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FGノットがガイドに引っかかる!おすすめの対策方法をまとめてご紹介!

FGノットのガイドトラブル解消方法!キャスト時の引っかかり、ガイド絡み、ロングリーダー時のトラブル改善に役立つテクニックを7つご紹介します。一部はFGノット以外のノットでも活躍!簡単な方法も紹介しているので、初心者の方も要チェックです!
更新: 2023年12月14日
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FGノットのガイドトラブルを解消しよう!

引っかかるトラブルを解決!

FGノットがガイドに引っかかる、リーダーがガイドに絡んでキャスト切れする時やロングリーダーで釣りたい時に役立つテクニックを7つご紹介します。初心者の方でもすぐに取り入れられる簡単な方法も紹介しているので、FGノットのトラブルで悩んでいる方は是非チェックしてみてください!

FGノットのガイドトラブルとは

キャスト時のガイド干渉が気になったらチェック!

FGノットでリーダーを結んで、キャスト時にガリッ!引っかかるような感触やキャストできないような状況を解決する方法をご紹介します。

ロッドのガイドが小さい場合や太いリーダーを使いたいケースで起きるトラブルで、解決方法は単純なものから手間のかかるものまでさまざま。簡単な方法も紹介しているので、初心者の方も是非チェックしてみてください!

FGノットは結束部が小さい結び

数あるノットの中でも、結びめは小さいFGノット。ノットのガイド干渉トラブルには強いタイプのノットです。結び方を変える方向で解決を模索する方法もありますが、スタンダードな釣りなら多くの場合はFGノットのままで解決可能!

難易度と強度のバランスは非常に優秀なノットなので、まずはご紹介する方法をいくつか試してみてください!

FGノットのガイドトラブル解消方法を7つご紹介!

7つの解決方法をチェックしてみよう!

トラブルの解消方法を7つご紹介!初心者の方でもすぐに実行できる、単純な方法も紹介しています。ガイド抜けが悪い、ガイドに引っかかるトラブルはこれで解決!

キャスト切れによるルアーロスト、ティップ破損などを避ける効果もあるので、初心者の方も是非チェックしてみてください。知識として持っておくだけでも、釣り場でバッチリ役立ちます!

1.FGノットのガイドトラブル対策:結束部をガイドから出す

初心者の方におすすめの解決方法!

最も単純な解決方法は、結束部をガイドの外に出してしまう方法です。キャスト時に結束部がガイドに接触することはなく、トラブルの原因になることもありません。初心者の方は投げにくいさを感じるかもしれませんが、慣れてしまえば振りやすい!障害物が少ない釣り場は、この方法でトラブルを解決しましょう。

タラシを長く取ってキャストしてみよう!

キャスト時に穂先から伸びているラインを「タラシ」と呼びます。人それぞれ投げやすいタラシの長さがありますが、一般的には一番リールに近いガイド付近まで長さを取って投げる方法がスタンダードです。

タラシを長く取ると重いルアーは投げやすくなりますが、ジグヘッド単体など超軽量なルアーは難易度が高め。ライトゲームでの解決方法をお探しの方は、リーダーの長さ調節で対応しましょう!


FGノットを使わなくてもOK!

結束部をガイドの外に出しているので、結束部が小さいノットを選ぶ意味合いは薄くなっています。強度面が優秀、手に馴染んでいるといった理由からFGノットを使用する方が多いですが、初心者の方は電車結びでもOK!結束部が大きいノットを使うときは、結束部がガイドの外に出るように調整しながらキャストしてみましょう!

2.FGノットのガイドトラブル対策:リーダーの長さ調整

投げやすい長さに調整しよう!

こちらも1番同様、初心者の方でも簡単に行える対処方法です。投げやすい長さまでリーダーを短くして、ガイドの外に結束部を出した状態でキャストします。結束部が大きいノットを使う場合は1番と並行して行うのがおすすめ。どの程度リーダーの長さが必要になるのか、釣り場の様子をチェックしながら検討してみてください!

1.5m程度が標準!

シーバスゲーム、エギングなど遊びやすいルアーゲームでは、リーダーの長さは1.5mがスタンダード。両手を左右に開いて端から端まで、「ヒトヒロ」とする場合が多いです。この長さはあくまでも標準で、保険的な意味合いも強いです。

底まで沈めないルアーを使う場合や、海底がフラットな釣り場、ランディングがスムーズな場合は短めでも問題なく釣りができるので、1m程度までで調整してみましょう。ラインが魚体に触れるケース、足場へのライン干渉を考慮すると、この程度がおすすめです。

長いリーダーが必要になる条件

掛けてから走られるパワフルな魚、ラインと障害物の干渉頻度が高い場合は、リーダーを長く取っておくのが無難。磯だけでなく、テトラ回りや沈み根の釣りも長いリーダーが必要です。タックルのパワーと操作性のバランスはケースバイケース!釣り場とターゲットに合わせて、リーダーの長さを調整してみましょう!

3.FGノットのガイドトラブル対策:端糸にハーフヒッチ

リーダーの余りはなるべく少なく!

結束部からはみ出たリーダーの端も、キャスト時に引っかかるポイント。引っかかる音や感覚が気になる場合は、端と結束部の凹凸を減らすような工夫が必要です。いつものFGノットが終わったら、PEの端糸を使ってハーフヒッチで隙間を埋めておきましょう!埋まるまで数回繰り返して、でっぱりが無くなったら完成です!

ライターで炙る方法も効果的!

すっぽ抜け防止としても有名なライターによるコブ作り。端に丸みが出て、引っかかる感覚を軽減してくれるような効果も期待できます。この場合もハーフヒッチで隙間を詰めて、結束部との段差を少なくしておくとガイド抜けがスムーズ。本線を炙らないように注意しながら試してみましょう!

4.FGノットのガイドトラブル対策:ナイロンリーダー

癖が付きにくいナイロンライン

トラブルの頻度は少ない、致命的なトラブルにはならないものの、ガイドに引っかかる感覚が気になるときはナイロンが有効!しなやかで巻き癖が付きにくく、ラインの放出が非常にスムーズです。

結束部ではなく巻き癖がガイドに当たってトラブルが起きている時は、ナイロンリーダーを試してみましょう!リーダーをスプールに巻き込んでいるケース、フロロを見て癖が目立つときは要チェックです!


太いリーダーを使いたい時におすすめ!

癖が付きにくくしなやか!ガイド抜け抜群のナイロンリーダーは、太いリーダーをできるだけ長く取りたい釣りでの使用が一般的です。シーバスゲームから磯のショアジギングまで、さまざまな釣りで活躍します。こちらも手軽に取り入れられる方法なので、癖が気になる方は是非1度試してみてください!

ナイロンのメリットとデメリット

ナイロンのメリットは癖が付きにくいしなやかさ、適度な伸びでショックを吸収してくれる、フロロよりも安価といった点が挙げられます。デメリットは初期伸び率の高さによる感度低下、フロロよりも低い耐摩耗性。耐摩耗性の部分については製品によって差が大きいので、気になる方はハイグレードなナイロンも試してみてください!

5.FGノットのガイドトラブル対策:ハーフヒッチの回数を増やす

FGノットに慣れている方におすすめ!

いつものシステムを変えずにトラブルを回避したい方におすすめ!ショアゲーム全般で効果の大きい、FGノットの結び方をご紹介します。方法は編み込み回数を8回程度、ハーフヒッチ回数を10セットとするだけでOK。

ハーフヒッチの回数が多く面倒に感じますが、慣れている方であれば手早く結べると思います。編み込み回数を減らすことで結束部をシンプルに、ハーフヒッチの回数を増やすことで、ライン径のギャップを埋めてくれる効果が期待できる改善方法です。

ライン径のギャップを軽減!

この結び方はメインラインが細くリーダーが太いシステム、ロングリーダーでラインを長めに巻き込みたい時に効果抜群。重いリーダーを軽い本線が追い越してしまうようなトラブルに対して効果が大きいです。PE2号、リーダー8号のようなセッティングでリーダーをスプールギリギリまで巻き込むときは、是非試してみてください!

ノーコストで試せる手軽さが魅力!

知っていれば釣り場での対処にも対応しやすいのが、この結び方の魅力。タックル新調時、別のリーダーを用意していないタイミングでもすぐに釣り場で結び替えができます。ラインを余らせてしまうのがもったいない、今あるものでできることから試してみたい方におすすめです。

ナイロンリーダーによる対策にプラスもできるので、ロングリーダーに挑戦する方は是非チェックしておいてください!

6.FGノットのガイドトラブル対策:ロングハーフヒッチ

5番で対応しきれない太さにはコレ!

5番でご紹介した、FGノットのハーフヒッチ回数を増やす結び方のパワーアップバージョンです。これもリーダーとメインラインのギャップを埋める方法で、数回ハーフヒッチを増やした程度では対応しきれない太さのラインにおすすめ。リーダーは80lbや100lb、メインラインは4号や5号の釣りにおすすめです。

目を細かく編み込む必要はナシ!

メインラインが少しずつリーダーの太さに近づいていくような状態が理想的なので、ハーフヒッチを毎回結束部まで詰める必要はナシ。始まりと終わりの密度を濃く、間はスペースを空けて編み込めばOKです。ハーフヒッチの長さは15cmから20cm程度がおすすめ。ハーフヒッチ部分までリールに巻き込んでキャストできます!

しなやかに仕上げよう!

ナイロンリーダーの項目でご紹介したように、硬いラインはガイド抜けが悪くなる原因になります。ロングハーフヒッチを作るときは、本線のしなやかさが失われないように適度な力で締めこんでいきましょう。強度はFGノットの結束部で確保、追加のハーフヒッチ部分と分けてイメージしながら結束してみてください!


7.FGノットのガイドトラブル対策:スペーサーラインシステム

太いPEを使ってギャップをフォロー!

リーダーと本線の間に太いPEを入れて、ライン同士のギャップを埋めるスペーサーラインシステム。リーダーそのものを長くしてトラブルが起きるときや、5mを超えるようなロングリーダーで釣りたい時に役立ちます。磯などリーダーの長さが特に気になる釣りにおすすめです!

PE同士の結束もFGノットでOK!

本線とスペーサーを結束するときも、結び方は結束部が小さいFGノットがおすすめ!スペーサーは本線とリーダーの中間程度になる太さのものを選びましょう。摩擦熱に注意しながら、いつも通り結べばOKです!

スペーサーは巻き込んでもトラブりにくい!

太さはあるもののスペーサーは柔らかいPE、結束部が小さい結び方を選べば、フロロやナイロンのリーダーまでスプール内に巻き込んでもトラブルは起きにくいシステムです。

スプール径が大きければ、リーダー10m、スペーサー2mといったシステムも可能。リーダーとスペーサーの接続は太い糸同士になるので、ノッターを使ってしっかり締めこんでください!

FGノットのガイドトラブルを工夫で回避!

引っかかるトラブルはこれで解決!

ガイド抜けからガイド絡みまで、気になるトラブルはこれで解決!癖が付きにくいナイロンリーダー、ハーフヒッチ回数のプラスは手軽で特におすすめです。メインラインとリーダーの太さ、ガイド等で最適な方法が異なるので、簡単なものから試して自分に合った方法を探してみてください。

FGノットが気になる方はこちらもチェック!

FGノットの基本的な手順を復習しておきたい方は、下記のリンクをチェック!初心者の方向けにFGノットの結び方を紹介しています。何度も結んで手に覚えさせるのがポイント!抜けないFGノットをマスターして、ルアーゲームを満喫してください!