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洗濯ボールは洗剤不要でエコ?その仕組や効果とおすすめ商品をご紹介!

洗濯ボールという、洗濯機の中の水を活性化するアイテムをご存知でしょうか。仕組みをうまく利用すれば洗剤不要で洗うことができる、素晴らしいエコ商品なのです。こ百均で買えるおすすめ商品から、乾燥機やドラム式にも対応した洗濯ボールまで、効果解説も併せて紹介します。
2020年8月27日
sakakibara-tetuji
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この記事で紹介しているアイテム

洗濯ボールとは

アメリカやドイツなど欧米諸国では大人気の洗濯ボール(別名ランドリーボール・ウォッシュボール)。海外では知らない人の方が少ないと言われている洗濯ボールの存在ですが、日本ではどうでしょうか。あまり馴染みのない言葉で、知名度もそこまで広いとは言えないのが現状です。そもそも洗濯ボールが何なのか、使用目的や使用方法など細かい詳細も分からない方も少なくないでしょう。洗濯ボールとは何なのか、洗濯ボールについて深く追求したいと思います。

洗濯ボールの形

洗濯ボールとは名前の通り球状の丸い形をしています。最近よく話題にあがる、ボールドジェルボールやアリエールのパワーボールとは全く別物です。洗濯ボールには洗浄成分である洗剤は含まれておらず、その形と性質を活かして水流をコントロールしたり、繊維のゴミやチリを絡めとるといった特徴を持っています。洗濯ボールのタイプは大まかに分けて、ゴム製、スポンジ製、セラミック製の3種類あり、どれも効果は異なります。

洗濯ボールの仕組み

ゴム製洗濯ボールの仕組み

ゴム製の洗濯ボールは、ボールの所々に小さな穴が開いていたり、水をかき分ける水かきのような凹凸がついた形をしています。この形状によって、洗濯機の中で激しく転がり洗濯物同士の絡まりを防ぐ働きをするほか、水かきの溝の効果で水流を促すため、微力ではありますが洗浄効果も発揮します。

スポンジ製洗濯ボールの仕組み

スポンジ製洗濯ボールの仕組みは、ゴム製の洗濯ボールとはまた異なった仕組みがあります。本体まわりに装着されたポリウレタンなどのスポンジが、髪の毛や糸くずなど洗濯機に詰まりやすい繊維質のゴミをキャッチする特徴があります。

セラミック製洗濯ボールの仕組み

セラミック製洗濯ボールの仕組みは、見た目はゴム製の洗濯ボールとそっくりですが内部に特殊なセラミックが入っており、イオンの力で普通の水道水を洗浄力のある水に変える働きをします。セラミック製は、洗濯ボールの中でも最も高額な商品になります。アメリカではランドリーリングと呼ばれる商品が有名で、一般家庭向けにも普及しています。

洗濯ボールの効果

洗濯物がくっつきにくい


ゴム製の洗濯ボールを使用すれば、ボールについた溝の働きによって、長袖シャツの袖部分やエプロンの帯部分など絡み合ってしまいやすい衣類を綺麗に分離させる効果が期待できます。セラミック製やスポンジ製の洗濯ボールでは凹凸がなく形状が異なるため、水流に力を加えることができず絡み防止効果は期待できませんので注意が必要です。

衣類のシワ防止

ゴム製の洗濯ボールでは、洗濯物同士がくっつくのを防ぐだけでなく、洗濯と脱水による衣類のシワやヨレを防ぐ効果があります。干す時に手で洋服を伸ばす動作が軽減されるので、仕事着などにできてしまうシワが気になる方は、シワ伸ばしの時短にもなるのでゴム製の洗濯ボールがおすすめです。

洗浄効果

ゴム製、セラミック製、の洗濯ボールにも洗浄効果はあります。特に洗浄効果に特化した洗濯ボールはセラミック製でしょう。少ない洗剤で洗いあげることができる洗濯ボールから、洗剤は一切不要で洗いあげることができる洗濯ボールまで存在します。ほかにもスポンジ製の洗濯ボールなら、洗浄効果とまでは言いきることができませんが、ゴミくずを取り除く程度の効果なら期待できます。

洗濯ボールは洗剤不要?

どの種類の洗濯ボールも、洗剤不要でそれなりの洗浄効果があることが分かりました。では洗濯ボールを使用すれば洗剤は不要なのでしょうか、まずスポンジ製の洗濯ボールから解説します。スポンジ製は主に細かい繊維質のゴミを吸着して、衣類をすっきり洗い上げることが前提として開発されているので、ペットの抜毛や糸くずが気になる方向けの洗濯ボールになります。なのでしみ込んだ汚れは落ちないので、洗剤不要とは言えません。

ゴム製とセラミック製は洗剤不要

まずゴム製については商品ごとに仕様が異なりますので、洗剤不要でOKと謳われた商品もあれば、とくに洗剤不要については触れられていない商品もあります。なのでゴム製の洗濯ボールに関しては、商品ごとに説明をチェックしておく必要があります。最後にセラミック製ですが、こちらは洗剤不要を大前提に開発・販売されているため、ほとんどの商品が洗剤不要で洗濯物を洗い上げることに対応しているでしょう。

洗濯ボールはどれくらいエコ?

Photo byphotoshopper24

洗濯ボールは使い方次第で大きなエコロジー運動に貢献することができるでしょう。汚れが少なかったり、軽い汗汚れしかない生活習慣の方では、ゴム製の洗濯ボールの洗浄効果で十分汚れを落とすことができエコです。もう少し綺麗にしたいのであれば、セラミック製の洗濯ボールを使用します。うまくいけば毎日洗剤不要で済むかもしれません、環境に優しい洗剤は開発されていますが、洗濯ボールはさらに上を行く究極なエコだと言えるでしょう。

汚れが落ちないときは

洗濯ボールの洗浄効果にもやはり限界はあります、泥汚れや食べ物によるしつこいシミ汚れは、水道水をアルカリ性の水に変えるセラミックの洗濯ボールをもってしても落とせない場合があります。そんなときでもエコを意識するのであれば、微量の洗剤を使いましょう。通常の半分以下の洗剤で汚れが落ちやすくなると言われています、ゴム製の洗濯ボールなら洗濯機に投入する数を増やすことによって、洗浄効果が良くなることもあります。

洗濯ボールはドラム式では意味がない?


ドラム式洗濯機では、そもそも回転装置の仕組みが縦型タイプの洗濯機と大きく異なるため、衣類が絡み合って取れなくなることは起こりにくいでしょう。また最新のドラム型洗濯機では、糸くずフィルターも進化しているので、スポンジタイプの洗濯ボールは必要性がないとも言えるでしょう。さらに乾燥機つきのドラム型洗濯機では、洗濯ボールを入れっぱなしにして乾燥機が働いてしまうこともあり、対応しないので使えないこともあります。

ドラム式に対応した柔らかい洗濯ボール

洗濯ボール エコサターン

出典:Amazon
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洗濯ボールがドラム式に使えないもう一つの理由は、ドラム式洗濯機独特の洗い方である叩き洗いが、セラミックを装備した洗濯ボールには衝撃が強すぎて耐えられないことが挙げられます。しかし近年ではクッション性に長けたセラミック製洗濯ボールも登場しており、ドラム式でも洗濯ボールを使いたい人向けに流通し始めました。洗浄力以外にも、カビの発生を抑制する働きも期待できるので、興味のある方はチェックしてみて下さい。

百均の洗濯ボールは使えるのか

ダイソーなどの百均で売られている洗濯ボールはゴム製のボールが主です。このタイプの洗濯ボールの価格相場は4個入りで1,000円前後しますが、百均の場合は4個入りで100円とかなりリーズナブルな価格になっています、となると疑いたくなるのは使い心地や効果です。実際に百均の洗濯ボールを使ったユーザーの口コミでは、“洗濯物はキレイにならないけど、衣類の絡みは解消した”という声が多く挙がっています。

百均の洗濯ボールはこんな人におすすめ

百均の洗濯ボールは、洗浄に関しては大きな声で効果大とは言い切れませんが、洋服のしわを防いだり絡み合うのを阻止するにはうってつけでしょう。洗濯ボールがどんなものなのか実際に使って感じてみたい方や、汚れを落とすためではなく衣類をシワなく洗いあげたい方に、百均の洗濯ボールをおすすめします。コスパが大変良いので気軽に試せるのもメリットの1つでしょう。

乾燥機にも使える洗濯ボールとは

一般的な洗濯ボールは熱に弱いため乾燥機にはかけることは出来ません。ドラム式洗濯機では洗濯と脱水をした後に、自動的に乾燥機に切り替わるタイプの洗濯機もあるので、乾燥される前に取り出さないと洗濯ボールが溶けてしまい衣類が汚れたり洗濯機が故障してしまう原因に繋がります。洗濯ボールは乾燥機には対応していませんので、基本的に洗濯ボールは乾燥機には入れないということを覚えておきましょう、

乾燥に対応した洗濯ボール

ドライヤーボール

出典:Amazon
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別名ドライヤーボールと言って、乾燥機にも使える洗濯ボールは存在します。使用目的は通常の洗濯ボールとは全く違い、ウール素材の働きによって乾燥機で回した衣類がふっくら仕上がるという効果が期待できます。柔軟剤を使わなくても洋服やタオルをふわふわとした感触に仕上げることができるので、エコの面でも大活躍です。ウールの他には、耐熱加工されたビニール樹脂製のドライヤーボールなど、くり返し使える商品もあります。

ネットで買えるおすすめ洗濯ボール


ザブザブボール

ザブザブボール

出典:Amazon
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口コミでも高評価をキープし続けている話題の洗濯ボールです。衣類の絡みを防ぐ点においてはピカイチの商品で、国内製造なので品質における安心度も高いことが嬉しい。汚れを落とす力はそれほではないが、多めに入れることで効果が上がることもあり、利用者の中には気になっていたペット臭が軽減されたという喜びの声もあります。価格も比較的安いので、初めての1つとして購入される方におすすめします。

エコサターン

エコサターン

出典:Amazon
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セラミックタイプの洗濯ボールなら、抗菌、マイナスイオン、脱塩素など合計7種類もの特殊加工されたセラミックが衣類を洗い上げるエコサターンがおすすめです。洗剤なしでしっかり洗える能力だけにとどまらず、部屋干しでも嫌なにおいが発生しにくかったり、洗濯槽のカビ対策にもなったりするなど多くの場面で活躍してくれます。

まとめ

まだまだ身近なアイテムではない洗濯ボールですが、その機能や種類ごとに変わる効果など、洗濯ボールについて理解が深まったでしょうか。仕組みを知ってセラミック製やスポンジ製などの特徴を活かすことで、普段の洗濯がより効率的になることでしょう。洗剤不要な面ではお財布にも環境にも優しいので、地球とって素晴らしい発明ですね、少しでも気になられた方は今日からさっそく試されてみてはいかがでしょうか。

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