床暖房のリフォームにかかる費用はいくら?種類による工事費や期間の違いを解説!のイメージ

床暖房のリフォームにかかる費用はいくら?種類による工事費や期間の違いを解説!

冷たいフローリングをポカポカにしてくれる憧れの床暖房。戸建てにリフォームで後付けする場合の費用はどれほどでしょうか。床暖房には、電熱線と温水式の2種類の仕組みがあります。仕様ごとの設置費用の違いと、工事の期間、リフォームの注意点を一挙公開します。

2019年06月23日更新

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目次

  1. 床暖房のリフォームにかかる費用を徹底調査
  2. 床暖房リフォームの温水式について
  3. 床暖房リフォーム(温水式)の設置費用とは
  4. 床暖房リフォーム(温水式)の維持費用とは
  5. 床暖房リフォームのヒーター式について
  6. 床暖房リフォーム(ヒーター式)の設置費用とは
  7. 床暖房リフォーム(ヒーター式)の維持費用とは
  8. 床暖房リフォームの床材の張り方について
  9. 床暖房リフォームの工事期間について
  10. 床暖房リフォームの注意点を紹介
  11. 床暖房リフォーム前の注意点を紹介
  12. 床暖房リフォーム後の注意点を紹介
  13. 床暖房のリフォームは戸建てしかできない?
  14. 家の条件に合った床暖房の製品を選ぼう
  15. まとめ

床暖房のリフォームにかかる費用を徹底調査

出典: https://www.photo-ac.com

エアコンやストーブの熱量だけでは、フローリング上の冷えは十分に解消しないものです。床暖房があれば、部屋の空気を汚すことなく、足元からポカポカになれます。そんな憧れの床暖房ですが、とても高額なイメージを抱いている方も少なくないでしょう。この記事では、床暖房リフォームの工事費用やランニングコストなど、床暖房の費用について徹底解説いたします。

後付け工事費の相場は幅広い

床暖房の取り付け工事は、まず加温に使用する「温水」or「ヒーター」の2つ仕組みや、1畳だけにするのか部屋全面につけるかなど設置面積、床材の種類や張り方によって大きく変動します。後付け工事費の最安値では5万円程度で、本格的な場合は工事費は100万円を軽く越えてしまうことも。また、新築の戸建てに設置する場合も、後付けする場合も工事費はそこまで変化しません。これらを踏まえて、1つずつかみ砕いて解説いたします。

床暖房リフォームの温水式について

床を加温する装置には、温水式という水道管のようなパイプを床下に張り巡らせて、中の水を給湯器などで加熱することで部屋を暖める仕組みがあります。温水式はパイプの設置工事費と別に、給湯器の設置工事費が発生するため、のちに説明するヒーター式よりも初期費用が高額になってしまします。その代わり、使用時に発生する電気代やガス代が安く済むメリットがあります。

加温するエネルギーは電気もしくはガス

床下に張り巡らせたパイプの中の水を温める方法には、電気とガスの2種類があります。エコキュートなどオール電化の家庭で使われる給湯器を所持している方は、電気による湯沸かしで床暖房を稼働することができます。ガス給湯器でも給湯器を稼働させることができますが、いずれにしても後付けになる場合はパイプ設置費に加えて給湯器の購入費がかかってきます。

床暖房リフォーム(温水式)の設置費用とは

床暖房の1畳当たりの工事費用相場は5万円~11万円と言われています。このことから、10畳のリビングルーム全面に温水式をリフォームで取り付ける設置費用は、50万円~110万円という数字が導き出せます。しかしパイプの水を温める給湯器を別途購入しなければなりません。

給湯器の価格も把握しよう

給湯器の価格は、ガス式の安価な商品で20万円から、エコキュートのような高機能電気給湯器では100万円にも上ります。トータルすると、10畳リビングへの設置費用は100万円~200万円が目安になるでしょう。

床暖房リフォーム(温水式)の維持費用とは

温水式の床暖房の使用でかかる電気代は、給湯器の種類によって異なります。多機能を備えたエコキュートによる発熱であれば、10畳の部屋にかかる電気代は、1時間20円ほどで朝晩の冷え込む時間に毎日7時間使用すると、1日約130円の電気代がかかることが分かります。ひと月あたり4,000円から6,000円という金額が、電気代の目安になるでしょう。ガスについてはもう少し割高になるでしょう。

パイプと給湯器には寿命がある

ランニングコストは毎日の電気代やガス代だけではありません。パイプは30年に1回、給湯設備は10年に1回の交換が必要だと言われています。10畳の部屋に床暖房を後付けする際は、毎月のエネルギーコストに加えて、10年に1回50万円前後、30年ごとに1回100万円前後の設備の交換費用が発生することを覚えておきましょう。

床暖房リフォームのヒーター式について

続いて紹介するのは、加温方法に電気ヒーターを使った床暖房の設置費用です。ガスや電気の力で湯を沸かして床を温める温水式と比較して、給湯器を置かないので設置のハードルは低く、初期工事費用も安く抑えられるのが特徴です。ただし電気代は温水式よりも高くつくので、広く張り巡らす場合は、温式の方がコスパが良いでしょう。

ヒーター式は2種類の熱伝導装置があります

ヒーター式の床暖房には、ホットカーペットや電気毛布などに使用される電熱線と、エアコンの温度感知機能に用いられるPTCヒーターの、2つの種類があります。電熱線は現在の床を取壊して新たな床に付け替える工事が必要とされるので、後付けリフォームには適していません。また電気代も高額になる傾向にあるので、後付けリフォームするなら後者のPTCをおすすめします。

床暖房リフォーム(ヒーター式)の設置費用とは

ヒーター式の床暖房リフォーム設置費用は、温水式と同じく1畳あたり5万円~11万円が相場です。温水式のように別途給湯器などの熱源機を購入せずにリフォームを進められるので、初期設置費用としては、10畳のリビングの場合は50万円~110万円で済むことが想定できるでしょう。

ヒーター式は部分的な設置が得意

ガスや電気で湯を沸かす温水式の床暖房とは違い、ヒーター式は電熱パネルを床に張るだけなので、部分的な設置に強い特徴があります。部屋の隅から隅まで張るのではなく、リビングでくつろぐソファー周辺やキッチンの真下など、人が長時間過ごすであろう場所にピンポイントで床暖房リフォームすることが可能です。このような工夫によっても初期工事費は上下するでしょう。

床暖房リフォーム(ヒーター式)の維持費用とは

ヒーター式の場合は、温水よりも電気代が高くなります。10畳の部屋を床暖房リフォームした場合、電熱線ヒーターの1時間あたりの電気代は約30円と言われています。朝晩の冷え込む時間に毎日7時間使用すると、1日当たりの電気代は約210円となり、毎月のランニングコストは6,000円から7,000円の電気代がかかることになります。

PTCや部分設置を上手に利用しよう

通常の電熱線ではなくPTCヒーターを組み込むことで、温度の高い所は熱を下げて、低い所を中心に温めてくれるので電気代の節約になります。また上述したように、部屋全面に電熱線を張り巡らせるのではなく、部分的に張ることで無駄なエネルギーの消耗を防ぐことが出来るでしょう。ガスや電気で温める温水式のように、パイプや給湯器の交換が不要です。総合視察すると床暖房リフォームにかかる費用は、加温方式による大差がないことが分かります。

床暖房リフォームの床材の張り方について

床暖房リフォームでは、床材の張り方に「直張り」と「張替え」2通りの方法があります。直張りとは、現在の床の上に床暖房の熱源となる装置を設置して、さらにその上からフローリングなどの仕上げ材を張るという内容です。張替えとは、現在の床を全て剥がし、その上から床暖房リフォームを行うものです。

工事費が安く済むのは直張り

直張りでは、大がかりな張替え作業が省かれるので、比較的工事費が安み、後付け工事ににかかる期間が短く済むケースがあります。ただし、床の高さが数センチ上がってしまうことと、部分的に設置した場合は床に突起が出てしまうデメリットがあることも覚えておきましょう。予算に余裕があるのであれば、全面張り替えることをおすすめします。

床暖房リフォームの工事期間について

床暖房のリフォームにかかる工事期間は、最短で1日、長くても1週間が目安でしょう。直張りにするか張替えにするかで期間は変わります。温水式を後付けする場合は給湯器の設置工事期間とパイプの設置期間、仕上げ材となるフローリングの設置期間を考慮して、長期間の工事になることを想定しておく必要があるでしょう。子供部屋だけにするのか、リビングも廊下も張り替えるのかによって、また工事期間は変わります。

短期間で完成させたいなら直張り

直張り設置が可能な製品はリンナイをはじめ、様々なメーカーから販売されています。1日から2日という短期間工事が可能なので、「多少床の高さが変わっても気にならない」「とにかく安く早く仕上げたい」という方にはおすすめです。直張りでも仕上げ材に関しては、フローリングはもちろん、カーペットや畳にも対応できるので、どんなスタイルの部屋にマッチするでしょう。マンション・一戸建て問わず後付け可能です。

床暖房リフォームの注意点を紹介

床暖房を戸建てや集合住宅に取り付けて、のちに後悔するケースはゼロではありません。床暖房の取り付け工事前の注意点と、取り付けた後の注意点をあらかじめ知っておくことで、大きな失敗を防ぐことが出来るでしょう。ここからは、床暖房リフォームをする前に、知っておくべき注意点を紹介します。床暖房リフォームの参考になれば幸いです。

床暖房リフォーム前の注意点を紹介

床暖房の設置面積を計算しよう

電熱線や温水パイプが隅々まで行きわたっていることが、部屋を快適なあったか空間にしてくれるとは限りません。床暖房は、部屋の50%~60%ほどの面積に張られていれば、十分にお部屋をポカポカにしてくれます。反対に、お部屋に電熱線やパイプをみっちり張り付けてしまうと、温度調節が効かなくなり部屋の温度が上昇しすぎてしまうことも考えられます。

家具の下に床暖房は不要

食器棚やTV台、ベッドや勉強机など、今後も動かす予定がない家具の下には床暖房を張らないようにしましょう。木材の家具は床暖房の熱を溜めこみ、熱気がこもって木材もしくは床(フローリング)の劣化に繋がるので、床暖房は人が行き来するスポットにだけ張るようにしましょう。ほとんどの業者は、設置場所についてフォローしてくれるはずですが、中には教えてくれない業者もいますのでご注意ください。

床暖房リフォーム後の注意点を紹介

フローリングに置く物に注意

床暖房を設置すれば多くのメリットが得られますが、使用する上で最低限の注意を払う必要があります。床に置く物ですが、カーペットなど熱がこもる物は、床暖房専用の敷物以外は基本的に置けません。またガス缶やライターなどの火の出る物は、熱気がこもって発火する危険があるので、いつも床は綺麗に整頓させておくことも大事なこと。人が横になったときは、気持ちよくてつい寝落ちしてしまうこともありますが、低音ヤケドの恐れがあるので転寝も控える必要があります。

フローリングの材質変化について

床暖房の性質を理解していないと、設置後になってから「新築戸建ての大事な床(フローリング)が変質していいる?」と後になって後悔するかもしれません。熱を発し続けるということは、フローリングは常に乾燥状態です。乾燥すると、今度はひび割れが起きやすくなってしまいます。サラサラのフローリングの肌触りが大好きな人にとっては、床暖房によって凸凹になってしまうフローリングにがっかりすることも。これは故障や欠陥ではないことを、前もって知っておきましょう。

床暖房のリフォームは戸建てしかできない?

床暖房は新築一戸建て住宅のオプションというイメージが強いものです。マンションでは騒音問題や建物の構造上から、床暖房を後付けすることは難しいと言われていました。しかし近年ではそのような課題もクリアされており、戸建てに限らずマンションなどの集合住宅にもリフォームが可能になりました。

マンションでの床暖房の必要性について

そもそも床暖房とは、戸建て木造住宅の冬の底冷えを解消するために作られたもの。気密性の高い鉄筋コンクリート造集合住宅では、戸建て住宅と比較すると、そこまで利便性を感じられないこともあります。最近の賃貸マンションでは、標準装備で床暖房付きの物件がありますが、使用頻度は少ないと語る住民も少なからずいます。大きな買い物なので、戸建て住宅以外に後付けリフォームする場合は、必要性をしっかり理解しておきましょう。

家の条件に合った床暖房の製品を選ぼう

家の間取りや使い方に応じて、床暖房システムの導入を検討しましょう。家族が多くいて、家に人が居る時間が長い家庭では消費エネルギー量の少ない温水式が適しています。日当たりがよく、温暖な地域で暮らしている方は、部分的に温めることが可能なPTCヒーター搭載の床暖房システムがピッタリでしょう。このように、家の状態や使用環境に沿った暖房システムを選ぶことが、とても重要になります。

温水式ならリンナイの床暖房

温水式の床暖房を探している方は、リンナイの暖房システムがおすすめです。リンナイではガスを熱源にした温水式の床暖房製品を多く取り扱っており、安心と信頼のおけるメーカーです。床の張替え工事を要する本格的な製品から、工期はたったの1日~2日の直張りの製品までシリーズ豊富なので、温式(熱源はガス)の床暖房を設置されたい方はリンナイの製品をチェックしてみると良いでしょう。

まとめ

出典: https://www.photo-ac.com

戸建てやマンションに後付けする床暖房の設置費用は、電熱ヒーターを直張りするタイプなら、予算は100万円未満で導入可能です。温水式で尚且つ床を張り替える作業をすれば100万円以上になるでしょう。またランニングコストとして、電熱ヒーターは温水式よりも電気代が高くなる傾向にあります。温水式は10年に一度機材の取り替え費用が発生することを覚えておきましょう。

暖房器具が気になる方はこちらもチェック

床暖房を全開で稼働させてしまうと、やはり電気代が気になります。ハロゲンヒーターやストーブなどの暖房器具を、床暖房と併せて使用することで、部屋の温度を効率よくあげていきましょう。関連記事では、おすすめ暖房器具について紹介していますので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。

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