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倉庫をDIYで建てよう!自作小屋の基本知識や簡単にできる作り方を解説!

DIYで倉庫を建ててみましょう!特に決まりはありませんので、基本さえ押さえればそれほど難しくはありません。図面を描いて少しずつ進めていきましょう。倉庫の作り方が分かれば、他の物もいろいろと自作できるようになります。DIYの幅がぐんと広がります!

2019年10月30日更新

watamoco45
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目次

  1. DIYで倉庫を作りましょう!
  2. DIYで自作倉庫を建てる基礎知識1
  3. DIYで自作倉庫を建てる基礎知識2
  4. DIYで自作倉庫を建てる基礎知識3
  5. DIYでの倉庫の作り方1
  6. DIYでの倉庫の作り方2
  7. DIYでの倉庫の作り方3
  8. DIYでの倉庫の作り方4
  9. DIYでの倉庫の作り方5
  10. DIYでの倉庫の作り方6
  11. DIYでの倉庫の作り方7
  12. DIYでの倉庫の作り方8
  13. DIYでの倉庫の作り方9
  14. その他
  15. まとめ

DIYで倉庫を作りましょう!

倉庫あるいは小屋をDIYで作ると言うと、少し難しく感じるかもしれません。確かにいきなり小屋を作るのはさすがにハードルが高いと思いますが、ある程度DIYの経験があり、ちょっとした箱や棚などを作ったことがある方であれば、ステップアップのためにぜひ作ってみましょう!

これは薪小屋です。

DIYで自作倉庫を建てる基礎知識1

木造軸組工法という住宅建築工法は日本では古くから行われている工法で、ほぞ組などで柱を立て屋根までの骨組みをまず作ります。それに対してアメリカ生まれの住宅建築工法で、木造枠組壁工法というものがあります。これこそがツーバイフォー工法です。基礎、根太、1階床、1階壁、2階床、2階壁、小屋組、屋根の順に下から建てていきます。それぞれに一長一短があります。ただ、DIYで小屋を作るならツーバイフォー工法の方が圧倒的に作りやすいのです。

DIYで自作倉庫を建てる基礎知識2

ツーバイフォー材はすべて規格化された木材ですので図面も描きやすいですし、価格も安いので、DIYには最適です。小屋を作る場合、1畳ほどの大きさであれば、使用する材は38×89ミリのツーバイフォー材と19×89ミリのワンバイフォー材の2種類、12ミリ厚の構造用合板数枚で充分でしょう。もっと大きな倉庫などの場合は、土台の束柱には89×89ミリのフォーバイフォー材を使った方がいいでしょう。ただ少し割高になります。

DIYで自作倉庫を建てる基礎知識3

必要な道具としては、電動もしくは充電式ドリルドライバー、丸ノコ、手引きノコ、差し金、水準器、クランプ、あとはコーススレッドという木工用のビス90ミリと45ミリの2種類ぐらいです。スライド丸ノコがあればなおいいです。そしてドリルドライバーのビットと、下穴を開ける下穴ドリルが必要になります。

DIYでの倉庫の作り方1

図面

ちょっとした小屋や倉庫を建てるときはもちろん、箱や棚など、何を自作するにしても最初の図面が、スムーズに作業を進める上でかなり重要になってきます。何センチの材料が何本必要なのか、何センチ×何センチの板が何枚必要なのかがあらかじめ分かるので、材料の切り出し方を工夫すれば無駄をなくすこともできます。また、先に材料を切って塗装をしておくと後が楽ですし、仕上がりもきれいになります。

JW CAD

簡単な手書きの図面でもないよりはもちろんいいのですが、もう少し本格的に描いてみましょう。そこで、ここでは無料で高機能なCADソフトをご紹介します。jwcadで検索すればすぐ出てきます。本も出ているぐらいポピュラーなフリーの2次元cadソフトです。かなり高機能ですが、使いこなす必要はありません。線の引き方消し方だけ覚えれば簡単な図面が描けます。しかも正確な寸法で描くことができます。

最初の内は図面でなくてもちょっとした形を描くだけでもいいので、いろいろと使ってみましょう。ある程度慣れてきたら正確な寸法で図面を描いてみて、何度も描き直している内に普通に使えるようになってきます。図面を描く上でなくてはならないソフトになるでしょう。

DIYでの倉庫の作り方2

建てる場所の広さが基準になりますのでそれを元に図面を描きます。一番簡単なのは構造用合板1枚分の広さ91×182センチです。そのまま使えば直角も出てますし、切断する手間も省けます。

整地

建てる場所を決めたら、簡単でいいですがまずその場所を整地しなければなりません。草むしりをし、邪魔になりそうな石などあれば取り除いておきましょう。

基礎の基礎が大事

住宅建築で言うベタ基礎に対して、物置や小屋などは独立基礎という形にします。柱ごとに別々の基礎を設置するものです。

タンパー

半坪(約1畳)ほどの広さで建てるのであれば四隅を、束石を置くためにある程度突き固めることが必要です。そのための道具としてタンパーというものがあります。鉄板に棒が付いただけの簡単なもので、その棒を持って鉄板で地面を叩いて固めるものですが、あえて購入する必要はありません。短く切った丸太に棒を2本取り付けて、自作したり、物置ぐらいなら大き目の石で突き固めても大丈夫でしょう。しっかり突き固めるほどに強固な基礎になります。

捨てコン

四隅を突き固めたら、そこに捨てコンを打ちます。住宅建築でいう捨てコンとは多少意味合いが違って、この場合は束石の沈み込みとぐらつきを防ぐためのものです。セメント1対砂2の割合で混ぜ合わせたモルタルを使います。混ぜるときは水を少しずつ足していくことが重要です。用途にもよりますが、地面が固く締まっており重量がさほどかからない物置であれば、捨てコンは必ずしも必要ではありません。またセメントと砂の比率もだいたいで大丈夫です。

束石

独立基礎の束石としては、ホームセンターの石材コーナーにあるコンクリート製の立方体のものや台形のもの、また、羽子板付きといって、束柱にねじ止めするための金具が最初から取り付けられたものなどいろいろあります。捨てコンと同時作業で束石を置きます。モルタルが固まってからよりも同時に作業する方が、粘度があるので束石の水平を出しやすいです。ここでは他の束石との高さを合わせなくても大丈夫です。束石個々の水平だけは出しておきましょう。

この画像の束石は、ボイド管という固い段ボール製の筒に自分で練ったコンクリートを流し込んで作りました。

こちらが羽子板付きの束石です。コンクリート製で台形のもので、あらかじめ金具が付けられているものです。

なお、コンクリートブロックですが、本来縦に置き、中に鉄筋を通してコンクリートを入れ、積み重ねて塀を作るもので、倒した状態で基礎として使うにはやや強度的に不安ですし、束柱を固定するのも難しくなります。やはり、束石として販売されている物を使うか、枠を自作し、コンクリートを流し込んで作る方がよいでしょう。何を建てるにしても基礎はしっかりと強固に作るべきです。

防草シート

束石を置いたら雑草を防ぐための防草シートを敷きます。なくても大丈夫ですが、あった方がいいことは間違いありません。画像の深緑のシートが防草シートです。束石の部分をカットしてかぶせるように敷いてあります。

DIYでの倉庫の作り方3

水糸

ここで水糸を張ります。本来はもっと最初の段階で張るのですが、小さい倉庫レベルであれば逆に邪魔になりますし、この時点で張っても大きなずれは生じませんので大丈夫です。四つの角の少し外側の地面に、杭を打ち込みます。先端を尖らせた角材でいいです。地上に30センチぐらい出れば十分でしょう。

水平を張るにはビニールホースが便利

ここで、水糸を水平に張るための道具として、透明のビニールホースを使います。ホームセンターで計り売りされていますので、建てる地面の対角線より1メートル以上は長いホースを用意してください。四隅に立てた角材の1本を基準としてホースを固定し、ホースに水を入れます。水面の高さは常に一定ですので、他の角材にホースを当て、角材の水面の位置にそれぞれ印を付けていきます。あとはその位置に釘を打ち、水糸を引っ掛けて張れば完了です。

画像のように、透明のホースに水を入れ両端を持ち上げると、同じ高さになりますので、離れた位置でも水平に水糸を張ることができます。自作倉庫を建てる上での必需品です。中に水泡があると高さが変わりますので、水泡ができたら必ず抜きましょう。水泡が上に来るようにホースを持ち上げて誘導すれば簡単に抜くことができます。

束柱

12ミリの合板で型枠を自作し、コンクリートを流し込み作った束石にツーバイフォー材2本合わせで束柱にして、L字金具で固定しました。

束柱とは、根太を固定するための柱です。直接床を受けるのは根太になりますので、束柱自体は床とは接触しません。束石の高さを揃えなくてもよいのは、ここで束柱の長さを調整して高さを揃えるからです。ただ、ここも厳密に測る必要はなく、水糸の高さより約5ミリ低くなるようにカットすれば大丈夫です。ツーバイフォー材2本合わせたものでも大丈夫ですが、フォーバイフォー材を使うのが理想です。

束柱の両側に根太をビス留めした状態です。束柱の上端が根太より5ミリほど下がっているのが分かります。

羽子板付きの束石でなくても、あとからL字金具で固定することができます。束柱には容易にネジ留めできると思いますが、束石の方にネジ留めする場合はコンクリートドリルとコンクリート用のビスを使いましょう。専用のドリルとビスであれば簡単に穴開けとビス留めができます。

束柱を使わず直接柱でも大丈夫

ちょっとした物置程度の小屋であれば独立した束柱を使わず、物置の四隅の柱を直接束石に立てる方法でも大丈夫です。この場合は高さが揃うようにそれぞれの柱の材を正確に切断しましょう。ツーバイフォー材をL字にビス留めして柱にすると、強度も増して安定します。

ツーバイフォー材をL字に組んで柱にしました。

シンプソンツーバイフォー金具

ホームセンターにはツーバイフォー材用の金具がさまざまあります。中でもシンプソン金具は、ツーバイフォー材を切り欠きやほぞ加工など特別な加工は一切必要なく、コーナー部分をそのまま突き合わせで接合できる簡単で便利な金具です。

画像のグレーの金具がシンプソン金具です。いろいろな種類があります。

DIYでの倉庫の作り方4

束柱をそれぞれ水糸より少し低くなるようにカットしたら次は根太になります。この根太が直接床板を受けることになります。

根太は水平が命

下の画像の、縦の材が束柱、それにビス留めされているのが根太です。その上に乗っているのが床板になります。大きめの物置なので、根太にはツーバイシックス材を使いました。

ツーバイフォー

小さい小屋や物置であれば根太はツーバイフォーがいいでしょう。間隔を詰めればおそらくワンバイフォーでも大丈夫ですが、施工のしやすさを考えると、ツーバイフォーの方が簡単です。

水平

次は根太のツーバイフォー材を束柱に固定する作業になります。ここではクランプと水準器を使って確実に水平を出さなくてはいけません。

最初に水平に張った水糸に合わせて、束柱に根太のツーバイフォー材をクランプで挟んで両サイドとも固定します。材の上に水準器を置き、水平になるようにハンマー等で軽く叩きながら調整します。水平になったらビス留めします。最低2本はビス留めしてください。次は対面の根太を同じようにクランプで固定して、上に板を渡してその上に水準器を置き、対面同士の水平を出してビス留めします。

図のような順番で外側の根太を先に留め次に内側を留めます。このような作り方をすれば水平も出しやすく確実に4本の根太にしっかり床材が密着します。

DIYでの倉庫の作り方5

根太を固定したら次はその上に床材を張ります。一般住宅の場合は、根太の上に下地合板を張り、その上にフローリング材を張ります。小屋や物置の場合はそこまではしなくてもよいでしょう。ですが、決まりはありませんので下地さえ張れば後は自由です。

合板

画像の1階天井兼2階床の合板はOSB合板と呼ばれるものです。

12ミリ厚の構造用合板を床板の下地として張りますが、小屋や物置ではその下地をそのまま床材とします。ただ、水気には弱く長く使うとどうしても端の方からへたってきますので、張り替えることも考えて留めた方がよいでしょう。

ツーバイフォー

薪小屋の床板を、下地合板なしで直接ツーバイフォー材にしました。

DIYでの倉庫の作り方6

次は壁ですが、物置などでしたら、これにしなければいけないというものはありません。

ツーバイフォー材の壁

ツーバイフォー工法と呼ばれる住宅建築工法は、木造枠組壁工法とも呼ばれます。床までできたらその上でツーバイフォー材で枠組を作り、それを立ち上げて壁にします。日本家屋は柱で家を支えますが、ツーバイフォー住宅は壁で支えます。ですので、簡単とはいえしっかりと作らなくてはいけません。床までできた状態をプラットホームといい、その上で枠を作るのでプラットホーム工法とも呼ばれます。

ツーバイフォー住宅は図のようにツーバイフォー材で枠組を作ります。450ミリごとに柱を入れるのが基本です。ドア枠、窓枠などの上部には「まぐさ」と呼ばれる補強の部材を取り付け、下からツーバイフォー材で受ける構造にしますが、物置を建てる時には特にまぐさは必要ないでしょう。

構造用合板の壁

ツーバイフォー住宅を建てる場合、枠組には構造用合板を貼らなければなりません。建築基準法によって釘の種類や打つ数など細かく決められています。物置はその限りではありませんが、値段も安く強度もあり、作業も簡単という点で、やはり構造用合板を使うのがお勧めです。外側に塗料を塗れば耐久性も増します。

ポリカーボネート

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カーポートや薪小屋など、採光や通気性を考え、壁に板材を貼らない小屋もあります。その場合よく使われるのがポリカーボネートの波板です。塩ビの波板の方が値段は安いのですが、割れやすいというデメリットがあります。その点ポリカーボネートは非常に強度が高く、お勧めです。屋根材としてもよく使われます。

DIYでの倉庫の作り方7

次は屋根です。板材で作るものと、波板で作るものがあります。

屋根1

まずは板材の屋根です。画像の屋根は切り妻屋根と呼ばれる形です。三角形の小屋組を作り、棟木と梁を渡して作りますが、もっと簡単に作る方法としては片流れ屋根と呼ばれる形があります。これは一方向のみに傾斜をつける形です。

垂木

屋根の一番高い位置の棟木から低い位置の軒まで、縦方向に等間隔で渡します。屋根材を直接支える材木になります。これに関しては、ツーバイフォー材ではなくもっと細い角材が垂木用として売られています。

下地合板

一般住宅の屋根では施工されますが、屋根材が波板の場合は必要ありません。

ルーフィング

防水用のシートになります。下地合板の上、屋根材の下という位置関係になります。もちろん波板には必要ありません。

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屋根2

波板を使う屋根です。トタンやガルバリウムの他、塩ビ、ポリカーボネートなどがあります。

ポリカーボネートの屋根

簡易的な物置であればポリカーボネートの屋根がお勧めです。約60センチ×約180センチの波板が1枚1000円前後です。塩ビはもう少し安いですが割れやすいです。

波板ビス

波板を留めるためのビスです。画像のビスは、木の桟に留めるタイプのものです。ビスと曲線の傘とスポンジがセットになっています。

波板に穴を開ける専用のドリルです。手で回して簡単に穴を開けることができます。これとは別に電動ドリルドライバーに取り付けるビットタイプのものもあります。たくさん穴を開ける場合にはそちらの方がよいでしょう。

下の画像はビスではなく傘釘と呼ばれる、打ち込むタイプのものです。

波板専用のはさみです。

DIYでの倉庫の作り方8

塗装

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塗料に関してはまず屋外木部用のカテゴリの中から、強力な塗膜を作るタイプのものを選ぶのがよいでしょう。アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素の順に耐候性や耐用年数は上がりますが、その分値段も上がります。それほど難しく考えず、用途と値段で決めればよいでしょう。

DIYでの倉庫の作り方9

一式すべてセットになった小屋キットというものもあります。当然値段は高くなりますが、組み立て式なので簡単です。

その他

外壁材として、金属系と窯業系サイディングがあります。金属系はトタンやガルバリウムの波板などです。窯業系は主にセメントが材料のサイディングボードと呼ばれ、住宅の外壁にもよく使われます。作業としては金属系の方が簡単で、値段も安いです。約600ミリ×約1800ミリの大きさのトタンで1000円前後、ガルバリウムはそれより少し高いです。専用のはさみや専用の釘などが必要です。

アスファルトシングル

また、屋根材として下の画像のアスファルトシングルというものもあります。日本の瓦のようにアメリカでは一般的な屋根材です。専用の接着剤と釘で、下から上へと貼っていきます。

まとめ

どんなものを作るにしても特に決まりはありませんので、まずは図面を描いてイメージしてみてください。そうすると、ここはこうした方がいいとかこれではだめだとかというのが図面からでも分かることもあります。そうして何度も図面を描き直してから、必要な材料の寸法を出しましょう。自作には失敗はつきものです。ですが必ず次につながり、どんどん上達していきます。

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