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ベランダをウッドデッキに!自分で簡単にできる作り方と仕上げのコツを解説!

ウッドデッキに憧れはあるけど庭がないからといってあきらめていませんか?この記事ではベランダにウッドデッキをDIYする方法をいくつかご紹介しているのと、仕上げのコツを解説しています。ベランダでもDIYすれば自分だけのちょうどいいウッドデッキが手に入ります。
2020年8月27日
ロッキー
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この記事で紹介しているアイテム

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ベランダをウッドデッキにDIY!

マンションにもウッドデッキが自作できる

ウッドデッキと言えば庭のある一軒家で楽しむものというイメージがありますが、ベランダにもウッドデッキを自作することはできます。むしろベランダの方が土台がしっかりしているので自分で作るのに簡単な面もあります。ウッドデッキに憧れるけどマンションなどでをあきらめる前にDIYする方法を考えてみましょう。

ベランダウッドデッキならではのメリット

庭に面したウッドデッキでは開放感がありますが、その分ご近所さんの注目を集めやすいデメリットもあります。ベランダウッドデッキなら壁がありますから、外からの目線は気になりません。マンションの高い階ならなおさらみえませんし、見晴らしがいいということもベランダウッドデッキならではですね。またベランダでは洗濯物を干すだけという方でも殺風景なベランダを木目のやさしい風合いにすることができますよ。

ベランダウッドデッキのいいところ・悪いところ

ベランダウッドデッキのいいところ

ベランダウッドデッキのいいところとしてははリビングを広く使えることがありますね。ベランダウッドデッキの高さを室内の床材を同じ高さにすることでリビングが広く見えるという効果が得られます。またベランダウッドデッキでコーヒーを飲んだり、読書をしたりして過ごすことができますね。

ベランダウッドデッキの悪いところ

悪いところというよりは起こりうるトラブルとして掃除がしにくくなります、ウッドデッキの下にゴミがたまってベランダの排水がわるくなってしまうことがあります。またウッドデッキが大きすぎるとウッドデッキをどかして掃除することもできなくなってしまいます。後々掃除がしやすいような構造にしたり、取り外しやすい床材を選ぶことが大事です。

DIYする前に近隣への配慮も忘れずに

マンションならばお隣さんがいるはずですね、近隣の方への配慮が大事です。ウッドデッキの施工中は騒音が出るでしょうし、完成した後もゴミがたまったり虫が発生したりしないように気を付けましょう。ベランダは隣と続いているものなので、切りくずが飛んで行ったりすると迷惑になるかもしれません。トラブルにならないように十分配慮しておきましょう。

ベランダにウッドデッキをDIYするポイント

DIYする前に現状を知っておく

自分でウッドデッキを作るには設計も自分でしないといけませんね。そのためには現状をよく観察しましょう。基本はメジャーで測ります、ベランダはどんな広さなのか?壁の高さはどれぐらいか?部屋の床面までどれぐらい高さがあるか?くまなく測っておきましょう。

DIYしてどんなウッドデッキが欲しいか?

例えばベランダの景観をナチュラルな雰囲気にしたいならウッドデッキの床材は木材がいいでしょうし、ウッドデッキに椅子をおいてくつろぎたいなら重量に耐える必要があります。どんなウッドデッキを作るかはどんなことをしたいかを考えてみましょう。ウッドデッキの形が見えてきたら採寸したベランダに落とし込んでいきます、スペースの都合もありますからやりたいことと折り合いをつけて設計をしていきましょう。

ベランダウッドデッキDIYの仕上げのコツ

リビングと床の高さをそろえる

ウッドデッキはリビングの延長として使うことができ、外ではありますがリビングを拡張することができます。それはベランダでも同じです。リビングと同じように使うコツは床材の高さをリビングとそろえることです。高さが揃っていればリビングが広くなったように感じられます、逆に高さが揃っていないとすのこを敷くだけとあまり印象は変わりませんね。ウッドデッキを自作するときは床材の高さ調整してそろえることが大事です。

床材の向きをそろえる


リビングがフローリングならベランダのウッドデッキの床材も向きをそろえましょう。そうすることでリビングが延長されたように見え、抜け感がでて広く感じられますよ。リビングが続いているような感覚で気軽にウッドデッキにでることができますね。この方法はフローリングのように床材を付けるときのコツなので、タイルやパネルを敷くときには使えません。

必ず塗装する

なんとなく塗装が面倒ですぐにでも組み立ててしまいたい方もいると思いますが、塗装は必ず必要です。木材は塗装しないとすぐに腐ってしまいもろくなります、屋外で使うウッドデッキは特に痛みやすいです。木材を使う前には必ず屋外用の塗料で塗装します、好みの色に仕上げられるのは自作するときのいいところですね。木の色合いを残したいのであればクリア色の塗料を使えば木の風合いを残すことができます。

ベランダウッドデッキDIYの素材の選び方

天然木

天然木の魅力は何と言ってもその風合いにあります、木のやさしい木目は天然木にしか出せませんね。ベランダをナチュラルな雰囲気に仕上げたいなら天然木がおすすめです。天然木といっても特別なものではなく、ホームセンターで売っている木材で十分ですよ。天然木は加工がしやすいので、自分で好きな形のウッドデッキを作ることができます。

人工木

人工木とは木材を樹脂などで固めた素材です、ウッドデッキにもよく使われています。人工木のいいところは腐らないことです。腐らないことで定期的なメンテナンスもいりません。普段の掃除は必要ですが、基本的に設置したらずっと使えるのが人工木の魅力です。ただ人工木は加工がしにくく手に入りにくいのが欠点です。自分で好きな形を作りたい方にはあまり向きませんね。

ベランダウッドデッキDIYに準備する道具

メジャーなどの計測道具

まずメジャーは絶対に必要です、ベランダの現状を計測するのにも使いますし木材を切り出すのにも測らないとできません。また直角を測れる角尺があるとなおいいですね、直角や並行がそろっていると綺麗にみえます。こういった道具を使わずに現物で合わせて作ることもできますが、角や面がそろっていないとガタガタに見えて、いかにも素人が作ったような印象になってしまいますよ。自分で作るならばプロに頼んだのと同じぐらいの仕上がりを目指しましょう。

インパクトドライバー

木ねじを打ち込むの使います。木ねじは手で回していては作業に時間がかかってしまいますし、かなりの力がいるのでまず無理です。ウッドデッキを自分で作るならインパクトドライバーは用意しておきましょう、ホームセンターでレンタルすることもできますよ。先のビットを交換すれば穴あけにも使えるので、DIYをよくする方は買ってもいいですね。

ベランダウッドデッキの作り方①

ウッドデッキパネルでの作り方

タンスのゲン ウッドパネル 樹脂 27枚セット

出典:Amazon
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【1枚あたりのサイズ】 ・本体部分の実質寸法: (約)29.5cm×29.5cm×厚さ約2cm ・ジョイント部分まで含めた全寸法: (約)30.5cm×30.5cm×厚さ約2.5cm 【重量】1枚あたり約1kg /【耐荷重】1枚あたり約300kg /【素材】土台:ポリプロピレン 天板:人工木<WPC(木粉45%入り)> 【中国製】

ベランダにウッドパネルを敷くだけでウッドデッキにすることができます。施工としてはパネルやタイルをベランダに敷くだけなので簡単です、あまりDIYをしたことがない方でも敷くだけでウッドデッキが簡単にできます。またベランダの端の方や角などはパネルやタイルを切って調整することができます。このようにパネルやタイルならDIY初心者でも簡単に自作できますし、細かい計測や調整いらないのでおすすめです。

パネルで気を付けるところ

敷くだけで簡単なのがウッドデッキパネルやタイルのいいところですね、反面デメリットもあります。それはタイルの下と隙間ににゴミがたまりやすいことです。タイルの裏側はプラスチックで複雑な構造になっているのでここへゴミが溜まります。定期的に掃除をしないといけませんが、そのたびにパネルを分解しないといけないのが面倒ですね。

床材の高さが低い

ウッドデッキパネルやタイルは厚さがないのでウッドデッキに高さができません、ということはリビングの床材と高さを合わせられませんね。もし高さをあげようとするならば土台を自分で作りますが、それなら床材はパネルではなく木材ですべてやってしまった方が簡単ですし、設計に自由ができます。簡単に敷くことはできますが、敷いただけになりやすいのがウッドデッキパネルですね。

ベランダウッドデッキの作り方②

すのこを使った作り方


ウッドデッキ匠・すのこ

出典:Amazon
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サイズ:30cm×60cm×厚み4cm(デッキ部分の厚み25ミリ) 色:チーク 重量:約2.2kg/

ウッドパネルよりサイズが大きいのがすのこです、すのこもパネルやタイルと同じく敷くだけで完成します。ウッドデッキようのすのこを使えば木の風合いがあり、重厚感がありますね。すのこ選びには人が乗るものなので強度に気をつけてください。収納につかうような薄いものだと割れてしまいます、ウッドデッキは外で雨風にさらされて劣化もしやすいです。きちんとしたウッドデッキ用のすのこであれば強度も十分です。

サイズ合わせに工夫が必要

すのこはタイルやパネルに比べて大きいのでベランダへのサイズ合わせが難しくなっています。まずはベランダのサイズを測っておきましょう、隙間なく敷くためには最後にカットして調整する必要があります。カットする方向も床材に平行な向きでないといけませんね。敷くだけで簡単でもすこし融通が利かないのがすのこです、ベランダのサイズをよく確認しておきましょう。

ベランダウッドデッキの作り方③

木材で自作する作り方

木材でウッドデッキをDIYするにはすべて組み立てないといけませんが、サイズや高さが一番自由に調整できる方法でもあります。ベランダの上にウッドデッキの床材を敷くイメージでDIYできて、庭にウッドデッキを作るよりは簡単です。また自分で塗装すれば色も自由に選べるのもいいですね。自分でDIYしたウッドデッキは愛着がわき、構造が分かっているので手入れや修理が楽にできますよ。

床材を小さいパーツに分ける

ベランダウッドデッキの設計のコツとしては、ベランダ全体を一つのウッドデッキで覆ってしまうのではなく、小さいパーツに分けておくことです。こうすることで簡単に運べるようになり、掃除のときが特に簡単になります。全体を一つのウッドデッキにしてしまうと、持ち上げられなくなり掃除ができなくなってしまいます。小さいパーツに分けておけば後々のメンテナンスも簡単にできますよ。

材料が搬入できるか?

マンションではスペースが限られるので材料が搬入できるかどうかも確認しておきましょう。マンションの狭い階段やベランダの窓を材料が通らないと設置できません。木材はカットした状態で搬入したいので、ホームセンターのカットサービスや工作室でカットした状態で搬入しましょう。

木材の塗装

木材はカットしたら先に塗装しておきます、組み立てた後だと狭いところが塗りにくい上にマンションのベランダでは狭いですね。おすすめの塗料はキシラデコールという塗料で、屋外の木材用の塗料です。ホームセンターで手に入り、色の種類が豊富なので好みの色に仕上げられますよ。塗装は2回から3回に分けて塗り、よく乾かしておきましょう。

床材を固定する

マンションのベランダのウッドデッキは庭のウッドデッキの脚がないものを組み立てていきます、大きなすのこを作るイメージですね。床材の方向を決めたら床材と直角の方向に根太(ねだ)を置いていきます、根太は床材を支える需要な部材なので強度のある角材を選びましょう。根太の上に床材を乗せていきます。床材は厚いほど丈夫ですが、高さを考えながら調整しましょう。床材は並行と均等な隙間を保って張っていくのがきれいに見せるコツですよ。

勾配の調整

マンションのベランダは水が流れるように勾配が調整してあります、このうえにウッドデッキを設置するとウッドデッキ自体が斜めになってしまい、椅子をおいたりしてくつろげません。そこでウッドデッキを水平にするために高さを調整しないといけません。根太の厚さを変えて調整することもできますが難しいです、簡単な方法はゴム板を挟むことです。低い方ほど厚く薄めのゴム板で勾配を見ながら挟んでいきます、全体にまんべんなく配置するとうまくいきますよ。

ベランダウッドデッキの作り方~番外編~

木製パレットを使った作り方

木製組立パレット

出典:Amazon
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1000×1000×115mm

これは参考程度にですが、運送で使う木製パレットを使うという手もあります。木製パレットはほぼウッドデッキの形をしているので、置くだけでウッドデッキになります。手に入れるには買うか運送業の知り合いから譲ってもらうかしないといけません。DIY用の木製パレットなら自分で組み立てることもできるので、一度検討してみてはいかがでしょうか?

ベランダウッドデッキDIYの注意点

マンションの決まりごとを守る


ウッドデッキをDIYする前にマンションのルールに反していないかは必ず確認しておいてください。そもそもDIYしてはいけないルールや材料の搬入に関するルールがあるかもしれません。あくまでマンションのルールの中で自作をするように心がけましょう。また作業中の騒音やごみにも気を付けてくださいね。

定期定期なメンテナンスが必要

ウッドデッキは木材なので定期的にメンテナンスが必要です。塗装は最初に塗ったら終わりでなく定期的に塗り直してください、塗り直すことで塗料の防腐効果を維持することができます。また掃除はこまめにするようにしましょう。タイルでも木材でもデッキの下にゴミが溜まり、水が流れにくくなると劣化する速度が速くなってしまいます。掃除のときにいたんでいるところがないかチェックしておくことが大事です。

ベランダウッドデッキのDIY例①

全体にウッドパネルを敷く

ウッドパネルを敷き詰めたベランダです。互い違いにウッドパネルを並べることで市松模様の整ったデッキになっていますね。ウッドパネルは高さが低いので、マンションの窓からは少し低いですね。エアコンの室外機を上手くよけて設置されています。

ベランダウッドデッキのDIY例②

パネルと砂利をミックス

ウッドパネルやタイルは全体に敷き詰めないといけないことはありません、この例のようにわざと隙間を作って砂利を入れることもできます。マンションのベランダではあきらめていた庭も、このようにタイルと砂利を使って自作することができますね。

ベランダウッドデッキのDIY例③

木材でデッキを自作

木材でデッキを作ることでやさしい風合いのデッキになります。自作することで大きさや高さは自由に調整できますよ。このデッキは全体の色が揃っているのでまとまった印象ですね。壁にはすのこを流用していて、ここに植木鉢や小物を吊るすことができますね。

まとめ

マンションだからと言ってウッドデッキをあきらめることはありません。ウッドデッキを自作するというと難しいように聞こえますが、ベランダに設置するのは比較的簡単です。作り方はベランダに合った方法を選びましょう、できればサイズや高さが調整できてあとのメンテナンスがしやすいような作り方がいいですね。自作したデッキは愛着もあり、椅子を出してゆったり過ごすことができますよ。

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