刺身が美味しい「スマガツオ」とは?その特徴や食べ方、釣り方まで解説!のイメージ

刺身が美味しい「スマガツオ」とは?その特徴や食べ方、釣り方まで解説!

一般に「カツオ」の名前で知られているのは「ホンガツオ」です。今回ご紹介する「スマガツオ」は、ただのカツオとは全くの別物。旬のスマガツオは大トロを凌駕するとさえ言われるほど味のよい魚です。スマガツオの特徴や他のカツオとの見分け方、食べ方や釣り方まで解説します。

2018年06月02日更新

石倉
石倉
釣りやガーデニング、DIYや登山などをメインに初級者の方から上級者の方まで満足できるような記事作成を心がけています。幅広いテーマを扱い、他サイトにはない情報と印象に残る記事を提供していきたいです。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

目次

  1. 刺身が美味しい「スマガツオ」とは?
  2. 刺身が美味しい「スマガツオ」の生態
  3. 刺身が美味しい「スマガツオ」の特徴
  4. 刺身が美味しい「スマガツオ」の見分け方
  5. 刺身が美味しい「スマガツオ」の旬
  6. 刺身が美味しい「スマガツオ」の食べ方
  7. 刺身が美味しい「スマガツオ」のレシピ①
  8. 刺身が美味しい「スマガツオ」のレシピ②
  9. 刺身が美味しい「スマガツオ」のレシピ③
  10. 刺身が美味しい「スマガツオ」の釣り方
  11. 刺身が美味しい「スマガツオ」のまとめ

刺身が美味しい「スマガツオ」とは?

はじめに

kr_vivoさんの投稿
28753510 185619812046693 2278127997569466368 n

今や日本の寿司や刺身は国内だけにとどまらず、世界中で愛食される料理にまでなっています。結果、マグロの数が急激に減少を始めていますね。 そんな現状で、われわれ日本人が目を向けるべきはカツオです。そのなかでも特に美味しいと評判の魚がスマガツオ!このカツオは「全身が大トロ」と評されるほど脂がたっぷりのっているのが特徴です。

スズキ目サバ亜目サバ科スマ属

一般のカツオ(ホンガツオ)が「サバ科マグロ族カツオ属」という分類なのに対して、この魚は「サバ科スマ属」という独自の属目を持っており、体色もどちらかと言うとマグロやカツオよりもサバに近いものがあります。

名前の由来

sanfuji1500さんの投稿
25014132 158041588158749 935897752032772096 n

もともとはカツオの体色に現れているタテ縞模様に対して、横向きの縞模様が見られるカツオである本種は「ヨコシマガツオ」の意味を込めて「シマガツオ」と呼称されていました。これが年を経るごとに定着、および訛っていき、「スマガツオ」という名称へ変わったのです。

まるで大トロ!スマガツオをご紹介!

issei41dobe29さんの投稿
23733924 243262389555084 7810855145440280576 n

上記の画像は、旬のものを刺身にした一品です。ショウガや九条ネギなどを添えて食べられるこの料理は、まさに大トロ以上の脂と風味があることで知られ、多くのファンを生んでいます。今回は、この絶品の食材、スマガツオをご紹介しましょう!

刺身が美味しい「スマガツオ」の生態

スマガツオの形態

tamaki50sさんの投稿
29418016 1231094563693093 8193917287091142656 n

この魚のサイズは、成熟した個体で100センチ以上となかなかの大きさで、引きの強さから釣りの対象として人気があります。背びれの間隔が他のカツオよりも狭いことでも知られ、胸ビレもシャープで尖っています。背側の後半部分がサバのような不規則な横縞模様であることも特徴的です。

スマガツオの生息域

日本国内の分布として、太平洋側では神奈川県から鹿児島県の湾内。日本海側では兵庫県から九州地方で、沖縄諸島でも目撃されます。温暖な水域を好み、太平洋の他にもインド洋などの暖かい海域に広く生息している種類のものです。ただし、天然の個体数はそこまで多くはありません。

スマガツオの食性

他の魚を追いかけ捕食する食性をしており、セーリングなどのレジャー中にこの魚の捕食場面に遭遇することもあります。他にもイカなどの軟体類も好物として挙げられます。釣りの際には、カツオの釣り方として知られる一本釣りの他にルアーを利用して釣る方法もあります。

スマガツオの繁殖期

divernl54さんの投稿
18514069 1713866712240958 7350183606175662080 n

産卵の期間が長い種類のものとしても有名で、水温の環境にも左右されますが、長い場合では年の八ヶ月あまりを繁殖のための期間とします。主に夏場の水温が特に上昇する時期を狙って産卵を行います。マグロやカツオなどと比較してそこまで大きな群れを作らずに回遊している種類のものです。

刺身が美味しい「スマガツオ」の特徴

別名「ホシガツオ(星鰹)」

diningkaiseiさんの投稿
27576589 588989021448393 428249969313447936 n

背中側の模様以上にこの魚を特徴付けているところは腹部の斑点模様です。上記画像をご覧ください。胸ビレの下側、腹部にいくつか黒い斑点があるのを確認できますでしょうか。この斑点模様が、この魚とその他の種類のカツオを区別する際の重要な目印です。この特徴からこの魚は別名「星鰹」とも呼称されます。

ホシガツオ(星鰹)以外の別名

広く日本の各地域で漁獲される種類のものはいろいろな別名を持ちます。この魚も例に漏れず、名前が多いことで知られ、例えば、沖縄県では「マーガチュー」と、神奈川県では「エイトンボ」と呼称されます。 他によく知られている名称としては三重県や和歌山県の漁協で呼ばれている「ヤイト」という名前が有名で、この別名は腹部の斑点模様がまるでお灸(ヤイト)をした部分のように見えることに由来があります。

腹部の星で価格が変わる

marukin_suisanさんの投稿
25036890 885158718314120 1993931729580064768 n

この魚を釣り上げる際には、他の種類のカツオもよくハリにかかります。まず見るべき特徴は腹部に斑点模様があるかどうかです。魚市場では、腹部に斑点があるカツオは特に高値で取引されることで知られており、斑点がないカツオとの間でキロ数倍の価格差が付けられることも珍しくありません。

刺身が美味しい「スマガツオ」の見分け方

カツオの種類はたくさんあるが

seishomaru_captainさんの投稿
25025347 2022310864680307 945740524290048000 n

「カツオ」と一口に言っても今回ご紹介しているスマガツオはもちろん、一般的なカツオ(ホンガツオ)にハガツオ、ソウダガツオといろいろな種類が存在します。海釣りを趣味としている方でも、なかなか見分け方に苦慮するこれらの魚たちですが、実は特徴さえ掴めば区別は簡単です。 以下で各カツオの画像をまじえながら見分け方を解説しましょう。

カツオとの見分け方

gelnobu_endoさんの投稿
30085959 180842852541018 5396807478950232064 n

スマガツオとカツオ(ホンガツオ)との見分け方は比較的簡単です。カツオ(ホンガツオ)の場合には腹部に星のようは斑点模様がないのはもちろん、横向きに走る数本のラインを確認できます。上記画像にあるのがカツオ(ホンガツオ)です。どことなく顔つきもキリっとしているような気がしますね。

ハガツオとの見分け方

marukin_suisanさんの投稿
25005675 152238495420305 8113293462385721344 n

ハガツオとの見分け方は、背の模様にあります。ハガツオの場合はある程度均等な間隔を保った平行線が数本入っています。上記の画像にあるのがハガツオです。よく見比べると違いが分かることでしょう。

ソウダガツオとの見分け方

ikko.uoshuyaさんの投稿
25017647 2015634975361980 1589231345123459072 n

この画像にあるのがソウダガツオです。この魚はスマガツオとよく似た外見をしています。スマガツオと同じく背に不規則な模様を描いており、体が平たいヒラソウダと丸みを帯びたマルソウダの二種が存在します。両種の決定的な違いはやはり腹部の模様です。ソウダガツオの腹部に斑点模様はありません。この特徴さえ知っておけばすぐに見分けがつきますね。

スマガツオはカツオの王様

カツオにはさまざまな種類のものがありますが、この魚はそんなカツオのなかでもとびきり濃厚な脂をたくわえた、まさに「カツオの王様」です。例え旬の時期からはずれても、他のカツオと比較して全く見劣りしない芳醇な味わいは一度味わえばクセになる美味しさ!

刺身が美味しい「スマガツオ」の旬

旬の時期は秋から春

sesamitさんの投稿
29740758 565626943811877 6664039671284105216 n

旬の時期は長く、紅葉が色づく秋から、翌年の春まで続きます。冬の時期のこの魚は身が締まっていてとても絶品です。ただ、旬の時期に関わらず、味が安定している食材としても有名で、漁獲量も一年を通して時期による影響は少ないとされています。

スマガツオの身質

n.7iroさんの投稿
23099209 1729527857057330 717979929001590784 n

カツオというと、初ガツオはさっぱりと爽やかな味わいで、戻りガツオならば脂がたっぷりのった濃厚なものという評価が一般的ですが、この魚の場合は通年でよく脂がのっていることで知られ、身質も通常のカツオよりもマグロのトロに近いと言われています。

旬のスマガツオの味は?

この魚は内陸部ではまだあまり馴染みがない食材ですが、漁港に近い町などでは大変人気の食材です。この魚の味は、マグロのトロに近いものでありながら、カツオ特有の旨みもあり、一度口に運べばクセになることでしょう。

寿司ネタとしても極上の一品

shinnishi_makotoさんの投稿
27891558 153534585357610 3254127683151331328 n

この魚の身は、寿司ネタとしても大人気です。身の全体に編み込まれた脂がまるで本マグロの中トロのような上品な味わいを生み出します。酢飯との相性も抜群で、これを食べたら「もうマグロには戻れない」とすら言われるほどの極上の一品です。

養殖スマガツオも市場に出荷中!

hirotsugu_surfさんの投稿
15253245 694100760758749 1457629488429924352 n

和歌山県と愛媛県の研究機関がスマガツオの養殖技術を確立し、それぞれが市場にこの魚を出荷しています。和歌山県は「海の三ツ星」という名称のブランドで、愛媛県は「伊予の媛貴海(いよのひめたかみ)」という名称のブランドでそれぞれが競いながら販売をしており、味のほうも好評で大変人気があります。 これから先、さらに養殖技術が発展していけば、日本全国のスーパーなどでお手軽に購入できるようになるかもしれませんね。

刺身が美味しい「スマガツオ」の食べ方

料理の仕方はさまざま

atsuko_soiさんの投稿
15043506 1810933675841265 4828728020317503488 n

この魚の身は生のまま刺身や寿司ネタにしても美味しいですが、加熱調理にも向いています。大型のものほど身質がしっかりとしており、加熱しても身崩れを起こしにくいので「たたき」にすれば歯ごたえのある食感とジュワリと口のなかに広がる脂を楽しめることでしょう。 また、カツオの名に恥じぬ上質なダシが出るので煮込み料理にしても絶品です。

レシピを3選ご紹介

今回は、この食材を使用したレシピのなかから、ご家庭でもお手軽に調理できるおすすめのものを3選ピックアップしてご紹介します。是非、スマガツオ料理をご家庭の献立レパートリーに加えてください!

刺身が美味しい「スマガツオ」のレシピ①

スマガツオの竜田揚げ

hikita_kaitoさんの投稿
25016687 1872817486364693 8307199957216002048 n

竜田揚げというとサバを使用したレシピが有名ですが、カツオを素材として使っても美味しい料理ができます。下味を付けて片栗粉をまぶし、香ばしく揚げるだけ。お手軽に作れるのも嬉しいポイントですね。特にこの魚は脂に独特の甘みがあるので、カリッと揚げればより旨みが凝縮して美味しく仕上がりますよ!

動画でレシピをご紹介!

ポイントはしっかりと下味を付けることです。動画では隠し味としてカレー粉を使用していますね。カツオには独特の風味がありますのでご家族に苦手な方がいるのであればこのような工夫をしてもよいでしょう。 この魚は旬のものなら動画で使用しているカツオ(ホンガツオ)よりも臭みはずっと少ないので下記の材料のようにシンプルな味付けでも十分に美味しく食べられるでしょう。ご家庭に合わせた味を追求したいところですね!

材料 (2人分)
刺身用カツオ1さく
生姜 1かけ(30g程)
●醤油大さじ2
●みりん 大さじ1
●酒大さじ1
片栗粉 適宜
揚げ油 適宜
レモンお好みで

刺身が美味しい「スマガツオ」のレシピ②

スマガツオの角煮

nyanhouseさんの投稿
10004376 750656778328488 1526477765 n

ショウガの香りを加えて醤油でコトコトと煮込んだ角煮もおすすめ料理として欠かせない一品!身崩れを起こしにくいこの魚は煮込み料理との相性もよく、ダシが染み渡ったタレはそれだけでも白米がすすむほどの美味しさです。

動画でレシピをご紹介!

鮮度のよいものを使うのがベストですが、多少鮮度落ちしたものでも角煮ならば美味しく調理できます。ポイントは煮込む前に軽く塩をふっておき、その後でザルにあげて湯通しすること。これだけで魚特有の臭みを激減させられますので割引された魚などを利用する際には是非、試してみてください!

材料 (2人分)
スマ(カツオでもOK)2柵
生姜 3かけ
酒200cc
みりん 100cc
砂糖(サトウキビ)大さじ7
醤油100cc

刺身が美味しい「スマガツオ」のレシピ③

スマガツオのたたき

tmadgoさんの投稿
23498530 303401430154470 7859284105748283392 n

カツオの美味しい食べ方をご紹介する以上、このレシピをはずすことはできません。「たたき」は他の魚や肉でも活用される料理法ですが、やはりカツオを使ってこその「たたき」と言えましょう。この魚は炙ってもしっかりと身の形を保てるので「たたき」にしやすい食材です。

動画でレシピをご紹介!

動画では串に刺してからコンロで焼き上げる方法をご紹介していますが、身に塩をふりフライパンで軽く焼き目を付けてから氷水で冷やす「なんちゃってたたき」でも十分に美味しいですよ。スマガツオはカツオ(ホンガツオ)と比較して臭みがずっと少ないのでワラなどで焼かなくても絶品の味わいを楽しめます。 また、串は100均などで安く手に入るので串を刺す料理法にチャンレンジしてもよいでしょう。

材料 (3人分)
かつお刺身150g
新玉ねぎ1/2個=100g
にんにく 5かけ
青しそ10枚
■ <タレ>
酢大さじ1
しょうゆ大さじ1

刺身が美味しい「スマガツオ」の釣り方

釣り方はカツオと同じ

スマガツオは狙って釣るのが難しい魚です。食性などは通常のカツオとほぼ同じなので、狙う場合にはカツオの釣り方をそのまま活用して、釣り場を探っていきます。

釣り場情報

una_unagiさんの投稿
16123707 1783229272002850 5302004940703531008 n

この魚を狙う際には釣り場は、主に堤防や防波堤などの陸です。スマガツオは回遊する魚なので、場所と時期によってはそもそもこの魚自体がいない場合があります。おおよその目安では日本列島の太平洋側ならば8月から10月の時期であればこの魚を狙えるでしょう。

ショアジギング

スマガツオは主にイワシなどの小魚を好んで捕食する中型の魚です。そのため、ルアーはジグなどの小魚ライクのものを使用します。ショアジギングと呼ばれる釣り方で海中を探っていき、スマガツオを狙っていくわけです。 この魚が生息している水域ではヒラマサなどの他の高級魚も一緒に泳いでいることが多く、スマガツオと一緒に思わぬ大物がかかることもあります。下記リンクからショアジョギングの釣り方についての関連記事を参照できます。

Thumbショアジギングの始め方!基本のタックルと釣り方の3つのポイントをご紹介! | 暮らし~の[クラシーノ]
ショアジギングは、必要な各種タックルをそろえ、釣り方において特に重要なポイントを学べば、誰で...

刺身が美味しい「スマガツオ」のまとめ

旬のスマガツオ料理を食べてみよう!

ap.sp.newさんの投稿
15535542 864636923639385 8227971112118517760 n

マグロの数が激減している現状で、マグロに代わる美味しい食材を探求することは必然的な行動と言えましょう。スマガツオは一時期「幻の魚」とまで称されたほどの絶品の食材ですが、数年前から養殖産のものが市場へと出荷され始めたのを皮切りにどんどん知名度を上げています。 「本当にマグロ以上に美味しいの?」と疑問に思われた方は、是非その味を体験してみましょう!

他の美味しい魚について知りたい方はこちらもチェック!

kenjibigforestさんの投稿
11382597 411400255705856 2094587803 n

当サイト「暮らし~の」には他にも美味しい魚に関する情報が多数掲載されております。日本の東西で評価が二分している高級魚ベラについての記事と、一生に一度は味わうべき魚として知られる黒ムツの記事をピックアップしましたので、是非ご覧ください!

Thumb高級魚「ベラ(キュウセン)」とは?見た目以上に美味しい味と食べ方をご紹介! | 暮らし~の[クラシーノ]
観賞魚のようなカラフルな見た目のベラ。この魚はキュウセンという名前でも知られています。東日本...
Thumb高級魚「クロムツ」の気になる値段や食べ方は?刺身炙りが超美味い! | 暮らし~の[クラシーノ]
高級魚として有名なクロムツですが、お口にしたことはございますか?一生の間に一度は口にしておい...

関連するまとめ

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ