ソト(SOTO) レギュレーターストーブ 【Amazon.co.jp 限定 モノトーン】ST-310 シングルバーナー キャンプ用 アウトドアコンパクト カセットガス用 ミニガスバーナー ガスストーブ バーナー 火力が強い ソロキャンプ ツーリング BBQ 登山 キャンプ用品 収納バッグ付き
新富士バーナーとは
ガスバーナーの会社
新富士バーナーは炎の総合メーカーとして主にガスバーナー類を制作している日本の会社です。取り扱っているバーナーの種類は幅広く、アウトドア用、DIY用、業務用、草焼き用などがあり身近なカセットコンロ、ガステーブルは作っていないのでアウトドアが好きな方や草焼きなどをしない方にはあまり有名ではない会社かもしれませんが日本品質の素晴らしいバーナーばかりでどのバーナーも国内外で評価が高い特徴があります。
全ては使い方が簡単なトーチから
新富士バーナーがアウトドアで使うガスバーナー、ランタンなどを作り始めたきっかけはポケトーチと呼ばれる使い捨てのライターを簡単にトーチに変える製品を作ったところから始まりました。メモリカードのアダプターのように使い捨てのライターを入れるだけの簡単な使い方で風に強く防風性があるトーチになるのでアウトドア分野で一躍有名になり、それから新富士バーナーはOutDoorGear専用のブランド「SOTO」を立ち上げます。
アウトドア向けブランド「SOTO」とは
バーナー会社のアウトドア用品
新富士バーナーのアウトドア用品のブランド名のことでバーナーだけではなく燻製に使うスモークウッド、スモークチップ、燻製器、カセットボンベを使うランタンなどもあります。制作しているのは新富士バーナーなので日本製でさらにパーツごとに機械任せではなく人の手で作られているため高品質です。近年はガスを使うだけではなくプラチナ触媒などの新しい技術を使ったランタンも発売していてこれからが楽しみなブランドになります。
レギュレーターストーブST-310
どのバーナーも日本製で高品質ですが、2008年に発売されたレギュレーターストーブST-310は新製品が発売されている現在でも人気がありキャンプや登山でも愛用されているSOTOを代表する製品の一つで、2008年頃は他にガス器具メーカーが作ったアウトドア用のシングルバーナーがなかったこともあり、SOTOブランドの知名度アップに貢献した製品です。
SOTOレギュレーターストーブとは
幅広く使えるバーナー
レギュレーターストーブST-310はSOTOの中では1番ベーシックなアウトドア用のガスボンベを使わない、カセットボンベを使用するバーナーです。簡単組立で使い方も容易なうえ、シリコンチューブなどを使用して改造することでさらに使い勝手よくなりマイクロレギュレーターを搭載しているため、山の上でも従来のガスバーナーと比べると低温状態でも安定した火力があるので、キャンプから登山まで幅広く使えいます。
コンパクトかつ組立簡単で火力も充分
登山でも持ち運びできるように収納時は非常にコンパクトになりますが、使用する時は簡単に組立できます。また火力も純正のガスボンベを使用すると2.9kW(2,500kcal/h)もあるので火力が強いとの口コミも多く評価が高いバーナーです。詳しくは後述しますが風防を取り付けたりとオプションパーツが豊富に発売されています。
SOTOレギュレーターストーブの魅力1
寒さに強い、場所を選ばない
前述したようにレギュレーターストーブST-310にはマイクロレギュレーターが搭載されているため従来のガスバーナーより寒い場所でも安定した燃焼が可能になっています。またマイクロレギュレーターは連続使用時にも有効に働き、ドロップダウンが起きにくくなり火力低下を防ぐこともできます。これにより寒さに弱いとされていたカセットガスを使うガスバーナーを比較的寒い場所でも使用できるようになりました。
ドロップダウンについて
ガスバーナーを連続で使用しているともともと液状のガスが気体になる時に周りの熱を奪う気化熱が発生して連続使用することでガス缶の温度が徐々に下がってきます。さらにガス缶の温度が下がることで、液状のガスが気体になりにくくなるので自然に火力が弱まってくる現象です。ツーバーナーでは対策ができるものが多いですがシングルバーナーでは改造しない限り対策ができないことが多く、使い方次第では火力を発揮することができなくなります。
SOTOレギュレーターストーブの魅力2
コンパクト、軽量
現在ではたくさんの種類のバーナーが発売されていて、レギュレーターストーブST-310よりもコンパクトで軽量なものもあります。一方カセットガスを使うレギュレーターストーブは収納サイズは140X70X高さ110ミリ、350グラムと他のバーナーと比べると少し大きいのですが、邪魔になる大きさではありません。改造する余地はありますが、ケースも付属しているので収納に便利で、軽いので持ち運びしやすくなっています。
使い勝手もよくなる
本体だけで350グラムですが、そこに風防やシリコンチューブなどを取り付けたり改造することで、バーナーとしては重たい部類になってきます。ただそのぶん使い勝手がよくなりより安全に、より簡単に使えるようになります。
SOTOレギュレーターストーブの魅力3
五徳が大きい
レギュレーターストーブST-310は収納サイズがコンパクトではありますが、他のバーナーより大きめの理由は五徳がしっかりとしている大型のためです。五徳が大きいことで得られるメリットは大きなクッカーを利用しても安定しているので料理を作る時に役立ちます。五徳の外径が13センチ、内径が4.7センチなので小さな物から大きな物まで使え、直径19センチまで使用可能です。ただし大きい鉄板など輻射熱の大きな物は使えないので注意しましょう。
オプションを活用
鉄板焼きではありませんが、オプションにはレギュレーターストーブ専用「溶岩プレートST-3102」があります。溶岩プレートにはボンベを輻射熱から守る専用の遮熱板もセットになっているため鉄板焼きはできませんが、遠赤外線効果で素材をおいしく焼くことが可能です。溶岩プレートは食材が焦げ付きにくく、遮熱板はステンレス製なので手入れもしやすくなっています。
SOTOレギュレーターストーブの魅力4
アウトドア用のガス缶不要
アウトドア用のガス缶（OD缶）ではなくカセットコンロで使うカセットボンベ（CB缶）なので普段はあまりキャンプや登山をしない人でも使いやすくなっています。OD缶はアウトドアでもガス器具が使えるように寒さに強くなっていますが、そのぶん容量が少なく価格も高めになっています。CB缶は安くてカセットコンロにも使うためコンビニなど身近な店で手に入るので初心者でも使いやすくどこでも買えるので便利です。
CB缶は互換性がある
基本的にメーカー純正のCB缶を使うことが大切です。そのためSOTOからもCB缶が2種類発売されていますが、CB缶を使うガス器具は震災をきっかけに規格が統一されたため、CB缶を使うガス器具はどれでも使えるように互換性があります。
SOTOレギュレーターストーブの組立方
五徳の組立
五徳がしっかりとしていて大きい割りにコンパクトに折りたためるのでOD缶を使うバーナーと比べると使う前に組立が必要になりますが組立自体は簡単です。まず最初に折り畳まれている遮熱板をボンベホルダーまで回転させます。次に4本ある五徳をロックがかかるまで展開していきしっかりとロックがかかったか必ず確認してください。この時ちゃんと組立できていないとクッカーを置いた時に危険です。
ボンベの取り付け
次にCB缶を取り付けになります。火力を調整する器具栓つまみが完全に閉じているか確認してから組立て行きます。ボンベホルダーとCB缶の凹凸を合わせてからボンベホルダーにCB缶を押し当てるようにしてからしっかりと差し込み、ボンベホルダーとCB缶の凹凸が真上に来るように右に回してボンベの取り付けは完了です。
収納方法
収納する時は組立方法と逆の手順になります。まず五徳が完全に冷えた確認してから五徳のロックを解除します。解除方法は五徳の付け根のフックになっている部分を少し持ち上げて外すだけです。一本ごとにロックを外して本体の側面に回すようにして収納していきます。組立方法と同じで慣れると簡単です。
SOTOレギュレーターストーブの使い方
使い方①：点火方法
レギュレーターストーブST-310の使い方は非常に簡単です。器具栓つまみを左に回してから点火スイッチを押すだけで点火します。気温、風の有無によっては1回で点火しない場合もありますが何度か点火スイッチを押して点火できないようであればライターやマッチを使って直接点火しましょう。ガス式のバーナーなので使い方はガステーブルやカセットコンロとあまり変わりません。
使い方②消火と注意
火力調節は器具栓つまみを回すことで調整できます。消火方法は器具栓つまみを右に回らなくなるまで回すだけです。使用上の注意としてはレギュレーターストーブST-310の五徳は転倒防止用の脚でもあるので使用中、消火直後は非常に熱くなっているので触れないようにしましょう。より安全に使うために五徳の脚の部分にシリコンチューブを使って改造することができます。ボンベを外す時も同じように五徳に気をつけて外すか冷えるまで待ちましょう。
SOTOレギュレーターストーブのバリエーション
シルバーの通常のレギュレーターストーブST-310
普通のレギュレーターストーブST-310の外見は金属特有シルバーです。五徳が大きいためシルバーで目立ちますが、おしゃれな女子キャンプなどをしたい場合はレギュレーターストーブに限らず金属のシルバーが見えているとおしゃれに見えない欠点があります。アルミテーブルなどのシルバーはマットなどを敷くことで隠すことができますが、レギュレーターストーブのシルバーは火を使う場所なので隠すことができないので注意です。
Amazon限定のレギュレーターストーブ
型番のST-310のままですが、シルバーではない特殊なレギュレーターストーブもあります。Amazon限定デザインとなっていてシルバーの五徳やバナー部分、遮熱板など目立つシルバーが黒色になっていて特殊なカラーリングのため少しだけ価格が高くなっています。他は通常のレギュレーターストーブと変更点はありませんが金属特有のシルバーが嫌いな方におすすめです。
ナチュラム限定のレギュレーターストーブ
SOTO レギュレーターストーブ【ナチュラム別注カラー】 ホワイト×ブラック ST-N310WH【あす楽対応】
Amazon限定デザインと似ていますが、本来はシルバーの遮熱板が白くなっています。ナチュラムはアウトドア用品専門の通販サイトです。
シリコンチューブを五徳に付けた時
火傷対策としてシリコンチューブを取り付けた場合は純正のシリコンチューブも黒色なのでシルバーのレギュレーターストーブと比べるとシリコンチューブが見にくくなる可能性があります。
SOTOレギュレーターストーブの改造ポイント1
五徳にシリコンチューブを取り付けよう
レギュレーターストーブはそのままでも当然使用することができますが、より安全に使えるようにするには五徳に触れても火傷しないように、五徳の脚の部分にシリコンチューブをつける改造をおすすめします。改造と言っても危険性があるわけではなく、シリコンチューブもオプションとして発売されていますが、純正以外のシリコンチューブも使用することができます。
自分で改造するメリット
シリコンチューブを自分で調達して改造するメリットとしてはシリコンチューブの好きな色を選べることと、厚さを選べることです。使用するシリコンチューブは内径が3ミリ～4ミリがちょうどいい大きさです。
取り付け方
シリコンチューブを取り付ける時は洗剤、植物油などをチューブ内に少しだけ垂らしてから脚にはめ込むだけです。
SOTOレギュレーターストーブの改造ポイント2
風防設置
レギュレーターストーブは風防がついていないため風に弱いので風防が必要になることも多くあります。そのためオプションとして純正の風防もあります。風防とは火に強く風を妨げる壁のようなものなので製菓用品を代用することで簡単に改造することができお得です。セルクルと呼ばれるムースなどを作るステンレス製の型がレギュレーターストーブの風防に役立ち、セルクルは100均で購入することができます。
風防としての使い方
組立たりすることなく、セルクルをバーナー部分に置くだけで風防になります。セルクルの直径は20ミリ程度のものが使いやすいです。また同じく100均で売られているクッキーの型抜きも風防になります。
SOTOレギュレーターストーブのオプション1
男前にするアシストセット
新富士バーナー(SOTO) レギュレーターストーブ専用アシストセット ST-3104CS キャンプ アウトドア シングルバーナー キャンプ用品 【送料無料】
レギュレーターストーブを男前にすると言われているのがアシストセットです。セット内容は点火スイッチを手元で押すことができるようになる点火アシストレバー、五徳の火傷防止、滑り止めに役立つシリコンチューブ、専用のポーチがついてきます。ポーチ以外は個別に売られていてポーチに関してはハードケースが個別に売られていますが、ケースは100均のハードケースを利用する方法もあります。
SOTOレギュレーターストーブのオプション2
純正の風防
ソト SOTO レギュレーターストーブ 専用ウインドスクリーン ST-3101 [バーナー ST-310]
セルクルを置くだけではなく、ちゃんと組立て使う純正の風防です。ただし純正の風防だとシリコンチューブを付けている状態では取り付けできなくなるので注意です。
SOTOレギュレーターストーブのまとめ
改造したりオプションを上手く使おう
そのままでも使えますがより安全に使うためにはオプションを上手く活用しなければいけません。そうなるとわりとガス式のシングルバーナーとしては高価になるので自作できる場所は自作することで費用を抑えることができます。ただし純正のパーツではないので、必ずしも安全とは言えないので注意して使うようにしましょう。セルクルの風防は置くだけなので風が強い日には注意して使わないと危険です。
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