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発泡スチロールを接着させるには?くっつけられる方法&強力な接着剤をご紹介!

DIYで便利なアイテム発泡スチロールですが、接着はそうしたらよいのか、迷ったことはありませんか。発泡スチロール同士の接着、布や紙はどうすればよいのでしょう。のりやボンド、強力接着剤の付け方など、発泡スチロールをくっつける方法を紹介します。
更新: 2023年3月28日
sakakibara-tetuji
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発泡スチロールを接着させるには

こどもの工作や趣味の飾り物作りに出番となるのが、発泡スチロール。軽くて安価で入手しやすいメリットはあるけど、接着に関しては難しい部分も。貼付るときは、接着剤で発泡スチロールが溶けないように気をつけたり、反対に控えめに接着することで、工作品の強度が落ちてしまったりと問題点が多くあります。

失敗をさけて、確実に効率よく対象物をくっつけるには、どのような方法があるのか紹介したいと思います。

発泡スチロールを接着する前の注意点

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発泡スチロールをくっつけるテクニックは複数ありますが、どの接着テクニックをとっても、共通して気をつけたいことがあります。それは発泡スチロールの表面の汚れ。汚れがあると正しい貼付法を行っても、くっつかないときがあります。

必ず発泡スチロールを接着する前は、表面を清潔なウエスで拭くか、汚れがひどいときは水洗いするようにしましょう。しっかりゴミや汚れを落としてから、接着剤を使うことによって、くっつきやすくなります。

発泡スチロールの接着方法1

発泡スチロール専用のり

学校や職場、ご自宅など、身近なところで使われている糊(のり)なら、比較的容易に準備できるでしょう。しかし、普通の糊を使って貼付しようとしても、相当小さくて軽い発泡スチロールでなければ、上手にくっつけることはできません。

発泡スチロール専用糊もありますが、接着力は期待できないので、大きなオブジェや模型などの工作では、糊は扱いにくく、人気はそこまでないと言えるでしょう。

発泡スチロール専用のりのメリット

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専用糊は、大きくて重みがある発泡スチロールの貼付に向いていませんが、発泡スチロールの接着、スポンジ、コルクなど、さまざまな素材とくっつけることができるメリットがあります。

また乾きも早いので、バランスの取りづらい作品の接着など、スピード感が求められる作業に専用糊はおすすめです。価格も安く手に入りやすいのも魅力の1つです。仕事内容によっては重宝するアイテムでしょう。

発泡スチロールの接着方法2

木工用ボンド

誰もが知っている、黄色いパッケージに赤いキャップが有名なコニシの木工用ボンドですが、貼付に適している素材は、木が主なので本来発泡スチロールの接着用には作られていません。

しかし使ってみると、発泡スチロールを接着できないこともなく、強度は低いものの、仮どめ程度の使用目的であれば、十分に接着可能です。発泡スチロール同士や紙に布など、軽量なもの同士の接着なら、木工用も活用できるでしょう。

木工用ボンドのメリット

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家にある物で、お金をかけずに簡単に発泡スチロールでDIYをしたいとき、木工用ボンドを使うとよいでしょう。木工用では、完璧な貼付には力不足ですが、補強アイテムに両面テープや粘着テープなどで、設置部分を囲むように張り合わせることによって、発泡スチロールを接着できます。

とくにこだわりもなく、ただ発泡スチロールを固定したい場合には、木工用でも十分な接着剤となるでしょう。


発泡スチロールの接着方法3

発泡スチロール専用接着剤

作業範囲が大きくなることが予想されるなら、発泡スチロール専用の接着剤(ボンド)を使うことをおすすめします。この接着剤は、発泡スチロール同士、木、布、紙など、たくさんの材料とくっつけることができます。

木工用ボンドや発泡スチロール専用糊よりも、粘着力は強力で安定していますので、これまで紹介した接着剤の中では、一番おすすめできるアイテムです。コスパも良好なので、この機会に1本入手されてみてはいかがでしょうか。

発泡スチロール専用接着剤のメリット

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発泡スチロールは、工作など趣味で使われるだけではありません。梱包のクッション材としてだったり、ヘルメット内の保護だったり、ありとあらゆるところで活躍しています。

発泡スチロール専用の接着剤をストックしておけば、工作の場面以外でも、発泡スチロールが使われている日用品の補強や壊れた時の修復に活用することができます。意外といろいろなシーンで使えるので、もったいないと思わず1本持っておくと便利です。

発泡スチロールの接着方法4

グルーガン

接着剤を溶かして、くっつけたいところに直接塗り付けるグルーガンも、接着剤として有効的です。ガンタイプなので、狙った部分へピンポイントに接着液を塗ることができ、手先の器用さに自信がない方でも使いやすく評判です。

発泡スチロール同士、布、木材類、鉄など、ほとんどの材料と接着可能です。また接着剤が高熱になるガンは、発泡スチロールを溶かしてしまうので、低温タイプが適当です。

グルーガンのメリット

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発泡スチロールをはじめ、さまざまな種類の素材を接着可能なグルーガンは、万能の接着剤であると言えるでしょう。軽くて持ちやすいので、慣れていない方でも使いやすく、ホームセンターや100均などで販売されているので、気軽に手に入れることも可能です。

接着液は、弾力があって柔らかい性質をしているので、接着する際に発泡スチロールを強く押し付ける必要がなく、粉々になりやすい発泡スチロールとの相性も抜群です。

発泡スチロールの接着方法5

接着スプレー

3Mのスプレーのり77では、発泡スチロール同士、紙、布、などと接着することができます。スプレーで一度にまんべんなく接着剤を噴射できるので、広範囲にわたって発泡スチロールをくっつけたいときに活躍します。

図工のシーンではもちろん、イベントでは発泡スチロールで看板製作にも、このスプレーはいろいろなところで有効活用できます。3Mでは、多種類のスプレーを販売していますが、発泡スチロールに適した「77」を選ぶようにしましょう。

スプレーのりのメリット

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スプレーを糊を発泡スチロールの接着に使う上で、期待できる利便性は時短です。ワンプッシュで狙った部分に、一瞬で液剤を塗ることができるので、模型作成などの細かい作業よりも、大きな作品や発泡スチロールの看板作りに最適です。

細かい粒子が、発泡スチロールの接着面にいきわたるので、接着後の発泡スチロールの切断もOK。しかし、使用感に飛び散るといった癖もあるので、慣れるまでは少し時間がかかるかもしれません。


発泡スチロールの接着方法6

強力両面テープ

発泡スチロールをくっつける時に強度を頑丈にしたいなら、おすすめの接着テクニックは強力両面テープです。発泡スチロール同士、布や金属など多くの素材と発泡スチロールを組み合わせることができ、接着力もバツグンなので、人形の腕や足など、安定感が必要な接着箇所にぴったりです。

ただし強力両面テープは、1枚あたりの価格が高いので、本格的な工作作業や失敗できない大事な作品作りのシーンで活用する方がよいでしょう。

強力両面テープのメリット

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テープをくっつけたいところの形に合わせてカットすれば、隙間がなく発泡スチロールや布などを付け合わせることができるので、接着箇所のバランスは最高に安定します。粘着力が強いだけではなく、両面をはがしてつけるといった付け方も非常に簡単で、手も汚すことなく作業を進めることができ、ストレスも大きく軽減します。

値段がやや高額な点を除けば、両面テープは、発泡スチロールの接着に、最もベストなテクニックだと言えるでしょう。

発泡スチロールの接着をより安定させる方法

接着前に表面を磨く

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さまざまな発泡スチロールの接着剤を試したけど、いまいち強度・安定感がしっくりこないときは、接着剤を塗る前に、発泡スチロールの表面を紙やすりで軽く磨くことをおすすめします。

表面のツルツルした発泡スチロールは、接着剤をにじませるためのデコボコがたりないので、発泡スチロールと対象物が美しく接さないことがあります。デコボコを作るために、紙やすりで優しく磨くと、接着効果をサポートすることができます。

磨き過ぎに注意

ご存知のとおり、発泡スチロールは簡単にボロボロに壊れてしまいます。紙やすりで磨くといっても、実際は削っているのと同じなので、発泡スチロールを深く削りすぎないように注意してください。削りすぎて形が変形してしまっては、本末転倒ですので、少しざらつかせる程度を意識して、簡単に磨くようにしましょう。

爪楊枝や針金で補強する

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紙やすりで磨いても、まだ強度に不安がある場合は、骨組みを作って、発泡スチロールの接着面をより強力にしてください。接着したい発泡スチロール内に、爪楊枝もしくは針金で穴をあけて、互いを結びつけるといった技です。

これは発泡スチロール同士の接着にしか適応できませんが、骨組みがしっかりするので、ちょっと乱暴に扱ったくらいでは外れることはありません。絞り出すのりも少なくて済むので、工作など細かい作業におすすめです。

爪楊枝

針金


作業中の怪我に注意

ようじや針金のサイズをしっかり合わせないと、大きくはみ出ることも想定できるので、こどもの図工などで補強に扱うときは、指に針先が刺さらないように十分注意してください。

接合剤が手についた状態では、思うように手先のコントロールが器用に動かせないこともあるので、誤って差し込み過ぎたり、力を入れ過ぎたりしないように意識して、作業に取り組んでください。

発泡スチロールに適さない接着剤

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最後に、発泡スチロールに適さない接着剤について解説いたします。発泡スチロールは電熱線でカットできるほど、熱に弱い特徴があります。よって発熱を引き起こす接着剤は、発泡スチロールに塗った瞬間、発泡スチロール溶かしてしまいます。

ちなみに主に発熱する接着剤とは、瞬間接着剤。一見力強いイメージの瞬間接着剤ですが、発泡スチロールにはミスマッチなので、使用する前に一度確認するようにしましょう。

発泡スチロール専用の瞬間接着剤もある

全ての瞬間接着剤が、発泡スチロールに使えないわけではありません。アルテコの瞬間接着剤なら、発泡スチロールにも使用可能です。水性で速乾性に優れているので、発泡スチロールに布や紙をつけるとき、乾いたあとの風合い感が自然に仕上げるのもポイントです。

液が滴りやすいのが少し扱いにくいですが、ノズルが極細なので、工作で繊細な作業が必要なときに大活躍するはずです。

まとめ

発泡スチロールの接着テクニックはいくつもあります、特定の1つだけが正しいやり方ではないので、状況に合わせて、複数の接着剤や両面テープ、補強素材など組み合わせて行くことが、作業を効率的に完結させるコツです。

小さなパーツを組み合わせるなら、グルーガンや発泡スチロール専用ボンド、接着面の広範囲にアプローチして時短を目指すなら、スプレーのりなど、作業内容と目的を意識した接着剤選びができるとよいですね。

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