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DIYで作る棚の作り方&取り付け方!簡単アイデアやおすすめグッズををご紹介!

DIYで棚を簡単に作るには、アイデアやグッズの活用がポイントになります。先に設計図を用意することも重要です。100均アイテムをはじめ、すのこや2×4材などを材料にできます。DIYによる棚の作り方や取り付け方、固定方法を解説していくので参考にしてください。
2020年8月27日
gauyorim
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棚DIYについて

ちょうどよい棚が欲しい

棚が必要になりお店で購入する場合、さまざまな収納家具の中から適したものを選びます。でもたくさんの種類があるにもかかわらず、ちょうどよい棚はなかなか見つからないものです。大きすぎたり小さすぎたりとサイズの問題や、収納量に使い勝手、見た目の好み、そして価格など、いろいろな条件に当てはまる棚を探すのは簡単ではありません。棚探しに疲れてしまうと妥協するかあきらめるかになってしまいます。それはよくないです。

自分に最適な棚をDIYで作る

自分に最適な棚が探しても見つからないなら、DIYをおすすめします。DIYとは自分で作るということです。市販の棚のように完成度の高い家具を作るのは難しいですが、作り方を知ったうえでアイデアとさまざまなグッズを活用すれば、初心者でも簡単に棚をDIYできます。今までまともに工作すらしたことがないという人でも、問題ありません。難しそうだからと避けてしまわず、気軽に工作を楽しんでみる感覚でチャレンジしてみましょう。

DIYで作る棚のメリット

DIYで作る棚は完成度こそあまり高められないものの、自分が求める条件に当てはまるものになるはずです。空いたスペースにぴったりとおさめたり、奥行きを広くし棚数を増やして収納量をアップさせたりと、用途に最適な棚を作り出せます。塗装や小物の飾り付けで、おしゃれに仕上げることも可能です。なにより市販の収納家具を買うよりも費用をおさえられます。道具がいる場合もありますが、安価な材料やグッズだけですむためです。

DIYの成果を自慢できる

DIYした棚のほとんどは実用的なので、生活が快適になります。でもそれだけではありません。自分で頑張ってDIYした棚は、作品として自慢する楽しみ方ができるようになるのです。家に人を招いた時はその棚を見せられますし、写真を撮りブログやSNSにアップして多くのユーザーに見てもらうことが可能です。いずれの場合も見た人から感想をもらえると、嬉しさに加えて自信につながります。楽しくてDIYが趣味になるかもしれません。

棚DIYは設計図が重要

先に設計図を作る

簡単におこなえる棚のDIYでも設計図は重要です。設計図を用意せずに作り始めると、思いつきで進めてしまい統一感がでなくなります。使えればよいという場合でも、ズレなどが発生してうまく取り付けられなかったり、ちゃんと固定できなかったりしかねません。設計図があればこういった事態を防げて、しかも迷わないことからスピーディーに作業を進められます。設計図作りは手間に感じますが、設計図はあった方が楽です。

正確なサイズを設計図に書く

まずは棚を設置または取り付ける場所のサイズを測りましょう。このサイズがアバウトだと、せっかく棚をDIYしても設置したり取り付けたりする場所に固定できません。正確なサイズを測ってください。そしてサイズを設計図に書き込み、それを見ながら必要なサイズの材料やグッズを調達し、DIYしていきます。2×4材などの木材を購入できるのはホームセンターです。サイズを伝えてカットしてくれるサービスがあるなら活用します。

設計図を作る簡単な手順

大がかりで本格的なDIYではない場合、設計図はサイズが正確であれば簡単な内容で大丈夫です。手順としては完成後の姿をイメージしてラフなイラストを書きます。付け加えたい機能や、仕上げたいデザインも盛り込んでください。測ったサイズを書き足して、具体的な姿になるよう修正していきます。簡単な棚の場合はここまでで十分ですが、ある程度手が込んている場合は、ひと通りできた後で分かりやすく清書するのがおすすめです。

棚DIYは実例を参考にする

どういった棚にすればよいか分からない

棚をDIYで作るにしても、どういった棚にするのかイメージがわかないうえに、作り方がまったく分からないことでしょう。今までDIYをしたことがないなら、なおさらです。頭の中だけで頑張ってイメージを作ろうとしても何も浮かんできません。ここでおこなうべき手順は、実例を参考にすることです。なるべく多くの実例を見て、どれが自分の条件にあてはまる棚に適しているのか探していきます。自分で作れそうかの判断もポイントです。

実例のアイデアと使用グッズをチェックする

実例を見てよい棚を見つけても、それを購入するわけではありません。あくまで参考にしてDIYで作るわけですから、そのことも考えてチェックする必要があります。確認するべきポイントは、アイデアや使っている素材とグッズです。簡単で便利なDIYアイテムほど、アイデアがほとんどの割合をしめます。そのアイデアにもとづいて、さまざまなグッズが使われているのです。ここをおさえれば、希望通りの棚を作れることでしょう。

実例から作り方を学ぶ

次項から、素敵なアイデアによるおすすめグッズを使った、棚DIYの実例をご紹介していきます。どれも簡単で実用的、それにおしゃれで費用のかからない方法です。DIY初心者でも簡単に作れる棚のため、実例を見ただけで作り方と取り付け方、固定方法などが分かります。実際に作るのも簡単です。参考にすれば、条件に当てはまる棚をDIYで作り出せることでしょう。いくつかのアイデアやグッズを組み合わせて作るのもおすすめです。

棚DIYのアイデアとグッズ①ブロック


ブロックを棚の脚にする

ブロックを棚の脚として利用できます。作り方は簡単で、ブロックを置いてその上へ天板をのせるだけです。ブロックは100均ショップで発砲スチロール製のものが販売されています。これは室内での利用におすすめで、軽くて扱いやすく、そのまま置いても床に傷を付けません。でもコンクリート製のブロックに比べてとても軽量なことから、安定性に欠けるというデメリットがあるので注意が必要です。

ブロックは積み重ねられる

棚の段数について1段では収納量が足りないという場合、ブロックを脚にした棚は積み重ねることで段数を増やせます。コンクリート製のブロックは、数段程度なら積み重ねるだけで大丈夫です。でも発砲スチロール製のブロックだと、軽くて安定しないため接着剤などで各段ごとを固定しないといけません。コンクリートと発砲スチロールのいずれも、安全性を考えてあまり段数を増やしすぎないようにしましょう。

棚DIYのアイデアとグッズ②レンガ

レンガを棚の脚にする

ブロックと同様にレンガを棚の脚に活用できます。レンガはブロックよりも小さい分、細かく調節することが可能です。一定間隔を空けながら配置して簡易的な棚にしたり、まとめて置いて安定感のある脚の棚を作ったりと、用途に応じた棚へと簡単に仕上げられます。レンガも発砲スチロール製のものが100均ショップで販売されており、気軽に室内で使うのにおすすめです。

おしゃれな風合いをしたレンガ

レンガは風合いがおしゃれで温かみがあります。同じ雰囲気を持った木材との相性もよく、脚をレンガにして天板を木材にすると、深みのあるナチュラルさを表現可能です。清潔感のある古びたレンガと、オイルやワックスで塗装をほどこした木材を組み合わせれば、高級なアンティーク調の棚になります。発泡スチロール製のレンガなら、塗装することで希望の見た目に仕上げられるでしょう。

棚DIYのアイデアとグッズ③イーゼル

イーゼルに棚板を加える

イーゼルは絵を描く時に使われるグッズで、カンバスをのせる台のようなものです。もともとが台のため自立していることから、棚板を加えるだけで棚がDIYできます。大きなカンバス用のイーゼルでなければ、細身の木材で作られていることが多いので、強度はあまり期待できません。購入する際に木材の丈夫さと固定の力具合を確認し、用途に適しているのか考える必要があります。

数段の棚にできるイーゼル

頑丈な作りのイーゼルなら、複数段の棚にしてもよいでしょう。作り方は、棚の置き場所となる台を木材で追加します。サイズを正確に測りカットした木材をネジで固定させてください。イーゼルと追加する木材は同じ色で塗装すると違和感が出ません。棚板を箱型にすることで、ななめに設置しても中身が落ちなくなります。ななめにすると収納物が簡単に確認でき、さらに取りやすくなるのでおすすめです。

棚DIYのアイデアとグッズ④カッティングボード

棚の材料にちょうどよいカッティングボード

カッティングボードとは、まな板のことです。木製のカッティングボードは、棚をDIYするための木材として活用できます。棚の両はしの壁にする使い方が多いです。まな板なので形状のイメージからして、キッチンによくあいます。キッチンはせまいにもかかわらず、物があふれる場所です。そのため上手な収納が欠かせません。空いているスペースを有効活用するために、フィットする収納棚をDIYしてみてください。

塗装で木材の美しさを引き出す

木製のカッティングボードを木材として使うなら、2×4材など他の木材と同様に塗装をほどこしましょう。塗装することで、木材の風合いや温かみといった本来の美しさを引き出せます。ただしオイルやワックスが最適です。ペンキのように表面へ膜を張る塗料の場合は、木材をおおってしまうため風合いなどが消えてしまいます。ですが目的によってはペンキの方がよい場合もありますので、用途に応じて塗料も使い分けてください。

棚DIYのアイデアとグッズ⑤棚受け

壁のどこへでも棚を取り付けられる棚受け

お部屋の中で壁面は広い面積をしめています。この壁面を収納スペースとして有効活用すると、収納量を大幅に増やすことが可能です。壁面への棚の取り付けで簡単なのは、棚受けというグッズを使う方法になります。棚受けを壁にネジで固定して、上に棚板をのせてさらに固定すれば完成です。2つ以上の棚板を使って1つの棚を作れます。棚板の間隔と棚板の長さしだいで、棚のサイズを決められるのです。

おしゃれな棚受けはたくさんある


棚受けは取り付けが簡単なことに加えて、種類が豊富なことも魅力の1つです。シンプルなデザインや、アンティーク調のアイアン製など、インテリアのテイストにあわせて選べます。サイズもさまざまで、用途に対応できる強度のものが見つかるはずです。デメリットとしてネジで固定するため、壁に直接取り付けた場合、穴が開いて傷をつけてしまいます。賃貸の人は気を付けないといけません。

棚DIYのアイデアとグッズ⑥ディッシュスタンド

棚板の位置を自由に変えられるディッシュスタンド

ディッシュスタンドは、お皿を立てて並べるためのスタンドです。角材に細長い円柱が複数本並び立ち、その円柱の間にお皿を立てます。本来は円柱が上を向く位置で使いますが、棚にする場合は円柱が手前に向かって横向きになる位置にしてください。その位置のまま2セット、同じ高さで平行に角材を壁へ取り付けます。そして円柱に棚板をのせればできあがりです。棚板をのせる円柱を変えることで、高さの位置を自由に変更できます。

ディッシュスタンドは段数を増やせる

ディッシュスタンドは100均ショップでも販売されています。それを含め小型のものは、お皿を立てるスタンド部分の数が少ないです。棚として使う場合に段数を増やしたいなら、その分のディッシュスタンドを追加してください。壁に取り付けているディッシュスタンドの上か下に増やせばよいだけです。追加して増やすと実際には分割されているので、収納物の重さの負担もそれぞれにかかるようになります。

棚DIYのアイデアとグッズ⑦塩ビパイプ

軽くて扱いやすい塩ビパイプで作る棚

塩ビパイプは配管資材ですが、軽くて扱いやすく丈夫なことからDIYの材料として最適です。この塩ビパイプを使って棚も簡単に作れます。塩ビパイプを棚受けフレームとして壁に取り付け、棚板をのせれば完成です。ネジでしっかりと固定させましょう。棚受けはジョイントパーツを使って何段でも増やせます。

塩ビパイプはおしゃれなDIY材料

DIYの材料として塩ビパイプの人気が高いのは、機能的な面だけでなく見た目の要素も大きいです。好き嫌いは分かれてしまいますが、かっこいい棚をDIYできます。塗装をほどこしてスチームパンクの世界観を表現したり、メタリックなペイントとサビ加工によってシャビーなアイアン風に仕上げることが可能です。

棚DIYのアイデアとグッズ⑧すのこ

すのこを組み合わせるだけで棚になる

よく使われるDIYの材料が100均ショップにあるすのこです。これは小型のため軽量で扱いやすく、木材を必要とするDIYに重宝します。大きなサイズのすのこを使う場合は、ホームセンターで販売されているものを選んでください。すのこは木材が柵状に並び、ゲタと呼ばれる別の木材で裏側からつなぎとめている構造です。ゲタ部分にすのこをのせてネジで固定すると、棚ができあがります。

すのこでシェルフ棚をDIYする

100均のすのこを使ってDIYした棚は、軽量なので壁掛けできます。ペイントをほどこして、おしゃれなシェルフ棚として使うのがおすすめです。壁への固定方法は棚受けを使います。すのこをそのまま材料にすると大きすぎて出っ張りが邪魔になるため、すのこをカットしてからシェルフ棚をDIYしましょう。カットなどの加工も簡単におこなえます。

すのこを解体して2×4材のような木材にする

すのこの完成品も木材として使えますが、解体して完全な木材として使う方法もおすすめです。2×4材などの木材を購入するほどではない場合など、すのこの木材は便利に活用できます。

棚DIYのアイデアとグッズ⑨木箱

木箱を立てれば棚になる

木製の箱は棚DIYにおいて、とても便利なグッズになります。なぜなら収納部分を手前に向けて、立たせるだけで棚になるからです。積み重ねて固定すれば複数段の棚になります。木製のグッズは塗装しだいで、いくらでもおしゃれになるものです。木箱も高級感のある棚に仕上げられます。

壁掛け飾り棚になる木箱


木箱を壁に取り付けて、小物などをディスプレイをするとおしゃれな飾り棚になります。木箱自体と収納物が軽いなら、ネジどめだけの固定で問題ありません。多少でも重くなる場合は、棚受けで固定すると安心です。収納物に適したサイズの木箱を使いましょう。

棚DIYのアイデアとグッズ⑩2×4材とソーホースブラケット

2×4材とソーホースブラケットで2×4製の棚をDIY

ソーホースブラケットは2×4材とあわせて使うグッズです。差込口へ2×4材を入れてクギやネジで固定させます。ソーホースブラケットはクリップ状になっていて、2×4材とあわせた姿はまさに大きなクリップのようです。本来はこのクリップ部分へ木材をはさみ、木をカットする台として使います。棚受けとなる木材を取り付けて棚板をのせると棚としても活用可能です。

2×4材のサイズで2×4製棚の大きさを変えられる

ソーホースブラケットを使ってDIYする棚のサイズは、2×4材の長さによって変えられます。棚の段数は多い方がよいなら、長い2×4材を使って背丈を高くしましょう。

棚DIYのアイデアとグッズ⑪2×4材とディアウォール

2×4材とディアウォールで2×4材の柱を作る

ディアウォールも2×4材を使うグッズです。2×4材に装着し、天井と床へ突っ張らせて柱を作り出せます。その2×4材の柱に棚受けを取り付けられるのです。壁にネジで穴を開けたくない場合に、おすすめのグッズになります。

短い2×4材でせまい場所にも2×4材の棚を設置できる

2×4材を短くカットした柱にすれば、キッチンのコンロまわりなど、せまい場所にも棚を設置できるようになります。2×4材とディアウォールなら、ちょっとしたスペースも有効活用できるのです。

まとめ

DIYによる棚の作り方をご紹介してきました。アイデアとグッズを活かせば、希望の条件に当てはまる棚を簡単にDIYできます。どれも作り方や取り付け方、固定方法などは簡単です。費用も安くおさえられます。実例を参考にして、使い勝手のよいおしゃれな棚を作り出しましょう。そして上手にできたら人に見せていくことで、DIYの技術力がどんどん向上します。さらにひとつだけではなく、各場所に最適な棚を複数作るのもおすすめです。

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今回は棚DIYの簡単アイデアとおすすめグッズをご紹介しましたが、そのうち一部のグッズについてもっと詳しく知りたいという方は、下記のリンク記事を読んでみてください。