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マグナキッド伝説とは?バイク板のお約束コピペを楽しもう!

バイク板ではお約束のコピペであるマグナキッド伝説、今回はそんなマグナキッド伝説ってなに?どんなお話?という方に向けてマグナキッド伝説についてご紹介したいと思います。いろいろ派生形があるお話ですが、わかりやすいように主要なお話をまとめてご紹介します。
更新: 2021年3月12日
みさお
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マグナキッド伝説とは?

マグナキッド伝説とは当時まだ2ch(2ちゃん)と呼ばれていた頃にバイク板と呼ばれる書き込みが人気のあった時代に流行った短いストーリーの名前で、マグナキッドと呼ばれるマグナ50を愛車とした愛すべきバカのお話のタイトルがマグナキッド伝説といいます。現在もマグナキッド伝説と調べるだけですぐ見ることが出来ます。

本筋の話から派生したお話までとても多くの数のマグナキッド伝説が存在していますが、今回は主要なお話をまとめてみました。

2chバイク板ではとても親しまれたお話

マグナ50がとても大好きな、バイクがとても大好きな人のお話、それがマグナキッド伝説です。マグナ50は原付なので自動車免許があれば誰でも乗れるバイクです。原付でありながらバイクとはなんなのかを楽しむことが出来るバイクです。

原付と言えばスクーターと言われますが、そんな中でクルーザータイプはとても人気です。

マグナ50ってどんなバイクなの?その1

マグナ50は名前だけ見るとマグナごじゅうと呼んでしまいがちですが、マグナフィフティーと読むのが正解のバイクです。そんなマグナは1995年に誕生したこれまでにホンダから販売されていたマグナの末っ子的一に当たるバイクです。

キャッチコピーとして「野生がある、プライドがある~」という物が使用されてきました。クルーザータイプの50ccバイクですが、速度としては60kmほどは出る、手軽に乗れるクルーザータイプとして人気を得たバイクです。

1995年から2007年まで発売された原付

マグナ50は4サイクルながらもとても頑丈なバイク、そして一番はクルーザータイプだ!ということです。50ccでありながらもクルーザータイプに乗れるバイクです。ホンダが開発、そして販売を行っているバイクで、とてもエンジンが強いバイクとして有名で、非常に壊れにくいバイクです。

マグナ50ってどんなバイクなの?その2

マグナ50に搭載されているエンジンは空冷50ccSOHC単気筒という、なんと郵便局でよく使われているカブと同じエンジンを積んでいますが、カブなどよりも出力が若干小さく設定されており、重量もクルーザータイプなので重くなっているためカブなどよりもスピードが遅いバイクと言われてきました。

ですが当時人気だったクルーザータイプのJAZZと比べると圧倒的に見た目がゴツく、その見た目を気に入った人たちからは神様のように崇拝されているバイクにまでなりました。

マグナ50の魅力

マグナ50は原付の免許があれば誰でも乗れるMTのバイクです。つまり何が言いたいかというと、とても敷居が低いMT車両なのです。車の免許があればすぐ乗れる、また高校生で原付の免許を持っていれば乗れるバイクとして、学生に非常に人気だったバイクです。

学生時代にマグナ50に乗り、バイクの楽しさを知ったバイク乗りも多いことで有名ですね。

マグナキッド伝説ってなに?どんなお話?

2ch、現在は5ch(2017年に変更され5ちゃんねるとなっています)で有名な高校生であるマグナキッド(仮称)がオフ会ツーリングに参加したら50ccバイクは行けないと断られるお話が元となり、続編などが作られるようになったお話です。

有名な台詞として「カワサキオヤジ臭ぇんだよ!○ね!」や「原付というかマグナ50っすけど」などが挙げられる。原付であるマグナ50ccで高速道路に乗り込んでみたり、峠道でNS-1(原付)と勝負してみたりと、様々な伝説級のお話がたくさんあります。

出典: http://www.bikebros.co.jp/catalog/1/168_1/#spec_top

いろいろなカラーのマグナが販売されています

バイクに乗っている人なら共感できる

マグナはバイク乗りが最初にであるバイクとして有名です。

マグナキッド伝説は、まだ若い人がマグナに乗り、このバイクはとても速いんだ!というのを子供心ながらに楽しみ、そしていろいろな事を通じて大人になり、大型のバイクに乗っていき、そして、かつての自分のような若者に出会い過去を思い出す、というお話です、バイク乗りとして共感できるお話ばかりです。

2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その1

話題のコピペまとめ:マグナ50を馬鹿にされたお話

マグナキッド伝説の始まりとも言えるお話を、まず一番最初にご紹介いたします。マグナ50をこよなく愛する主人公であるマグナキッド君(高校生)がとあるサイトでオフ会ツーリングに参加するべく、オフ会の集まりに向かいます。

ところが、そのオフ会ツーリングでとある出来事が起こります。このお話が始まり、つまり原点となっていまして、ここから様々なマグナキッド伝説が生まれていきます、そこまで長くないので、仕事の合間にでも本家の物を読んでみてはいかがでしょうか。


コピペ冒頭

日曜の朝、都内某所 バイク愛好家たちが集まる小さなサイトのツーリングオフが開かれようとしていた 集合時間10分前、既に来ているメンバーは7人 その輪の中へ、俺は愛車のマグナ50で乗り付けた 「おはよう!マグナキッドです!今日はよろしく!」 元気よく自己紹介する 「…あ、おはようございます」 「マグナキッドさんって高校生なんですよね?若いですね…」 なぜか皆の視線が泳いでいる

マグナキッド伝説の始まりのお話です。原付だと高速に乗れない事を知らなかったお話です。マグナ50はスクーターに比べても見た目が50ccには見えないので、こういったオフ会に参加したいとなる気持ちもわからなくは無いですね、所謂若気の至りというやつですね。

2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その2

話題のコピペまとめ:続編

さて、上記の「2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その1」では、始まりとなるお話、マグナキッド君の無知な部分、少し抜けた部分をお届けしました。確かに原付だからって愛車を原付原付って言われたくは無いですね。

そして名台詞の「カワサキオヤジ臭ぇんだよ!○ね!が出ました。さて、今回はなんと、前回からの続編になります。例のツーリング後にマグナキッド君が取った行動がとても面白いので、是非とも見てみてください。

コピペ冒頭

『うん。で、君のバイク…それ原付だよね?』 『高速道路に乗るんだけど…原付じゃ乗れないよね?』 『原付は高速道路を走っちゃダメなんだよ。それにそのスピードメーター見てごらん』 『高速道路は80~100km/hくらいで流れてるからね。君の原付じゃついて来れないよ(苦笑』 『マグナ君だね。当サイトのルール通り、君をアク禁にします』 ・・・・・・・!! 「うぅ…夢か…」 俺はあれからほぼ毎晩のように、あの日の悪夢にうなされている

まさか、オフ会に行けなかったことがネックとなり、マグナ50で高速道路に乗ってしまう、その精神がとてもすごいですね、子供心ながら、マグナは高速でも走れるんだ!と思ってしまったのでしょう、原付ではそもそも高速道路に乗る事は出来ないので、その観点からとてもばかばかしいお話ですが、マグナキッド君の気持ちも理解できますね。

2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その3

話題のコピペまとめ:親父編

「2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その2」ではなんと、マグナキッド君はとうとう、原付であるマグナ50で高速道路に乗ってしまいましたね。そこでは軽自動車を追い越して勝利に浸る場面がとても印象的でした。

軽自動車を抜けたからCBR600RRよりも速い!と思ってしまうところも可愛いですね。原付であるマグナ50がロクダボより速いと思ってしまうところは最高でした。その後の警察の部分も最高ですね。というわけで今回はマグナキッド君のお父さんのお話です。

コピペ冒頭

俺は今マグナ50を駆っている。 闇のなか、峠、俺は風になる。生まれ故郷へ向かって…。 それは唐突に起きたことだった。いつものように会社から帰宅する。 習慣になっている留守電の再生を始めた時だった。 母からの連絡だった。親父が過労で倒れ、危篤であるとのメッセージが残されていた。 すぐさま愛車であるマグナ50に飛び乗り故郷への長い道を走り始める。

マグナを送ってくれた親父さんの気持ちがとても痛いほどに感じられるお話でした。

「親父の野生とプライドを乗せて走り出した」という部分はホンダがマグナを発売するときにキャッチコピーとした文章を使っていることでマグナ乗りとしての気持ちと、親父への気持ちを詩的に表現していますね。とても感動的なお話です。

2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その4

話題のコピペまとめ:ハーレー編

「2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その3」でご紹介したお話はマグナ50に乗るに至ったお話から、親父さんの感動するお話でした。マグナ50を息子に買ってよこした親父さんの気持ちから、より一層マグナ50に乗っていこうというとても感動できるお話でした。

では今回はハーレー編ということで、過去にマグナ乗りとして味わった気持ちを思い出す出来事のお話です。昔こういうことがあったと共感できるお話です。

コピペ冒頭

ハーレーに跨って信号が青に変わるのを待つ俺は恥ずかしい過去を思い出す まだ大型どころか中免も持っていなかった20歳の頃… 車の免許を取ったのはいいが、当時学生だった俺に車を買う金はなく バイク屋で一目惚れしたマグナ50を乗り回していた クラッチ操作、ギアチェンジ、スロットルを回すと走りだす感覚 そして風を切って走る感動、全てが新しかった、50ccなのに立派な風格のマグナ50に俺は酔いしれていた。 街中で他のバイクを見かけては、隣に並んでメンチを切って空ぶかしした。 マグナ50に敵う奴なんかいないと信じていた


かつてマグナ50に乗っていた頃に出会ったスティード乗りに抱いた感情を、まさかハーレーに乗り出し、あの頃と同じようなシチュエーションに出会うなんて思ってもみなかったことでしょう。マグナに乗っていた若い頃を思い出すような、昔の自分を見ているような懐かしい気分にさせてくれるそんなお話でした。

2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その5

話題のコピペまとめ:旅情編

「2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その4」では、原付のマグナ50に乗っていた頃に大型のバイクと張り合っていた頃を、大きく成長した自分が逆の立場に立ってみて思い出すという、原付からバイクに乗っていた人にとっては共感できるお話だと思います。今回はとある悲しい出来事が起こった後の女性が、とあるマグナ50乗りと出会ったお話です。

感動秘話と言わんばかりに感動できるお話ですのでお楽しみください。

コピペ冒頭

最悪だ…、土砂降りなんて…。 私は、雨宿り出来そうな場所を探してバイクを走らせたが、 こんな山道じゃ期待できそうになかった。 あきらめかけた頃、道路わきに小さな屋根の建物が見えた。屋根付のバス停の様だ、あそこで雨宿りをしよう。 バス停の横にはバイクが1台、先客だろうか。 私は、バイクを停めて屋根の下に入った。

バイクでつながる出会いは別れもあれば、始まりもあるというお話でした。バイクを通じての出会いの話はどれも聞いていて感動できますね。そんな一期一会な出会いでマグナ乗りの方と出会うお話でした。

バイクに乗り続けていればいつかまた会える、とても詩的な良い表現ですね、物語も長くなく短くないのでとてもすっきりと読むことが出来る良いお話でした。

2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その6

話題のコピペまとめ:家族編

「2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その5」では、原付であるマグナ50乗りのお兄さんと、悲しい出来事があった後の女性のお話でしたが、よくよく見てみるととても感動できますね。

人間の出会いが原付バイクでつながっている、そんな出会いもあると言うことでした。今回は家族、世帯を持った原付のマグナ50乗りのお話です。バイク乗りが家族を持って、時間の無い中、それでもバイクに乗りたいという気持ちを作品にした物語です。

コピペ冒頭

「ちょっとコンビニに行ってくるよ」 ヘルメットを抱えて、妻に言った。 「あのバイクで行くの?」 「そうだよ」   妻は、あきれた、とでも言いそうな表情をして、台所に向き直り、夕飯の支度を続けた。 「すぐ戻ってくるから」 僕はヘルメットとグローブを持つと、ブーツを履いて家を出た。 愛車のマグナは50ccだ。 数あるマグナ中でも、気軽に乗れるところが気に入っている。 エンジンに火をいれると独特の排気音が住宅街に響く。 丁寧に暖気してから、僕はゆっくりと走り出した。

所帯を持つとバイクに乗れる時間がとても限られてくるものです、家族との時間や仕事の時間と、バイクを乗る時間を見つけるのも大変です。そんなバイク乗りのバイクに乗りたい気持ちを上手く表している素晴らしい物語です。

ついつい、あと少しとバイクに乗って走りたくなってしまう気持ちはとても共感できます。そんなバイク乗りなら誰でも共感できるお話でした。

2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その7

話題のコピペまとめ:NS-1編

「2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その6」では家族を持ったバイク乗りの気持ちを表した物語でした。バイクが大好きで家族を持った人であれば骨身にしみてよくわかる物語だと思います。

バイクに乗りたい気持ちを上手く表している面白いお話です。今回はマグナ50乗り視点ではなく、NS-1という原付乗りの視点で描いた物語です。なんとマグナキッド伝説のマグナキッド君とNS-1が峠の下りで勝負するお話です。

コピペ冒頭

俺は県内有数の進学高に通っている。 月日は矢の如く通り過ぎて、 楽しかった高校生活もあと一年になる。 「もう三年か~、なんも良いこと無かったなぁ」 と思いながら俺はクラス替えをした新しい三年のクラスに入った。 俺は黒板に貼ってある座席表をみて、自分の席に座ってクラスを見回した。 俺は目を疑った。 なんと前から気になっていたあの子がいた!! 廊下で見かけてから気になっていたのあの子だ ヘタレの俺には声をかけるチャンスなんかないと思っていたのだが・・・

NS-1に乗っている高校生のお話です、学生の若い頃ならNS-1のようなスポーツタイプのバイクに乗っているとスピードが原付にしては速いので、最速だと思ってしまうこともありがちです、そんなNS-1がマグナ50と勝負することになり、結果は事故を起こしてしまうのですが、なんともマグナに乗っていた人物がマグナキッド伝説のマグナキッド君だったのは予想外の展開でした。

2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その8

話題のコピペまとめ:バイク屋編


「2chで話題になったマグナキッド伝説のお話その7」では、NS-1とマグナキッド君がバトルする熱いお話でした。なんと最後にマグナキッド君だったことを明かしました。事故を起こしてしまったNS-1でしたが、バイク乗りとして速さを求めるのはとても共感できます。

さて、最後に紹介するマグナキッド伝説最後のお話は、マグナ50に惚れた学生のお話です、バイトしてマグナを買う!と決めた少年の物語です、バイク乗りなら誰もが共感できるので是非とも見てみてください。

コピペ冒頭

30年もバイク屋やってると、色んな客と出会うんだが 今でも印象に残ってるのは、マグナ50を買った高校生の少年だね あれはマグナ50が発売された頃だったかな うちの店にもマグナ50を置いたんだよ ハーレーやリッターマシンに乗ってるような大人たちは 見向きもしなかったんだけど、その少年だけは毎日、店の前からマグナ50を見てたんだ

マグナは原付の中でも見た目がかっこよく、カブと同じエンジンを積んでいることから、頑丈で走りやすいバイクとして学生に人気でした。そんなマグナに憧れ、バイトを頑張って、やっとマグナを買った少年の成長を記したお話でした。

最後のどんでん返しは笑ってしまいましたね。まさかの展開でしたが、バイクを知って成長していく物語としてとても共感できる部分から懐かしい!と思えるお話で、最後のオチはしっかりと笑わせてくれる素晴らしい物語でした。

マグナキッド伝説は愛されるべきバカのお話

愛すべきマグナ50のコピペまとめ

マグナ50は重くて、遅くいバイクと言われ、敬遠される方も多いバイクです、ですが、50ccとしてクルーザータイプに乗れるというところで、マグナキッド君みたいな熱烈な信者を生み出す、とても魅力的なバイクです。

そんなバイクに乗った、バイク乗りとして、自分のバイクは速いんだ!という子供ならではのプライドから、マグナ50が大好きな人のお話です。マグナで高速道路に乗ったりと、ハチャメチャな物語ですが、とても共感できるお話ばかりです。

2chで話題になったマグナキッド伝説の感想

原付バイクでは高速には乗れませんが…。

実際にマグナキッド伝説を呼んでみました。レビューしてみて感じた事はとても共感できる内容ばかりでした。さすがにマグナ50で高速道路に乗ったお話はとても笑ってしまいました。

ですが、原付を乗っていた当時のことを思い出し、懐かしい気分にも浸れました。原付で軽自動車を抜かしたりと、原付なのに速いアピールをしていたことなどなど、原付時代の思い出を数多く思い出せるとても感動的なお話だと感じました。

2chバイクコピペの代名詞マグナキッド伝説まとめ

さすがマグナキッド伝説

2ちゃんねる時代のバイク板で有名だったバイクの有名コピペであるマグナキッド伝説をご紹介しました。バカみたいなお話でも昔のことを思い出したりと、とても感動的になれるお話ばかりです。

原付に乗っていた学生時代があったり、バイクに乗っている方、乗っていない方でも楽しめる作品です、是非ともマグナキッド伝説を探して、いろいろなマグナキッド伝説を呼んでみてはいかがでしょうか。

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