくく持ちにくいので持ち手など簡単に持てる工夫がある瓶がおすすめになります。たとえ容量が少ない小さな瓶でもハンドルが合ったほうがいいですよ。容量が多い大きな瓶になると大量に漬けられるようになりかなり重たくなります。手で抱えるというのは難しいので瓶を選ぶ段階でしっかり持ちやすいかどうか確認して買うようにしましょう。ハンドルの有無はあまり果実酒作りに直結しませんが、選び方で大切なポイントになります。

金属のハンドル(パーツ)について

金属のパーツが使われている瓶は少し扱いに注意してくださいね。特に梅酒を作る場合は金属に梅の果樹などがつかないようにしないと成分で錆びやすくなります。金属パーツが使われているとい場合はサビに強いものか確認しましょう。鉄よりアルミ、アルミよりステンレスがおすすめです。ステンレスはサビに強く衝撃や傷にも強いので使いやすいです。専用の瓶はプラスチック製のパーツが多いです。

自家製果実酒の容器・瓶の選び方4

密閉について

密閉とは蓋が閉まることです。ただ隙間が大きく空いた状態で蓋できるものは密閉とは言い難いですよね。また完全に空気が通らないほど密閉する必要はなく適度に空気が抜けるぐらいに密閉できると大丈夫です。空気が抜けないほどきっちり密閉してしまうと発酵などで発生したガスが抜けずパンパンになってしまいますよ。つまり密閉は大切ですが、イメージ的には蓋が閉まればいいぐらいできっちり密閉しなくても大丈夫です。

使いやすいタイプを選ぶ

選び方のポイントとしては密閉する方法が数種類あるということです。ペットボトルのキャップのように回して閉めていくもの、金属パーツを使って蓋を押さえるけるタイプがあります。大きい瓶でも小さい瓶でも同じですが、自分が使いやすいタイプの方式を選ぶようにしましょう。おしゃれな見た目を重視する方は金属パーツでロックするタイプがおすすめになります。どちらのタイプもさまざまな容量が発売されていますよ。

自家製果実酒の容器・瓶の選び方5

大きい瓶と小さい瓶について

果実酒用の専用の瓶は1L、2L、4Lなどさまざまな大きさがあり小さいものから大きいものまで揃っています。自分が漬けた量の3~4倍ぐらいが目安になると言われていますよ。例えば梅酒を作るとして梅を1kg使うとしたら最低でも3Lが目安になります。理由はシンプルに梅が1kgとお酒が1L~1.8L、氷砂糖が250~500gというふうに入れるものが意外と多いです。梅酒を作るときはレシピをちゃんと確認してくださいね。


小さい瓶の使い方

小さい瓶で作りたいという場合は大きい瓶のようにいろいろ入れますが、それぞれ瓶の容量に合うように調整しましょう。例えば梅酒をつくるとして梅を200gならだいたいお酒は同量より少し多い程度となるので300ml~350ml程度、砂糖が150g程度でいいでしょう。こちらも詳しいレシピを参考にしながら作ってくださいね。

果実酒の置き場所

果実酒はいろいろな果実を使って手軽に作れますが、置き場所が必要になります。瓶が大きいと冷蔵庫に入らなかったり、保管したい場所に収まらないということもあるので、容量と同時に保管場所も先に考えておきましょう。容量が少なく小さいと保管しやすいですが果実があまり入らないのでたくさん作れません。

自家製果実酒の容器・瓶の選び方6

その他の機能

その他の機能としてはガス抜き用の専用の弁があると、密閉した時に膨らまないようにできるので便利です。あると使いやすいですが、必ず必要というわけではありません。他にも変質の原因となる紫外線(UV)をカットしてくれる効果があると使いやすいですが、漬けている最中は暗くて涼しい場所で保管するので紫外線の影響はもともと受けにくいです。ただ単なる果実酒の瓶ではなく付加価値があると出来上がった後に役立ちますよ。

日本製が安心

果実酒用の瓶は日本製も多いので選ぶ基準として「日本製」も大切になりますよ。外国製は価格が安く使いやすいように見えますが、長期保管するということを考えると日本製がおすすめです。日本製でも大きいものまでしっかりありますよ。

自家製果実酒の容器・瓶の選び方7

特殊な果実酒用の瓶

従来からある瓶ではなく果実酒専用の瓶というものがあります。あらかじめ瓶の中にホワイトリカーが入っている状態で発売されていて好きな果実、砂糖を用意するだけですぐに果実酒が作れるようになっています。すぐに作りたい時に便利ですが、発売されている種類が少なく大きいものはなく小さいものばかりになるので1人で楽しむ人、果実酒に挑戦してみたい方におすすめです。

自家製果実酒のおすすめ瓶1

宝酒造 35°果実酒の季節900ML

宝酒造 ホワイトタカラ 35% 果実酒の季節 900ml

前述した砂糖と好きな果実を入れるだけで好きな果実酒が作れる便利な瓶です。買ってきてすぐに漬け込むことができ時短できて、口が広いので大きい梅もしっかり漬けられるようになっていますよ。スリムな形状をしているので冷蔵庫の中にも入れやすくなっています。果実によってはホワイトリカーの容量が少なく感じる場合があります。発売元の宝酒造から同じホワイトリカーが発売されているので足してもいいでしょう。

消毒しなくていい

最初から瓶の中にホワイトリカーが入っていて消毒の工程を飛ばせるので時短になるだけではなく、失敗する恐れが減ります。漬け込んでいる最中に変な匂いやカビが生えるのは消毒が不十分ということになり失敗する原因になるので消毒しなくてもいい瓶なら初心者でも失敗しにくくなりますよ。梅酒のシーズンになるとスーパーでも見かけるようになり買いやすいです。

自家製果実酒のおすすめ瓶2

Cellarmate(セラーメイト) 密封びん

セラーメイト Cellarmate 取手付密封びん 2L

おしゃれな見た目の瓶です。耐熱ガラスではありませんが40度以上の温度差にしなければ割れないので瓶ごと鍋に入れて沸騰させていけば煮沸消毒ができますよ。使われている金属はステンレスになので清潔で錆びにくく果実酒の瓶として向きます。使いやすい瓶の特徴である大きな口、ハンドル、煮沸消毒、適度に密閉できるようになっているのでおすすめです。大きいサイズもありますが形が変わるので2Lまでがいいでしょう。

適度に密閉できる


発酵などで発生したガスが溜まり、内圧が上がると自然に抜けるようになっているので安心して保存できますよ。内圧が抜けても外からの空気が入らないのでカビなどが侵入しにくくなっています。また蓋の部分はシリコンのパッキンが付いているので万が一瓶を倒してしまっても簡単にこぼれないようになっていて使いやすいですよ。

自家製果実酒のおすすめ瓶3

アデリア まめ丸クン

【アデリア】梅酒・果実酒 まめ丸クン 2L

長期に食べ物などを保存できる目安とある日本硝子製品工業会の長期保存果実酒びん認証品です。デザインは昔ながらの瓶ですがハンドルも簡単に外せ丸洗いできるようになっていて、注ぎ口がある中蓋も付属していて使いやすいです。2Lでも背が低く横に広いタイプなので冷蔵庫でも保管しやすい形状になっていますよ。背が低いので消毒しやすくベストセラーになっている人気の瓶です。

日本で一番最初に果実酒向けの瓶を発売した会社

アデリアは日本で一番最初に自家製梅酒用の瓶を発売した老舗です。酒税法が改良される前は自家製の梅酒でも違法でしたが、緩和されて作れるようになってからずっと使われている人気瓶ですよ。まめ丸クン以外にも大きな瓶などもあり家族で楽しみたいという方は大きな瓶もおすすめになります。

自家製果実酒のおすすめ瓶4

タケヤ化学工業 カラー 果実酒瓶

タケヤ化学工業 カラー 果実酒瓶 R型 4.2L ももいろ

ガラスではなく樹脂でできた容器となります。ガラスと比べると樹脂なので非常に軽く持ち運びやすさはガラスと比べると圧倒的に運びやすいです。ガラスの瓶のように熱湯消毒にも対応していて使いやすいところもポイントですよ。酸性やアルカリ性に強い素材を使っているのでガラスと同様に安心して使えるようになっています。容量も4.2Lと大容量で大きいですがたくさん作れますよ。

弁付き

発酵などで発生したガスが自然に抜けるように、上部にガスが自然に出る弁がありガラスより強度が低い樹脂ですが、内圧が高くなっても破裂するということはありません。自然と抜けるので保管しっぱなしでいいので使いやすいですよ。

果実酒の瓶のまとめ

選び方が大切

果実酒を上手にに作るには容器である瓶の選び方が大切です。瓶が使いにくいと作りにくくなり、しっかり消毒できていないと失敗する恐れがあります。選び方は大きく分けて5つのポイントがあるのでそれだけは確認してくださいね。自家製の果実酒を作るときはレシピを確認してください。

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