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ハロゲンライトの特徴とは?比較でわかるHIDとLEDの違いや選び方を解説!

ハロゲンライトをご存知でしょうか?HIDライトやLEDライトを使った自動車が増えてきてはいますが、ハロゲンライトにも色々とメリットがあります。今回はそんなハロゲンライトの特徴や、HID・LEDと比較した性能をまとめます!
更新: 2021年3月12日
T・S
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ハロゲンライトとは?

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ハロゲンライトとは電球の一種です。ハロゲンランプやハロゲンバルブとも呼ばれていますね。普通の電球である白熱電球よりも明るく、自動車や店舗などによく使われています。自動車ではヘッドライトによく使われているのですが、最近の自動車はHID・LEDライトが使われていることも増えてきています。

ハロゲンライトの特徴

内部にガスが封入されたライト

出典: https://pixabay.com/ja/%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%B2%E3%83%B3-%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3-%E5%85%89%E5%AD%A6-%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3-uaz-469-1337401/

ハロゲンライトの特徴としては、ガスが内部に封入されている点があります。ハロゲンライト内部には窒素や不活性ガスにハロゲンガスが入れられており、このハロゲンガスが入れられることで白熱電球より明るくなる仕組みです。ハロゲンライトは普通の白熱電球よりもフィラメント部分が熱くなるように作られています。

自動車に多く使われている

出典: https://pixabay.com/ja/%E5%8F%A4-bmw-x5-suv-%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97-%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%AB-2834486/

ハロゲンライトの使い道は多岐に渡りますが、最もよく見かけるのは自動車ですね。最近の自動車はハロゲンライトではないことも多くなってきていますが、少し前の自動車であればハロゲンライトが使われているはずです。

後述するHIDやLEDライトは最近になって増えてきていますが、そこにはメリットもデメリットもあります。

HIDライトとは?

アーク放電で発光するHID

ハロゲンライトの次に出てきたのがHIDライト・HIDランプです。HIDは「high-Intensity discharge lamp」の頭文字をとったもの。アーク放電というものを使った光源で「高輝度放電ランプ」とも言います。ハロゲンライトと比べるとエネルギー効率が良く、長寿命なのに消費電力が少ないため重宝されていますね。

HIDライトは徐々に明るくなっていく

HIDライトは仕組み上、安定した光量になるまで時間がかかります。HIDライトの発行管が高温にならないと水銀原子の光がしっかりと放出されないため、HIDライトをつけてから数十秒から数分程度、安定した発光にならない場合が多いです。

これはHIDライトの大きなデメリットですね。ライトを選ぶ際はこの点もふまえた選び方をする必要があります。

LEDライトとは?

LEDは発光ダイオードを使ったライト

LEDライトは、発光ダイオードを使ったライトのことです。1962年に開発された技術で、発明当初は赤色しかありませんでしたが、現在は様々な色が出せるようになり、自動車にもよく使われるようになりました。室内の照明をLEDに変える人も増えましたね。LEDはとても省エネですので、電気代を下げてくれるメリットがあります。


発熱が無い安定した光がLEDのメリット

LEDのメリットは、すぐに安定した光が出ることです。HIDは安定した光が出るまでに時間がかかるものでしたので、この点は大きなメリットですね。また、LEDは発熱が無いのもポイント。ハロゲンライトはとても熱くなりますが、LEDは触っても問題ありません。

火傷の可能性があるハロゲンライトはお子様が近くにいると点けられなかったりしますが、LEDなら心配なく点けられます。

ハロゲンライトとHID・LEDの違いを比較

HID・LEDの違い①明るさ

ハロゲンライトとHID・LEDの違いの一つ目は光量です。ハロゲンライトとHID・LEDは明るさに大きな違いがあります。光量が一番高いのがHIDライトで、次にLED、一番暗いのがハロゲンライトです。

ハロゲンライトでも問題なく自動車を運転出来ますが、本当に暗い道だと、LED車に乗ったことがある方はとても暗く感じられて怖く感じます。この点は選び方の大切なポイントになりますね。

HID・LEDの違い②点灯速度

点灯速度ではLEDライトが一番早く、次にハロゲンライト、最後にHIDライトになります。LEDは点けた瞬間から最高光度になりますので、文句なしで一位ですね。逆に、HIDライトはしばらく待たないと眩しくなりません。

この時間差がもどかしく感じられる方はHIDを選ばない方がいいでしょう。HIDはとても明るいのですが、LEDもとても明るいライトですので、LEDを選ぶ方が多いですね。

HID・LEDの違い③寿命

ライトの選び方でとても大切なのが、寿命です。寿命が短いとその分コストがかかりますので、自動車のライトの選び方の中でも最も大切ですね。

ハロゲンライトは約3年ほど持つと言われていますが、HIDライトなら5年ほど、そしてLEDライトは15年ほど持つと言われています。つまり、LEDにしてしまえば廃車にするまでずっと交換不要になる場合も多いんです。これは大きなメリットですよね。

ハロゲンライトのメリット

色合いが優しいのがメリット

ハロゲンライトは他のライトと比較した際に、性能面で劣る部分が多々あります。しかし、ハロゲンライトの特徴である「暖かい光」は、人によっては大きなメリットとなります。LEDやHIDライトはとても明るくはありますが、暖かくて優しい光はハロゲンライトにしか出せません。古い車を好む方はとくにハロゲンライトを好みますね。

雪の日はハロゲンライトの方が見やすい

雪がよく降る地方に住んでいる方はハロゲンライトがおすすめです。ハロゲンライトは熱くなりますので、雪を溶かしてくれるのです。

後述しますが、道路の信号をLEDに変えてしまったが為に、雪の降る地方では信号が見えなくなってしまう事態も起きました。雪を溶かすことが出来るハロゲンライトは、雪の降る地方ではこれからも使われるであろうライトですね。

価格が安価で手に入りやすい

ハロゲンライトのありがたいメリットが、価格が安いことです。LEDは長寿命ですので交換費用がかからないのですが、万が一ライト故障してしまった場合、交換費用が高くつきます。

その点、ハロゲンライトは安価ですので、もしものことがあった際には安くつくのです。何かあった際の突発的な費用を抑えたい方はハロゲンライトがおすすめですね。

ハロゲンライトのデメリット

寿命の短さがデメリット


ハロゲンライトのデメリットは、やはり寿命が短いことです。先述した通り、ハロゲンライトはLEDに比べて5分の1程度の寿命で、3年に1回は交換することになります。ライト自体は安価ですので費用はそこまでかからないのですが、手間をかけたくない方はハロゲンライトよりもLEDなどを選んだ方が良いでしょう。

白熱球と同じく熱を持つデメリット

ハロゲンライトのデメリットには熱もあります。雪を溶かす力があるハロゲンライトは地方によってはありがたいメリットとなりますが、雪の降らない地方ではメリットを享受出来ません。

ライトが熱くなるために火傷をする可能性もありますので、この点もデメリットと言えますね。ただし、車のライトの前にはカバーがありますので、自動車に関しては安心です。

HID・LEDの方がファッション性が高い

ハロゲンライトのデメリットとして、ファッション性の低さがあります。LEDやHIDのライトはとても明るく、目に刺さるような眩しさがあります。この眩しさが高い方がきらびやかでファッション性が高いと言えますね。

ハロゲンライトは暖かくて、LEDなどに比べるとちょっと暗い光。ですので、派手さを出したい方にはデメリットとなります。

ハロゲンライトを選ぶべき人は?

雪の多い地域に住んでいる

ハロゲンライトを選ぶべき方は、雪の多い地域に住んでいる方です。先述しましたように、ハロゲンライトは熱を発するため、ライトのカバー部分についた雪を溶かしてくれる特徴があります。LEDだと溶けずに張り付きがちになりますので危険ですよね。

ほんの少ししか雪が降らない地方ならば気にしなくても大丈夫かもしれませんが、それなりに降る地方であればハロゲンライトがおすすめです。

交換時に費用がかかるのを避けたい

突然の交換となった際に費用を抑えたい方もハロゲンライトがおすすめです。いくらLEDで超寿命だとは言え、故障しない保障はありません。突然の費用はお財布を圧迫しますよね。ただし、長い目で見ればLEDの方がお得になります。

故障するかしないかは分からないことではありますが、LEDの方が主流となりつつあるのは間違いありませんね。

暖かい光が好き

ハロゲンライトはファッション性が低いと先述しましたが、それはどんな風に見せたいかによって選び方も変わってくる部分です。最新の自動車であればLEDの方がかっこよく見えますが、古い自動車を愛する方であればハロゲンライトの方がかっこよくなるはず。それぞれのライトの特徴を踏まえて選びましょう。

ハロゲンライトに関してのTwitter

雪地域でLED化するとどうるのか

こちらのツイートでは、信号機がLED化するとどうなるかについて書かれています。LEDは省エネで高寿命ですので、信号機をLED化するのは良いことのようい思えるかもしれません。ですが、LEDは発熱がない為に、ツイートのようになってしまうのです。LEDだから良いという訳ではなく、その地域にあった選び方が大切ですね。

古さを好む方に好かれるハロゲンライト


こちらのツイートでは、ハロゲンライトの良さについて書かれています。やはりハロゲンライトを好む方は古いものが好きな方が多いですね。自動車のみならず、ツイートの方のように鉄道好きの方にも関係してきます。

最近のモデルはLEDがよく使われていますが、費用や明るさのことを考えてのことでしょう。ハロゲンライトは少しづつ減っていく可能性があります。

明るさを求めるならLED

こちらのツイートでは、LEDの明るさに驚いた様子が書かれています。ハロゲンライトでも十分に明るいのですが、LEDやHIDと比べると、その差はとても大きいですね。LEDライトは一瞬でとても眩しい光が出ます。

ギラギラ・キラキラした光という感じですね。その為、とても派手な印象になります。明るさをもっと出したい方はハロゲンライトよりもLEDなどに変えましょう。

ゆで卵とハロゲンライト

こちらのツイートでは、ハロゲンライトとゆで卵に関するちょっとした雑学が書かれています。実はイギリスでは何故かゆで卵が上手く作れなかった時代があり(不思議ですよね)、苦心を重ねて、ハロゲンライトでゆで卵を作る機械を発明した歴史があります。

ハロゲンライトを使ったゆで卵製造機と使うと、6分でゆで卵が出来上がります。

お花見とハロゲンライト

こちらのツイートでは、夜桜花見をする際に必要なものとしてハロゲンライトを挙げています。夜桜を楽しむとなれば必要なのがライト。その際に、普通のライトでは光量が足りないため、ハロゲンライトを使うことが多いですよね。工事現場などでも投光器としてハロゲンライトは愛用されています。

まとめ~ハロゲンライトの特徴~

今回の「ハゲロンライトの特徴とは?比較でわかるHIDとLEDの違いや選び方を解説!」はいかがでしたでしょうか? ハロゲンライトは他のライトと比較すると劣る部分が沢山ありました。しかし、性能を比較するだけでは選べません。

雪の降る地域ではやはりハロゲンライトの方がメリットがありますので、明るさなどだけではなく、費用面やファッション性などの部分も合わせて選びましょう!

車・ライトが気になる方はこちらもチェック!

今回はハロゲンライトに関してまとめさせて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」には沢山の車・ライトに関する記事があります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。