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ライターの捨て方は大丈夫?意外に知らない正しい処分方法と注意点を解説!

ライターの捨て方で困っていませんか?ゴミの捨て方は市区町村などの自治体ごとに決まっていることなのでどこに住んでいる誰にでも100%当てはまる方法というのは存在しませんが、安全面等を考えて注意する点は共通しています。正しいライターの捨て方をお探しの方必見です。
更新: 2021年1月20日
佐藤3
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はじめに

ライターを捨てるには?ガス抜き方法や分別回収

Photo byFree-Photos

中身の処理などが面倒でついつい溜め込んでしまっている古いライター。壊れたまま放置しているとガス漏れも心配です。これらの不用品はスッキリと簡単にまとめて捨てられたら良いですね。

ゴミの処分の仕方はだいたい同じとはいえ地方自治体により個別の決まりがあり一概には言い切れないことも。ただしライターなど中身が危険物の場合注意したい捨て方というものはどこに住んでいても同じです。

ここではライターや中身の種類別の捨て方マニュアルとその注意点を7つご紹介していきます。

捨て方の前にライターの種類

ライターの捨て方とひとくちにまとめていってもその方法は種類(ライターの構造や燃料等)によってやり方は変わってきます。自分が捨てたいライターがどれにあたるのか確認して、合った前処理方法にお役立てください。

1.100円ライター

Photo by yugo.sakai

いわゆる使い切りライターと呼ばれる上部が金属で下がプラスチック製でガスの残量が確認できるようなタイプのものです。たばこを買うとサービスでただでもらえることもありますね。そのためたくさんあって捨てたいと思われている多くがこの100円ライターでしょう。

2.金属製ガスライター

ここでいう金属製ガスライターとはガス注入式のもののこと。100円ライター式で金属のものもありますがその場合はガス抜きは100円ライターを分別は金属ライターを参考にしてください。ライターを裏返してみると底にガス注入のための穴が空いているのですぐにわかります。

3.ジッポライター・オイルライター

Photo byaiacPL

ライターに火を付ける燃料はガスが多いですが、根強いファンがいて人気が高くコレクション要素も高いのがジッポライターと呼ばれるオイルライターの類。燃料がちがうので中身抜きの方法などが変わってきます。また外側に価値がある場合も多いのでゴミにする前によく考えることも必要かも。

4.チャッカマン

ライターとしてよりもアウトドアなどでの薪や炭・ゴミ焼却時の着火目的で使われるのがチャッカマン。100均などでも小さなサイズのものが売られていますね。基本的には100円ライターと同様な処分方法で良いですが、作りが少々複雑なのでパーツごとの分別が重要になってくるでしょう。

安全簡単なライターの捨て方・ゴミ処分方法1

それではゴミとして捨てたいライターで数としては一番である通称100円ライターと呼ばれる使い捨てのプラスチック軸のライターのガス抜きと注意点から見ていきましょう。

中身の処分方法1.100円ライターのガス抜き

ほとんどの方が捨てるのに困っていることが多いであろう100円ライター。数の多さが他のライターとは違い大量に持っているという人も少なくありません。

このガス抜きの方法は火を付けずにレバーを指で下げ続けること。シューとかスーと音がする場合としない場合がありますが見た目と火を付けてみてつかなくなるまではこの動作を続けましょう。

火が大きく出るように調節すると短時間にガス抜きができますよ。


捨て方の注意点

Photo byFree-Photos

無料でもらえる100円ライターは容器の再利用も多く、ガスがたくさん残っているのに石がなくて着火できなくなったというものも多いでしょう。その場合のガス抜きは面倒なこともありますが捨てるには必ずやらなくてはいけないこと。

おこなうには安全のために風通しの良い屋外でやるのは鉄則です。

また回収してくれる方の安全にも考慮して、必ずしっかりとすべて空にしてから安全に処分してください。

安全簡単なライターの捨て方・ゴミ処分方法2

ライターの燃料としてガスの他にオイルがあります。ジッポライターなどが有名ですね。この燃料の場合のオイルの処理についてお伝えします。

中身の処分方法2.オイルライター

Photo byPexels

ジッポなどのオイルライター。オイルという言葉からガスのように揮発させるのが難しいのかと感じるでしょうが、このライター用オイルは意外にも簡単に蒸発してしまいます。

やり方はビニール袋に新聞紙やキッチンペーパーなどを丸めて入れてそこにオイルを吸わせます。袋の口は開けたままでしばらく放置するとすっかり気化してしまうのでそのまま紙は燃えるゴミとして破棄。ライターは金属ですから金属ゴミとして処分します。

捨て方の注意点

Photo byfancycrave1

オイルライターの揮発も換気に注意してできれば屋外で作業するのが好ましいです。その場合周りに引火しやすいものがないか、火の気がないかよく確認してから作業をはじめてください。

またジッポは箱・保証書付きで限定品などは意外な高値で買い取ってくれることも。限定品で物が揃っていればだいたい相場は買い取りでも1万円程度からとなっています。調べてから捨てるようにしましょう。

安全簡単なライターの捨て方・ゴミ処分方法3

中身は使い捨てライターと同じガスですが、底から追加して長く使えるのが主に金属製でできている注入式ガスライター。このガス抜きは100円ライターとは少し違います。

中身の処分方法3.注入式ガスライターのガス抜き

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51j0noG6taL._SL1000_.jpg

金属製のガス注入式のライターはガス抜きの方法が少し違いますのでこちらについても解説していきましょう。基本的な考え方は100円ライターと一緒ですが、レバーを下げてガスを抜くのではなくガス注入口に異物を差し込むことでガスが簡単に抜けます。

精密ドライバーなど先が細いものが使いやすくておすすめ。

捨て方の注意点

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51QJL0iPgiL._SL1000_.jpg

ガス抜きをするときは周りの状況には気を使うのは当然のことながら、自分が吸い込まないようにすることも大事です。また注入口からガス抜きする場合はガスの出方も多いので冷たいガスが手などに付着することも。

すぐに抜けたか試して火が着いたときその手についたガスに引火して大きな火が出て危険です。

手に冷たさを感じたときはしばらくおいて完全に気化してから試してください。

安全簡単なライターの捨て方・ゴミ処分方法4

チャッカマンの捨て方

出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41A6r5tP7jL._SL1000_.jpg

チャッカマンの燃料は100円ライターと同様にガスです。ガス抜きの方法も同じで風のある屋外の火の気のない場所で、吸い込みに注意してレバーを下げて抜くという流れになります。

製造元おすすめの分別方法は燃えないゴミ

実際にチャッカマンを製造販売している株式会社東海では捨てるときの分別方法は自治体のルールにのっとった上で燃えないゴミ扱いで捨てることを推奨しています。

お住まいの自治体の廃棄方法に従って、燃えないゴミとして分別して処分してください。

株式会社東海:使わなくなったライター・チャッカマンの廃棄・処分方法を教えて下さい。

捨て方の注意点

ガスの容量的にライターよりも多い場合も多々ありますので、時間がかかることを想定し余裕をもって人通り(歩きタバコなどしていると危険)の少ない時間帯にするなどにも注意してください。

安全簡単なライターの捨て方・ゴミ処分方法5

ガス抜きが終わっていざゴミに出そうと思ったとき、まずは引っ越すと必ず渡されるごみ分別についてのプリントや住んでいる自治体のホームページなどで何ゴミ扱いなのか調べる方がほとんどでしょう。

基本は自治体のルールに従うですが、危険なことは誰でも避けたいと思うでしょうしおすすめできることでもありません。

ライターの捨て方・ゴミの分別の問題

ライターはガスという可燃物を含む物なので捨て方に困るのは自分の身の危険も合わせて考えなければいけないこと。その問題となるひとつがライターの分解とゴミ分別問題です。

自治体のゴミルールではっきりとライターは「金属部分とプラスチック部分に分けてそれぞれ分別して処分する」という決まりごとがあるのにも関わらず、ある場所では危険があるのでライターの分解はしないで捨てるべきと声を大きくする人がいては、捨て方を探す人の頭を混乱させています。

捨て方の注意点

プラスチックゴミの分別はリサイクルに関係する分別なのでその分け方はきっちりする必要があります。

自治体によっては見た目はすべてプラスチックゴミでも水洗いで簡単にきれいにならないもの(例:マヨネーズ容器)はもえるごみとして捨てて欲しいというところもあるくらいです。

そのことを考慮すると分解事故が心配な人は自治体のごみ担当部署に問い合わせて捨て方指示を仰ぐかライター回収ボックスを利用するのが良いでしょう。

安全簡単なライターの捨て方・ゴミ処分方法6

ライター回収ボックスの利用

捨ててあるライターを子供がいたずらした事故や火災なども問題になり、ライター回収に力を入れている市区町村が増えました。その一環としてはじまったのがライター回収ボックスの設置。こちらを利用すれば今まで捨てるのに困っていたライター処分の悩みがスッキリと解決します。

ライター回収ボックスの設置場所例

電池の回収ボックスが電気店にあるように、ライターの回収ボックスは関連の深いたばこ店に設置されています。(例:東京都)その他にもライター回収ボックスを置いている自治体や期間を設けて一括回収する場所もありますのでお住まいの市区町村のゴミ処分についてのお知らせをチェックしてください。


捨て方の注意点

大量にたまってしまっている100円ライターを一度に捨てる場合にも回収ボックスは便利ですが、回収ボックスに捨てる場合でも中身のガス抜きはしっかりおこないましょう。

安全簡単なライターの捨て方・ゴミ処分方法7

ライターを大量に捨てる場合

大量にライターを捨てることについて言及している市区町村は少ないでしょう。ライターに限らず大量のゴミ処理の方法については触れている場所もありますので、お住いの自治体の決まりを守ってきちんと分別して捨てるというのがライター処理の基本中の基本です。

捨て方の注意点

捨て方の制限に本数はなくてもあまりにも大量の場合はゴミ収集の人も困ってしまうことも。

ゴミ捨て場がいっぱいになってしまうようであれば、2回に分けるなど心づかいを。また1本あたりでは少なくても大量になると非常に危険なのが中身のガス抜き。風通しのよい場所でゴミ出しをする前に完全に空にして捨ててください。

まとめ

ライターは自治体ルールに従い安全に捨てる

自治体によって捨て方ルールが変わるゴミの出し方。その中でも捨て方にこまるライターの種類別燃料抜き方法と捨てる時の注意点を解説してきましたがいかがでしたか?

ご紹介させていただいたのはあくまでも危険物をできるだけ安全に捨てるためにできる、捨てる側の基本の処理方法です。

ここから分別方法やどこまで分解するのか、しなくて良いのかは各市区町村のごみ処理方法や施設設備のパワーによって変わってきます。

ガス抜き処理をしたあとの細かい分解・分別などの処分方法については自治体からのお知らせや電話での問い合わせで確認しておこなってください。

いろいろな捨て方が気になる方はこちらもチェック

そのほか捨て方がよくわからないという声の多いブラウン管テレビや園芸用の土などについての解説記事もご用意しています。捨て方について迷った時も暮らし~のを是非ご活用くださいね。