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「四葉のクローバー」折り紙の折り方!簡単な平面や難しい立体の作り方を解説!

四葉のクローバーを折り紙で折る方法をご紹介しています。四葉のクローバーは世代を問わず愛されるモチーフなので、親子で作る折り紙としても最適です。意外と折り方の種類が多いので、試してみたいと思える方法を見つけていただければ幸いです。
2020年8月27日
sichomi
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モチーフとして人気の四葉のクローバー

四葉のクローバーは可愛らしいため、アクセサリーなどのモチーフとしてもよく使われますね。植物としても珍しく、見つけると縁起がよいと言われています。そんな四葉のクローバーを、折り紙で折る方法はご存知でしょうか。クローバーの折り方にはさまざまな種類がありますが、比較的簡単なものが多いので、初心者にもおすすめです。四葉のクローバーの折り紙は、部屋の装飾に使ったり、メッセージカードに添えるなどして多彩な用途で楽しめます。

四葉のクローバーの折り方をご紹介する前に

本題に入る前に、そもそも四葉のクローバーとは何か?という所に着目しましょう。

植物学的にクローバーを捉えると…

四葉のクローバーの正式名称は「シロツメクサ」です。基本的にシロツメクサは小葉と呼ばれる葉が3枚つきますが、まれに4枚の葉をつけることがあり、その状態が「四葉のクローバー」と呼ばれます。それは小葉の原型となる細胞が、本来は3つでひとかたまりだったところが、4つでひとかたまりになってしまうことによって起こります。

4枚の葉になる確率は?

そもそも細胞のひとかたまりの数が変わるのは、外部からの衝撃か遺伝子の突然変異が原因です。ずいぶんと専門的な話になってしまいましたが、四葉になる確率は決して高くはなく、一説によると10万分の1ほどの確率になるそうです。

白い花をつける

シロツメクサの花は、小さな花が集まってできている球状の白い花です。開花時期は5月~8月で、アイルランドの国花に指定されています。蜜は昆虫に好まれる一方、「クローバー蜜」という名称でハチミツとして売られています。

クローバーの花言葉

四葉のクローバーには花言葉があり、それは「Be Mine(私のものになって)」です。愛にかかわる意味が込められているので、結婚式場の装飾にもモチーフとして使われることがあります。結婚を意識した相手へのプレゼントにもぴったりです。

折り紙で作る四葉のクローバー

折り紙の四葉のクローバーには平面版と立体版があるので、好みや用途に応じて作り分けましょう。平面版と立体版ではそれぞれ難しいポイントが違います。また、できあがった後の楽しみ方も違うので、その点についてもご紹介します。

折り紙で四葉のクローバーを作ろう~平面版~

例えば、このように額に入れて飾りたい場合は、平面的でも違和感がありません。ラインストーンと中心の花で部分的に立体感を出しており、バランスがとれています。こちらの作品は折り紙のハートを4枚並べてクローバーを表現しています。

折り紙1枚でつくる簡単な平面クローバー その1

まず折り紙を半分に折り、折り目をつけます。

先ほど付けた折り目にあわせるように、上下を折りあわせます。

このような折り目がつきました。

このまま向きを変えずに、縦半分に折り、折れ目をつけます。そのあと、その折れ目に向かって左右を折りあわせると、写真のようになります。

広げると、このような折り目がつきました。

このまま向きは変えずに、一番下の横線にあわせて底辺を折ります。

全ての辺について、手順6と同じように折ります。

このまま裏返しにし、右下の頂点を中心にあわせるように折ります。

このまま残り3つの頂点に関しても手順8と同じように折ります。

裏返すと、このようになりました。

4つの頂点をすべて中心にあわせるように折ります。

手順11を裏返しにし、写真のように袋状の部分を広げていきます。

すべて広げると、このようになります。

このまま、中心に向かって頂点を折りあわせていきます。

4つの頂点すべてを折りあわせると、写真のようになります。

裏返せば、できあがりです。


写真の中では右下の2点が、いまご紹介した折り方のクローバーです。折り紙1枚でつくれる折り方ではありますが、1色ではなく2色混ざった折り紙を使うことで、ぐっと華やかな仕上がりになります。使用する折り紙の種類によっても、印象は変わりますね。

折り紙1枚でつくる簡単な平面クローバー その2

こちらの折り方については、しっかりと折り目をつけることで、きれいに仕上がります。丸みを帯びた愛らしい形です。

折り紙1枚でつくる少し難しい平面クローバー

写真のように三角に折ります。折り紙の色がついていない方を表にすることに注意しましょう。

さらに、半分に折ります。

袋状になっている部分を写真のように開きます。

裏側も同じように手順3を行うと、写真のような状態になります。ここまでの流れは、折り紙の中でも基本的な「鶴」の折り方と同じです。

写真のように、右と左の角を中心に向かって折ります。

裏側も同じように折ると、写真のようになります。

袋状になっている部分を開いていきます。表と裏で計4ヵ所あるので、すべて開きましょう。

すべて開いた状態がこちらです。

手順8から、写真で示すように矢印方向へめくります。裏面についても同じように行いましょう。

裏と表は両方とも、写真のような状態になります。

写真のように、辺が中心線上にのるように折ります。

右側についても同じように手順11を行うと、写真のようになります。

裏側も同じように手順11と手順12を行うと、写真のようになります。

手順13の写真の下の部分を開くと、このようになっています。

さらに大きく開いていくと、写真のようになります。きれいに開いていくのが少し難しいです。

完全に開ききった状態が、こちらです。

角を裏側に折り、形を整えたら完成です。

応用編:折り紙を2枚使った方法

小さめの折り紙で先程の手順1~17と同じものを作り、上にのせるとより可愛らしくなるのでおすすめです。2枚の折り紙の組み合わせを楽しみながら、ぜひ作ってみましょう。

折り紙2枚でつくる茎つきのクローバー

こちらの動画の折り方では、まず平面のクローバーを折り紙で作ったあと、茎部分を付けています。茎をつけるだけで、形がより本物に近づきますね。

折り紙4枚でつくる簡単な平面クローバー

まず、半分に折り、折り目をつけます。

折り目がついた状態は、このようになります。

さらに縦半分に折り、折り目をつけます。

中心を横切る線に、底辺をあわせるように折ります。

裏返すと、このようになります。

右下の頂点を写真のように折り返します。

左下の頂点についても同じように折り返すと、写真のようになりました。

裏返すと、このようになります。

下端の点を、上辺の中心まで持ってくるように折ります。

裏返すと、このようになりました。

袋状になっている部分を広げると、写真のようになります。


写真のように、赤い丸で囲ってある端点を矢印方向に折り返します。

このような形になりました。

右側と同じように、赤い丸で囲われた点を矢印方向に折り返します。

手順14が完了したらこのようになります。

中心に合わせて、左右を折り返します。

裏返せば、クローバーの葉の完成です。
これと同じものをあと3枚作ります。

4枚分の葉を作り終え、並べてみました。

隣同士の葉を、嚙みあわせるように差し込みます。

完全に差し込んだ状態は、このようになります。

4枚すべての葉を差し込み終えたら、完成です。

隣り合う2枚の葉の色を変えてみよう

折り紙4枚を使う作り方による、できあがりの例がこちらです。左と下に配置されているクローバーに注目して下さい。向かいあう2枚のクローバーの葉の色は統一し、隣合う2枚には色の変化をつけていますね。
このように、使用する折り紙4枚のうち、2枚ずつ同じ色にすればカラフルな変化が楽しめます。その一方で統一感もあり、とても見映えがよいです。
折り紙の花と共に、規則的に配置することでディスプレイのような仕上がりになります。お祝いやパーティーなどにぴったりの雰囲気ですね。

折り紙で四葉のクローバーを作ろう~立体版~

折り紙1枚でつくる簡単な立体クローバー

まず、このように三角に折り、折り目をつけます。

折り目がつきました。

さらにもう一本、対角線に折り目をつけるために三角形に折ります。

このように、折り目がつきます。

裏返し、縦半分と横半分に折って折れ目をつけると、テントのように直立する形になりました。

横に倒すと写真のようになるので、矢印の方向におさえるように折ります。

このような三角形になりました。

手順7の状態から、写真のように半分に折ります。

袋状になっている部分がこのように見えていれば大丈夫です。

手順9で折り目をつけたら、開いて写真のように右の角を折ります。折るときの角度の目安はだいたい30度くらいです。

つぎに、袋状の部分を徐々に開いていきます。写真は、1つだけ開いた状態です。

立体的にすることを意識しながら、残り3つの袋状の部分を開いていきます。

すべて開いた状態が、こちらです。完成形にかなり近づいてきました。

手順13の状態を裏返し、写真のように葉の部分の先端を、少し折り返します。

手順14をすべての葉について行うと、このようになります。

裏返せば、立体的なクローバーの完成です。

応用編:簡単にできるくす玉

こちらの動画では、折り紙の立体的なクローバーを12点つなぎ合わせ、球体にしています。
できあがった作品は糸で天井から吊り下げて、吊り下げ型のオーナメントとしてみてもよいですね。

四葉のクローバーのポチ袋(折り紙:1枚)

こちらは、折り紙でつくるクローバーのポチ袋です。ポチ袋が手作りであれば、受け取る側も嬉しくなるはずです。動画の作品のように中にメッセージを入れれば、より心が伝わります。

四葉のクローバーのしおり(折り紙:1枚)

このような「四葉のクローバーのしおり」も折り紙で作れます。裏側がクリップのようになっており、本のページに差し込めるので機能的です。ハート型なので、ガーリーな柄の折り紙を使うとより可愛らしい雰囲気になります。


まず折り紙を半分に切り、さらに端から0.5mm分切ります。

右下と左下の頂点を上辺の中心に合わせるように折ります。ただ、ここで写真のように1mm程度の間隔をあけます。

手順2から一度開き、右上の頂点と左上の頂点を下辺の中心に合わせるように折ります。ただ、ここでも1mmの間隔をあけます。

手順3からまた開いた状態にもどし、中心線に合わせるように左右の辺を折ります。ここでも中心の間隔を1mmあけましょう。

手順4を終えたら開き、色の付いた面を表にします。そこから折り目に沿って、写真のような袋状にします。

手順5を右側も同様に行うと、写真のような状態になりました。

手順6を終えたら、上端と下端の点を左右の頂点にかさねるように折ります。裏面については、この手順を行いません。

手順7により、4つの袋状の部分ができあがりました。その袋状の部分をすべて広げると、写真のようになります。

中心に集まっている4つの頂点を外側に折り返します。

1枚めくれる部分が計8ヵ所あるので、すべて裏側に折り返します。クローバーの葉のような形が見えてきました。

クローバーの葉の先端部分を、すべて内側に折り返します。

裏返して、ダイヤ型になるような向きに置き直します。
上、右、左の端点について、写真のように内側へ折り返しましょう。

表に返せば、できあがりです。

四葉のクローバーでリースを作ろう

先ほど作り方をご紹介したクローバーをたくさんつなげて輪にしてみましょう。クリスマスに定番の飾り物「リース」ができあがります。

シンプルなデザインなので、さわやかな緑色が際立ちます。素朴な可愛らしさがあるので、子供部屋に飾るのにもぴったりです。あえてクリスマスを意識しないデザインにすることで、季節を問わず飾れます。

このように配色を工夫すれば、すてきなクリスマスリースになります。淡い色合いがやさしい雰囲気をつくり、ヨーロピアンテイストのお部屋にもよく似合いそうです。しっかりとした紙質の材料を使うことで、より長く楽しめるようになります。

こちらは、クローバー以外の折り紙とも組み合わせているため難しいので、上級者向けの例です。花の折り方などをマスターしたら挑戦してみたいですね。
花の白、苺の赤、蜂の黄色とクローバーの緑がとても調和しています。とても春らしく、素敵なリースです。

 

難しいシロツメクサも作ってみよう(折り紙:2枚)

冒頭でご紹介したシロツメクサの花ですが、折り紙でも忠実に表現できます。少し難しい折り方ではありますが、茎まで再現しているので、花瓶にさせばインテリアにもなります。

まとめ

折り紙でつくる四葉のクローバーのラインナップをご紹介しましたが、楽しんで頂けたでしょうか。折り紙というと子供の頃の遊びと思う方も多いですが、大人になってからも、おもてなしの場面などに使える便利な存在です。
四葉のクローバーであれば、縁起がよいものとして多くの方に喜んで頂けることでしょう。簡単なものから難しいものまでさまざまな折り方がありますが、ご紹介した折り方を応用し、たくさんの場面に取り入れてみて下さい。

折り紙が気になる方はこちらもチェック!

今回は四葉のクローバーの折り方をご紹介しましたが、当サイト「暮らし~の」ではいろいろな折り紙の折り方をご紹介しています。インテリアにもなる、おしゃれな折り紙も多数ご紹介しているので、下記のリンクもぜひご参照下さい。