チューブラータイヤのメリットは?交換方法やクリンチャーとの違いをご紹介!のイメージ

チューブラータイヤのメリットは?交換方法やクリンチャーとの違いをご紹介!

ロードレーサーの多くが愛用しているチューブラータイヤ。このタイヤには一般的な自転車に採用されているクリンチャータイヤと比較して、たくさんのメリットが存在します。チューブラータイヤのメリットとデメリット、さらに交換方法まで詳細に解説します!

2018年10月31日更新

石倉
石倉
旅行好きの本業ライター。トラベル情報をはじめ釣りやガーデニング、DIYや登山などをメインに初級者の方から上級者の方まで満足できるような記事作成を心がけています。幅広いテーマを扱い、他サイトにはない情報と印象に残る記事を提供していきたいです。
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目次

  1. チューブラータイヤって?
  2. チューブラータイヤの構造
  3. チューブラータイヤのメリット
  4. チューブラータイヤのデメリット
  5. チューブラータイヤの交換・取り付け方法①
  6. チューブラータイヤの交換・取り付け方法②
  7. チューブラータイヤの交換・取り付け方法③
  8. チューブラータイヤの交換・取り付け方法④
  9. チューブラータイヤの交換・取り付け方法⑤
  10. チューブラータイヤのおすすめメーカー
  11. チューブラータイヤのまとめ

チューブラータイヤって?

クリンチャーと双璧をなすユニークタイヤ

出典: https://www.amazon.co.jp

皆さんはこのユニークなタイヤを知っているでしょうか。競技などでスポーツサイクルに乗ることが多い人は、自転車を一般利用しているだけの人と比較して、この製品に触れる機会が多いことでしょうね。

チューブラータイヤは最初期に開発された

arikichi_cycle_factoryさんの投稿
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昔、タイヤは木製や金属製などの素材で作られていました。これが発展して、今日のエアが注入されたものに取って代わってきたわけですが、チューブラータイヤは最初期に開発された「原始的な空気入り」の製品です。

プロレーサーが愛用するチューブラータイヤの秘密を解明!

hir05hiさんの投稿
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「原始的」と聞くと、現在の最新式製品と比較してデメリットが多いのではないかと思われるかもしれませんが、そんなことはないのです!それでは、今なお多くのプロレーサーに使用されているこの製品の秘密を解明しますね。

チューブラータイヤの構造

最大の違いはエアチューブの場所

ragsadaさんの投稿
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この製品の構造は実に単純明快。「内部にエアチューブ自体が封入されている構造」になっているのが他のものと比較したときの最も大きな構造的特徴ですね。

比較するとクリンチャーは着脱が簡単

出典: https://www.irasutoya.com

“一体的”と表現してしまうと語弊がありますが(タイヤとチューブは一応個別にできるので)、リムにテープやセメントを使って固着してあるので気軽に外すことは不可能です。比較すると、クリンチャーは素人でも簡単に着脱できますよね。

チューブラータイヤのメリット

メリット.1「高速走行性」

7iroinkoさんの投稿
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なぜこの製品はサイクルレーサーたちに愛用されているのか、その答えは「高速走行性」にあります。その他のものと比較すると、この製品は高速で長距離を走行するのに適しています。

走行性が上昇する理由とは?

自転車のタイヤは輪切りにしたときに真円に近ければ近いほど走行性が上がります。地面との設置面積を限りなく点にできれば、それだけ摩擦ロスがなくなり操縦者のパワーを効率よくスピードに変換できます。これは「乗り心地のよさ」というメリットにもなりますね。

メリット.2「高い耐圧性能」

momonago_momochanさんの投稿
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また、他に挙げるべきメリットとして「高い耐圧性能」というのもありますね。チューブが完全に内部に封入されているので高いエアをかけても金属パーツと基本的に干渉しません。エアをパンパンに入れてカチカチの状態にできるので操縦者が大柄の人でも体重をしっかりと支えられます。

メリット.3「パンク障害のリスクが少ない」

noguchi_shokaiさんの投稿
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さらに、その他の製品と比較すると素材自体がやわらかく、柔軟性を重視した作りになっているので上記の特性と組み合わさる形で「パンク障害のリスクが少ない」というメリットも生まれます。

チューブラータイヤのデメリット

デメリット.1「コストの高さ」

出典: https://www.irasutoya.com

もちろんこの製品はメリットばかりではありません。考慮すべきデメリットも存在するのです。まず、一番に挙げられるのが「コストの高さ」です。

クリンチャーとの違いはコスパ?

構造的に、一体になって販売されている製品ですので、修理交換時には文字通り“丸ごと”取り替えることになります。これはチューブのみを交換できる一般的なものとの最大の違いですね。クリンチャーならば2000円程度で可能な修理も、この製品では数倍のコストを覚悟しなければいけません。

デメリット.2「取り付け・交換に手間がかかる」

goto5chanさんの投稿
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他にも、「取り付け・交換に手間がかかる」というデメリットも挙げられます。タイヤがリムと固着しているので

ホイールを外してからの作業が大変!

ホイールを取り外してからの作業が、慣れない人ではなかなかに大変です。一般的なもののようにホイールを外してからチャチャっと行うというわけにはいきません。

リムテープの登場で作業が楽に

ただ、最近は昔と比較してずっと作業自体は楽になりました。昔はタイヤとリムをセメントで固める方法しかなかったのですが、最近は専用のテープで固着できるのでその分だけ手間が減りましたね。

デメリット.3「劣化しやすい」

mtb_kozoさんの投稿
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リムに接着して使う方式なので「劣化しやすい」こともデメリットの一つです。例えば、雨で濡れた状態のまま長時間使用するとテープやセメントの劣化速度が上がるので交換までのスパンが短くなります。平均して、半年から1年ほどで交換するという人が多いですね。

チューブラータイヤの交換・取り付け方法①

チューブラータイヤの交換・取り付けに必要な道具とは

masaaki.kinoshitaさんの投稿
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それでは、実際にこの製品の交換・取り付け方法について解説します。最初に用意したい道具を見ていきます。

リムテープはチューブラータイヤ初心者におすすめ

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まずはリムテープです。昔はセメントを使っていましたが、最近はこのテープでタイヤとリムを固着させます。個人的には、はじめてならばセメントを使うよりもテープを使う方がらくちんなのでおすすめです。

セメントを使うのなら違いに注意!

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もちろん、昔ながらセメントでも作業はできますよ!ただ、セメントを使う場合にはリムの素材に合わせて選ぶべきセメントが別になるのです。例えばアルミ製のリムはセメントA、カーボン製のリムはセメントBというように分けられていますので購入に際して注意が必要です。

リムの掃除に専用クリーナー

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次に必要になるのがクリーナーです。チューブラーはリムとぴったりと固着させなければその性能を出し切ることは不可能!そのため、隙間の汚れを完全に除去できるように専用クリーナーを使いましょう。

その他に用意したいもの

masaaki.kinoshitaさんの投稿
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他にはリム磨き用に金属ブラシ、ホイールを取り外す・組み付けるのに使用するドライバー、部品着脱用のレバーも必要です。最後に空気圧を点検できる空気入れを用意すれば道具の準備は完了します。

チューブラータイヤの交換・取り付け方法②

新品のチューブラーはほぐしてから使おう

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一般的に新品のチューブラーは硬くなっているケースが多いです。そのため、作業前にタイヤをほぐす必要があります。これには予備のホイールを使用するのがおすすめです。

バルブを真っ直ぐに入れていく

chirin_chirinさんの投稿
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まず、タイヤに付いているバルブ部分をホイールの該当箇所に合わせて真っ直ぐに入れていきます。そして、ゆっくりとリムにかぶせるわけですね。

コツは「押し込む」ように!

masaaki.kinoshitaさんの投稿
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片手でホイールを固定し、もう片手で指を使ってタイヤをリムに合わせて押し入れていくと作業がしやすいです(この馴らしの段階ではまだテープやセメントは使いません)。

補正後にエアを限界まで注入

bridgestone_greenlabelさんの投稿
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はめ込めたら歪みがないかを確認し、歪みが確認できたのなら手で補正していきます。そして、空気入れでエアを空気圧限界値になるまで注入します。

半日ほど置けば新品のチューブラータイヤでも柔軟に

s.shingeさんの投稿
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この状態で半日ほど置けば、新品のチューブラーでもほどよく柔軟になって交換・取り付け作業がやりやすくなります。

チューブラータイヤの交換・取り付け方法③

クリンチャーと違いホイールを完全に取り外す

takashot55さんの投稿
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まずホイールを自転車から分離する必要があるのです。一般のものであればホイールをそのまま付けた状態で作業できるケースもありますよね。しかし、この製品の場合にはホイール自体を取り外します。

リムからタイヤを剥がしていこう

n09_selektさんの投稿
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次に、古くなったタイヤをリムから除去します。まずバルブをひねって内部に残っているエアをシューっと外に排出します。そしてレバーを使ってリムに固着しているタイヤを剥がしていきましょう。

力任せに作業するとリムを傷めることに!

shuga2さんの投稿
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リムとタイヤの間にレバーを挿入して梃子の原理で根気よく剥がしてください。力任せに作業するとリムを傷めますので、丁寧に時間をかけて作業していきます。通常、セメントで付いている場合には少し手間がかかりますが、テープで付いている場合には引っ張ると簡単に剥がれます。

リムの汚れを綺麗に洗浄しよう

masaaki.kinoshitaさんの投稿
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そして、リム自体をクリーナーで綺麗に洗浄していきます。しっかりと入念に洗ってください。

なぜリムの汚れを洗う必要があるの?

この製品はリムとの隙間をいかに無くして固着させられるかがとても重要です。古いセメントやテープで隙間が存在した状態でのこのタイヤの装着は、高速走行時や雨天時にリムからタイヤがゴソっと外れて大事故に繋がる危険性があるのです。

チューブラータイヤの交換・取り付け方法④

リムにテープを貼るかセメントを塗っていく

kiyokazu6503さんの投稿
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テープを貼るか、セメントを塗っていくわけですね。まずはテープの貼り方を見ていきましょう。

リムテープの貼り方

takegrandeさんの投稿
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テープはホイールに対応したバルブ穴以外の部分に貼っていきます。カバーシートがリムの外郭にかぶるように、やわらかく貼っていくのがコツです。

優しくゆっくりと貼っていこう

テープを突っ張らせて一気に貼ろうとすると、なかなかリムに装着できず、やきもきすることがありますので優しくゆっくりと貼っていきましょう。

リムセメントの塗り方

umeticaさんの投稿
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セメントを垂らしていくのですが、ホイールを回転させつつ作業していくと、手や服が汚れにくいのでおすすめです。

リム表面にまんべんなく塗っていこう

ぐるりと2周ほどセメントを垂らしたら、リム表面にまんべんなく広がるように塗っていきます。多めにセメントを垂らしてもはめた後でふき取れますので慣れないうちは大胆にセメントを使っていきましょう。

作業は汚れてもよい服で

出典: https://www.irasutoya.com

このときにスーパーなどのビニール袋を使うと作業しやすいです。汚れてもよい服に着替えてから作業してください。

チューブラータイヤの交換・取り付け方法⑤

いよいよチューブラータイヤを装着していく

masaaki.kinoshitaさんの投稿
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テープ貼るかセメントを塗ったのならいよいよタイヤを付けていきます。このときにバルブの位置を確認して、必ずバルブが垂直になるように注意しながら装着していきましょう。

まずは全体的にバランスよく

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ホイールを立てるように手で持ちながら均等にはめ込んでいきます。全体をバランスよくはめてから、指で押し込んでいくと作業しやすくおすすめです。

歪みとバルブの角度に要注意!

直線方向に歪みなく装着できているか、バルブは垂直に立っているかを注意しながらはめていきましょう。

チューブラータイヤを装着できたならエアを注入しよう

masaaki.kinoshitaさんの投稿
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リムに装着できたなら、空気入れでエアを注入していきます。まず、軽めに空気を入れて歪みがないかを再度確認してください。テープの場合には、このときにカバーシートを引き抜いておきましょう。一気に引き抜くと歪みの原因になりますので優しく引いてください。

乾燥させれば作業完了!

y.akrさんの投稿
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バルブ位置と歪みの補正が済んだのなら、空気を規定数値分だけ入れて1日以上、時間を置き作業は完了です。天候にも左右されますが3日程度、乾燥させれば大丈夫でしょう。テープやセメントによって乾燥時間は変わりますので、詳細を確認してベストな時間を確認してくださいね。

チューブラータイヤのおすすめメーカー

信頼性の高いおすすめのメーカー

出典: https://www.irasutoya.com

いろいろなメーカーがこの製品を販売していますがレーシング向けのものから一般使用に適したものまで、実にいろいろな製品が存在します。チューブラーを選ぶときにはメーカーから探すのがおすすめです。何といっても命に直結するパーツですので信頼の置けるメーカーのものを使用したいですよね。

国産にこだわりたいなら「パナレーサー」がおすすめ

mattino394さんの投稿
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日本製にこだわりたいのであれば「パナレーサー」がおすすめです。レーシング使用に耐えられるシリーズのものから、一般使用に向いた低価格路線シリーズのものまで、幅広い製品を販売しています。

安定した品質

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もともと自転車の製品を長年作ってきたメーカーなので信頼性も高いです。品質に優れているため、「チューブラーに初めてさわる」という人におすすめします。

海外産のチューブラーはパンクしにくいと評判!

yukihidecazu913さんの投稿
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他にも、ドイツの「コンチネンタル」やイタリアの「ビットリア」などがたくさんのユーザーから好評価でおすすめです。私見では海外産のものは頑丈さを追求したものが多い印象があります。パンクに悩まされないサイクルライフを送りたい人は、海外のおすすめメーカーのものも視野に入れては?

チューブラータイヤのまとめ

タイヤの違いを理解してベストなタイヤ選びをしよう

panaracer_japanさんの投稿
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選択肢が多く値段も求めやすいものを選ぶか、それとも乗り心地や高速走行性を重視したものを選ぶか、それぞれのタイヤの違いを十分に理解してあなたにベストなものをチョイスしましょう。

自転車パーツについて知りたい方はこちらもチェック!

narisuke_910さんの投稿
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自転車パーツにはいろいろな種類のものがあります。パーツごとの違いを正確に理解できれば、さらに上の自転車ユーザーに!そのためのおすすめ記事をいくつかピックアップしておきましたので是非ご覧になってみてください。

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