検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

ロードバイクの盗難対策ガイド!防止策と盗難されやすいケースを解説!

ロードバイクは盗難被害が後を絶たないので、盗難対策は必須ですよね。安価なロードバイクであればまだ被害は少ないのですが、高価なものとなると金銭的にも精神的にもショックが大きいものです。今回はそんなロードバイクの盗難対策をご紹介していきます!
2020年8月27日
T・S
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ロードバイクの盗難対策ガイド!

ロードバイク人口が増えており、沢山のロードバイクを街中で見かけるようになりましたよね!しかし、それと同時に増えているのが、盗難被害です。かなりしっかり対策を行っても防ぎにくく、多くの方が被害に合っており、盗難されたらどうしようと心配されている方が沢山います。。今回はそんなロードバイクの盗難対策と、もし盗難されたらどうすればのか、噂のGPSでの対策も解説していきます!

ロードバイクはよく盗難に合う

ロードバイクは大会でも盗難される

盗難されやすいシーンは自宅や駐輪場などですが、実は大会中にも盗難されることがあります。大会会場にあるものはレースで使用するものですので、盗難された時のショックは計り知れませんよね。いかなるシーンでも盗難される可能性がありますので、今回ご紹介する方法を実行して防犯していきましょう!

ロードバイクは盗難しやすく、捕まりにくい

なぜここまで盗難被害が多いのかも気になるところですよね。これは、他の犯罪と比べて犯人が特定されにくいことが原因と言われています。車の盗難などと比べて、車体が非常に軽いので簡単に盗むことができ、防犯対策として付けられている鍵も、本気で盗もうとしている犯人からすれば非常に頼りないもの。たまに犯人が捕まったりすることもあるのですが、残念なことに、そういった事例は稀だと言えます。

自転車の年間盗難件数

ロードバイクを含め、自転車が一年でどれくらい盗まれているのかも気になりますよね。その年によって増減はありますが、年間の盗難被害件数はおよそ30万台と言われています。中には高級なものもありますが、もし仮に1台2万円と計算したならば、およそ60億円もの被害総額になりますので、かなり大きな問題であることが伝わりますよね。また、被害の多い東京での件数は、約4万件程とされています。

ロードバイクはどうやって盗難される?

鍵を切られて盗難される

盗難方法で最も多いのが、鍵を切って盗難する方法です。盗難防止の為に多くの方がワイヤー式やU字式の鍵をつけていますが、盗む人からすればちょっと止めてある程度のものだったりします。というのも、究極的には切れない鍵というのは存在しないからで、本気で切ろうとすればどんな物でも切れてしまいます。鍵とフェンスなどを固定することで丸ごと持っていかれることは減りますが、それだけでは防犯対策としては不十分です。

パーツを盗難される

盗難されにくいようにしたとしても、パーツだけを狙って持っていかれる被害があります。これが非常に困るポイントで、ホイールだけを持っていかれることがよくありますね。この被害の恐ろしさは、盗まれたパーツが返ってくる確率が非常に低いことです。本体であれば稀に取り戻せることがありますが、パーツはその人のものと証明することが難しいので、分からなくなってしまうのです。

盗難にかかる時間は僅か

上記の動画は、実際に盗難する際、どれくらいスピーディーに行われるかが分かる動画です。なんの変哲もない雰囲気の男性ですが、サッとワイヤーを切って、何事も無いかのように乗り去っていきます。このように、ほんの僅かな時間で盗まれてしまいますので、特に高級ロードバイクに乗っている方は注意しなければいけません。


窃盗犯はトラックに乗っている?

先の動画の男性は普通な服装をしていましたが、本格的に窃盗を生業としている集団の人は、パッと見で業者に見える格好をしていることがあり、何かしらの事情で運ぼうとしている風に見えたりします。使用する車もトラックが多く、盗んだ車体をすぐに乗せれるようになっているのです。自転車を撤去する市の職員の装いをしていると、周囲の人も中々止められませんよね。本格的な盗難は用意周到であり、恐ろしいものです。

盗難されたロードバイクはどうなるの?

盗まれたものがその後どうなるのかも気になりますよね。普通の自転車であれば、盗まれたものはそのまま使われることが多いのですが、ロードバイクの場合は金銭に変えることを目的で盗まれることが多く、中古のお店やオークションサイトなどで売買されるケースがほとんどです。本体を丸ごと販売する場合もあれば、バラバラに分解してパーツごとに販売することもあります。分解されると、盗まれたものか判断がつかなくなります。

盗難されやすい場所はどこ?

盗難されやすい場所ですが、被害がよく発生している場所は、住宅が一位です。つまり、民家に止めてある高級ロードバイクを犯人は狙っていることが多いということですね。また、路上での駐輪や駐輪場での被害も次いで多くなっています。盗難されやすいとはいえ、駐輪しない訳にもいかないので、なるべく対策をしておきましょう!

ロードバイクの盗難対策①

防犯カメラが付いている有料駐輪場に駐輪する

まず駐輪する場所を選ぶことから対策を始めましょう。普通の駐輪場には見張ってくれる人もいなければ、防犯カメラもありません。この状態では、窃盗犯は容易く盗んでしまいます。逆に、見張っている方がいたり、防犯カメラがあれば防犯されにくい状況となります。無料の駐輪場では防犯カメラが無いことが多いので、有料の駐輪場で、しっかりと管理されている場所を使いたいですね。

人目につく場所に駐輪する

次に、周囲に盗難されにくい駐輪場が無い場合は、人目につく場所に駐輪するようにしましょう。窃盗犯は人に盗んでいるところを見られることを嫌います。人が少ないところの方が窃盗しやすくなりますので、盗難されにくい、人目につく場所を選びましょう。ただし、人目があったとしても、何かしらの業者を装っていると誰も止められないことが多いので、一応心がけておく程度にしましょう。

ロードバイクの盗難対策②

長時間の駐輪はしない

窃盗犯の人は、持ち主がすぐに戻ってこないことを確認して行動に移る場合が多く、ある程度様子を見て盗みます。窃盗にかかる時間は僅かですので、少し様子を見れば、盗めるかどうかが判断出来てしまいます。ですので、長時間の駐輪をしないようにすれば、盗難されにくくなります。15分以上駐輪しておくと盗まれやすいので、高級なものに乗ってきた場合は、なるべく短時間だけにしましょう。

常に見える場所に駐輪すること

長時間駐輪する場合は、常に見える位置に置いておくことが大切です。どんなにあらゆる方法をとっても盗まれる時は盗まれてしまいますので、見ておくことが一番の対策となります。常に見える位置に置いておくことは難しいことですが、高級品が盗られるのを防止するためなので仕方ありません。逐一チェックして、怪しい人がいないか見ておきましょう。

毎日同じ場所に駐輪しないこと


窃盗犯は、一日で判断せず、何日も様子を見て判断することが多々あります。いつも決まった時間に、どれくらいの時間駐輪をするのか見ているのです。そういった行動パターンが分かってしまえば、盗むのは容易いですよね。ですので、毎日違う場所に停めることで盗難されにくい状態になります。時間帯を変えるのは難しいので、せめて場所だけでも変えるようにしましょう。

ロードバイクの盗難対策③

切断されにくい鍵を使う

究極的に言えば、どんな鍵でも切る方法がありますので、鍵を強化しても安心とは言えません。しかし、簡単には切れにくいものもありますので、少しは盗難防止に繋がります。ワイヤーカッターで切れる程度のものは簡単に盗難出来てしまいますので、専用工具を必要とする程度のものは付けておきたいですね。

アラーム・ブザーを付ける

上記ツイートで紹介されているようなアラーム・ブザーを付けておくのも有効な方法です。窃盗犯は音が出るものを嫌いますので、こういったアイテムを見かけると盗難されにくいですね。価格もあまり高くありませんので、気軽に購入出来ます。もちろんこれも完璧ではありませんので、他の方法と合わせて対策していきましょう。

鍵を複数つける

ワイヤーカッターで切りにくい鍵に変えることと、複数の鍵をつけることも有効な方法です。鍵が沢山ついていれば、切るのにそれだけ時間がかかりますので、窃盗犯としては嫌ですよね。最低でも2個、出来れば3個はつけておきましょう。また、その鍵も自転車だけを固定するのではなく、フェンスや策などにくくりつけて、丸ごと持っていけないようにするのが基本です。

ロードバイクの盗難対策④

GPS盗難防止システムについて

今、自転車の盗難対策として注目されているのが、GPSシステムです。自転車に付けておけるとても小型なものが多く、ある程度距離が離れるとアラートが鳴ったりして教えてくれます。このGPSシステムが進化していくと、将来的にはかなり盗難被害が減るのではないかと期待されています。

GPS盗難防止システムはまだ期待出来ない?

GPSはかなり期待はされているのですが、現在のGPSアイテムはまだ安心出来るものではないという意見が多い状態です。盗まれたあとの場所は分かるのですが、GPSのアイテムが分解されてしまったり壊されたりすると役に立たなくなってしまいますよね。現状のGPSアイテムはそのような状態ですが、これから進化していく見込みとなっていますので期待しましょう!

ロードバイクの盗難対策⑤

高額なロードバイクに乗らないこと

今回は盗難対策方法をご紹介していますが、完全な防止策は存在しないのが現状です。ですので、高級なロードバイクを普段使いにしないのがおすすめです。高級なものはここぞという時に使う、または駐輪をしないで使うようにして、普段は安価なモデルに乗ったりすれば被害を防止出来ます。移動手段にしてしまうと、どうしても盗難されやすい場所に駐輪する場合が出てきますので、防ぎたい方は乗らないようにしましょう。

ロードバイク盗難保険に入っておくこと


自転車盗難保険に入っておくのもおすすめの方法です。盗難されやすい場所にどうしても停める必要がある方は検討してみましょう。自転車ショップチェーンや、ロードバイクを販売しているブランドなどが保険を出しており、補償額や毎月の費用など色々な違いがあります。全額戻っては来ないのですが、半分以上を保証してくれることが多いのでチェックしてみて下さい。

ロードバイクを盗難されたらどうすればいい?

まずは警察で盗難届けを出す

もし盗難されたら、まずは警察署・交番に行って、盗難届けを出しましょう。残念な話ではありますが、盗難届けを出しても、盗まれたものが見つかる可能性は非常に低いです。しかし、稀に見つかるケースがあったり、出しておいたことでその後に繋がるケースもあります。盗難されたら、まずは警察を頼りましょう。

オークションサイトをチェックする

盗難されたら、オークションサイトもチェックしておきましょう。盗難された高級ロードバイクは、丸ごとか、もしくはバラバラになってオークションサイトに出てくることが非常に多いです。怪しいものを見かけたら、出品者の情報をチェックしてみましょう。オークションサイトで探し出して、窃盗犯が逮捕されたケースもあります。かなり大変ではありますが、根気よく探したいですね。

まとめ:ロードバイクの盗難対策

今回の「ロードバイクの盗難対策ガイド!防止策と盗難されやすいケースを解説!」はいかがでしたでしょうか?もしも盗難されたらと考えると、乗るのが怖くなってきますよね。どうしても完全には防げないのですが、防止策はありますので、なるべく多く実行して防ぐようにしましょう。また、盗難されたら被害届けを出し、オークションをよくチェックして、諦めないことも大切です。

ロードバイクが気になる方はこちらもチェック!

今回はロードバイクの盗難対策について解説させて頂きましたが、他にもロードバイク・自転車に関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。