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ニンニクの効果・効能が凄い!疲労回復や免疫力回復に繋がる食べ方まで解説!

ニンニクの効果や効能、食べ方や品種について書きました。毎日摂りたい効果が沢山あるニンニクですが、食べ方によってはさらに効果が高まります。免疫力の向上から美容効果まである、そんなニンニクの効能を上手く摂取量して健康に暮らしましょう。
更新: 2021年12月23日
HI-D
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ニンニクの効果や効能、スタミナ源?

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ニンニクは非常に多くの効能があるので、古くからスタミナ源として利用されてきました。確かにニンニクの強い香りを感じると力が湧いてくる気がします。しかし、ニンニクはタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなど、通常に栄養素として語られる成分はそれほど多く含んでいません。

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ですが、疲労回復効果の高い成分や免疫力を高める効果を持つ成分を多く含んでいるため、どちらかと言うと薬のような効果を発揮してくれる食材です。

血流を良くしてくれるので運動時に体が動きやすくもなりますし、乳酸の蓄積を防いでくれるため、実質的にスタミナUP効果があると言えます。こういった成分は他にも多くの効果を発揮してくれるので、ニンニクはいくつもの効能を持つ体に良い健康食品として広く利用されてきたのでしょう。

ニンニクの効果や効能、ビタミンB1との相性がよい

ビタミンB1は体に良い成分として知られていますが、不足すると疲労がなかなか回復しなかったり、食欲不振になったり脚気の原因になったりするので、人体にとって必要不可欠な成分です。

そんなビタミンB1の吸収率を上げてくれる効果があるのが、ニンニクの臭い成分であるアリシンです。アリシンはビタミンB1の吸収率を上げてくれる効果があるのが有名で、ニンニクに含まれるアリインがすりおろしたり加熱されることによって生まれる成分です。

ただし、他の成分に変化しやすい不安定なものなので、成分量で正しい効果を計ることはできません。ですが、アリシンが変化したアホエン、ジアリルトリスルフィド、メチルアリルトリスルフィドなどにも素晴らしい効果や効能が存在するので、ニンニクは非常に健康によいというのはあながち嘘ではありません。

ビタミンB1があることによってスタミナの回復力も向上するので、このアリシンという臭い成分もニンニクのスタミナ効果に貢献していると言えるでしょう。

ニンニクの効果や効能、最強の免疫向上効果

ニンニクは健康に良いというのは古くから言われている事です。健康的生活をするためには何よりもまず免疫力の向上が大切ですが、ニンニクには免疫力の向上を助ける成分がいくつも備わっています。

ジアリルトリスルフィドやアホエンはとても素晴らしい働きをする成分で、免疫力を高め、さらにガンの抑制効果もあるそうです。

身近な食材でガンの抑制効果まであるほどの効能がある食材はニンニクくらいしかないでしょう。アホエンには他にも血栓予防効果などがあり、脳卒中や心筋梗塞の予防に大きく貢献します。

メチルアリルトリスルフィドも同様に、血栓が肥大するのを防ぐため、多くの病気を予防します。このように体に良い成分が多いので、健康目的でニンニクを食べる人も増えているようです。

ニンニクの驚きの効能、ダイエット効果もある?

これまで様々なニンニクの効果や効能についてお話ししてまいりましたが、ニンニクにはなんとダイエット効果まであるようです。体に良い健康食品としての効果以外にもダイエット効果がある成分それはアリアチミン。

アリアチミンは疲労回復効果や脚気の予防にもなる成分ですが、これを摂取すると体内でノルアドレナリンの分泌が活発化されます。

ノルアドレナリンが分泌されることにより、脂肪分解酵素の働きが活発になり、エネルギーの代謝がよくなります。つまり脂肪が分解されやすくなるためダイエット効果が生まれるということです。

しかし、このアリアチミンはニンニクには含まれておらず、ニンニクの臭い成分であるアリシンとビタミンB1が結合することにより生まれる成分です。ビタミンB1でも同様の効果がありますが、ノルアドレナリンの分泌量はアリアチミンのほうが高く、また水溶性のビタミンB1と異なりアリアチミンは脂溶性なため体内に長く留まることが可能です。


ニンニクの効能には美肌効果もある

先ほどのアリアチミンやビタミンB1には、健康効果以外にも皮膚の再生効果などの美肌効果も存在することは有名です。

さらに、ニンニクの臭い成分であるアリシンは活性酸素の除去効果もあるため、肌の老化を防ぐ働きをするほか、血流の改善効果もあるため、老廃物の除去効果や肌色の回復など様々な効能を発揮します。

ニンニクはスタミナ回復効果や免疫力の向上など体に良いだけでなく、ダイエット効果や美肌効果も期待できるスーパーフードなのです。

ニンニクの効能を活かす疲労回復効果のある食べ方

ニンニクの効能を活かす疲労回復効果のある食べ方を考える場合、アリアチミンやビタミンB1のことを考え、豚肉と合わせることが推奨されています。

例えば下味をつけソテーした豚肉に、醤油、砂糖、酢、すりおろしニンニクで作ったソースをかける食べ方が一番シンプルな食べ方ですが、それに加えて玄米ごはんを合わせるとさらにビタミンB1の含有率が高まる食べ方になります。

生ハムやベーコンをのせたサラダなどに、醤油、酢、砂糖、ニンニク、にんじん、タマネギ、オリーブオイルを合わせたドレッシングをかける食べ方もオススメです。しかし、その場合は食べ過ぎに注意が必要です。

ニンニクが生の状態になるため、刺激が強く、食べ過ぎると胃を痛めることになりかねません。上手にニンニクを毎日取り入れて疲労知らずの生活を送りたいものです。

ニンニクの効能を活かす免疫力向上効果がある料理

レストランではペペロンチーノがよく作られますが、これも免疫力の向上に役立ちます。具材にベーコンを使うことによりアリアチミンの生成やビタミンB1の吸収率向上にもなりますし、本来水溶性のアリシンが油に溶け込んでいるため吸収しやすいのです。

もちろんパスタなので食べすぎは肥満の元ですが、体に良い上にスタミナ源にもなるためスポーツ選手にはとてもよい料理かもしれませんね。

さらに疲労回復や疲労の蓄積も防いでくれます。つぎにアヒージョも良い料理です。具材によって栄養素が変わりますが、長ネギとサヤエンドウのアヒージョであれば、長ネギの免疫力の向上効果とサヤエンドウのビタミンB1も同時に摂取可能です。

さらに免疫力の向上以外にも、サヤエンドウにはアスパラギン酸が含まれるため、グリコーゲンの生成や乳酸の分解効果もあり、スタミナ効果もUPします。アンモニアの排出効果もあるので免疫力の低下も防げますし、長ネギとサヤエンドウのアヒージョは免疫力の向上に適しています。

ニンニクの効果や効能を毎日取り入れる工夫

ニンニクは優れた調味料でもあるため、毎日の食事に取り入れるのは比較的簡単です。最近ではスーパーマーケットで粉末も販売されているため、毎日利用しやすいです。ニンニクは卵と相性がよいため、毎日の卵かけご飯にニンニク粉末を少しかけてみるのも良いですし、野菜炒めや肉炒めなど、毎日作っても苦にならない料理にも使えます。

疲労回復効果や免疫力の向上にもニンニクは役立つので、毎日積極的にニンニクを食べると健康的な生活を送れること間違いなしですね。食べすぎると口がくさくなることもありますが、料理に使われている程度ではそれほど気にならないと思います。

ニンニクの効果や効能、食べすぎるとどうなる?


体に良い健康食品でもあるため毎日食べたい食材ですが、食べすぎは良くないと聞きます。実際にニンニクを食べすぎるとどうなるでしょう?スタミナ効果を期待する場合は無茶な食べ方をして食べすぎてしまうこともあるでしょうが、ニンニクは刺激物であるため、消化器系を痛める原因にもなってしまいます。

特に生のニンニクの場合は人により少量でも胃を痛める場合があります。また、ニンニクは殺菌効果が強いため、食べすぎると腸内の善玉菌まで殺してしまうので、肌荒れなどの原因になるでしょう。

とはいっても普通の常識的な摂取量であれば食べすぎることは滅多にないと思います。もしニンニクを食べた後に腹痛や便通の滞りなどがあった場合はニンニクの食べすぎが原因かもしれないので、しばらく控えると良いでしょう。

ニンニクの効果や効能を高める栽培方法

ニンニクは肥料を多く必要とする植物だとされる事が多いですが、本来肥料分の少ない土地に生える植物なのでそれほど肥料を必要としません。事実無肥料無農薬で栽培されたニンニクも多く、また在来種と呼ばれる古い品種もいくつか存在しています。

植物は必要な栄養素のそのほとんどを光合成や、自身の酵素によって生み出せる生物なので、環境さえ整っていれば肥料はいらないのかも知れませんね。ニンニクの効果を高める栽培方法の一つとして、砂利や砂などの鉱物由来の物質を多く含んでいる土を利用することです。

鉱物から染み出した微量元素がニンニクの健康を守り、細胞を丈夫にしてくれるため体に良いニンニクが収穫できます。毎日の日照りも重要です。ニンニクは太陽光が大好きな植物なので、日当たりの良い場所に植えてください。

他に挙げられる方法としては、害虫に葉を食べられたニンニクは免疫力を高めて成分が濃くなると言われているので、害虫を駆除しすぎないことも大切かもしれません。色々な種類のニンニクが存在するので、地域や食べ方によって栽培する品種を選ぶと良いでしょう。

ニンニクの効果や効能を毎日摂るならこういう品種

ニンニクの効果や効能を毎日摂るのであれば多片型のニンニクをオススメします。何故なら毎日利用しても一片が使い切りサイズなので使いやすいだけでなく、1日一片と決めて食べれば食べすぎる心配もありません。

ニンニクは体に良い食材なので上手に摂取出来るように努めましょう。多片型のニンニクであれば色々な食べ方もできるのでスタミナ食からサラダまで食べ方を工夫すれば毎日利用するのもたやすいと思います。

多片型のニンニク品種

多片型のニンニク品種で手に入りやすいものは島ニンニクなどで、一玉で12片ほどになります。島ニンニクは体に良い成分が濃いと言われているのでオススメです。

他にはフランスの高級ニンニクのアイユローズや、イタリアのチェルバーティ社のものなど、海外の最高級品種はほとんど多片型のニンニクなので味にこだわりのある方にもオススメです。

また、沖縄早生や遠州極早生などの品種は休眠がないため1年中栽培することができます。家庭菜園にいかがでしょうか。味も良いので食べすぎには注意が必要です。

ニンニクの効果や効能よりも味優先


味優先で品種を選ぶ場合は、やはり福地ホワイト六片などの六片ニンニクがダントツです。様々なニンニクを食べ比べしたことがありますが、ニンニクそのものを焼いて食べたときに、最もうま味が強かったものが福地ホワイト六片でした。ニンニクが主役になるような料理を作る場合にオススメです。

スタミナ効果のある豚串などにニンニクも挟んで焼くのがオススメです。この食べ方だとアリナーゼが失活してアリシンが生まれないので、ある程度の量を食べても食べすぎの心配は無いと思います。ただ体内に吸収された分はアリシンに変化するので、効能がなくなる心配はありません。

六片ニンニクの品種

福地ホワイト六片以外にも六片になるニンニクがあります。例えば富良野という品種で、福地ホワイト六片よりも辛味が強く、鱗片が褐色になる品種です。寒地型品種なので、寒い地域でも栽培することができますが、逆に温かい地域では栽培が難しいのが欠点です。

中国でも健康食品としてニンニクは人気なため中国産の六片種もありますが、これは国産よりも小型なものが多く香りが強いのが特徴です。福地ホワイト六片も寒地型品種ですが、以外と関東くらいの気温であれば栽培が上手くいったりもするので、適応力もあるのかもしれません。疲労回復用のサプリに使われる品種でもあります。

一片ニンニク

ニンニクにもタマネギのように分球しないタイプの品種があります。一片の大きさが大きくなるので、スライスしてニンニクフライにしたものを肉料理の付け合わせにしても美しいですし、辛味がマイルドなため、少量を細切りにして和牛やサーモンの握りの飾りにしても美味しく食べられます。

疲労回復効果も期待できるのでポテトフライと共にニンニクフライを提供するのも良いでしょう。スタミナ食として、薄くスライスしたものを肉とともに揚げ春巻きの具にするのも素晴らしいと思います。

体に良い食材なので形やサイズが違うだけで様々な料理に使い分けできるのもニンニクの良いところですね。一片ニンニクは皮の内側で分球しない代わりにノビルの様に皮の外側に分球して子株を残すので、その子株で増やします。

まとめ

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ニンニクは体に良い健康食品であり、万能な調味料でもあります。沢山の種類がありますが、栽培利用とともに多片型のニンニク品種をオススメします。遠州極早生は野生種に最も近いニンニクである嘉定ニンニクの選抜種なので、栽培しやすく、また風味も強いので特にオススメします。休眠がないため1年中栽培が可能です。

様々な食べ方が出来るのがニンニクの良いところですが、毎日食べるのであれば調味料としての利用が食べすぎの心配も無く良いかもしれませんね。暖地系と寒地系がありますが、暖地系には外皮がピンクや紫に染まるものが多いので選ぶ基準になります。失敗しないためにはお住まいの地域に合った品種を栽培して下さい。