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「大源太山」登山情報!上越のマッターホルン登頂ルートやアクセスなどをご紹介!

全国にはご当地マッターホルンと言われる山がたくさんあります。大源太山も上越のマッターホルンと呼ばれています。その姿は、まさにマッターホルンと言っても過言ではありません。大源太山の紅葉も絶景です。そんな大源太山に登山をしてみませんか。
2020年8月27日
kawana yukio
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大源太山(だいげんたさん)とは

大源太山(だいげんたさん)は、新潟県の谷川連峰に属する山です。標高は1.598mほどあり、位置的には新潟県南魚沼市と南魚沼郡湯沢町の境界線上に位置しています。谷川連峰の山ですが、連脈から少し離れていますが、山頂から綺麗に谷川連峰の各山が見渡すことができます。山頂はほとんどが角ばった岩で形成されています。麓はスキー場が多く冬場はスキー客で賑わいますが、その他の季節は多くの登山者が大源太山を目指します。(この記事は2019年8月28日現在の情報をもとに書かれています。)

大源太山の魅力

上越のマッターホルン

日本各地に○○のマッターホルンと言われる山はたくさんあります。マッターホルンに似ている風景が大源太山にもあります。大源太山登山の目的に、この上越のマッターホルンを見る・登る事としている人が多く、大人気となっている風景です。七ツ小屋山から大源太山に向かう途中にその風景が見られます。まさにマッターホルンと言っても過言ではありません。

大源太山の紅葉

大源太山は、湯沢町側からも南魚沼市側からも登山できます。両側ともに川があり、紅葉木が多く自生しています。湯沢町側には大源太湖があり、南魚沼市側も登山路が登川沿いにしばらく続きます。水面に映る紅葉風景が非常に素晴らしいものになります。初心者でも行ける難易度が低い場所が多くあり、紅葉を見るために、この山域に入るハイカーも多数いるのです。

大源太山の登山口

旭原登山口

大源太山登山に使用するメイン的登山口です。新潟県南魚沼郡湯沢町旭原にあり、旭原林道の終点となります。谷間にある集落の旭原は大源太川が流れており、谷の奥に旭原バス停があり近くには大源太キャニオンキャンプ場があります。旭原バス停そばから旭原林道になり、終点まで行くと登山口となります。

清水登山口

大源太山や七ツ小屋山の南魚沼市側からの登山口です。新潟県南魚沼市清水にあり、国道291号線終点にある清水バス停にある登山口です。上杉謙信ゆかりの道にあり、脇を流れる登川沿いに歩き、川の景色を眺めるながら大源太山を目指すことのできる登山口です。

旭原登山口へのアクセス

公共機関でのアクセス

旭原登山口には、JR越後湯沢を使用します。上越新幹線・上越線が乗り入れている駅です。駅前より南越後観光バスの大源太行きに乗車し、旭原バス停で降車してください。バス停そばに林道・旭原線の入口があります。1時間ほど歩いた林道終点が旭原登山口となります。林道は初心者でも簡単に歩ける、難易度の低い道路です。


南越後観光バス
湯沢~大源太行きの時刻表をチェックしてください。

車利用でのアクセス

関越自動車・湯沢ICを出て国道17号線を右折し、小原信号を右折します。すぐに県道268号線に入れますので右折して県道を進んでください。進んで行くと大源太川に出ますので、川の脇を上流に向かって進むと旭原バス停があり旭原林道入口があります。林道の終点には10台ほどの無料駐車場があります。

清水登山口へのアクセス

公共機関でのアクセス

JR上越線六日町駅を利用します。六日町駅より南越後観光バスが清水行きの路線バスを運行しています。しかし、本数が4本と少ないため、計画時に時刻表をチェックしておく必要があります。時間が合わないときは、タクシー利用で清水まで行くことになります。

南越後観光バス
六日町~清水線をチェックしてください。

車利用でのアクセス

関越自動車・六日町ICを出て左折すると国道17号線に出ますので右折して進んでください。六日町の信号がありますので左折、すぐに六日町小学校の信号がありますので右折してください。国道291号線ですので、進んで行くと清水集落や清水バス停が現れます。バス停そばが登山口ですが、少し進むと50台駐車可能の桜坂駐車場があります。

大源太山登山ルート1

旭原登山口ルート

旭原登山口ルートは、大源太山登山をする際のメジャールートです。旭原林道終点の駐車場をスタートとし、15分ほど歩くと分岐が現れます。分岐を左折し、所要時間2時間20分ほどで大源太山山頂にアクセスできます。途中に2カ所ほど沢渡渉しますが、ロープがしっかり張ってあり足場もしっかりしているので、多少水が出ても安心です。初心者でも慎重に進めば渡渉に問題はありません。それ程高い難易度ではありません。大源太山山頂より分岐までの帰りの所要時間は1時間50分ほどになります。

上越のマッターホルンを見るには

このルートで上越のマッターホルン・大源太山の景色を見るには、大源太山山頂に到着したら一旦七ツ小屋山方面に行かなければいけません。七ツ小屋山から大源太山に向けて歩き出し、大源太山方面を見上げるとマッターホルンそっくりな景色が続きます。これが上越のマッターホルンと呼ばれる所以です。大源太山に向かって歩くと、マッターホルン登山をしている気分になれるでしょう。大源太山山頂から七ツ小屋山までの所要時間は1時間10分となり、帰りの大源太山山頂までの所要時間は1時間ほどとなります。

大源太山登山ルート2

旭原登山口ルート(反時計回り)


大源太山登山ルートの中で人気のあるルートです。旭原登山口よりループ状のルートを取り、常に違った景色を見ながら歩くことができます。もちろん上越のマッターホルンのルートも歩くことができます。ルートの途中には蓬ヒュッテがあり、のんびり上越のマッターホルンを楽しみたい登山者は利用すると良いでしょう。蓬ヒュッテ宿泊なら登山口を午後発しても余裕が持てます。多くの植物が見られるルートで、初心者でも慎重に歩けば難易度はそれほど高くありません。

旭原登山口ルート(反時計回り)の詳細

旭原登山口の駐車場をスタートして15分ほどで分岐に出ます。左折すると所要時間2時間20分ほどで大源太山にアクセスできますが、このルートでは右折します。2時間20分ほどでシシゴヤの頭に、さらに1時間ほどで蓬ヒュッテそばの分岐にでます。蓬ヒュッテそばには水場もあります。分岐より1時間で七ツ小屋山に、さらに1時間ほどで大源太山に到着でき、上越のマッターホルンを眺めることもできます。さらに1時間50分ほどでスタート地点近くの分岐にでます。所要時間6時間10分ほどで1周でき、初心者でも頑張れば走破できる難易度です。

大源太山登山ルート3

清水登山口ルート

清水バス停そばの登山口からスタートし道の脇を流れる登川の上流方向に向かって歩くコースです。歩きやすい道で、川沿いの景色も四季を通して楽しめます。途中の分岐より七ツ小屋山・大源太山を目指して登山道を進みます。分岐より先が勾配がついている感じのコースで、初心者でも難易度はそれほど高くありません。

清水登山口ルートの詳細

清水登山口のバス停をスタートし、登川上流方向に進みます。道は、ほぼ平坦と言って良いでしょう。初心者でも難易度は低い道です。1時間20分ほどで井坪坂コース分岐です。ここから十五里尾根を清水峠に向かって登ります。2時間20分ほどで清水峠ですが、初心者には多少難易度があがります。清水峠分岐を右折し、1時間ほどで分岐に出ます。左折すれば七ツ小屋山で、右折すれば大源太山です。上越のマッターホルンを見ながら1時間ほど歩くと大源太山に到着です。山頂まで所要時間は5時間40分ほどです。蓬ヒュッテなどに宿泊すれば、時間的に非常に楽なコースとなります。

大源太山登山の宿泊

大源太山登山は、選ぶルートによっては日帰りがギリギリの場合があります。日の短い時期はなおさらです。余裕を持って登山したい登山者は、宿泊することを頭に入れます。大源太山登山ルート周辺には清水峠白崩避難小屋と蓬ヒュッテがあります。清水峠白崩避難小屋はあくまで避難小屋ですので、きちんと営業しているのは蓬ヒュッテとなります。

蓬(よもぎ)ヒュッテ

旭原登山口を進んだ分岐を右折し、シシゴヤの頭を過ぎて進むと分岐が出てきます。分岐を右折すると10分ほどで到着します。旭原登山口からの所要時間は3時間50分ほどになります。蓬ヒュッテから大源太山まではの所要時間は3時間ほどとなります。テント場もあるヒュッテで、完全予約制です。6月~10月まで営業しています。詳しい事は、TEL:025-787-3268まで確認してください。

大源太山の天気状況

大源太山は一年中登れる山です。大源太山に登山しようと計画を立てるとき、気になるファクターの一つが、その時期の天気状況ですが、参考にするために統計調査上から大源太山の四季の天気状況を調べてみました。

大源太山の春の天気状況


大源太山の春を3月から5月までと定義して、大源太山の天気状況を調べました。3月の最深積雪量182cm、平均気温は-5.0℃となります。4月の一日当たりの降雨量平均3.4mmとなり、平均気温1.4℃となります。5月の一日当たりの降雨量平均3.4mmとなり、平均気温7.6℃となりました。3月には降雪・積雪があります。登山は十分装備が必要です。5月になれば急激に植物たちが目覚め始めます。

大源太山の夏の天気状況

大源太山の6月から8月までを夏と定義して、大源太山の天気状況を調べました。6月の一日当たりの降雨量平均4.7mm、平均気温12.1℃となります。7月の一日当たりの降雨量平均6.6mm、平均気温16.0℃となります。8月の一日当たりの降雨量平均5.9mm、平均気温17.0℃となりました。大源太山の夏は急激に登山者が増え出します。

大源太山の秋の天気状況

大源太山の9月から11月までを秋と定義して、大源太山の天気状況の調査結果です。9月の一日当たりの降雨量平均6.5mm、平均気温12.5℃です。10月の一日当たりの降雨量平均4.4mm、平均気温6.1℃です。11月の一日当たりの降雨量平均4.6mm、平均気温-0.6℃です。大源太山の秋は、紅葉時期にたくさんの登山者が訪れます。11月になると雪がちらつきます。

大源太山の冬の天気状況

大源太山の12月から2月までを冬と定義した、大源太山の天気状況の調査結果です。12月の最深積雪量は108cmとなり、平均気温-5.6℃です。1月の最深積雪量は173cmとなり、平均気温は-8.7℃になります。2月の最深積雪量は195cmとなり、平均気温は-8.2℃になります。大源太山の冬は積雪・降雪が多く、初心者には難易度が高く、十分な経験を持つ登山者向きとなります。

上越のマッターホルン大源太山のまとめ

上越のマッターホルン・大源太山の登山口には、以外と簡単に行けます。越後湯沢は冬のスキーでけではなく、春夏秋は大源太山に行くのも一考でしょう。素晴らしい谷川連峰の山々を山頂より眺めるられ、秋には絶景の紅葉に染まります。そして大源太山の山域にはたくさんの植物があり、春夏秋に可愛い花も咲かせています。自然の眺望の文句のつけようがありません。この記事を参考に大源太山登山をしてみませんか。

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