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紳士な「イギリス車」の特徴&人気自動車メーカーのおすすめ車種8選!

「外車」と聞くとアメリカやドイツの自動車を思い浮かべる方が多いのですが、イギリスも自動車の世界では名の知れた国の一つです。紳士的な雰囲気の「イギリス車」の特徴を簡単に説明しながら人気イギリス自動車メーカーのおすすめ車種を8選ピックアップしてご紹介しましょう!
2020年8月27日
石倉
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はじめに

自動車には生産国ごとの特徴が

自動車は日本だけでなくアメリカやドイツなどが技術とセンスを競って開発販売しています。日本車は日本車の、アメリカ車はアメリカ車の特徴を有しており、昨今の経済のグローバル化に伴ってユーザーは自分の好みに合った車両を選択し、乗りこなすことが可能です。

イギリスのイメージとは?

今回はそんな外車のなかから、特に「イギリス車」についてご紹介しましょう。イギリスと言うと、皆さんはどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。紳士的な雰囲気や香り高い紅茶などでしょうか、あるいは伝統ある王室などでしょうか。最近ではEU離脱騒動などが記憶に新しいかもしれませんね。

イギリス車は知る人ぞ知る!

どことなくフォーマルで紳士的な雰囲気を感じ取れるイギリス。実は自動車の有名ブランドが多く存在することで外車ファンから知られる場所です。本記事ではまずイギリス車の特徴について解説し、高級車・スポーツカー・大衆車などを順に計8選ピックアップして皆さんにお伝えしましょう。

紳士な「イギリス車」の特徴

イギリス車の特徴とは?

日本の車に「壊れにくい」「燃費がよい」などの特徴が存在するように、もちろんイギリス車にも特徴があります。イギリス車の特徴は、「格式」と「品格」そして「質の高さ」です。

グレートブリテン

イギリスはヨーロッパのなかでも他の地域とはかなり異なった特性を有した国です。そもそも「イギリス」という名は通称で、正式には「グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国」という名称で呼ばれます。この名前は英語名を日本語に訳したものです。

イギリスは島国

場所はヨーロッパのなかでも北部。大陸に属するのではなく、日本と同じく島国です。他のヨーロッパの地域が他国と隣接しており、交流が激しく行われていたのに対して、イギリスは独自の文化と技術の発展を繰り返していました。

王道を貫くイギリス車の個性

連綿と続く文化の継承の名残は今でも随所に見られます。例えばフランスなどが絢爛豪華なファッションを是とするなかで、イギリスは質素で紳士的な装いこそを是とする風潮があります。己の故郷の伝統と文化に確固たる自信があり、にわか的な風潮にいちいち左右されることはありません。

世界初の蒸気自動車

自動車分野でも特筆すべき事柄があります。蒸気を利用した「蒸気自動車」を1800年代に初めて開発したのはイギリス人のリチャード・トレビシックという名の技術者だったのです。まさにこの発明は自動車開発の原点と言えましょう。そこから、構造や燃料の発展を重ねていき、自動車は今も進化を続けています。

人気イギリス車メーカーのおすすめ車種8選!

イギリス車はまるで芸術品

イギリスには、どの地域と比較しても見劣りしないだけの深い歴史と確かな技術力があります。それらに裏打ちされた確固たる自信は、イギリス車に「格式」と「品格」、そして「質の高さ」を与え、他の自動車にはない紳士的でクラシック、それでいて古臭さを全く感じさせない芸術品と言えるレベルにまで車両を昇華させています。

おすすめのイギリス車種を8選!

それでは、紳士的なイギリス車のなかから特におすすめできる車種を8選、高級車からスポーツカー、大衆車や名車に至るまで幅広くご紹介していきましょう!

イギリス車だけの魅力を知ろう

日本車やアメリカ車にはない個性あふれるイギリス車の魅力を是非とも堪能してください!

人気イギリス車メーカー:ロール・スロイス社とは

イギリスの高級車メーカー「ロール・スロイス」とは

ロール・スロイスは自動車に詳しくない方でもその名を聞いたことがある有名な高級車メーカーですね。紳士的なイギリス自動車のなかでも特に高級車を開発販売しているメーカーで、この企業の名称は創業者二人の名前が由来となっています。

ロール・スロイスのブランドエンブレム


このブランドのエンブレムは実に特徴的です。日本のブランドが掲げるエンブレムは平面的なものが一般的であるのに対して、ロール・スロイスが掲げるエンブレムは立体的で見る者の視線を集めます。「スピリットオブエクスタシー」または「フライング・レディ」の名前で愛されているこのメーカーのまさしく顔とも呼べるシンボルマークです。

人気イギリス車メーカー:ロール・スロイス社のおすすめ車種①

紳士的な高級車「ゴースト」

ロール・スロイス社が生んだ高級車のなかでも代表的なものがこの「ゴースト」です。イギリスの自動車が持つ確かな歴史と自信を体現するかのようなシンプルで、それでいて紳士的な雰囲気が漂うフォルムは例え時代が移り変わろうとも常に高級車としての変わらぬポジションを保持し続けます。

全長 5,465 mm 総排気量 6,591 cc 全幅 1,950 mm 最高速度 250 km/h(リミッター制御) 全高 1,550 mm

世界最高級車の一角

内装にまで匠の技術が輝くのはもはや高級車ならば当然です。ゴーストは外装の細部にまでこだわりぬき、ユーザーが高級車に求めている全ての要素に応えられる仕様を追求しています。

消費税込車両本体価格 Ghost SWB ¥34,100,000 (2018年4月1日 現在)

価格は変動する可能性があります。

人気イギリス車メーカー:ロール・スロイス社のおすすめ車種②

高級車のなかの高級車「ファントム」

同じくロール・スロイス社が開発販売している高級車のなかの高級車が「ファントム」です。「ゴースト」が追求している高級車像が「いつの時代でも変わらぬ紳士的で実直な高級感」であるのなら、ファントムは「新世代の風を取り込んだラグジュアリー的な高級感」をその完成形として開発発展を遂げました。

全長 5,770 mm 車両重量 2,700 kg 全幅 2,020 mm 最高速度 250 km/h(リミッター制御) 全高 1,645 mm

まるで魔法の絨毯

世には実にたくさんの高級車が存在しています。いろいろな価格帯でいろいろな装備をした各メーカーの珠玉の高級車たち。このファントムはそんな高級車のなかでも確かな走りと静穏性を実現した「魔法の絨毯」と評するのが相当なほどの芸術的な車両です。

消費税込車両本体価格 Phantom SWB ¥54,600,000 (2018年2月1日 現在)

価格は変動する可能性があります。

世界中の富豪に愛されている名車

内装から外装まで徹底して工夫が施され、いわゆる成金的な下品さを一切排除したクラシカルでかつ質素さすら感じられるシンプルなデザインはロール・スロイス社らしさ、イギリス車らしさを明確に表現しています。世界中の富豪らによって愛されている名車です。

人気イギリス車メーカー:ジャガー社とは

イギリス自動車の老舗「ジャガー」とは

「ジャガー」が実はイギリスが発祥の自動車メーカーであったことをご存知でしたか?この会社は現在ではインドの自動車会社「タタ・モーターズ」の子会社です。もともと、自動二輪の会社として立ち上げられたこのジャガー社。実は創業年1922年の老舗で、度重なる不況の煽りを受けて他社の傘下におさまりましたが、培われてきたノウハウはそのままに今でも質の高い高級車を多数開発している信頼できるメーカーです。

スポーツカー分野にも進出

スポーツカーの分野にも進出しており、カーレーシングの世界を颯爽と駆け抜けるその華麗で野性味ある走りに魅了され、ジャガー社の自動車に憧れる方が多数出ております。

ジャガーのブランドエンブレム

ジャガー社のブランドエンブレムはメーカーの名前にそのまま由来した獰猛で気高い肉食獣の「ジャガー」を象って彫刻家が製作したものです。「リーピングキャット」とも呼ばれるこのブランドのエンブレムはカーマニアなら一度は憧れるとまで言われるほどの一品でしたが、昭和50年代に入るとアメリカの保安基準に違反していると指摘され、最新のジャガー車種では最早、見られなくなりました。

人気イギリス車メーカー:ジャガー社のおすすめ車種①

セダンタイプの超高級車「XJ」

ジャガーから販売されている高級車「XJ」は、セダンタイプの車両の最高峰に位置づけられている車種です。宝石のような上質な自動車でありながら、スポーツカー分野で研ぎ澄まされたスポーティでワイルドな走りまであわせ持つこの車は、他の海外産自動車とは一線を画す、まさにイギリスが生んだ一級品と言えましょう。

総排気量 (cc) 2,994 最高速度 (km/h)* 250 全高 (mm) 1,455 全幅 (mm) 1,900

この渋さこそ大人が求める高級車の証

ビジネスシーンから休日まで広く利用されることを想定して、下品なケバケバしさは一切排除。無骨なまでのシンプルさのなかに隠れた渋さを見抜ける大人だけが乗るにふさわしい自動車です。

車両本体価格 ¥11,490,000 より (消費税率8%)

価格は変動する可能性があります。

人気イギリス車メーカー:ジャガー社のおすすめ車種②

高級スポーツカー「F-TYPE」

同じくジャガー社からおすすめしたい名車が「F-TYPE」です。この車両は、純粋なスポーツカーとして設計開発されたものでジャガーがスポーツカーレーシングで培ってきた技術の粋を集めて組み上げられました。


総排気量 (cc) 1,995 最高速度 (km/h)* 250 全高 (mm) 1,315 全長 (mm) 4,480 (SVR Coupé: 4,475) 全幅 (mm) 1,925

ワイルドな走りはまさにスポーツカー

タイプとしてクーペか、あるいはオープンカー仕様かを選択できるのも嬉しいポイント。迫力ある力強いエンジンの鼓動を感じながらの走行は、まさしくジャガーのスポーツカーメーカーとしての一面を表現しています。ドライバーの満足度も高いものへと仕上がっています。

車両本体価格 ¥ 8,060,000

価格は変動する可能性があります。

人気イギリス車メーカー:ベントレー社とは

名車スポーツカーを開発する「ベントレー」とは?

ベントレーはイギリスが誇るスポーツカーメーカーとしてもともと名が知れ渡っていました。しかし、世界恐慌などの情勢にのまれて紆余曲折あった結果、現在ではドイツ、フォルクスワーゲンの下で自動車開発を続けております。

他社傘下でも変わらぬ英国プライド

傘下とはなりましたが、それでもベントレーが一流のスポーツカーメーカーであることに何の変わりもありません。世界のレーシンググランプリで優勝経験があるメーカーとして世界のカーファンからも一目置かれる存在。生まれ育ったイギリスとも縁が深く、イギリス王室の女王陛下がその身を預けている自動車としても有名です。

ベントレーのブランドエンブレム

ベントレーのエンブレムは、「ウイングドB」と呼ばれるマークです。自由に天空をはばたくがごとき両翼を広げた鳥をモチーフにしたベントレーのエンブレムは、その中央に会社の頭文字である「B」の刻印があるのが特徴的。速度を重視するスポーツカーとしてのこだわりまで反映されているこのエンブレムはドライバーにとってステータスの一つです。

人気イギリス車メーカー:ベントレー社のおすすめ車種①

名車のなかの名車「フライングスパー」

ベントレーが開発販売する車両のなかでも「フライングスパー」は、世界中から愛されている車種です。まるで流星のような滑らかなフォルムはスポーツカー由来のベントレー車の特徴。このフライングスパーは1957年に初期モデルが誕生して以来、半世紀以上たった今でもモデルチェンジを重ねて受け継がれているまさに名車のなかの名車です。

排気量 5998 cc 全長 5,315 mm 全幅 1,985 mm ホイールベース 3,065 mm 全高 1,490 mm

愛着がわく名車

流行に惑わされることがないのもイギリス車のメリット。この車種もまたそんなイギリス車の個性を明確に受け継いでいる車両の一つです。インテリアはクラシカルでありながら現代らしさを感じられる穏やかな装飾がなされており、エクステリアは上品さのなかに愛らしさまであわせ持つフロント部分と流れるようなボディラインで、長く乗れば乗るほど愛着がわきます。

メーカー希望小売価格(消費税込) ¥24,350,000

価格は変動する可能性があります。

人気イギリス車メーカー:ベントレー社のおすすめ車種②

名車の呼び声高い「コンチネンタルGT」

さらにベントレーからもう一台。「コンチネンタルGT」をご紹介しないわけにはいきません。この車両は、ベントレーコンチネンタルシリーズと呼ばれる一連の車種シリーズのなかの一台です。コンバーチブル仕様でオープンカーとしても運用できるのが特徴のこの車両はベントレー社の持つセンスを余すところなく生かしたデザインが光っています。

排気量 5998 cc 全長 4,820 mm 全幅 1,945 mm ホイールベース 2,745 mm 全高 1,410 mm

ベントレー社の生んだ傑作車両

ボディ自体を従来の開発ラインと異なったもので構築しており、流線型のなかにはっきりとしたアウトラインを形成。街中を走れば、見る者の目を必ず射止めるとまで言われるほどのベントレー社が開発した傑作のなかの傑作車両です。

メーカー希望小売価格(消費税込) ¥24,300,000

価格は変動する可能性があります。

人気イギリス車メーカー:英国フォード社とは

名車を世に出す「フォード社」とは?

フォードと言うと、カーマニアの方にはイギリスよりもアメリカが頭に浮かぶのではないでしょうか。言わずと知れたアメリカの自動車メーカービッグ3の一角です。実はフォードにはいくつかのグループが存在します。そのなかの一つがイギリスに工場を置く「イギリスフォード」です。1911年から現地、イギリスで生産を開始し、そこから一世紀以上イギリスの性質に合わせた名車を開発販売しています。

イギリスフォードの確かな役割

イギリスフォード社が開発販売している自動車は高級車よりも大衆車の方が有名です。イギリスの街中で一番視界に入る車両はこのイギリスフォードが開発したものであるとすら言われるほど大衆車としての確かな地位を現地で獲得しています。

大衆車とは?

大衆車とは、簡単に言えば「平均的な所得層の方でも購入可能な価格帯の自動車」を指します。今までご紹介してきた車両は、とても庶民には手が出せないような高級車やスポーツカーばかりでした。今回は、是非イギリスの方たちに広く愛されている大衆車の情報までご覧いただきたく考えております。


フォードのブランドエンブレム

出典: https://item.rakuten.co.jp/candytower/zk174828/

フォードのエンブレムは皆さんもお馴染みの流れるような英文字で「Ford」と記載されている分かりやすいものですね。煌びやかで凝ったものではないかもしれませんが、大衆車に求められるのはあくまでシンプルで優れた機能です。

人気イギリス車メーカー:フォード社のおすすめ車種①

定番のイギリス大衆車「フィエスタ」

イギリスフォードの自動車のなかでも大衆車として愛されているのが「フィエスタ」です。この車両は現地イギリスでもっとも販売台数が多かった車種としても有名なコンパクトカー。日本でも中古車がお求めになりやすい価格帯で販売中です。

最高出力 100ps 燃費(JC08モード) 17.7km/L 駆動方式 FF 排気量 997cc 乗車定員 5名

高級車並みの風格

日本で販売されている車と一瞬勘違いしてしまう方もいるかもしれませんが、よく見ていただければイギリス車の風格をきちんとこの車両も継承していることが分かるかと。特にフロントの顔つきはエンブレムを高級車のものと入れ替えれば「あの高級車メーカーは小型車も作っていたのか」と勘違いしてしまうほど気品があります。

2,360,000円(消費税込)

価格は変動する可能性があります。

人気イギリス車メーカー:フォード社のおすすめ車種②

フォード社「フォーカス」の魅力

さらにもう一台、大衆車として広くイギリスの方たちに愛されている自動車が「フォーカス」です。フィエスタがコンパクトカーであるのに対して、このフォーカスはセダンタイプ・ハッチバックタイプ・ステーションワゴンタイプの複数の車種が販売中。販売台数では毎年上位に食い込むほど実績のある車両です。

最高出力 170~180ps 燃費(JC08モード) 14.3km/L 駆動方式 FF 排気量 1497~1998cc 乗車定員 5名

大衆車のなかでも輝くフォーカス

大衆車であってもイギリスの方たちに受け入れられるには何か光るものがなければいけません。このフォーカスは、機能性も他の競合車に負けていないのはもちろん、装飾過多に陥らずにシンプルさを保ったまま、品のあるフォルムに仕上げられているのが特徴です。日本の車と同じく「燃費」にもこだわり、モデルチェンジを重ねています。

3,090,000円(消費税込)

価格は変動する可能性があります。

まとめ

メーカーブランドごとの特色

イギリス車のメーカーブランドごとの車種についてご紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか。紳士的な魅力のなかにスポーツカーのようなスポーティさもあわせ持つイギリス車は日本の車両とは全く違うセンスを感じられます。

イギリス車に乗ってみよう!

グローバル化に伴い、日本からでも購入可能な車種も多くありますので、もしも日本車がご自身に合わないなと感じた方は、次の自動車をイギリス車のなかから選択しても面白いでしょう。

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