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プロトレックのスマートウォッチの魅力とは?その機能や使い方含めてご紹介!

人気のプロトレックスマートウォッチの魅力について、機能や使い方、アプリや充電、気になる口コミ評価などについて分かりやすくまとめました。おすすめのプロトレックスマートウォッチもご紹介しています。プロトレックスマートウォッチを知らない方もぜひご一読ください。
2020年8月27日
小林ダリア
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

はじめに、プロトレックとは?

プロトレックとは、1994年からカシオが手掛けているアウトドアウォッチブランドの名称です。山岳愛好家たちが登山の際に必要な温度・気圧・高度・方位を手軽に計測できる道具が欲しいという声を受けて、1994年にその第一弾が作られました。それ以来フィールドワークを通じて何度も改良が繰り返され、ユーザーの使いやすさを考え現在の形へと進化を遂げてきました。

そのため過酷な自然環境下にも適応する耐環境性能を兼ね備え、現在は登山だけではなく、水辺のアウトドアスポーツでも使用できるモデルも登場し、幅広いラインナップを誇るアウトドアウォッチとなっています。日本でも登山家やプロクライマー、プロアングラー(釣り師)、気象予報士などに支持され、日々天候と向き合いながら過酷な屋外環境で活動する人たちを支える重要なアイテムとなっています。

また、キャンプや登山などのアウトドアを趣味にする人たちからもプロトレックは支持を受けています。特に豊富なラインナップの中にAndoroidWear2.0を搭載したスマートウォッチ『プロトレックスマート』が加わることにより、プロトレックという腕時計がより私たちの身近なものになりました。時計としての機能やプロトレックとしての堅牢性は保ちながら、スマホと同期することで様々な機能やアプリを手軽に使用できるようになったのです。今回はそんな『プロトレックスマート』についてご紹介していきたいと思います。

プロトレックスマートウォッチの魅力

はじめに、スマートウオッチというと聞きなれない方もいるかもしれませんが、わかりやすく言うと身に着けて持ち運びの出来る腕時計型コンピューターです。スマートウォッチの内部に、スマホやパソコンと同じ処理装置(CPU)を内蔵しているので、いろいろな機能やアプリを使うことができます。例えばプロトレックスマートだと、メールやSNSの通知・返信、予定の確認、通貨換算や言葉の意味を調べたり、天気やスポーツ・映画などの情報を調べたり、メモの作成などが行えます。
※メールやSNSの返信はiPhoneでは利用できません。(2018年10月現在)

もちろんプロトレックスマート以外にもスマートウォッチは多数存在しますが、その中でもプロトレックスマートがアウトドアに最も適している理由はというと、まず1つめは数々のフィールドワークを通じて改良されてきた耐環境性能(堅牢性・防水性)です。米国防総省の物資調達規格に準じた規格で作られていますから、水しぶきを浴びて画面が濡れたり、雪の中に落としてもビクともしません。
 

2つめは、スマホと接続していなくてもあらかじめプロトレックにダウンロードすることで精密なカラー地図を手元で見ることができ、そのほかにもコンパス・高度計・気圧計・日の出日の入り時刻を確認できることで自然環境の変化を素早く察知し安全に行動するための計画を立てやすいことです。刻一刻と変化する自然環境の中では何が起こるか分かりませんから、変化をいち早く察知できる機能は生死を分ける上で重要です。

3つめは自分のいる位置をより正確に知るために、3つの衛星から電波受信可能なGPS機能を搭載していることです。とくにカシオはプロトレックスマートのGPS機能開発に力をいれており、あらゆる状況下でもストレスなく使用できて、プロトレックスマートを見るだけでいつもそこに自分の正しい位置が表示されるようにという思いを込めてスピード感を重視してGPS機能の改良を重ねてきました。GPS機能はまさにプロトレックスマートの要です。

プロトレックスマートウォッチの機能や使い方

それでは、プロトレックスマートの魅力的な機能や使い方について紐解いていきたいと思います。

プロトレックスマートには魅力的な機能や使い方がたくさんありますが、その中でも最も特筆すべきは開発者も力を入れているGPS機能です。まずは、プロトレックスマートの要であるGPS機能について見ていきましょう。

プロトレックスマートウォッチのGPS機能

GPS機能とはご存知のように、衛星から受信した位置情報をもとに地図上に自分の現在地を表示する機能です。今となってはスマホが日常生活に浸透し、グーグルマップなどで日常的に地図を見る人も増えたため、目新しい機能ではなくなりましたが、プロトレックスマートはどんな場所や動きのなかでも、見るだけで素早く正確な位置情報が表示できるようGPS電波の受信感度・位置情報確認時の表示速度・プロトレックスマートのマップ上で現在地および移動の足跡を表示する際の精度の高さを追及して作られています。
 


また、電力消費が激しいGPSを安定的に動かすために、従来比1/4(カシオ調べ)の低消費電力GPSチップを採用し、無駄な動きをできるだけ減らし、効率的な電力管理を行うことで屋外活動での使用に十分な消費電力化を実現しています。

さらに、スマホの電源が入らない状況でも、先ほどご説明した低消費電力GPSがプロトレック本体に内蔵されているため、アメリカのGPS、ロシアのGLONASS、日本のみちびきの3つの衛星から安定した位置情報の受信が可能となっています。プロトレックスマートが受信した位置情報は、精密なフルカラー地図のうえに表示され、自分が今いる現在置をすばやく確認できます。世界各地の地図情報を提供するMapbox社との提携により、地図データのダウンロードが可能なため、オフライン状態でも地図を表示できて安心です。

そのほかにも地図上に思い出の場所を記録したり、自分が歩んだ足跡をマーカーで残したり、音声機能を使ってその時に感じたことなどをメモに残すことも可能なため、アウトドアのさまざまな思い出を追体験して楽しむことができます。また、あらかじめ予定や行き先をグーグルカレンダーに登録しておくことで、直近で3件の予定と行き先の地図を表示することが可能なため、アウトドアや旅行の予定をわくわくした気持ちで待つことができます。さらに気象情報アプリを使用すれば、天気に合わせて雨具や衣服の調整なども行えて便利です。

プロトレックスマートウォッチの魅力的な機能

プロトレックには5気圧防水の音声マイクが搭載されており、プロトレックに話しかけることで、手が使えない状態でも、メールやSNSを返信したり、天気やスポーツ映画などの情報を調べたり、通貨換算や言葉の意味を調べたり、予定の確認やメモの作成、リマインダーやアラームの設定などが可能です。「OK Google」と話しかければスマホのように音声検索もできますから、スマホを取り出せない状況でも知りたい情報をすぐに調べられて便利です。
※メールやSNSの返信はiPhoneは対応していません。(2018年10月現在)

また、プロトレックスマートがスマホと接続されていない状態でも、アラームの設定、ウォッチフェイス(時計の文字盤のデザイン)の変更、活動グラフの表示、気圧計・コンパス・高度計、時刻や日付の確認、ストップウォッチの使用、タイドグラフの表示、時計を機内モードに設定、時計で音楽を聴く、日の出日の入り時間の表示、歩数のカウントなどの機能は利用することができます。
※初期設定時にはスマートフォンが必要です。また音楽を楽しむ際には、Bluetoothヘッドセットの接続とあらかじめ音楽データのインストールが必要です。

つまりプロトレックスマートが1つあれば、多機能スマートウォッチとしてさまざまな機能が使えて、さらにランニングやフィットネス用アプリと連携すれば、日常生活の健康管理にも役立てることができるため、アウトドア・多機能・フィットネスと1つで3役こなすことが可能なのです。まさに、AndroidWear搭載のスマートウォッチの中でナンバーワンを目指すのにふさわしい腕時計といっても過言ではないでしょう。

プロトレックスマートウォッチの使いかた

プロトレックスマートの使い方は、Androidスマートフォンと似ています。カシオのホームページに初期設定の仕方が分かりやすく図解してあるマニュアルがありますので、そちらを参考になさってください。スマートフォンの初期設定に似ているので、スマホをお持ちで慣れている方なら短時間で初期設定が可能です。設定がおわれば、あとはスマートフォンと同じように画面の上で指を上下・左右の一定方向に滑らせたり、画面を軽くタッチすることで操作できます。

また、ボタンはわかりやすく3つとし、操作しやすいようすべて右側についています。先ほどご紹介した音声マイク機能は電源ボタンを長押しすることで使用できます。また、プロトレックスマートの公式ホームページでは手厚いサポートを行っており、スタートアップガイド・基本操作ガイドがいつでも見られて、マニュアルのダウンロードもできるので便利です。問い合わせ窓口も設置されているため、マニュアルだけで心配な場合は電話で質問することも可能ですから、プロトレックスマートウォッチが初めてでも、安心して使えます。

プロトレックスマートウォッチのアプリ

プロトレックスマートは多彩なアプリと連携してさまざまなアウトドアやアクティビティを楽しむことができます。そのなかでも、いくつかおすすめをご紹介したいと思います。まず1つめが、スマホの電波が届かない山のなかでも、現在地がわかるヤマップ(YAMAP)という登山者むけアプリです。アプリ上はもちろんのこと、ヤマップのウェブサイトから地図をパソコン上にダウンロードし印刷することで、紙の地図も利用できます。また、ルートや活動時間・距離、写真や感想などを共有したり、ユーザー間で情報交換もできて登山などの計画や準備にも役立つアプリで、口コミでも人気です。

2つめは、SkiTracksです。スキーやスノボーなどウインタースポーツに特化して作られたアプリで、ゲレンデの標高やスキーで滑りおりた際の最高速度、滑走距離や滑走数など1日の活動をモバイルデータを使用せずに記録することができます。また、一緒に滑る仲間や家族、友人などがプロトレックスマートを持っていれば、お互いの位置情報を地図上で確認することができるので、はぐれても安心です。世界中で利用可能な、ウィンタースポーツ用のアプリです。


3つめは、Fishbrain-釣り予報です。実際のキャッチデータからアルゴリズムに従い、自分の地域でどんな魚が釣れるか予報してくれます。何千、何万ものキャッチデータがインプットされているため、新しいキャッチの情報が増えるほど、予報の正確性も増します。アングラー同士の貴重な情報交換によって成り立っており、友人を集めて一緒にチームを組みバトルを行うなど結果を競う楽しみもあります。

※プロトレックスマートウォッチのアプリは一部、iPhone(IOS)に対応していないものがありますのでご使用まえにご確認ください。

プロトレックスマートウォッチの充電

プロトレックスマートの充電はマグネット式の充電ケーブルを本体に接続して行います。フル充電にかかる時間は常温(15℃~25℃)でおよそ2時間ほどです。プロトレックスマートのタッチ画面はモノクロとカラーを重ねた2層構造の液晶画面となっており、例えば地図やアプリなどを見る際はカラー、時刻のみ表示したい場合はモノクロと2つの液晶を使い分けることで、充電後の使用可能時間が変動します。

カラーのみで使用の場合約1日以上、カラーとモノクロを組み合わせて使用した場合約2.5日以上、AndroidWear2.0を起動した状態でモノクロに切り替えた場合約3.5日以上、AndroidWear2.0をオフにしてモノクロのみで使用した場合約1カ月以上の使用が可能となっています。

※AndroidWear2.0:スマートウォッチとスマートフォンを同期して、さまざなアプリや機能を使うために必要なソフトウェア

また、以前からマグネット式の充電ケーブルは防水性はあるものの、外れやすく充電がしにくいというユーザーの声があがっていたため、充電ケーブルを固定する専用フォルダーが手ごろな価格で発売されました。ネックであった充電のしにくさが解消されより使いやすくなりました。

プロトレックスマートウォッチの評価と口コミ

さて、ここまでプロトレックスマートの機能や使い方アプリや充電までご説明してきましたが、やはり気になるのが実際にプロトレックスマートを購入したユーザーの評価だと思いますので、Amazonの商品レビューやTwitterなどからいくつか見てみましょう。

スマホから操作できるのも魅力的ですし、その時の気分で文字盤が自由に変えられるのもいい感じです。グーグルの地図も表示できるので、時計を見ながらナビが出来るのも素晴らしい。

わざわざスマートフォンを取り出しさなくても手元で精細な地図が見れるのでとても便利です。アウトドアだけでなく仕事の出張や会議、車での移動などにも活用できそうです。

プロトレックスマートのGPSはさきほどもご説明しましたが、衛星3測位対応です。そのため、精度の高い位置情報をよりスピーディに表示することが可能です。いっぽうで多くのスマートフォンなどに使われているGPS機能(A-GPS)は、建物の影になると電波が受信できなかったり、位置測定に時間がかかるという弱点があります。GPS機能の精度が高くオフラインでマップも使用できるプロトレックスマートについて、登山を趣味とする人や山岳愛好家などの評価は高いようです。

「操作は至って簡単。APPボタンをワンプッシュするだけでアプリが起動し、すぐに自分の今いる場所が地図上に表示されます。時刻を確認する感覚で、場所が確認できるのが最大の特長ですね。」(岡田健) 「地図にはMapbox社の地図を使用しており、バリエーションも豊富。また、地図データをダウンロードして使えるため、スマートフォンの電波が入らない山の中でも利用可能。まさにアウトドアにうってつけの機能ですね。」(岡田佳代)

プロトレックスマートの開発者自らが筑波山に日帰りでトレッキングに行き、実際のフィールドワークからプロトレックの機能を最大限生かして楽しむ方法を公式ページの中で紹介しています。開発者自らが実際の山で使用した口コミや評価などをそれぞれのシーンごとに読めますので、トレッキングに興味のある方もそうでない方も一読する価値はあります。

プロトレックスマートウォッチの価格


さて気になるプロトレックスマートの価格ですが、公式サイトの発表ではWSD-F20のオレンジとブラックの価格は¥51,000+税、WSD-F20Xが¥56,000+税(2018年10月現在)となっています。WDS-F20とF20Xの価格がなぜ違うのかというと、機能や操作性はまったく同じですが、F20Xのほうは冬のゲレンデや雪山での使用を想定し、分厚いウェアの上からでも腕にプロトレックスマートを装着できるよう、バンドがつけ外し可能になっています。また、付け替え用のクロスバンドも装備されているため、利便性も高くなっています。

ただし、上記の価格は公式サイト発表の価格ですので、Amazonや楽天ではF20のオレンジ・ブラックは¥46,900~49,500前後の価格(2018年10月現在)で販売されているようです。

おすすめの最新プロトレックスマートウォッチ

ここまでプロトレックスマートの機能や使い方、アプリや充電、口コミや評価を通じてその魅力をご紹介してきました。プロトレックの中でもスマートウォッチという位置づけはまだ新しく、これからラインナップが増えて行くのを期待しますが、早くも来年の2019年1月にはプロトレックスマートWSD-F30が発売される予定です。気になる最新モデルについてご紹介しましょう。

プロトレックスマートF30がF20と大きく違うのはサイズ感です。F20の操作性はそのままに、有機ELディスプレイを採用し、パーツを小型化することで大幅なダウンサイジング、コンパクト化に成功しています。F20はゴツイ、大きいといった口コミや評価などもありましたが、今回発売されるF30は女性や腕の細い人でも長時間快適に使用できるフィット感を重視して作られています。軽量化されると耐久性などは落ちそうなものですが、米国防総省が制定する物資調達規格MIL-STD-810Gに準拠した規格で作られているため、耐環境性能(耐低温-10℃、5気圧防水)や丈夫さはF20と変わりません。
 

出典: https://wsd.casio.com/assets_v3/img/wsd-f30/lineup/photo_bu.jpg

衛星三測位対応 米国防総省制定MIL-STD-810Gに準拠 有機ELカラーディスプレイ採用 本体サイズ:縦約60.5×横53.8×厚さ14.9㎜ 重さ約83g(バンド込)充電時間3時間 バッテリ-寿命約1.5日(通常使用)

また、低消費電力GPS、オフラインでも使用できるカラーマップ、各種センサー(圧力・加速度・方位)はそのままに、F30からはOSがWearOSbyGoogleに変更となり、新たにカシオオリジナルアプリも加わることで、アプリの充実化も図られています。さらに、充電時間が常温で3時間になったことにより、F20では通常使用で約1日だった電池寿命が約1.5日とのびています。以前からユーザーの口コミや評価で、電池寿命について短いという声もあがっていましたので、ユーザーの声をきちんとすくい上げて生かしているところがうかがえます。

出典: https://wsd.casio.com/assets_v3/img/wsd-f30/lineup/photo_bk.jpg

衛星三測位対応 米国防総省制定MIL-STD-810Gに準拠 有機ELカラーディスプレイ採用 本体サイズ縦約60.5×横53.8×厚さ14.9㎜ 重さ約83g(バンド込)充電時間3時間 バッテリーの寿命約1.5日(通常使用)

今後もユーザーの口コミや評価に真摯に向き合い、改良を重ね、進化を続けるプロトレックから目が離せません。WSD-F30の公式動画も上記でご紹介していますのでぜひご覧ください。2019年1月発売予定です。(2018年10月現在)

最後に

今回はプロトレックスマートの機能と使い方も含めた魅力についてご紹介しました。四季のある日本では年間を通してさまざまなアウトドアを楽しむことのできます、めぐまれた自然環境の中でぜひプロトレックを通じてアウトドアの楽しみや可能性を少しでも広げて頂けたら幸いです。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。