高尾山から陣馬山への登山コースガイド!距離や時間ほか城山茶屋など見所もご紹介!のイメージ

高尾山から陣馬山への登山コースガイド!距離や時間ほか城山茶屋など見所もご紹介!

休みを利用してお気軽に高尾山に登るならば、陣馬山に歩くコースを設定してみませんか。東京を代表する歴史と自然の宝庫と呼べる奥高尾縦走路は、多くの都会人を癒し尽くします。気になる難易度や距離、それに城山茶屋など見どころも含め、高尾山~陣馬山コースのご紹介です。

2019年07月28日更新

はぐれ猫
はぐれ猫
都会から離れた田舎で暮らす、はぐれ猫です。幼少時から地理が好きという特徴も活かしつつ、キャンプやトラベルスポットの紹介が得意分野です。しかし身近なDIY等含め、興味深い話題の紹介も怠りません。
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目次

  1. 高尾山から陣馬山までの登山とは
  2. 高尾山までのアクセス
  3. 高尾山~陣馬山の縦走①
  4. 高尾山~陣馬山の縦走②
  5. 高尾山~陣馬山の縦走③
  6. 高尾山~陣馬山の縦走④
  7. 高尾山~陣馬山の縦走⑤
  8. 陣馬山からの帰路
  9. 立ち寄りたい茶屋
  10. 高尾山の登山に行こう

高尾山から陣馬山までの登山とは

都内の日帰り登山に最適

わずか1時間あまりで都心から訪ねられるとあって、昔からハイカーが絶えなかったのが高尾山です。仮に高尾山から陣馬山までのコースをたどっても、所要時間はかなり短め。都会に住んでいる中で、思い立ったら日帰り登山しやすい、立地やアクセスの良さが際立ちます。

歴史と展望と美味しい名所が多数

古くは天平の頃に行基が開山したことに起源があり、絶え間なく修験者が好んだ歴史ある高尾山。だから山の尾根のコース上には、歴史的見どころが多めです。さらに標高の低い山で初心者向きながら、丹沢の背後の富士を拝めることも人気の理由。陣馬山までの縦走の道中には、グルメの名所も見つかります。

高尾山~陣馬山のコース全図

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登り口となっているのは、高尾山口駅から少し先の、ケーブルの清滝駅前です。駅の横手にある幾つかの登山道から登り始めれば、陣馬山まで総距離は10kmほど。ケーブルやリフトの山上駅から出発するなら、1.5~1.8kmほど短縮します。奥高尾縦走路は、難易度としてはさほど高くないコースです。

高尾山までのアクセス

電車でアクセス

各地から日帰りで高尾山に登る場合、鉄道を使ったアクセスを選ぶのが無難です。都心方面からはJR中央本線で高尾駅を目指し、そこから京王高尾線に乗り換え、高尾山口駅前へアクセスします。相模湖駅まで行って、小仏峠経由で高尾・陣馬の山を目指す方法もあります。

車でアクセス

もし車に乗り込んで高尾山の登山を楽しむとすれば、高速道路の最寄りになるのが圏央道の高尾山インターです。都心方面からのアクセスでは、中央道を経由して圏央道に入ります。国道20号を走れば、まもなく高尾山口駅前に到着します。

駐車場

基本的に車で訪れる場合には、高尾山口駅前にある駐車場を使うことになります。ただ連休中などは混雑率が高くなるため、高尾駅前のコインパーキングを利用することも考えられます。また陣馬山側からの登山を希望する場合、都道521号の和田峠駐車場が最寄りです。

アクセスルート

【電車】JR中央本線→高尾駅→京王高尾線→高尾山口駅
【車】中央道→圏央道→高尾山IC→国道20号→高尾山口駅前
【駐車場】高尾山:高尾山口駅前、高尾駅前、陣馬山:和田峠駐車場

高尾山~陣馬山の縦走①

高尾山入口~ケーブル・リフト山頂駅

歩き始めを何処に設定するかは、高尾山口駅の前で決めるのも構いません。昔ながらの登山口から縦走を始めても良いし、ケーブルカーやリフトで山上駅に着いてから、陣馬山までの縦走をスタートしても良いからです。時間短縮や体力温存を希望なら、無理せず乗り物を選ぶことです。

ケーブルカーで行く

出発点で存在感のあるケーブルカーですが、その歴史は非常に古いものだとご存知でしたか?高尾山に全長1kmのケーブルカーが建設されたのは1921年(大正10年)のことでした。高低差271mを、わずか6分で結びます。実に傾斜角は608%に達し、日本一急勾配なことでも知られています。

リフトで行く

風を受けながらのんびりと進むならば、エコーリフトの出番です。1964年に完成したリフトは、山上まで872m、高低差237mの区間を12分で結んでいます。リフトなら高尾山の紅葉や、新緑など季節ごとの自然を肌身に感じます。行きはリフト、帰りはケーブルカーなど乗り分けもおすすめします。

登山コースの見どころ

ホウキを持ったおそうじ小僧を横目に、1号路をスタートします。この区間は高尾山~陣馬山までのコースではかなり初心者向きですが、急斜面もあるのでなめるのはご法度。金毘羅台の展望所が最初の見どころです。なおケーブル清滝駅前には6号路など登山道が複数あり、どれを選ぶかは気分次第です。

コース情報

【区間】高尾山登山口(リフト乗り場横)~ケーブル山上駅(1号路)
【距離】約1.8km
【時間】のぼり約45分(高尾山ケーブルカー:6分、エコーリフト:12分)

高尾山~陣馬山の縦走②

ケーブルカー高尾山駅(山頂駅)~高尾山頂

山頂駅までケーブルカーや1号路でたどり着くと、そこからは陣馬山までの縦走路の中でも、一番に賑やかな区間が続きます。何しろ奈良時代の開山以来、薬王院を始め複数の神社仏閣が建てられ、今では茶屋が並ぶためです。おさるの名所、杉並木を過ぎ、天狗の寺院を超えるとまもなく高尾山の頂上です。

薬王院と天狗

この山を語る上では切り離せないお寺が、立派な外観を見せる薬王院です。境内には江戸中期の権現堂など歴史的な建築物が見られ、3月の大火渡祭りは有名な行事です。飯綱権現社は烏天狗を祀るなど、薬王院のあたりは天狗伝説の中心でもあり、ご利益を得ようと登山中の参拝者が後を絶ちません。

高尾山展望広場

意外とあっさりとたどり着けるのが、高尾山の標高599m地点です。展望広場の周囲には、やまびこ茶屋やビジターセンターなどの名所もありますが、なんと行っても展望台に惹き付けられます。陣馬山までの区間まで含めても眺望の良さは上位で、晴れると丹沢山地の向こうに富士山が拝めます。

コース情報

【区間】ケーブルカー高尾山駅(山上駅)~薬王院~高尾山頂上(1号路)
【距離】約1.8km
【時間】のぼり約45分

高尾山~陣馬山の縦走③

高尾山~城山

眺望を楽しみつつ高尾山から西に歩くと、次に目的地になるのが城山です。この2kmの区間は起伏の少ない尾根道でじわじわと登りますが、陣馬山を目指す時に難易度は低めです。富士見台や一丁平園地など、絶景が見られる注目ポイントが数ヶ所あります。一丁平を超えるとまもなく城山です。

一丁平園地

東の高尾山の展望と並んで、高台からの山岳風景に酔いしれられると評判なのが一丁平です。標高555mの一丁平には柵に囲まれた展望台があり、そこは真正面に富士を眺められ、天候によっては雄大な丹沢の雲海も眺められます。陣馬山前で引き返すとしても、一丁平だけは訪れる価値があります。

コース情報

【区間】高尾山頂~一丁平~城山
【距離】約2.1km
【時間】約80分

高尾山~陣馬山の縦走④

城山~景信山

評判高い城山茶屋を出発すると、次に目的にするのが景信山です。長い下り坂の先には明治天皇が休憩したという記念碑があり、小仏峠はちょうど高尾~陣馬コースの中間点にあたります。長い坂を登った先の景信山は、かつて北条氏の重臣だった、横地景信の山城があったのが由来だともささやかれます。

景信山山頂

遠方に至る360度の風景に感嘆する名所といえば、標高727mの景信山のてっぺんです。東から北にかけて多摩丘陵と関東平野、西に2,000m級の関東山地、南には丹沢と富士が迫ります。このため高尾山から、陣馬山より景信山を目指す登山も通常です。山頂には茶屋が2軒あり、休憩するにも困りません。

コース情報

【区間】城山~小仏峠~景信山
【距離】約2.0km
【時間】のぼり約80分

高尾山~陣馬山の縦走⑤

景信山~陣馬山

この縦走路のトリを飾るのは、陣馬山までの最終区間です。この間の奥高尾縦走路は、比較的に起伏の少ない尾根道です。しかし5.9kmの距離があってじりじり標高を上げるため、初心者も体力勝負となり難易度は中程度。ゴールの陣馬山は標高855mと、高尾山からのコースでは一番高くなります。

陣馬山頂上

天に向かっていななく馬を表現したモニュメントが出迎えるのが、陣馬山の頂上です。戦国時代に武田軍の陣地があったことに由来するとも言い、360度のパノラマの絶景があるために、神奈川の景勝50選にも選ばれています。山頂には3件の茶屋があり、山を眺めつつゆっくりお食事も叶います。

コース情報

【区間】景信山~明王峠~陣馬山
【距離】約5.9km
【時間】のぼり約140分

陣馬山からの帰路

縦走路を戻る

山頂で気が済むまでゆっくりしたなら、帰路のことを考える必要があります。車で来た場合には、基本的に高尾山の縦走コースをそのまま引き返して構いませんが、途中で幾つかの別ルートを歩く選択肢もあります。しかし体力に難ある初心者が帰りの難易度を感じるなら、バスでの帰還も考えて良いことです。

陣馬山からバスで帰宅

実は陣馬山のすぐ近くには都道521号線が通っていて、八王子市街や相模湖方面にバスが往復しています。陣馬高原下バス停からの場合、高尾駅までバスで移動、高尾駅から京王高尾線で高尾山口駅に向かい、自家用車の駐車場に戻る方法も採用できるわけです。体力をすり減らした初心者も楽ちんです。

城山周辺からバスで帰宅

そして陣馬山からの帰路の途中、城山茶屋の周辺でへばった時もバスを選んで安心です。小仏峠東側には都道516号の小仏バス停、西側には国道20号の底沢バス停、さらに南側には大垂水峠のバス停も見つかります。いずれからも、高尾駅や高尾山口駅までの移動は比較的に短時間です。

バスでの帰宅ルート

【和田峠(陣馬山の北)】
・陣馬高原下バス停→高尾駅
・和田バス停→藤野駅→中央本線→高尾駅

【小仏峠(城山の北)】
・小仏バス停→高尾駅
・底沢バス停→相模湖駅→中央本線→高尾駅

【大垂水峠(城山の南)】
・大垂水バス停→高尾山口駅前

立ち寄りたい茶屋

城山茶屋

この縦走路を訪ねた多くの人が吸い込まれて行くのは、古びた佇まいのある人気の城山茶屋です。高尾~陣馬までの区間の茶屋でも特に支持が高いのは、標高670m地点でグルメからお酒までもありつけるから。難易度の高めな登山でも、気軽な初心者登山でも見逃せない名所です。

城山茶屋のおすすめ

数々のメニューが気になる中で、屋外のテラス席でいただいてみたい一番手が、城山茶屋名物のなめこ汁。豆腐となめこというシンプルな具を用いた汁は、高尾山や陣馬山の周辺が寒い日には体を一気に温めてくれます。逆に山頂で暑さを感じるなら、夏の名物のかき氷がおすすめです。

基本情報

【所在地】東京都八王子市裏高尾町1885-2(城山山頂)
【電話】042-665-4933
【営業時間】9:00~17:00(冬季9:00~15:30)、悪天候時休業

高尾山の登山に行こう

初心者から楽しめる絶景を求めて

近頃の登山風景では、中高年のほか外国人の姿も目立ち始めました。それだけ高尾山からの縦走ルートは、魅力的なことが影響しています。天狗の薬王院、一丁平、城山茶屋、そして陣馬山と名所を巡りながら、初心者からでも納得の登山が実現します。しかし高尾山では、天狗にはくれぐれも注意ください。

東京の自然が気になる方はこちらもチェック!

当サイトでは高尾山~陣馬山の登山の他にも、東京の登山情報をまとめています。東京で難易度高めな縦走路を探している方も、チェックしてみてください。

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