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自転車の空気入れの正しい使い方!自転車の種類別に規格やおすすめもご紹介!

初めて自転車を購入した人の中で、タイヤへの空気の入れ方がわからないという人はいませんか?自転車に空気を入れる際はバルブの規格に対応している空気入れを使用しなければ空気を入れることができません。この記事ではそんな自転車の空気入れの使い方について紹介します。
2020年8月27日
海龍
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はじめに

初めて自転車を購入した人の中には、タイヤへの空気の補充するやり方がわからない、という人もいるかと思います。ママチャリとスポーツバイクでは、バルブの規格が違うためやり方を理解していないと空気が入らないことがあります。この記事では、空気入れの使い方や空気入れの選び方を紹介します。

自転車に空気を入れる頻度

空気を補充する頻度は種類ごとに違います。また、規格ごとにも異なります。ここでは、空気を補充する頻度を自転車ごとに紹介します。

ママチャリの頻度

ママチャリは一週間に一度が目安です。ママチャリは一週間補充しないとどんどん空気が抜けていき、タイヤが柔らかくなります。そのため、一週間に一度は空気を補充しましょう。

マウンテンバイクの頻度

マウンテンバイクは、荒れた道や山道を走るための自転車です。そのため、走りにくい道を走ることが多く、タイヤにも負担をかけます。そんなマウンテンバイクの空気圧は4日に一度は補充しましょう。空気を入れないと走行中にマウンテンバイクのタイヤがパンクし、怪我をする可能性が非常に高くなります。

クロスバイクの頻度

ママチャリと比較すると、細いタイヤを使います。細ければ細いほどタイヤの空気圧が高くなり、空気が抜けやすくなります。そんなクロスバイクは6日に一度の補充が目安です。

ロードバイクの頻度

ロードバイクは一般的に細いタイヤを使うため、空気圧も高くなり、その分空気も抜けやすくなります。そのため、5日に一度は空気圧の点検を行いましょう。ロードバイクは空気圧が低いと、特に影響が出やすい自転車のため、こまめに点検しましょう。

自転車に空気を入れないとどうなるか

空気を入れないと、サイクリングが全く違うものになります。空気を補充するやり方は非常に簡単なので、初心者でも安心です。ここでは空気を入れないとどのような影響が出るのか紹介します。

空気を入れないとパンクしやすくなる

空気を入れないと、空気圧が減っていき、パンクの危険性が上がります。パンクの原因の7割が空気圧の影響だといっても過言ではありません。特にスポーツバイクのように細いタイヤではパンクしやすくなります。パンクすると、専用の道具が無ければ修理ができませんし、場合によってはチューブ自体を交換しなければならなくなります。

空気を入れないとホイールが変形する

空気を入れないと、走行時の衝撃をタイヤが吸収できず、ホイールに直接衝撃が伝わります。そうなると、最悪ホイールの変形や破損などの原因になるのです。そのため、空気圧は常に適正範囲内にしておきましょう。

空気を入れないとスリップしやすくなる

空気を入れないとスリップしやすくなります。スリップは走行中の怪我の原因だけでなく、自転車の傷や破損の原因ともなるため、けが予防のためにも空気圧は適正にしましょう。

空気を入れないとタイヤの寿命が縮まる

空気を入れないと、寿命を縮めてしまう原因になります。タイヤが破損すると、新しいタイヤと交換しなければならなく上、チューブの交換も必要となることもあります。そのため、タイヤの空気圧には常に注意しましょう。

自転車のタイヤの空気入れの選び方

まずはフロアポンプ

空気入れを選ぶ際はまず、フロアポンプを選びましょう。置き場所に困るとの理由から値段が安く、サイズも小さい携帯ポンプを先に購入する人もいますが、サイズが小さい携帯ポンプは応急措置用のため、空気の補充には、非常に多くのポンピングが必要です。フロアポンプは比較すると、サイズが大きいため少量のポンピングで空気を補充できます。


バルブの規格を確認

バルブの規格は英式バルブ(ウッズバルブ)、米式バルブ(シュレッダーバルブ)、仏式バルブ(フレンチバルブ)の3規格ありますが、規格が合っていないと空気を補充できません。そのため、空気入れを購入する際には必ず、自分が使っているバルブの規格に合っているのか確認してから購入しましょう。

圧力計の有無と位置

シティサイクル用の自転車やママチャリは圧力計が無くても感覚で補充が可能ですが、細いタイヤに補充する場合は圧力計付きのタイプを使用して、空気圧を測りながら補充しなければなりません。また、圧力計の位置が下にあるものと上にあるものがあり、視力が弱い人は上にあるタイプの空気入れを選ぶと見やすいですよ。

自転車の空気入れの値段について

空気入れは種類が多く、100均で購入できるような値段が安価なタイプから値段が高いタイプまであります。値段を見て選ぶことも選び方の一つです。空気入れに特にこだわりがない人は、値段が安価なタイプがおすすめです。サイズが小さい携帯ポンプの中にも値段が高いタイプがありますが、初めての人は値段が高いものは特に必要ありません。

自転車の空気圧の確認方法

適正な空気圧はタイヤの側面に記載

適切な空気圧はタイヤの側面に、タイヤのサイズとともに書いてあるため、簡単に確認できます。空気を補充する際にはこの場所に記載してある適切な範囲の空気圧を補充します。必ず適切な範囲内の空気を補充しましょう。

自転車のタイヤは細いほど高い空気圧

自転車のタイヤは細いタイヤほど高い空気圧です。そのため。ロードバイクやクロスバイクなど細いタイプは空気圧が高くなります。空気圧が高いと空気が抜けやすくなるため、こまめに空気を補充しましょう。また、空気圧の確認には圧力計を用います。そのため、スポーツバイク用の空気入れは圧力計が付いているタイプのものを選びましょう。

状況に応じて空気圧を調整しよう

スポーツバイクなど細いタイヤは、空気圧を適正な範囲にしておかなければなりません。その範囲の中でも、空気圧の違いでサイクリングに様々な影響が生じます。ここでは空気圧の違いによって生じる影響を説明します。

空気圧が高いほど回転しやすい

タイヤの空気圧が高いほど、摩擦が減り回転しやすくなります。そのため、よりスピード感があるサイクリングを楽しみたい、という人は空気圧を高くしておきましょう。また、空気圧が高いとペダルが軽くなるため、より弱い力でペダリングが可能です。

空気圧が低いほど乗り心地アップ

空気圧が低いと、タイヤに程よく柔らかくなり、衝撃が吸収されるため、乗り心地が良くなります。そのため、スピード感よりものんびりと、サイクリングを楽しみたい、という人は空気圧を低くしておきましょう。

自転車のバルブの規格について

バルブの規格は英式(ウッズバルブ)、米式(シュレッダーバルブ)、仏式(フレンチバルブ)の3規格です。自転車に空気を補充するにはバルブに合った空気入れが必要です。また、それぞれ値段も違います。ここではそんな自転車のタイヤのバルブの種類を紹介します。

英式バルブ(ウッズバルブ)

英式バルブとは基本的にママチャリに使われる規格です。空気の補充の際には、空気入れに専用のクリップを取り付けます。3種類の中では最も値段が安価で部品も手に入りやすい、ということもメリットです。しかし、空気圧の細かい調整ができません。

米式バルブ(シュレッダーバルブ)

米式バルブは自動車のバルブにも利用されます。細かい空気圧の調整が可能ですが、値段は比較的高価です。また、自動車用の空気入れでも補充することができるメリットがあります。

仏式バルブ(フレンチバルブ)


仏式バルブ(フレンチバルブ)はフレンチバルブやプレスタバルブとも呼ばれます。ロードバイクやクロスバイクなど細いタイヤに使われ、空気を補充する際にはネジを緩めます。また、空気圧の調整が簡単というメリットがあります。

英式バルブ(ウッズバルブ)の空気入れの使い方

ここでは、英式バルブ(ウッズバルブ)の空気の補充の際の空気入れの使い方を説明します。英式バルブ(ウッズバルブ)の空気入れの使い方は簡単なので、初心者の人でも簡単に空気を補充できます。

キャップを外しネジを締める

まず、先端のキャップを外します。ネジが緩んでいる場合はそこから空気が抜ることもあるため、必ず締めておきましょう。

クリップを取り付け空気を入れる

英式バルブ(ウッズバルブ)に空気入れをセットする際は、専用のクリップを使います。クリップのセット自体は非常に簡単なので、初めての人でも心配いりません。その後、タイヤが固くなるまでポンピングをし、空気を補充します。

キャップを取り付ける

空気を入れ終わったらキャップを取り付けて終了です。英式の空気圧は直接指で押して確認します。指で押した際に若干へこむくらいが適切です。

米式バルブ(シュレッダーバルブ)の空気入れの使い方

米式バルブでも空気の補充は非常に簡単です。是非参考にしてください。

キャップを外しポンプを取り付ける

まず、キャップを外し。空気入れを取り付けます。セット自体は非常に簡単なので初めての人でも安心です。しかし斜めにセットすると、空気が抜けるので注意が必要です。

空気を入れキャップを取り付ける

空気入れをセットしたら、ポンピングをし、空気を補充します。この時、圧力計を使用して空気圧を確認しながら補充します。空気を補充したら、空気入れを取り外し、キャップを締めて終了です。

仏式バルブ(フレンチバルブ)の空気入れの使い方

仏式(フレンチバルブ)の空気入れの使い方を説明します。仏式(フレンチバルブ)は主に細いタイプに付いており、初心者の人でも簡単に空気の補充ができます。

キャップを外しネジを緩める

まずはキャップを外します。外すと先端にネジがあるので、このネジを緩め、空気の道を作ります。補充にはネジを緩める必要があります。ネジを緩めたら、先端を少し押し、空気を抜きます。この状態にすると補充ができます。

空気入れを取り付け固定する

ネジを緩めたら、空気入れをセットします。斜めにするとセットできず、空気が抜けるのでまっすぐ取り付けましょう。セットしたらレバーで固定します。

空気を入れネジを締める

固定したらポンピングをして補充します。仏式(フレンチバルブ)は圧力計で空気圧を計測できるので圧力計を見ながら、適切な範囲内になるように補充します。補充が終わったら、空気入れを取り外し、ネジを締めます。この時、先端を押すと空気が抜けるので、引っ張りながらネジを締めましょう。

キャップを取り付け完了

ネジを締め終わったらキャップを締めて終了です。仏式(フレンチバルブ)は主にスポーツバイクに使用されるタイプで、初めて扱う人は最初は戸惑こともあるかもしれませんが、慣れると簡単に補充できます。

自転車の携帯ポンプの使い方

ここではサイズが小さい携帯ポンプの使い方を説明します。サイズが小さいため、一回のポンピングで入れられる空気が非常に少量ですが、使い方は非常に簡単で初めて扱う人でも使えます。また、値段が安価だというメリットもあります。

キャップを外し空気入れを取り付ける

サイズが小さいだけで使い方はフロアポンプと変わりません。まず、キャップを外して、ポンプを取り付けます。

ひたすらポンピング

ポンプを取り付けたら、ひたすらポンピングです。使用方法は非常に簡単ですが、サイズが小さい分非常に多くのポンピングが必要です。また、細いタイプに使う場合は専用の携帯ポンプを使いましょう。


空気入れを取り外しキャップを締める

空気を入れ終わったら、ポンプを取り外し、キャップを取り付けて完了です。圧力計がないタイプもあるため、あくまでも応急措置用のとして使い、帰宅後に改めて補充しましょう。

おすすめの自転車の空気入れ.1

ブリヂストン(BRIDGESTONE) 空気入れ スマートポンプ PM-501

ブリヂストン(BRIDGESTONE) 空気入れ スマートポンプ PM-501

この製品は英式バルブ専用のため、シティサイクル用として使います。スポーツバイクの仏式(フレンチバルブ)には使えないため、ママチャリなどを使っている人におすすめです。

軽量なので力が弱い人でも安心

この製品は軽量だという特徴があります。そのため、力が弱い女性の人やお年寄りの方でも楽に運びが可能です。軽量ですが、しっかりと空気が入る上、ポンピングにも強い力も必要ありません。一回のポンピングで入る量も多く、非常に高性能な製品です。

おすすめの自転車の空気入れ.2

Samuriding 自転車 空気入れ

Samuriding 自転車 空気入れ

通常、英式バルブに空気を補充する際は専用のクリップを使いますが、この製品はクリップを使わなくても補充が可能です。また、浮き輪やボールにも空気が補充できる、専用のニードルも付属しています。

3種類のバルブに対応

英式、米式、仏式の3種類すべてに使えます。また、原動機付き自転車等のタイヤにも時間はかかりますが、使えます。圧力計もあるため、空気圧を確認しながら補充できます。重量も比較的軽いため、力が弱い人でも容易に扱えます。

おすすめの自転車の空気入れ.3

パナレーサー(Panaracer) 携帯空気入れミニフロアポンプ BFP-AMAS1

パナレーサー(Panaracer) 携帯空気入れミニフロアポンプ BFP-AMAS1

英式、米式、仏式の3種類の規格に使える製品で持ち運び安いサイズであることはもちろん、頑丈なので普通に使用していれば破損することはほとんどありません。しかし、圧力計がないため、スポーツバイクに使用する際にはタイヤの硬さや感覚で補充する必要があります。

ボールや浮き輪などに対応しているアダプター

ボールや浮き輪などに使えるアダプターが付属しているため、ご家庭に一本常備していればフロアポンプ並に便利な商品です。しかし、フロアポンプと比較すると、サイズが小さいため非常に多くのポンピングが必要です。

おわりに

自転車の空気の補充のやり方をバルブの規格別に説明しました。英式(ウッズバルブ)、米式(シュレッダーバルブ)、仏式(フレンチバルブ)それぞれの規格に合った、空気入れを使わなければなりません。特に難しい技術も必要ないため、初心者の人でも方法さえ分かっていれば簡単に入れることができます。また、サイズが小さい携帯ポンプを所持していれば、サイクリング中のタイヤのトラブルでも。対応ができます。突然のタイヤのトラブルに備えて、空気の入れ方を把握しましょう。

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