検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

檜洞丸の登山コース情報まとめ!自然の花が登山道を彩る魅惑のコースもご紹介!

檜洞丸は丹沢に位置する山です。シロヤシオツツジが群生しており、4月から5月にかけて見頃を迎えます。シロヤシオツツジを見ようと春から初夏にかけては多くの登山者で混雑する檜洞丸!登山を楽しみながら綺麗なシロヤシオツツジを見に檜洞丸へ出かけてみませんか?
更新: 2021年4月26日
クロタノブタカ
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

檜洞丸登山

檜洞丸山は丹沢山地に位置し、丹沢の中でも4番目に標高の高い山となっています。春から初夏にかけては新緑が綺麗で緑の中にツツジやバイケイソウなどの花が咲き見頃を迎え多くの登山者の目を楽しませています。

檜洞丸日帰り登山は可能?

檜洞丸登山を楽しむ際、都心からのアクセスの良さから日帰り登山を考える方も多いのではないでしょうか?日帰り登山を行うことは可能ですが、檜洞丸の登山コースは周遊すると長コース設定となっています。日帰り登山を考える場合朝早く登山口を出発するようにしたいものです。山の日没は早く日が暮れての登山は危険を伴います。日帰り登山の場合は自分の体力と時間とを考慮して歩くようにしましょう。

檜洞丸基本情報

日帰り登山が可能な檜洞丸登山の基本情報をお伝えしましょう。 ■標高:1601メートル ■コースタイム:5時間45分 ■難易度:健脚向き ■登山口:西丹沢自然教室登山口

檜洞丸登山難易度

檜洞丸登山を楽しむ際に初心者の方は最後まで歩けるのか...と山の難易度がきになるところではないでしょうか?ここ檜洞丸は周遊コースがあり、登山口から登り始め檜洞丸を経由し下りコースに入るコース設定で登山を行うと長い時間がかかります。そのため難易度が上がり初心者の方は体力に自信がない限り少々苦しい登山になってしまいます。

難易度が高く急斜面が多い

檜洞丸の登山コースは初心者にはきつい難易度の高い急斜面の場所がいくつかあります。急斜面には鎖が張られている場所もあり、斜面の角度のきつさが伝わってきます。また、アップダウンの続く場所もあり、初心者にとっては登山を行う際ペース配分が難しくなってくるため、体力の消耗が激しくなってしまう事もあります。

檜洞丸登山コース①

檜洞丸登山コースを2つのコースで紹介しましょう。まず紹介するコースが難易度の高い急斜面が現れるが、初心者でも短い時間で登れるコースです。日帰りで丹沢周辺の登山を楽しみたいという方はこちらのコースをお勧めします。

檜洞丸登山コース①-1

檜洞丸の登山口は、西丹沢自然教室から時間にして5分ほど車道を歩いた先にあります。西丹沢自然教室には駐車場を始めトイレ、水場などの設備が充実しています。登山口に入ると早速現れるのがジグザグに登る急な坂道です。また木製の小さな橋をいくつか渡りながら足を進めると次第に道は平坦へ変わり川を流れる水の音が心地よく聞こえてきます。日光浴を楽しみながら歩くと気持ち良く登山を楽しむ事ができますよ。時間にして45分ほど歩くと始めのポイントゴーラ沢出合です。

檜洞丸登山コース①-2

ゴーラ沢出合へ到着すると大きな岩が転がる河原が特徴で、広く開放的な場所ですので、休憩するのにもってこいの場所です。水場もありますので水分の補給が必要な方は必ず水分の補給を行うようにしましょうね。この先は本格的な登山コースとなりますのでここで十分休憩をしておくことをお勧めします。 次のポイント展望園地を目指して足を進めていきますが、ここからはコンクリートで固められた階段が続きます。登山道もまっすぐ続き変化が少ないため疲れを感じやすくなります。そして、足を進めるとブナの原生林が広がる森の中をジグザグに登るコースに変ります。


檜洞丸登山コース①-3

展望園地へ到着すると名前の通り、展望が良く富士山を眺める事ができます。テーブルなどの設備が置いてあるので、ちょっと腹ごしらえをしながら休憩をするのもいいでしょう。ゴーラ沢出合からここまで時間にして1時間ほどで到着します。ここから山頂までは時間にして1時間かかります。1時間で到着しますが今まで以上の急な上り坂が姿を現します。初心者の方は覚悟しておいたほうがいいでしょう。転落などの注意しながら歩きましょうね。

檜洞丸登山コース①-4

山頂を目指して足を進めると鎖が張られた箇所が現れます。登山経験者は鎖を使わず登ることができますが、初心者の方は鎖を使って慎重に足を進めましょう。鎖場をクリアするとテシロの頭と呼ばれるポイントから稜線へ合流し木道へ入れば山頂はすぐです。山頂ではブナ林に囲まれ景色を楽しむことができません。

檜洞丸登山コース②

次に紹介するコースは難易度が上がり長距離歩くコースになります。体力に自信がない初心者の方にはお勧めできません。自分の体力を知りコースを決めるようにしましょうね。

檜洞丸登山コース②-1

登山口はコース①と同様に西丹沢自然教室になります。こちらのコースはコース①が車道を5分ほど歩き山道へと入っていくのに対し、ルート①の登山口を過ぎオートキャンプ場の脇を歩いていきます。時間にして40分程歩くと右への分岐が出てきますので、山の中へと入っていきます。ここまで車道を歩くので車には注意しましょう。

檜洞丸登山コース②-2

用木沢出合ポイントを分岐し山へ入っていくと青い鉄橋を渡ります。しばらく用木沢を歩き1時間20分程で犬越路ポイントに出ます。ここまでの登山道では杉林の中を気持ち良く歩くことができるでしょう。犬越路ではベンチやテーブルが設置されていっますので休憩をするのに便利です。また避難小屋も建っていますので緊急時のことを考えチェックしておきましょう。

檜洞丸登山コース②-3

しばらく杉林の中を歩き、見晴らしの良い尾根へと出ます。尾根で味わえる景色を満喫しながら足を進めると3時間で檜洞丸山頂へ到着します。山頂が近づくとアップダウンの続く登山道へと変わり、山頂直前は急斜面になりますので、ペース配分を考えて歩くようにしましょう。

檜洞丸登山花を楽しむ

檜洞丸では4月から5月にかけてシロヤシオツツジが見頃を迎え多くの登山者で賑わいます。また秋には紅葉初夏には新緑の季節を迎え気持ち良く登山を行うことができるでしょう。では檜洞丸で人気の花シロヤシオツツジとはどのような花なのか紹介しておきましょう。


シロヤシオツツジとは

檜洞丸にさくシロヤシオツツジは樹齢100年から200年と言われ、見事な枝と花を見せてくれます。普通のツツジに比べ背丈が高く人の背丈より高い場所に花を咲かせます。白く綺麗な花で別名ゴヨウツツジとも呼ばれています。このツツジを求めて登山する方の姿も多くほど魅力のあるツツジ!是非自分の目で綺麗な花が咲く姿を見たいものですね。

シロヤシオツツジを見る登山コースは

シロヤシオツツジを見ながら登山を楽しみたい方は歩くコースを考える必要があります。ルート①で紹介したコースで多くのシロヤシオツツジを見ることができるので、シロヤシオツツジを見るにはルート①を通ることをお勧めします。ルート②で登山を行った場合、帰りはルート①を使うようにしましょう。綺麗なシロヤシオツツジを見る事ができますよ。

トウゴクミツバツツジも綺麗に咲く

檜洞丸はシロヤシオツツジで有名という話をしましたが、他にも綺麗なツツジがあるのです。木の枝ぶりはシロヤシオツツジと同じくせの高いツツジになりますが、花の色がピンクががった明るく綺麗な花を咲かセルツツジトウゴクミツバツツジも一緒に楽しむことが出来ます。白く咲くシロヤシオツツジピンクに咲くトウゴクミツバツツジ、そして新緑の緑色のコントラストが素晴らしいですよ。

檜洞丸登山アクセス方法

檜洞丸登山アクセス方法を紹介しておきましょう。車でのアクセスより公共交通機関を利用した方が良い時期もあります。多くの登山者やキャンプ客が訪れる時期は混雑しますので、バスや電車を利用することでスムーズなアクセスが可能になります。

檜洞丸登山バスでのアクセス

最寄バス停は西丹沢自然教室バス停になります。新松田駅(北口)バスのりばから富士急湘南バスの運行する「西丹沢ビジターセンター」方面行き路線バスに乗車し、終点の西丹沢ビジターセンターで降車するアクセス方法がお勧めです。料金は1180円ですが、お得な往復チケットや最寄りの入浴施設とのセットチケットも販売されていますので、利用するといいでしょう。

檜洞丸登山駐車場情報

檜洞丸へは車でのアクセスが便利ですが、駐車場へ停められる台数に限りがあります。では駐車場の情報を紹介しておきましょう。

西丹沢自然教室駐車場

檜洞丸登山を行う際の登山口に最も近い駐車場です。ビジターセンターである西丹沢自然教室の駐車場。約10台程度駐車可になっています。駐車台数は少ないので、早めに現地に到着することをお勧めします。夏休みなどは多くの方が訪れる山ですので、路上駐車も見かけられます。駐車違反の取締に注意しましょう。

オートキャンプ施設「ウェルキャンプ西丹沢」の有料駐車

檜洞丸登山口から約1.3キロ離れた場所には有料の駐車場が整備されています。1日540円で駐車することができますが、オートキャンプ施設との兼用となるため、キャンプの時期などは満車となる事が予想されますので頭に入れておきましょう。


檜洞丸登山立ち寄り湯情報

登山を楽しんだ後はゆっくりお風呂に入って帰路につくことができたら嬉しいですよね。檜洞丸周辺にある入浴施設を紹介しておきましょう。

中川温泉・ぶなの湯

中川温泉は丹沢湖奥にある温泉です。本館と入浴棟に分かれたこちらの温泉施設は八角形の建物が特徴となっている温泉です。美白に効果のあるアルカリ性温泉ですので女性の方にも人気になっています。

中川温泉・ぶなの湯基本情報

■住所 ・ TEL:神奈川県足柄上郡山北町中川645-8:0465-78-3090 ■平日営業時間 10:00 ~ 18:00 ※ 最終受付 17:00 ) ■土日祝 営業時間:10:00 ~ 19:00 ※ 最終受付 18:00 ■休館日:毎週水曜日、および毎年12月28日~1月3日(水曜日が祝日の場合は営業し翌平日に定休日) ■2時間制 入館料:700円延長 1時間毎100円 ■1日コース 入館料:1,000円

中川温泉・ぶなの湯アクセス方法

中川温泉・ぶなの湯を訪れる際のアクセス方法を紹介しておきます。 ①小田急線新松田駅より、富士急湘南バス 中川行、もしくは西丹沢行乗車。中川温泉入口下車。 ②JR御殿場線 谷峨駅より 中川行、もしくは西丹沢行 乗車。中川温泉入口 下車。

まとめ

都心からのアクセスが良く日帰り登山が可能な山檜洞丸の登山情報をお伝えしてきました。綺麗なシロヤシオツツジで有名で多くの観光客や登山客が訪れています。花が咲き乱れる時期に登山に出かけてみませんか?檜洞丸だから見られる景色を楽しむことができますよ。

檜洞丸周辺山情報をチェック!

丹沢には檜洞丸の他にも大きの登山が楽しめる山があります。リンクをチェックして他の山の情報も確認してみましょう。