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クロスバイクはブルホーンバーで変わる?ハンドルの特徴と効果を解説!

自転車のハンドルにはいろいろな種類がありますが、スポーティーで街乗りでも快適なブルホーンバーをご存じですか。もともと競技用のハンドルで、クロスバイクのフラットハンドルと交換することで乗り味が一変します。ここではブルホーンバーの特徴と効果をお伝えします。
更新: 2024年3月14日
くまみん
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目次

ブルホーンバーとは?

もともとはタイムトライアルなど競技用のハンドル

ブルホーンバーとは、「ブルホーン」つまり「牛の角」のような形をした自転車のハンドルです。ドロップハンドルよりも軽量で、空気抵抗も小さくすることができるため、タイムトライアルやトライアスロンで使われる競技用自転車に多く採用されています。

競技では、ハンドル中央に取り付けるエアロバーと組み合わせて付けられ、巡行ではエアロバー、旋回や登坂ではブルホーンバーが使われます。

メッセンジャーなどプロも愛用

ブルホーンバーは、見た目のいかつさとは違って扱いやすく、街乗り用としても人気があります。フラットハンドルより姿勢が前傾になり、ペダルに力を伝えやすいため、変速機のないシングルスピードと呼ばれる自転車や、タイヤの小さなミニベロと呼ばれる小径車にもよく使われています。

フラットハンドルより幅が短く、また取り付け方法にもよりますが、ドロップハンドルよりブレーキがかけやすいという利点もあり、交通量の多い都市部を走るメッセンジャーにも愛用者が多くいます。

ブルホーンバーの特徴と効果① 適度な前傾姿勢でスピードが出しやすい

シングルスピードやミニベロだけでなく、ブルホーンバーは、街乗り用のクロスバイクにも取り付けることができます。クロスバイクのフラットハンドルをブルホーンバーに変えることで得られる効果はいくつかありますが、はっきり体感できるのは、スピードが出しやすくなることです。

ブルホーンバーは、ハンドルの端が牛の角のように前に向かっているため、角の部分を握ると乗車姿勢が前傾となり、スピードが出しやすくなるのです。とはいえ、ドロップハンドルのいわゆる「下ハン」ほどではなく、交通量の多い道でも安心して乗れる、自然な前傾姿勢なので、街乗りにおすすめです。

ブルホーンバーの特徴と効果② 坂道が登りやすい

フラットハンドルは、もともとマウンテンバイク用のもので、未舗装路などでハンドルをとられないよう、ハンドルの幅を広くとり、手を横向きにしてハンドルを押さえ込むような形で握ります。

これをブルホーンバーに変えて、ハンドルを握る手の向きを横向きから縦向きに変えると、脇が締まって全身の力がペダルに伝わりやすくなります。明らかに効果が体感でき、坂道を登るのもぐっと楽になります。

ブルホーンバーの特徴と効果③ 手首や腕が疲れにくい

脇を締めたまま肘を曲げて、自然な動きで両手を持ち上げると、手のひらは下ではなく内側に向きます。ブルホーンバーは、この自然な形でハンドルを握るため、自転車に長時間乗っても、手首や腕がつかれにくいというメリットがあります。

またハンドルの先端に近い部分だけでなく、手前の部分や、角の根本の曲がっている部分など、握る位置をいろいろ変えることができるので、ロングライドが楽になります。

これが、手のひらが下を向きっぱなしのフラットハンドルだと、長時間乗っていると手首が痛くなったり、腕がつかれやすくなったりします。

普段使いの街乗りでは、あまり気になりませんが、数時間乗るようなツーリングでは、ブルホーンバーの快適性が効果としてはっきり感じられるのでおすすめです。

ブルホーンバーの特徴と効果④ お尻が痛くなりにくい

フラットハンドルの付いたクロスバイクでは、アップライトな乗車姿勢となるため、サドルにかかる体重の割合が大きくなります。

そのため、長時間乗っていると、どうしてもお尻が痛くなりやすいのですが、ブルホーンバーの場合、適度な前傾姿勢によって、サドルにかかる体重がハンドルに分散されるので、フラットハンドルに比べて、お尻が痛くなりにくいというメリットがあります。

ブルホーンバーの特徴と効果⑤ 空気抵抗が小さい

ブルホーンバーによる前傾姿勢は、空気抵抗を減らすメリットもあります。競技などでの高速走行でないと、このメリットは実感しにくいのですが、向かい風のなかを走行するときは、前傾姿勢による空気抵抗の軽減を、はっきり感じることができます。

海辺を走るツーリングで向かい風が強い時などは、アップライトなポジションのクロスバイクではすぐに疲れてしまいます。ドロップハンドルの「下ハン」ほどではありませんが、クロスバイクのフラットハンドルをブルホーンバーに変えることで、向かい風には格段に強くなります。

ブルホーンバーの特徴と効果⑥ コンパクトで持ち運びや駐輪がしやすい

幅の広いフラットハンドルの場合、集合住宅や駅前などの駐輪場に自転車を停める際、隣の自転車に当たってしまって出し入れがしにくいことがあります。ブルホーンバーならハンドルの幅が短く、形状もシンプルなので、狭い駐輪場にも停めやすいのでおすすめです。

スポーツ自転車の場合、盗難対策などで自宅の屋内やベランダなどに保管することも多いので、玄関を出入りする時やマンションのエレベーターや階段を運ぶ時などにも、ハンドルがコンパクトだと、あちこちぶつからずに便利です。

ブルホーンバーの特徴と効果⑦ スタイルが個性的


クロスバイクをよりスポーティーな乗り味に変えてくれるブルホーンバーですが、もともと競技用に開発されたハンドルだけあって、見た目にもフラットハンドルのカジュアルな印象が一変し、スポーティーでパワフルな印象になります。

またブルホーンバーの形状にもいろいろあり、ブレーキレバーや変速機のシフターをどう付けるかによっても、印象が大きく変わるので、自分の好みに合ったスタイルを見つける楽しみもあります。

クロスバイクのブルホーン化① ドロップハンドル用のSTIレバーを取り付ける

ブレーキレバーとシフターが一体で抜群の操作性

フラットハンドルが付いたクロスバイクをブルホーン化するには、ブレーキレバーと変速機のシフターをどのように取り付けるかによって、いくつかの方法があります。

スタイルや操作性が大きく変わってくるので、使い方や好みに合った方法を選択するとよいでしょう。操作性を重視する方には、ロードバイクのドロップハンドルに使われるSTIレバーを付ける方法がおすすめです。ブレーキとシフターが一体化したレバーで、ブレーキから手を放さずに変速できます。

ドロップハンドルより、握りやすい位置に付けることができるため、手の小さい女性でもブレーキの操作がしやすくなり、街乗りでも安心です。

ミニVブレーキへの交換などが必要

ただし、クロスバイクとロードバイクでは、ブレーキや変速機などのコンポーネントと呼ばれる部品一式が異なります。STIレバーを使用するためには、クロスバイクに付いているVブレーキを、アーム部の短いミニVブレーキやカンチブレーキに変更するなどの対応が必要になります。

またクロスバイクとロードバイクでは、変速関連のパーツも異なるため調整はシビアになります。技術に自信のない方は、部品代と工賃で対応してくれる専門店もあるので、相談するとよいでしょう。

クロスバイクのブルホーン化② エアロブレーキレバーとシフターを組み合わせる

ブレーキレバーの近くにサムシフターを付ける

タイムトライアルやトライアスロンなど競技で使われるブルホーンバーには、先端にエアロブレーキレバーが付いていて、中央部に突き出たエアロバーの先端に、バーエンドコントローラーというシフターがついています。

クロスバイクにブルホーンバーを取り付ける際、競技用の自転車と同様に、エアロブレーキレバーをバーの先端に付け、変速レバーを別な方法で付けるやり方があります。変速レバーの付け方はいろいろありますが、サムシフターという変速レバーをブレーキに近い部分につけると、ハンドルから手を放さずに変速することができます。

Wシフトレバーをコラムにつける

ステムという部品を介してハンドルを固定するパイプを、コラムといいます。このコラムに付くマウントを用いてWシフトレバーをつける方法もあります。この場合、ハンドルから手を離さないと変速できないため、頻繁に変速する乗り方には不向きですが、ハンドルの見た目はすっきりとまとまります。

またエアロブレーキレバーも、STIレバーと同様に、ロードバイクのコンポーネントに対応しているため、ブレーキを変えるなどの対応が必要です。

クロスバイクのブルホーン化③ バーエンドコントローラーと補助ブレーキを組み合わせる

競技用のタイムトライアルバイクでは、エアロバーの先端にバーエンドコントローラーというシフターが付いていて、これをブルホーンバーの先端に付ける方法もあります。

ブレーキレバーの付け方はいろいろありますが、入門用のロードバイクやシングルスピードバイクに付けられることの多い補助ブレーキを、シフターの近くに付けると操作しやすいでしょう。この場合も、ミニVブレーキやカンチブレーキに変えるなどの対応が必要です。

クロスバイクのブルホーン化④ ギドネットレバーを付ける

クラシカルなデザインが好みの方には、ブルホーンバーの形状に合わせて、大きく湾曲したギドネットレバーという選択もあります。もともと旅行用のランドナーなどに使われることの多いブレーキレバーで、レバーを引ける手の置き場所が広くなるため、見た目だけでなく機能的にも便利です。

やはりVブレーキには対応していないため、ミニVブレーキやカンチブレーキに交換するなど対応が必要です。シフターはバーエンドやコラム、ハンドル手前部分など、好みで付けることができます。

クロスバイクのブルホーン化⑤ ブレーキレバーとシフターを流用するエビホーン

いま乗っているクロスバイクの操作性が気に入っている方におすすめ

ここまでに紹介したクロスバイクをブルホーン化する方法は、クロスバイクに採用されているコンポーネントがロードバイクのコンポーネントと異なるため、ブレーキを変更する必要があったり、変速の調整がシビアになったりと、少々ハードルが高い面がありますが、ここからは、そうした手間がかからない方法を紹介します。

特に、いま乗っているクロスバイクのシフターの操作性が気に入っている場合は、同じものがそのまま使えるので、おすすめの取り付け方法です。

ハンドルの太さを選べば、後は簡単なエビホーン

クロスバイクに付いているブレーキレバーやシフターを、そのままブルホーンバーの先端部分に取り付けることで、簡単にクロスバイクをブルホーン化する方法があります。

ケーブルとワイヤーは長くする必要があり、エビの触覚のように見えるため、エビホーンとも呼ばれる方法です。

見た目は好みが分かれるところですが、ブレーキとシフターの操作性がよいのが特長です。

ただし、通常のブルホーンバーは、フラットハンドルよりも、ステムにつける部分の太さ(クランプ径)と握る部分の太さ(にぎり径)が太いので、エビホーン仕様にする場合は、元のフラットハンドルと同じにぎり径(22.2ミリが標準)のものを選ぶことが必要です。


クロスバイクのブルホーン化⑥ エビホーンと反対に取り付けるカニホーン

元のフラットハンドルと同じにぎり径のブルホーンバーを用いて、ブレーキレバーとシフターをエビホーンとは逆向きに取り付ける方法もあります。ブレーキレバーがハンドル前方に向かって開いている形が、カニのハサミのように見えるため、カニホーンとも呼ばれます。

ケーブルやワイヤーの長さも変えずにそのまま使えることが多いので、簡単にカスタムできますが、逆向きに付くため、ブレーキレバーやシフターの操作はしにくくなります。

クロスバイクのブルホーン化⑦ ブレーキレバーとシフターを中央に寄せて取り付ける

ブレーキレバーとシフターはそのまま流用し、ハンドル中央に寄せて取り付ける方法もあります。エビホーン、カニホーンと同様に、元のクロスバイクと同じにぎり径のブルホーンバーを使用し、ケーブルとワイヤーは適切な長さにカットします。

ハンドル幅が広めのブルホーンバーにしないと、グリップするスペースが狭くなってしまうことがあるので注意が必要です。簡単にカスタムできるメリットはありますが、ブルホーンバーの角の部分を握ったままブレーキレバーとシフターの操作はできないので、街乗りでは主に手元部分を横に持って、必要なときに角の部分を持つといった乗り方になります。

ブルホーンバーの種類① スタンダードタイプ

ブルホーンバーと一口に言っても、さまざま種類があります。もっとも標準的なタイプは、ステムに付くハンドル中央部から角の根本までが緩やかに下がっているか、またはその部分がフラットで、バーの先端で上向きに角度がついているものです。気負わないスタイルでカジュアルなクロスバイクにも、合わせやすい種類のブルホーンバーです。

おすすめブルホーンバー(スタンダードタイプ)その1

プロファイルデザイン エアウィング OS ブルホーンバー

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

PROFILE DESIGN(プロファイルデザイン)は、トライアスロンなど競技用のさまざまな種類のブルホーンハンドル、ドロップハンドル、エアロバーなどで高いシェアを持つアメリカのブランドです。

このブルホーンバーは、ケーブルを通す穴が開いていて、バーエンドに付けるブレーキレバーないしシフターのケーブルを、ハンドルのパイプ内部に通すことができる設計になっています。

おすすめブルホーンバー(スタンダードタイプ)その2

NITTO(日東)は、ハンドルやシートポストなどの金属パイプのパーツ類で、日本を代表するブランドです。厳しい品質管理で知られ、信頼性の高い製品を送り出しています。

ブルホーンバーだけでも、さまざまな種類のラインナップがあり、ハンドル中央部から角にかけてフラットなこのハンドルは、無理のないポジションでの街乗りに向いています。

ブルホーンバーの種類② フラットタイプ

標準タイプのブルホーンバーは、バーの先端が上を向いているのに対し、この種類のブルホーンバーはバーの先端がまっすぐで、中央部から角にかけても、フラットないし緩やかな下がり方です。

クラシカルなデザインのミニベロやシンプルなデザインのシングルギアに合わせることが多いブルホーンバーです。ブレーキレバーやシフターはバーの先端ではなく、中央部やコラムに付けることで、スッキリとした印象にまとめることができます。

おすすめブルホーンバー(フラットタイプ)その1

WCP ブルホーン バー フラット

出典:楽天

こちらのフラットタイプのブルホーンバーは、クランプ径とにぎり径(バー径)が、多くのクロスバイクに付いているフラットハンドルと同じ太さです。3000円程度で購入できるので、安価に購入したいという方にも適しています。

おすすめブルホーンバー(フラットタイプ)その2

UPANBIKE 自転車ハンドルバー

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

こちらのブルホーンバーは、5000円以下で購入できる商品です。コストパフォーマンスに優れているため、初めてブルホーンバーを購入するという方にもピッタリ。幅は42cmで、コンパクト設計となります。

ハンドルバーの真ん中は、9cmの長さが設けられており、直径は23.5mmです。材質にはアルミニウム合金を採用しており、軽量かつ耐久性に優れているのがポイントとなります。

ブルホーンバーの種類③ なで肩タイプ

スタンダードタイプのブルホーンバーも、ハンドル中央部から角の部分にかけては、ゆるやかに下がっているものが少なくありませんが、この「なで肩」のタイプは、さらにドロップが大きく、ぐっと下がった種類になります。

そのため、ステムの高さが同じでも、スタンダードタイプのものに比べ、より深い前傾のポジションを取ることができます。先端部にブレーキレバーやシフターをまとめることが多く、そうすることで操作性もよく、ルックスもスポーティーで個性的なスタイルに仕上がります。

おすすめブルホーンバー(なで肩タイプ)その1

日東(NITTO) ハンドルバー RB-021

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:Amazon

中央部からのドロップが6センチと大きく、「なで肩」になっているタイプのNITTO(日東)のブルホーンバーです。より深い前傾姿勢をとることができ、スタンダードなタイプやフラットなタイプと比べ、ブルホーンバーの効果が際立ちます。

おすすめブルホーンバー(なで肩タイプ)その2

コストパフォーマンスに優れているブルホーンバーを探しているという方には、こちらの製品がおすすめです。5000円以下で購入できます。クロスバイクをはじめ、MTBやミニベロに取り付けることも可能です。クランプ部の直前までのサイズが、26mmとなっています。

ブルホーンバーの種類④ エアロタイプ

トライアスロンやタイムトライアルなどの競技で使用する種類のブルホーンバーです。

カジュアルなクロスバイクに付けるには、ハンドルの個性が強い面もあり、好みは分かれるところですが、あえて攻めたカスタムをしたい方は、選択肢に入れるとよいでしょう。この種類のブルホーンバーには、グローブをはめてバーテープを巻かずに乗る人も多いようです。巻いてもバーの先端部分だけにすると、競技用としての個性が際立ちます。

おすすめブルホーンバー(エアロタイプ)その1

こちらのブルホーンバーは、3万円以下で購入できる製品です。トライアスロンなどにも使用できるエアロタイプのため、フラットタイプやなで肩タイプのものより、価格が高くなっています。

素材はUDカーボンと呼ばれる材質が使われており、ハンドル部分が短く設計されているのがポイント。テープを巻かなくても使用できる設計となっているため、気になる方はぜひこの機会に購入してみてください

おすすめブルホーンバー(エアロタイプ)その2

こちらは安価に購入できるエアロタイプのブルホーンバーです。手前の部分が偏平になっていて、機能もルックスもレーシーです。中央部からのドロップはなく、またどこを持っても持ちやすい設計であるため、競技用ながら街乗りでも使いやすいブルホーンバーです。

まとめ

ブルホーンバーの種類やパーツの選択でさまざまなルックスの自転車ができる

機能もスタイルもスポーティーなブルホーンバーには、さまざまな種類があり、またブレーキレバーやシフターの付け方にもいくつもの方法があります。

ハンドルはいわば自転車の顔のようなパーツなので、クロスバイクをカスタムする時も、どんなブルホーンバーを選ぶのか、パーツの付け方をどのようにするのかによって、ポジションや操作性などの機能はもちろん、自転車のルックスも大きく変わります。

フラットハンドルとドロップハンドルの「いいとこ取り」ができる

自転車は乗車姿勢が変わると、乗り味がまったく変わってきます。ブルホーンバーは見た目がユニークで、いかつい印象もありますが、フラットハンドルの手軽さはそのままに、自然な前傾姿勢でスピードもパワーもアップします。角の部分をにぎると、ドロップハンドルのブラケット部分を持った時に近いポジションになります。

「下ハン」のポジションは取れませんが、その分、ブレーキレバーが握りやすくなるなどのメリットもあります。街乗り用のクロスバイクをカスタムするには、ちょうどよい選択ともいえるでしょう。

あなただけの一台で素敵なサイクルライフを

いろいろなカスタムに挑戦しながら、パーツの機能や整備について学んでいくのも楽しいものです。もちろん、安全に関わるので自分でやり切れないカスタムは、専門店に相談しましょう。

自転車は手をかければかけただけ、乗り込めば乗り込むだけ愛着がわいてきます。手をかけたオリジナルの一台で、健康的で素敵なサイクルライフを楽しんでください。