グラキリスの育て方は?増やし方や剪定など枯れない栽培ポイントをご紹介!のイメージ

グラキリスの育て方は?増やし方や剪定など枯れない栽培ポイントをご紹介!

グラキリスの育て方をご存知でしょうか?丸い形がとても可愛らしくて大人気なパキポディウム・グラキリスですが、育て方を間違えてしまうと枯れてしまうことがよくあります。今回はそんなグラキリスの育て方や増やし方、剪定、枯れないポイントなどを解説していきます!

2019年05月20日更新

T・S
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元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!
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目次

  1. グラキリスの育て方は?
  2. グラキリスの特徴
  3. グラキリスの販売価格は?
  4. グラキリスの育て方①環境
  5. グラキリスの育て方②用土・植え付け
  6. グラキリスの育て方③水やり・肥料
  7. グラキリスの育て方④植え替え・増やし方
  8. グラキリスの育て方⑤剪定
  9. グラキリスの育て方⑥病害虫・その他
  10. まとめ:グラキリスの育て方は?

グラキリスの育て方は?

丸い形をした塊根植物を育ててみたいと考えている方におすすめなのが、パキポディウム・グラキリスです。こちらは非常に人気の高い塊根植物で、多くの方から愛されていますよね。しかし、実は育て方にはポイントがあり、間違えてしまうと枯れる危険性があります。今回はそんなグラキリスの育て方や増やし方、剪定、枯れないポイントなどを解説していきます!

グラキリスの特徴

グラキリスとは?

グラキリスの正式な名称は「パキポディウム・グラキリス」と言います。キョウチクトウ科パキポディウム属に分類される、パキポディウムの仲間ですね。原産地はアフリカ・マダガスカルです。塊根植物の一種であり、画像のように底面が丸みがあるのが特徴。この丸い茎の中はスポンジのようになっており、水分を溜められるようになっています。鉢植えで育てる分には大した大きさにはなりませんが、中には1mにまで育つものもあります。

グラキリスの開花時期

一見するとシンプルな植物ですが、画像のように花を咲かせます。実はとても美しい植物なのですね。開花時期は春頃~初夏となっていますが、輸入した株は時差のせいですぐに花を見せてくれるかもしれません。花色は黄色や白色、ピンク色などがあります。ある程度成長していないと花を付けませんので、3年ほどじっくり栽培しましょう。

グラキリスは育てやすい?

ガーデニング・観葉植物初心者が気になるのは、栽培難易度ですよね。グラキリスの栽培は難しくはありませんが、育てやすいという訳でもありません。いくつか気をつけなければいけないポイントがあり、間違えると枯れてしまうこともあります。販売価格も高めですので、ある程度植物の栽培に慣れてきてからチャレンジすることをおすすめします。

グラキリスの名前の由来は?

パキポディウム・グラキリスという聞きなじみの無い名前の由来も気になりますよね。パキポディウムはギリシャ語が語源で、「太い」と「足」という言葉が組み合わさっています。和名が「象牙宮」となっており、特徴的な形からゾウの足とも呼ばれていますね。また、小説家でサボテン研究家でもある龍胆寺雄という方から「亜阿相界(ああそうかい)」と名付けられていることも知られています。

グラキリスの販売価格は?

グラキリスの販売価格

パキポディウム属 グラキリス
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ガーデニング初心者の方におすすめしにくいポイントが、販売価格が高価であるところです。小さな株でも数千円するのが普通で、画像のような大きなものであれば数万円。更に大きなものになると10万円を超えることもあります。こうした高価な株を購入して問題無く栽培が出来れば良いのですが、枯れてしまうこともありますので、やはり慣れてから栽培に挑戦した方が良い植物と言えるでしょう。または、種から育てる、もしくは小さな株から育てる方がおすすめです。

グラキリスの選び方

株を購入する際、見た目が特徴的な植物ですので、まずは気に入った形かどうかを見ましょう。気に入った形であれば、次に発根状態を見ます。海外から輸入された株は発根していない株が多く、発根していない株は初心者の方にはおすすめ出来ません。日本で育てられた発根している株が最初はおすすめです。慣れてきたら未発根のものを発根させてみましょう。

グラキリスの育て方①環境

グラキリスは鉢植え?地植え?

原産地に生えている個体は岩場などに転がるように生えていますが、日本で育てる際は基本的に鉢植えです。暖かい地域の植物ですので寒さに弱く、地植えでの冬越しは日本では難しいでしょう。鉢植えにして、いつでも室内、もしくは軒下に移動出来るようにして栽培していきましょう。

種から育てる実生も可能

株を購入して育てていくケースが多いのですが、実は種から育てることも可能です。種から育てると、最初から日本の気候で育っていくので、寒さに少し強くなる傾向があります。かつては種があまり出回っていなかったのですが、今は種がネットショップで販売されることも多くなり、手に入れやすくなりました。自分で栽培して種を採集することも出来ます。種まきの方法は後述します。

グラキリスに適した生育環境

グラキリスは日光を好む植物ですので、直射日光を当ててあげましょう。日光が不足してしまうと細くなってしまいますので、特徴である丸みを作りたい方は日当たりを大切にしてあげて下さい。また、風通しを良くして乾燥状態を作ってあげることも大切ですので、風通しの良い場所に鉢を置きましょう。風通しが悪いと、根腐れして枯れる危険性があります。

グラキリスの夏冬の管理

植物を育てる上で気をつけなければいけないのが、夏冬時期の管理ですよね。耐暑性が高いので、夏時期の心配はあまりありません。逆に、耐寒性が低いので冬時期に注意です。10度を下回ると枯れる危険性が出てきますので、秋時期になり、葉を落としはじめたら室内に入れてあげましょう。日光を当てる必要がありますので、室内の日当たりの良い場所に置いてあげて下さい。

グラキリスの育て方②用土・植え付け

グラキリスに使う用土

栽培に使用する用土ですが、乾燥を好む植物ですので、水はけが大切です。自分で土を混ぜて作っても良いのですが、初心者の方は市販されている「多肉植物用の培養土」を使用すると良いでしょう。培養土に赤玉土を少し混ぜると水はけがよくなりますのでおすすめです。また、鉢底には軽石を入れましょう。

グラキリスの植え付け

植え付けの方法ですが、まずは用意した鉢の底に鉢底石を敷きましょう。その上に用土を入れます。未発根の個体であれば、発根を促すルートンを底に付けてから置きましょう。根が生えている個体であれば、普通に植物を植え付けるように、植え付けます。未発根のものはグラグラしますので、ひもなどで固定してあげて下さい。

グラキリスの育て方③水やり・肥料

グラキリスへの水やり

乾燥状態を好む植物ですので、水やりには注意が必要です。水やりをしすぎると枯れてしまいますのでご注意下さい。春から秋時期は、土の表面が乾いてから2日後にたっぷりと水やりすると良いでしょう。冬時期はあまり水を必要としませんので、土の表面が乾いてから7~10日あけて水やりをします。春時期になってきたら、少しずつ水やりのペースを上げていって下さい。

グラキリスへの肥料

肥料は成長する時期にだけ与えます。ですので、春から秋時期にかけて肥料を与えましょう。液体肥料でも緩効性肥料でも構いませんが、手間をかけたくない方には緩効性肥料がおすすめです。また、肥料を沢山必要とするタイプの植物ではありませんので、少なめに与えましょう。苗が小さい頃は、少しだけ多めにして早く成長させても良いでしょう。

グラキリスの育て方④植え替え・増やし方

グラキリスの植え替え

グラキリスは毎年植え替えする程の成長スピードではありません。2年に1回の植え替えをイメージしておきましょう。植え替え時期は3~5月が適期です。鉢から株を取り出し、根に付いている土を軽く落としてから、一回り大きな鉢へ新しい用土と共に植え替えましょう。植え変える鉢が大きすぎると根腐れしやすいのでご注意下さい。また、根が切れやすいので、無理矢理土を落とすのは避けましょう。

グラキリスの増やし方①実生

増やし方は実生か挿し木になりますが、基本的には実生を狙いましょう。雌雄同体の植物ですので、花を咲かせれば自家受粉させて種を採集することが出来ます。鮮度の良い種であれば発芽率が高いです。種まきは6月頃、20~30度の気温の状態で行いましょう。ポットやトレーに一粒ずつ撒くと、3~7日で発芽します。土は水持ちの良い土を使いましょう。水が切れると枯れてしまいますので、水が切れないように管理するのが大切です。

グラキリスの増やし方②発芽後の管理

無事に発芽したら、ある程度大きくなるまでそのまま育っていきましょう。3ヶ月ほど育てれば鉢に植え替え出来ます。用土に余裕がある場合は、1年くらいそのまま育てても良いでしょう。苗がまだ小さい間は水分が切れないように、水やりペースは高めにしておきます。冬越しをする力も弱いので、室内管理をしましょう。

グラキリスの増やし方③挿し木について

パキポディウム属は挿し木での増やし方も可能です。しかし、挿し木は難易度が高いので、初心者の方にはおすすめしません。実生の方が簡単ですので、特別な目的が無ければ実生を狙いましょう。挿し木の為にカットした部分から腐ることもありますのでご注意下さい。

グラキリスの育て方⑤剪定

パキポディウムは、種類によっては剪定が必要なものもあります。剪定が必要になるのは、枝がよく伸びるタイプのものですね。グラキリスは邪魔になるほど枝が伸びることはあまりありませんので、剪定をする機会は少ないでしょう。もし剪定をするなら、春時期に入る直前がおすすめです。特に剪定の必要性を感じなければ、そのまま育てて下さい。

グラキリスの育て方⑥病害虫・その他

グラキリスの病気

軟腐病という、過湿が原因の病気になる可能性があります風通しをよくすること、傷つかないようにすることを大切にしましょう。もしかかってしまった場合は、該当部を切ります。治らない可能性も高いので、病気の予防が大切です。また、害虫によってウイルス等を持ってこられる場合もありますので、害虫予防も病気予防となります。

グラキリスに付く害虫①アブラムシ

観葉植物の害虫と言えば「アブラムシ」ですよね。アブラムシはカメムシの仲間で、とても小さく、色々な種類のアブラムシが存在します。アブラムシは植物の汁を吸い続けますので、大量発生すると大変危険です。毎日チェックして、ついていたら補殺しましょう。予防・駆除方法は下記記事で解説していますので見てみて下さい。

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グラキリスに付く害虫②カイガラムシ

カイガラムシもよく発生する害虫です。カイガラムシの成虫は薬が効きにくいので、幼虫の内に駆除出来なかった場合はブラシ等で落としましょう。幼虫は薬剤で予防出来ますので、薬剤の使用も検討して下さい。駆除・予防方法は下記記事で解説しています。

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3年目を超えられるかがポイント

グラキリスを上手く育てていけるかは、3年目で決まります。輸入した株をしばらく育てられていても、3年ほど経つと枯れてくる場合がよくあるのです。この原因ですが、それまでに溜めていた栄養が3年あたりで無くなってくるからではないかとされています。日光をよく浴びせる・過湿にしない・肥料を定期的に与えるといったポイントを大切にしましょう。

まとめ:グラキリスの育て方は?

今回の「グラキリスの育て方は?増やし方や剪定など枯れない栽培ポイントをご紹介!」はいかがでしたでしょうか?特徴、栽培方法から増やし方などまで解説させて頂きましたが、魅力的ではあるものの、高額ですので枯らすのが怖い植物でもありましたよね。最初から大型株を育てず、小型株で慣れていくようにすれば安心です。水やりのしすぎに注意して育ててみて下さい。

グラキリスが気になる方はこちらもチェック!

今回はグラキリスについて解説させて頂きましたが、他にも観葉植物・ガーデニングに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。

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