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スズキ「SV650」シリーズのインプレ&レビュー!2018新型モデルはどう?

スズキが製造するSV650というバイクがあります。発売されて久しいモデルですが、今回はそのSV650のインプレを中心として、2018年に発売されたスズキSV650の新型モデルについてもご紹介しています。ぜひ、ご覧になってSV650に乗ってみませんか。
2020年8月27日
Hobby Life
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スズキSV650の排気量について

スズキSV650の排気量は大排気量の大型バイクです。大型区分の二輪車とは401㏄以上の排気量を指しますので、大型二輪免許が必須です。中には2000㏄近い排気量のバイクもありますので、スズキSV650はバイク初心者でも扱いやすい排気量です。やはり、排気量が増えることで車重が増ていきます。大きなバイクですと400㎏を超えるバイクもありますが、スズキSV650は197㎏ですので、ビギナーや女性でも扱いやすいバイクと言えます。

スズキSV650の価格

2016年8月11日より発売されてきたスズキSV650の新車は、税込み価格で738,720円です。価格としても求めやすい金額の大型バイクですので、初めての大型バイクにも最適な価格と言えます。人気車種ですので、中古車でも格安価格で入手することは難しいでしょう。バイクの色は、ホワイト、レッド、ブラックの3色があるので、男女問わずに好みのモデルを入手することができます。

スズキSV650のエンジンはどんなスペック?

気になるスズキSV650のエンジンスペックですが、水冷90°V型2気筒のエンジンを積んでいます。水冷エンジンによって、ツーリングや夏の時期でも快適にライディングできるハイスペックのバイクです。排気量が650㏄ですので、エンジンは熱ダレを起こしにくいスペックのバイクですので、バイクライディング初心者でも快適に操作できる特徴があるハイスペックのバイクです。

スズキSV650のスペック

スズキSV650のメインスペックは、最高出力は56kW〈76.1PS〉 / 8,500rpmとなっており、最大トルクは64N・m〈6.5kgf・m〉 / 8,100rpmです。シートの高さが785mmで最低地上高が135mmですので、大型バイクとしては足つきがよいモデルと言えます。変速機形式の常時噛合式6段リターンを搭載していますので、シフトチェンジもしやすいバイクです。

スズキSV650のスタイル

昨今流行している、ロードスストリートスタイルのバイクです。そのため、レーサーレプリカ系フルカウルバイクのように前傾姿勢になり過ぎず、ストリートでも自然な位置でコントロールできるバイクです。林道や山道でのワインディングでもストリート同様に、楽しんでライディングできる本格派ストリートバイク仕様となっています。乗車ファッションもストリート系からツナギまで合わせやすいスタイルのバイクですので、柔軟なファッションを楽しめることも大きなポイントです。

スズキSV650は柔軟なストリートスタイル

ストリートスタイルのスズキSV650ですので、街乗りでもストレスを感じません。やはり、ストリートバイクならではの特徴で長時間乗っていても疲れにくい理由にハンドルポジションが挙げられます。バイクの操作性を左右するのはハンドルの形状です。日本人が平均的にストレスを感じないスタイルでハンドリングが行えるモデルですので、ブレーキ操作が多いストリート内や高速道路を使ったロングツーリングにも最適なスタイルをしています。

スズキSV650には種類がある!

19年前にSV650Sというモデルも別に発売しました。ただ、それら初期モデルは現在は販売終了しています。そして、2008年9月30日、同等スペックのエンジンを積んだ新型モデルのSFV650が発表され、2015年にネイキッドでABS機構も加えたSV650Aとしてフルモデルチェンジして、日本仕様車は2016年8月11日からSV650ABSというモデルとなって販売しています。

スズキSV650は微細にモデルチェンジする

同じモデルでも長い年月の中で、数種類にわたってモデルチェンジをしていく車種があります。今回、ご紹介するスズキSV650も同じようにモデルチェンジをしてきたバイクです。やはり、モデルチェンジをするには旧モデルからの微細な改善点を見つめ直してきています。そのため、一見様変わりしていないように見えて、微細なモデルチェンジを繰り返しながら、より最善なバイクへと変貌しています。

スズキSV650のインプレ①

SV650の足つき

足つきは決して悪くありません。アメリカンバイクや旧車レーサー系のような低車高やフルカウルではないにしろ、薄目のシートを搭載していますので、アンコ抜きをしなくても立ちごけなどの心配がありません。車重も200㎏ない比較的軽めのバイクですので、女性でも扱いやすいモデルです。また、低身長な方でもバイク用ブーツを着用することで足つきをさらによくすることができます。

スズキSV650のインプレ②


低回転での走行性

低回転時や低速での取り回しもしやすいバイクです。マニュアルバイク初心者でも、クラッチミートを感じやすいバイクですので、スロットルで容易に回転を合わせやすいバイクです。エンストする懸念がある場合でも、難なく発進することができますので、免許取得後に乗る場合でも乗りやすい傾向にあります。そのため、レビューとしてもよいことばかりが多いモデルと言えます。

スズキSV650のインプレ③

6速の特徴

フルカウルバイクのように、スズキSV650は6速のギアを搭載しています。一般的な下道ではトップギアを使わなくてもストレスのない走行が満喫できます。とくに信号が多い道路では、3~4速のギアでも十分な加速と回転域を堪能できます。そのため、エンジンパワーを最大限活用しない、ゆとりある気持ちでライディングできるバイクです。

スズキSV650のインプレ④

クラッチの強さ

大型バイクはクラッチの握力をより多く使用するモデルが多いです。そのため、初めてのマニュアルバイクですと左手の握力を頻繁に使います。これにより大型バイクビギナーは数時間乗車するとクラッチ操作にストレスを感じ始めてしまうケースもあります。ですが、スズキSV650は大型バイクでありながらも軽い操作性が特徴です。そのため女性でも快活にロングツーリングを満喫できます。

スズキSV650のインプレ⑤

SV650の振動

排気量が大きくなるとバイクは振動を感じる乗り物です。スズキSV650は大型バイクですが、排気量が650ccという比較的小さなストリートバイクバイクですので、排気量が大きなフルカウルバイクと似たような大きな振動を感じるバイクではありません。そのため、アイドリング時や走行中に不快な振動を感じることがないため、高速道路において、フル回転でも快活なライディングを実感できます。

スズキSV650Sのインプレとレビュー

カウル付きモデル・スズキSV650Sのインプレ

海外ストリートモデルとしても作られたSV650Sは、フルカウルモデルではないですが、走行性は高いモデルです。カウルがないバイクで走行中、速度による風圧はライダーの体力を奪ったり、体温を奪ったりする弊害があります。ですが、小さなカウル1つあるだけで、そうしたストレスを軽減することができますので、カウルの存在は高速走行でのフィーリングは格別で、風圧を気にせず回転を上げてライディングすることができます。フルカウルバイクではないにせよ、初めての高速ツーリングにもカウルの存在は助かることでしょう。次に、スズキSV650Sのレビューもご覧ください。

カウルが特徴のスズキSV650Sのレビュー

排気量以上に感じられるエキゾーストノートが魅力的なカウル付きモデルですので、ライディングのみならず、耳からもバイクを楽しめる醍醐味があります。フルカウルモデルとは異なった、小さなカウルとマッチした約45度にかち上がったアップスィープマフラーに先進的なスタイルを感じさせながらも、ストリートであるクラシカルな装いものカウルが付いたモダンバイクと言えます。また、ネイキッド系統のスタイルながらもフルカウル付きのレーシーな雰囲気もかもし出していますので、その日の気分でさまざまなファッションも楽しめる1台です。

スズキSV650ABSのインプレとレビュー


スズキSV650ABSのインプレ

エンジンが始動するまでセルモーターが回り続ける、イージースタートシステムによりエンジン始動できます。これまでは、エンジンが完全に始動するまでセルボタンを押していましたが、SV650ABSではワンプッシュするだけで安定した始動ができるシステムです。これはバイク初心者でもスムーズに発進できるシステムで、とくにのろのろした運転やUターン時などにエンストしにくい機構です。また、坂道発進や踏切一時停止からの発進もスムーズで、エンストというストレスを感じずに済むバイクです。次に、スズキSV650Sのレビューもご覧ください。

スズキSV650ABSのレビュー

排気ガス規制をクリアしているにも関わらず、前モデルよりも約3馬力ほどアップしたエンジンは低回転ではトルクフルに走行できます。スズキのVツイン650ccエンジンでも、低速のトルクに充分余裕のあるセッティングでしたが、SV650ABSでは、さらに低回転トルクが活用できます。丁寧にスロットルを開けることで、パワフル過ぎる発進加速も体験できます。インジェクションセッティングも低回転から高回転へ移行する際、連なるトルク感のまま高回転まで回ります。レッドゾーンの手前では高回転パワーが一層楽しく感じられるバイクです。

スズキSV650の2018年新型モデルはどう?

その後、さらなる進化をした新型モデルのスズキSV650が発売されます。2017年に行われた東京モーターショーにて、世界で初めての新型参考出品車として出展され、カフェレーサースタイルをほどこした新型カスタマイズモデルとなっています。エンジンをはじめ、どういった新型のモデルチェンジがされるのでしょうか。そのスペックや外装についてご紹介していきましょう。

新型SV650の正式名称

新型として製造されるモデルの正式名称は「SV650XABS」です。「X」という表記が新たに加わることで新モデルとして発売しています。今回のモデルでもABS機能は引き続き搭載されることとなり、新型モデルも今まで同様に快適なライディングを満喫できる仕様となっています。

スズキSV650XABSはいつ発売?

新型のスズキSV650は、はじめにヨーロッパでの販売をするという発表をメーカー側がしていました。その後、日本国内では1月26日、正式に発売開始となりました。発売後まだ3か月ほどですが、新しいモデルのスペックはどのような内容なのでしょうか。それでは、次項にてそのスペックをご覧いただきましょう。

新型スズキSV650XABSのスペック

スズキSV650XABSのスペックをご紹介していきます。全長2,140mm、全高1,090mm、ホイールベース1,445mm、シート高790mm、重量198kg、燃料タンク容量14L、最低地上高135mmというのが車体スペックです。エンジンはDOHC水冷V型二気筒、ボア×ストロークが81mm×62.6mm、圧縮比11.2:1、ギアが6速、馬力は56.0kw/76.1PS/8,500rpm、トルク64.0Nm/8,100rpm、燃費(WMTC)26.6km/Lというスペックとなっています。前モデルと比較すると大きなスペック変更はありませんが、微細に洗練された作りとなっています。

新型スズキSV650XABSのインプレ

新型スズキSV650XABSのカラー展開は、「トリトンブルーメタリック・パールグレッシャーホワイト」、「グラススパークルブラック」、「マットブラックメタリック」の計3色カラーが登場しています。このために、男女問わないで選択肢が広がりますので、お好みの1台が入手できることでしょう。バイクの色はライダーにとって重要なポイントです。そのため、永年乗車する愛車バイクのカラーリングの選択も楽しめる大型バイクです。

微細に変更しながらも最新鋭のSV650

最新のSV650XABSですが、イギリス仕様の車重は198kgですが、日本仕様は197kgと少し異なります。そして、ガソリンタンク容量は14リットルです。装備やスペック的な違いがないモデルチェンジということになります。ですが、新型としての微細なモデルチェンジはされており、少なからず性能が上がっていますのでSV系のバイクに興味ある方へはおすすめです。次に、スズキSV650XABSのレビューもご覧ください。

新型スズキSV650XABSのレビュー


レビューから見ても最高のSV650XABSの価格

SV650XABSの乗車感覚ですが、エンジンスペックに大きな差異がないので、トルク感やエンジン回転数の上下にも体感的に大きな違いは感じにくいです。ですが、国産車仕様には路面に合ったタイヤを履き、その上でストリートネイキッドスタイルも踏襲しながら、ガソリンタンクのロゴマークが「SUZUKI」に変わっています。そして、気になる価格ですが、前モデルと同等の税込み価格738,720円となっています。

新型スズキSV650XABSの燃費

ライダーにとって気になる燃費をご紹介します。結論から言いますと、平均燃費は約21㎞です。やはり、650㏄エンジンですので、一般的な大型バイクと比較しても多からず、少なからずといった最適な燃費です。1000㏄を超える大型バイクですと18㎞以下の燃費もありますので、大型バイクとしては非常によい適度な燃費と言えます。車重も軽く、ロングツーリングモデルでもありますので、1リットルあたり20㎞を超える燃費であれば申し分ありません。

燃費節約術

バイクにとって燃費の数値は走り方によって異なるものです。そのため、アイドリング状態が多い場合であれば、当然ながら燃費は悪くなってしまいます。また、高速道路であれば常にエンジンが回っていますので、回転数を適切に合わせながら走行することで大幅な燃費の節約につながります。その反面、市街地などの信号が多い道路での走行が多い場合では、どうしても燃費が悪くなる傾向にあります。やはり、信号の少ない道路での走行がよりよい燃費となります。

ABSとは?

SV650に搭載するABSとは、アンチロック・ブレーキ・システムという名称の略です。急ブレーキをかけた時や、低摩擦時でのブレーキ操作において、車輪のロックによる滑走発生を低減する装置として、昨今のバイクに搭載されている新機構です。バイク初心者ですと、ブレーキの加減がわからず、思い切りブレーキをかけてタイヤをロックさせてしまい、転倒して事故に巻き込まれてしまうといった危険なケースを回避できる高性能な機構です。これによって初めての大型バイクでも安心してライディングすることができます。

新型スズキSV650XABSに乗ってみよう!

今回は、ストリートバイクのスズキSV650に関する「スペックとレビュー」内容を中心にご紹介しました。大きなカウル付きの過去のモデルもありますが、価格が手頃な2018年の新型モデルにも注目が集まっています。大きなモデルチェンジはないにせよ、外装ロゴにも工夫がなされ、過去のモデル以上に魅力的な1台となっています。人気の車種ですので、中古車で購入を検討する場合でも過去のモデルは大きな価格低下をしていません。ぜひ、新発売となったスズキSV650XABSを見に店頭へ行ってみませんか。

バイクが気になる方はこちらもチェック!

今回ご紹介してきたSV650以外でも、バイクにはまだまだ豊富なモデルがあります。現在、バイクの車種やその購入価格で検討している方は、いろいろな車種の中から自分に合った最適な価格のバイクを検討してみるのも楽しいひと時です。最新モデルのバイクではなくても、素敵なモデルもあります。以下のリンクより、そのさまざまなスタイルのバイクをご覧いただけますので、ぜひご覧ください!