小豆の栽培方法と育て方!種まきや収穫の時期などコツやポイントをまとめてご紹介!のイメージ

小豆の栽培方法と育て方!種まきや収穫の時期などコツやポイントをまとめてご紹介!

小豆栽培は育てる場所の環境によって大きく影響されやすいので、種まきする地域によって栽培する種類を変えることが成功のコツ。病気や害虫予防にネットなどを使って育てるのも良い方法です。今回は小豆の種まき・植え方から水やりや乾燥して収穫するまでご紹介します。

2019年04月16日更新

佐藤3
佐藤3
ガーデニング、DIYを中心として自分の経験を活かして執筆中!多くの人の役に立つ記事を心がけています。
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目次

  1. はじめに
  2. 小豆について
  3. 小豆の栽培時期カレンダー
  4. 小豆の育て方・栽培のコツ①畑・土
  5. 小豆の育て方・栽培のコツ②種まき
  6. 小豆の育て方・栽培のコツ③植え方
  7. 小豆の育て方・栽培のコツ④肥料・水やり
  8. 小豆の育て方・栽培のコツ⑤病気・害虫
  9. 小豆の育て方・栽培のコツ⑥収穫
  10. 小豆の育て方・栽培のコツ⑦乾燥
  11. まとめ

はじめに

小豆の植え方・育て方のコツを紹介!

豆類は細くかわいいツルを伸ばし青々とした葉をもりもりと茂らす草姿も素敵な植物。もちろん栽培収穫して食べるための草ですがその花の様子や結実後のさやなど育てる以外にも見ても楽しめる家庭菜園向けの野菜です。収穫した後の小豆は乾燥させるているので、虫に注意すれば保存も効きおかずやスイーツなどに大活躍。小豆栽培のノウハウを解説します。

小豆について

小豆の基本情報

科・属:マメ科ササゲ属
原産地:中国説と東部アジア説がある
学名/英語名:Vigna angularis/azuki bean
日本での小豆栽培の歴史は古くて縄文時代の遺跡発掘現場からも見つかっています。小さい豆とかいてショウズではなくアズキと読むのは、赤い色のアとすぐ柔らかく溶ける意味のヅキ・ズキを組み合わせたというものと。アズそのものに煮崩れしやすいという意味がありそれにキが付いたなどいろいろ。

小豆の栽培難易度は

害虫や病気被害がある植物ですが、栽培は鉢や畑への直植えもできる簡単な野菜に入ります。種まきから水やりの方法などポイントを押さえることが失敗しないコツです。

小豆の栽培時期カレンダー

時期に応じた小豆栽培の方法を知ろう

小豆には夏と秋の2種と中間型の3種類に分けられ、さらに涼しい北海道に向いているもの、東北から九州までに向く品種に分けると全部で4種類の中から栽培する地域を選び行うのが一般的。まずは地域に応じた栽培時期を知りましょう。

栽培時期①春のお世話

夏は東北から九州での夏小豆の種まきを行う時期に。4月中旬から5月初旬が適期。この種類の小豆は面白いくて、浴びた日照時間の累積で花が咲きはじめるのが特徴。同じ種を北海道でもまくことができますが、この日照時間の調整のために春には種まきはされません。

栽培時期②夏のお世話

夏の時期の栽培が適しているのは中間型の小豆と夏・秋両方の小豆の種まき。1日の日照時間によって開花がはじまる秋小豆の種まきもこの時期が向く品種。夏小豆はこの頃北海道での種まきが適した時期で、ここではこのタイミングだけ。中間型は夏と秋の両方の性質を合わせた品種で東北から中部山間部などで主に育てられるている小豆です。春にまいた夏小豆は8月ころに収穫期を迎えます。

栽培時期③秋~冬のお世話

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秋になると生育が遅かった本州の夏小豆と北海道で栽培したもの、中間型が揃って収穫時期を迎えることに。少し時期を遅くして秋小豆も収穫時期になりこれは晩秋まで続く作業となり、冬は小豆栽培は休みの時期。

小豆の育て方・栽培のコツ①畑・土

小豆の連作障害

日本の各地での小豆栽培のだいたいの流れは把握していただけたことでしょう。それでは早速小豆栽培の準備をはじめましょう。まずは種まきをする場所(土)作りから。小豆は連作障害がおこりますので1度作ったら3年は同じ場所では作りません。

土の作り方

畑にまく場合は種まきの2週間前から土の中和(苦土石灰を混ぜ込む)、化成肥料の元肥をおこなって土づくりをしておきます。病気が心配ですので、できれば畑にはマルチを敷いておきたいところです。土の保湿もされ、種まき後発芽しやすい状況にもなります。

初心者におすすめの小豆栽培用の土

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畑ではなく鉢やプランターに植え付ける場合は市販の野菜用の培養土を使いましょう。あらかじめ元肥が配合されていますので、土づくりの心配もありません。パッケージに小豆と書かれていればなお良いですが、そこまで種類にこだわる必要はなく一般的な家庭菜園用や花や野菜用の培養土と書かれた土で十分です。

小豆の育て方・栽培のコツ②種まき

小豆の種まき

小豆栽培、種まきの作業のやり方解説です。鉢でも畑でも基本的な種まきのやり方に変わりはありません。ただし小豆は発芽後の間引きはしないのが小豆栽培の種まきの特徴。

種まきの方法

畑への種まきは列の間隔は60cm程度、種と種の間隔が10cmくらいになります。種をまく深さは3cm程度にします。鉢ならば中央に、プランターなら均等に間隔を開けて2~3ヶ所。それぞれ2~3粒まきましょう。その後土をかけてたっぷり水をやります。

小豆の種まきの注意点

栽培方法の中で、特に種まきで注意する点はありません。発芽までは10~14日程度。2週間待っても1ヶ所からまったく発芽しなかった場合は、その後追加で種まきしても良いでしょう。

小豆の育て方・栽培のコツ③植え方

小豆を植えるには

小豆苗の植え方も種まきと同様です。小豆をポットから苗を作って植え付けるという植え方をする方法はあまり一般的ではありませんが、する人がいないわけではありません。苗の栽培からするメリットは株ひとつひとつの育成具合を揃えられるので一度に作業が済んでしまうこと。栽培方法としての欠点があるとすれば根が弱い作物には苗からの植え方は向かないということです。

小豆の植え方

種まきと同様に株間を10cmから20cmほどとって植え付けます。1本ずつに支柱を立てるかプランターでは4隅の支柱に紐を張って株を支えると良いでしょう。

小豆の植え方注意点・コツ

プランター栽培では支柱や紐によって支えますが、畑での栽培ではこの支柱の他に土寄せという方法ではなく転倒を防止するやり方もあります。うねの周りからクワを使って土を株元に寄せてきて弱い根元部分をしっかり補強してあげる栽培方法です。

鉢やプランターでは剪定も

小豆栽培では剪定をしませんが場所が限られている鉢やプランターなどのベランダや庭での家庭菜園では大きさをセーブするために剪定をすることもあります。そのやり方は、本葉が5枚以上になったときに先端を摘み取ります。こうすることでわき芽が出てきて、縦に大きくならずに横に広がり成長しますので管理しやすいです。

小豆の育て方・栽培のコツ④肥料・水やり

小豆の肥料のやり方

小豆栽培において肥料は基本的に元肥だけ。追肥はおこないません。その分、しっかりと元肥を施して培養土も肥料が入っているものを使用するのがコツです。

小豆の水やり方法

多湿が苦手な植物なので乾き気味に栽培してください。畑の場合は自然の天候に任せて一切水やりの必要はなし。鉢やプランターでもできるだけ土を乾かすようにして、水やりは控えめにおこないましょう。

肥料や水やりの注意点・コツ

小豆は水も肥料もあげすぎない、控えるのが栽培ポイントです。どうしても乾燥が気になる水はけが良すぎる土質の場合は、マルチを敷くのもそのひとつの方法。

小豆の育て方・栽培のコツ⑤病気・害虫

小豆のかかりやすい病気

小豆栽培で気をつけたい病気が落葉病です。これは連作障害によって出やすいもの。見つけ次第その株は抜いて焼却してしまいます。小豆茎疫病は水はけが悪いと起こりやすい病気。抵抗力の強い品種がありますので、水はけの悪い畑で作るときは品種を選べば起こりにくくおすすめです。

小豆につきやすい害虫

小豆がやられやすいのがネキリムシ。肥料分が高いよく肥えた土ほどこの被害が増える傾向にあります。でも、元肥をあげないわけにはいかず栽培はこの虫との戦いになることも。この他、メイガの幼虫は鞘の中に入り込んで豆を食べてしまう害虫。収穫後の選別で取り除きます。

病気・害虫におすすめの農薬

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初期の段階であればオルトラン水和剤が小豆の害虫に対応しているのでおすすめです。これでもネキリムシ被害が収まらないときは、ダイアジノンが豆類に対応した殺虫剤ですのでこちらを使ってみると良いでしょう。どちらの農薬もパッケージを良く見て散布の間隔や時期を守って使いましょう。

小豆の育て方・栽培のコツ⑥収穫

小豆の収穫

小豆の収穫は夏から晩秋。種まき時期や地域・品種によって変わりますが、それよりも同じ株でも成熟具合が違うので、一斉に収穫を済ませるのはなかなか難しいこと。そのため複数の収穫方法が存在する小豆。やり方や目安がわかりやすい方法を解説します。

小豆収穫の方法

小豆収穫の代表的方法の中で多くおこなわれるのは①成熟して茶色くなった鞘から手でひとつひとつ収穫していく方法。②もうひとつは全て乾燥して茶色くなるのを待ち株単位で収穫するやり方です。前者が一般的なのは収穫量に大きな差が出てくるから。全てが熟すのを待つと最初に色が変わったものは鞘がはぜて収穫できなくなってしまいます。自分の都合にあった方法で収穫しましょう。

収穫の注意点・コツ

小豆の収穫の目安は、鞘の重さが軽くなり中でカラカラと豆が転がる音がしたときです。家庭菜園では作っている規模が小さいので収穫も少なめ。そんな中で少しでも作物を無駄にしない鞘単位での収穫がおすすめ。晴天の日が続く時期におこないましょう。

小豆の育て方・栽培のコツ⑦乾燥

小豆を乾燥させよう

小豆の収穫は70%くらいで早めに収穫してその後乾燥させる方法もあります。害虫対策のためと、作業を一斉科させるための2通りの意味があります。乾燥がまだ終わっていませんので、日当たりの良い場所で乾燥させる必要があります。

乾燥のやり方

乾燥のやり方はござなどの上に収穫した鞘を広げる方法と、株を根元から刈り取った場合は吊るして乾燥させるやり方もあります。ござの上で乾燥させる場合は時々かき混ぜて裏になっている部分も乾かしましょう。

乾燥の注意点・コツ

鞘の中に害虫がいる場合は、あまり放置すると全て食べられてしまいます。乾燥したらすぐに皮むき作業をして鞘から小豆を取り出します。

乾燥後の選別作業

収穫後乾燥して鞘をむく作業をしたあとに、一度ボウルなどに入れて水洗いをします。こうすることで虫くいの中がスカスカになったものは浮いてきますので、簡単に実が詰まったものとそうでないものを分けることもできます。洗ったあと再び乾燥させて小豆の栽培・収穫は完了です。

まとめ

小豆栽培は簡単!

出典: https://www.photo-ac.com

害虫が心配な作物ですが、水やりや肥料の手間もかからず初心者でも育てることができる小豆。種は市販の栽培用のものでも食用のものを保存しておいて翌年も別の土で作ることもできるのでコスパのよい野菜です。少量使うだけなら、鉢やプランターでも十分に作ることができます。小豆を自分で育てられるというのをご存知ない方も多いようです。知らなかった方もこの機会にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。

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