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大瀬崎のダイビング情報!人気のダイビングショップや海況情報もご紹介!

日本一のダイビングスポットと呼ばれている大瀬崎のダイビング情報をご紹介しています。大瀬崎のおすすめのダイビングショップや、ダイビングスポットとなども詳しくご紹介しています。これからダイビングを始める人、すでにダイバーの人問わずにおすすめできる内容です。
2020年8月27日
のべじ
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大瀬崎とは

日本一のダイビングスポット

大瀬崎は静岡県沼津市にあるダイビングスポットです。年間約3万人ものダイバーが訪れる、日本一のダイビングスポットと呼ばれています。沖に突きだした岬と山に囲まれ、台風の時でも、どこかしらのポイントで潜れるとも言われています。都心から2時間程度の距離で、アクセスも良いため、都内からのダイビングツアーも盛んです。生物の情報や海況など、口コミが豊富なので、人気生物が出現ともなれば、多くのダイバーが集まります。また、大瀬神社や、神池など観光地としても有名で、ダイバー、観光客と多くの人々が集まる場所です。

大瀬崎へのアクセス

車でのアクセス

新東名高速の長泉沼津インターもしくは、東名高速沼津インターから1時間ほどの距離です。伊豆縦貫道を経て、海沿いの県道17号線を30分ほど進むと到着します。途中、細くてクネクネした道が続きますので、対向車とのすれ違いに注意して下さい。

新幹線・電車・バスでのアクセス

大瀬崎の現地の各ダイビングショップでは、駅からの送迎サービスを行っているところがほとんどです。お店により利用駅が違うので、注意して下さい。新幹線の場合は三島駅で下車します。そこから沼津駅へは東海道本線で1駅です。伊豆長岡駅の場合は、伊豆箱根鉄道で20分ほどで到着します。また、沼津駅南口からは、1日に2本、大瀬崎行きのバスが出ていますので、送迎サービスを利用しない場合は、こちらを利用しましょう。

船でのアクセス

夏期のみですが、沼津港から船でのアクセスも可能です。まず沼津駅からバスか徒歩、もしくは車で沼津港まで向かいます。沼津港からはおよそ1時間に1本の割合で、大瀬崎行きの定期船が出航しています。所要時間は30分ですので、海沿いの細い道に抵抗があるかたは、マイカーを沼津港に停めて、定期船を利用するのもいいですね。ただし、夏期のみの就航ですので、事前に情報をチェックしましょう。
 

大瀬崎のダイビングシーズン

春は徐々に水温が上がり、生き物たちも徐々に増えてくる時期です。春先は、季節風の影響で、深海魚との遭遇のチャンスがあります。過去にはチョウチンアンコウやリュウグウノツカイなどが出現し話題となりました。レアものが出現すると、SNSなどで瞬く間に口コミが広がりますのでこまめにチェックしましょう。また、毎年GW前後にはマンボウとの遭遇率が上がります。マンボウとの遭遇率は日本一とも言われていますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

水温は最高で28度前後と、1年で一番暖かくなる時期です。7月~8月は湾内の一部が海水浴の遊泳区域となるため注意しましょう。海水浴客の影響で、やや透明度が落ちてしまいますが、水温も気温も高くてリゾート気分で楽しむことができます。初夏にはアオリイカの産卵を見ることができ、真夏には回遊魚などの群れが多く、ダイナミックな光景を楽しむことのできる時期です。

透明度がよく、水温も高いため大瀬崎のベストシーズンで、ダイバーがとても多くなる季節です。南の海から南方系の魚たちが流れ着き、海の中も一番賑やかになります。レア物が出現した週末は、水中の生き物の前に大渋滞と言うことも。そのため、平日の方が人が少なくておすすめです。晩秋、水温が落ちてくるとマンボウの出現率が上がるので、中層にも注意して潜りましょう。


水温は最低で13℃と寒いですが、1年で一番透明度の良い季節です。運がよければ透明度が50mなんてことも!生き物はウミウシのベストシーズンで、1回のダイビングだけで20種類以上見られるでしょう。ツアーのお客さんも少なく、海も施設も貸し切り状態でのんびりできます。西風が強い日が多く、外海がクローズすることも多いため、事前に口コミなどを確認すると良いでしょう。

大瀬崎でのダイビング

現地のダイビングショップの利用

大瀬崎には15軒のダイビングショップが並んでいます。日本一のダイビングスポットと言われるだけあり、各お店のガイドさんも凄腕揃いです。毎日大瀬崎の海を潜っているガイドさん達なので、その時々の旬の生き物を見せてくれます。横の繋がりが強く、ガイドさんどうしの口コミによって、レアもの情報などすぐに回ってきます。お店によって、それぞれの特色がありますので、自分に合ったお店を選びましょう。

都市型ダイビングショップのツアー

都内など、街中にある都市型ショップのダイビングツアーを利用する方法もあります。ほとんどのショップはお店に集合して、大瀬崎までスタッフの運転で連れて行ってくれるので助かります。道中、他のお客さんとワイワイ楽しめるのも良いですね。都市型ショップは、大瀬崎はもちろん、他のダイビングスポットへのツアーも開催されるので、いつも同じインストラクターさんと潜りたいという方にはおすすめです。大瀬崎は海が穏やかなので、ライセンス講習にもよく使用されます。

セルフダイビング

大瀬崎は、都市型ショップのツアーでもなく、現地のガイドさんをつけずに仲間内だけで潜るセルフダイビングも盛んです。ライセンスを保有していることが条件ですが、現地のショップでタンクと施設だけを借りて潜ることができます。ツアーの場合、他のお客さんがいるため、なかなかリクエストなどがしづらいですが、セルフダイビングであれば、自由に潜ることができます。セルフダイビング専門のベテランダイバーも多く、生物や海中の様子などの口コミ情報の交換も盛んです。安全のため、潜水ルールや、天候や海況情報の確認を必ず現地のショップのスタッフの方に確認しましょう。

体験ダイビング

ダイビングのライセンスを持っていないと言う方も、体験ダイビングをすることが出来ます。現地のダイビングショップで申し込めば、目の前の海で潜ることができます。体験ダイビングの場合は、浅い場所でのダイビングになりますが、魚影の濃い大瀬崎なら浅い場所でも十分に楽しめます。体験ダイビングは、半日程度で終わるので、ダイビングの後に、大瀬神社や神池などの観光をするのもいいですね。

大瀬崎のおすすめダイビングショップ3選

①はごろもマリンサービス

大瀬崎で一番人気の現地ショップです。レアもの探しの上手い、凄腕のガイドさんがいます。セルフダイバーも多く利用するため、生物の情報が豊富です。湾内のちょうど真ん中に位置し、どのスポットにもアクセスしやすいのも良いですね。定期的にイベントが開催され、旬の魚介類や、お汁粉、汁物などのサービスがあり、ワイワイ楽しい雰囲気のお店です。

②大瀬館マリンサービス

大瀬崎の老舗の現地ショップです。駐車場から一番近く、アクセスが良いのが人気です。目の前に穏やかな湾内が広がるため、体験ダイビングや、ライセンス講習も盛んです。ホテルが併設されているため、泊まりがけのダイバーに人気があります。ホテルには富士山&オーシャンビューの露天風呂もあり、ダイビング後に楽しむことができます。また、プロの水中カメラマンが多く利用しているため、とっておきの話が聞けるかもしれません。伊豆長岡駅までの送迎サービスがあります。


③ダイビングハウス マンボウ

湾内の一番先端側に位置する現地ショップです。先端や外海へアクセスしやすく、人気があります。体験ダイビングやライセンス講習も盛んなサービスで、どのレベルのダイバーでも安心して利用できます。また、料理の美味しさが大瀬崎イチとの噂も。一流ホテルで腕を磨いた料理長がつくるランチは絶品です。食事にこだわる方にも、こちらのショップはおすすめです。三島駅からの送迎サービスも実施しています。

大瀬崎のおすすめポイント①

湾内

大瀬崎で一番のおすすめポイントは湾内です。大瀬岬と裏山に囲まれ、台風が直撃しない限り潜れると有名なポイントです。遠浅のビーチが続き、足場が良いので、初心者でもエントリーエキジットが簡単です。流れも弱く、すり鉢状で分りやすい地形も初心者にとって嬉しいです。穏やかなスポットのため、体験ダイビングや、ライセンス取得コースの開催も盛んです。

ナイトダイビングもできる!

湾内では、毎週水曜日と、土曜日はナイトダイビングもできます。すり鉢状の地形のため、万が一の時も浅場の方向が分りやすいので安心です。甲殻類や、夜行性の魚など、昼間には見られない生き物が続々と登場します。寝ている魚の姿が見られるのも楽しいですね。

ウミウシ天国

湾内は、全国からウミウシファンが訪れるほど、様々なウミウシが見れるスポットです。大瀬崎はもともとウミウシが多いダイビングスポットとして知られていますが、その中でも湾内は特別です。過去に発見されたウミウシは数百種類以上とも言われています。シーズンごとに見られるウミウシが違うので、各シーズン通いたくなってしまいます。

大瀬崎のおすすめポイント②

先端

土日祝日限定のポイントです。スポットまで距離があるので、機材を台車に乗せて移動するのがユニークです。大瀬神社の境内にあるため、参拝料として1人100円かかります。たいていの場合は、ショップのスタッフがまとめて支払ってくれるでしょう。エントリーする場所は、小さな石がゴロゴロしていて、場所によっては少し足場が悪いです。バディと肩を組み合ってフィンを履きましょう。岸から十数メートルの場所で、足が着く水深から急にストンと深くなっているので注意が必要です。

群れがすごい!

先端と言えば群れです。先端は適度な潮流があり、足が着く水深からとにかくすごい魚影です。視界が魚で覆い尽くされると言っても過言ではありません。比較的浅い場所では、ソラスズメダイやキンギョハナダイ、ベラの仲間が群れています。やや深場に行くと、サクラダイやナガハナダイが群れ、どの水深でもさまざまな魚種の群れが楽しめます。ボーッと水中に浮いているだけで楽しいスポットです。

大瀬崎イチの大物ポイント

潮通しのよい先端は、魚の群れが形成されると同時に、大型魚が回遊してくる場所でもあります。過去にはジンベエザメやマンタ、ハンマーヘッドシャークが出現したことも!時折頭上を確認して、大物との遭遇を逃さないようにしましょう。ただし、潮通しが良いため、時に激流になることもあります。ガイドやインストラクターの指示に従って、安全なダイビングを心がけましょう。

大瀬崎のおすすめポイント③


柵下

柵下は、外海の中で、一番先端側のポイントです。各現地ショップからは少し離れていますが、専用の台車に機材を載せて移動します。エントリーポイントは、ゴロタ石が並び、足場が悪く、フィンを履くのに苦労するかもしれません。バディやガイドの力を借りてフィンを履きましょう。外洋に面しているため、波の影響を受けやすく、クローズになりやすいです。時に、強い流れも発生しますので、現地のショップや引率のスタッフの指示に従って、無理のないダイビングをしましょう。

マンボウ遭遇率ナンバーワン!

大瀬崎は、シーズンになるとマンボウが見られるポイントとして有名です。その中でも、柵下がマンボウの遭遇率ナンバーワンのスポットです。柵下の水深25m付近には、ショートドロップオフと呼ばれる、潮通しのよい場所があります。ちょうどその当りがマンボウの通り道になり、シーズンになると、ダイバーが集まります。この場所は、時に激流になるため、中級者以上の方でないと訪れることができません。ぜひ、ライセンスのステップアップをしてチャレンジしてみて下さい。

サクラダイの乱舞

柵下のもう一つの名物が、サクラダイの乱舞です。ショートドロップオフの所には、サクラダイが数百匹集まり乱舞をしています。名前の通り、桜が舞うようなその姿は圧巻の光景です。この光景を見るために大瀬崎に通う人もいるほどです。こちらも、ぜひライセンスのステップアップをしてチャレンジしてみて下さい。

大瀬崎の海況情報

ベストシーズン到来!ジンベイザメも出現!?

9~10月は、水温が23~25℃と高く、透明度10~25m前後ときれいなため、1年の中でも一番賑わう季節です。南の海から南方系の死滅来遊魚が流れ着き、海の中はカラフルな魚で賑やかです。人気のカエルアンコウやニシキフウライウオ、ハゼの仲間などが多く見られるのも今の時期です。今年は、例年よりハタタテハゼやウミウシカクレエビが多いそうですよ。なんと、8月中旬にはジンベイザメが、9月中旬にはハンマーヘッドシャークが目撃されています。まだまだ水温が高い今の時期は大物も期待できますので、現地の口コミをしっかり確認しましょう。

マンボウシーズン間近です!

これから10月にかけては、マンボウのシーズンです。今年の秋はまだ出現していないですが、すこしずつ水温が下がってくるとチャンスも増えるでしょう。神出鬼没のマンボウですが、柵下と先端のポイントが遭遇率が高いので、ぜひリクエストしてみて下さい。第一号が目撃されれば、瞬く間に口コミが広がりますので、チェックしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?大瀬崎は、体験ダイビングからライセンス講習、ショップツアーと様々な形でダイバーに人気です。ポイントが豊かで、生き物も豊富で初心者からベテランダイバーまで各レベルのダイバーが楽しむことができます。SNS上で、生き物や海況の口コミも多く寄せられるスポットなので、事前に情報収集しやすいのもいいですね。これからダイビングを始める人も、すでにダイバーの方も、ぜひ1度大瀬崎の海に潜ってみて下さいね。